アリスとの記憶

2

 お昼を食べ終わったあと私はお姉ちゃん達を説得して森の中へ散歩に出かけた。


（お姉ちゃん達を説得するの大変だったなぁ。2人とも過保護すぎなんだよねぇ。）


 2人の過保護プリに思い悩みながら森を歩いていると1匹の白いウサギを見つけた。


（わぁ！真っ白なウサギかわいいなぁ～。）


 ウサギを遠くから眺めているとウサギの足から赤いものが流れているのが見えた。


（あのウサギ怪我してる。）


 アリスはそっとウサギに近づこうとしたらウサギはアリスに気づき逃げようとした。


 だか、ウサギは怪我をしているのでうまく身体を動かせないようだった。


「怖がらないで…大丈夫…怪我の手当てをするだけよ。」


 アリスはウサギに優しく言葉をかけそばにより怪我の手当てをした。


 ウサギはアリスに悪意が無いと分かったのか逃げようともせず大人しくしていた。


「これでよし。もう大丈夫よ。これで少しは動けるようになったはずだけどまだ動いちゃダメよ。動いたら傷が広がっなうかもしれないから。」


 アリスはそう言ってウサギを抱えようとしたらウサギが逃げてしまった。


「ちょっと！動いちゃダメだって！」


アリスはウサギを追いかけて森の奥に進んで行った。



……………………




「アレ？どこ行っちゃったんだろう。森の奥にきすぎちゃったなぁ。お姉ちゃん達に怒られる。でもウサギをほっとくわけにもいかないし…。」







カチッ…
 ゴォーンッゴォーンッゴォーンッゴォーンッ


「っ⁉︎えっ！なんの音！…とてもうるさいっ！」


 アリスは耳を押さえうるさい音から離れようとしたら


ズルッッ


「ふぇ⁉︎…ウソ…きゃあぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！」


 足がすべりアリスは大きな穴に落ちてしまった。













カチッ…