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婚約破棄されたそばかす令嬢、そばかすがある天使のような貴公子から求婚される
後編
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翌日、グレト侯爵家の王都の屋敷にて。
マグダレーナは父に婚約破棄されたことを伝え、修道院に入る準備を始めていた。
しかし、慌ただしい様子で自室の扉がノックされた。
「マグダレーナ、君に新たな婚約の話がある! しかもその相手が今この屋敷に来ているんだ!」
「え……!?」
父の言葉に、マグダレーナはペリドットの目を大きく見開いた。
(私に、新たな婚約者……!?)
マグダレーナは信じられない気持ちでいっぱいだった。
「こんにちは、グレト嬢」
「リートベルク卿……!」
何とマグダレーナの新たな婚約者としてやって来ていたのはヨハネスだった。
せっかくなので二人で話して来なさいと父から言われ、マクダレーナはヨハネスとグレト侯爵家の王都の屋敷の庭を歩いていた。
「あの、リートベルク卿、どうして私と婚約しようと思ったのです? グレト侯爵家は今土砂災害であまり良い状況とは言い難いですし……」
マクダレーナはそう口ごもり、俯く。
「グレト侯爵領には、優れた紡績技術があるではありませんか。リートベルク伯爵領は主に酪農が盛んですが、今新たに羊毛の生産にも着手しようとしています。羊のミルクも特産品ですから、そのついでに」
「それで、紡績技術を持つグレト侯爵領と協力体制を築こうということですか?」
「ええ。グレト侯爵家にも利がありますし。それに、僕はリートベルク伯爵家の次男です。次期当主である兄上も結婚して嫡男も生まれたので、僕はもう他家に婿入りしても問題ありません」
(つまり、リートベルク卿と私の婚約は、政略的なものということね。リートベルク卿は、優しいということが分かったけれど、私のことをきっと何とも思っていない。勘違いしては駄目よね)
その事実に、マクダレーナは少しだけ残念に思ってしまう。
「……というのは、最もらしい口実です。実は……グレト嬢は僕にとって、初恋の相手なのです」
アンバーの目が、真っ直ぐマクダレーナに向けられる。
「え……!?」
マクダレーナはペリドットの目を大きく見開いた。
「十年前、僕達がまだ八歳の夏、ビスマルク侯爵領の避暑地に招待されたことを覚えていますか?」
「あ……そういえば、確かに八歳の頃、そのようなことがあった気がしますわ」
マクダレーナは十年前の記憶を思い出す。
ビスマルク侯爵家は時々夏に交流のある家の者達を領地にある避暑地に招き、パーティーを開いていた。
その際、まだ社交界デビューしていない子供達も社交の練習の為参加出来るのだ。
「その時、僕は姉上達や兄上と逸れてしまって、そこで少し年上のいかにも素行に問題がありそうな令息達にそばかすを揶揄われて泣いていました。でもその時、グレト嬢が笑顔でこう仰ってくれたのです。『そばかす、私とお揃いね』と。その時、僕は救われましたし、貴女が格好良くて素敵だと思ったのです」
ヨハネスは懐かしそうに微笑んでいる。
(あ……!)
マクダレーナは十年前の出来事を思い出した。
確かに、まるで少女のように可愛らしく天使のような少年が泣いていた。
そんな彼を元気付けたことがあった。
(あの彼がリートベルク卿だったのね!)
マクダレーナはヨハネスを見つめて微笑む。
「リートベルク卿、こんなにも素敵に成長なさったのですね。婚約破棄されて言い返せない私に幻滅していませんか?」
「いいえ、貴女は今も素敵です。その、とても可愛らしいです」
ヨハネスはほんのり頬を赤く染めて。マクダレーナから目を逸らした。
可愛らしいと言われ、マクダレーナの心臓が跳ねる。
「グレト嬢、いえ、マクダレーナ嬢、どうか僕と結婚してくださいますか?」
ヨハネスは片膝をつき、マクダレーナに手を差し出した。
アンバーの目は、真っ直ぐマクダレーナに向けられている。
「はい、喜んで。ヨハネス様」
マクダレーナは嬉しそうにペリドットの目を輝かせ、ヨハネスの手を取った。
こうして、マクダレーナとヨハネスの婚約が成立した。
♚ ♕ ♛ ♔ ♚ ♕ ♛ ♔
マクダレーナとヨハネスが婚約してから初めて参加する夜会にて。
マクダレーナはヨハネスにエスコートされて会場入りし、ヨハネスとダンスをした。
「マクダレーナ嬢、喉が乾いたでしょう? 飲み物を取って来ますね」
ヨハネスは優しく紳士的で、こうしてマクダレーナを大切に扱ってくれる。
マクダレーナは背筋をピンと伸ばし、口角を上げて壁際でヨハネスを待つ。
「おやおや? マクダレーナ嬢、壁の華になって虚しくないのかい?」
「貴女のような方を誘う殿方はいなさそうね」
そこへやって来たのは、マクダレーナの元婚約者カスパーとオティーリア。
相変わらずマクダレーナを馬鹿にした態度である。
「確かに。そばかすだらけの顔に、災害が起こる領地。マクダレーナ嬢含めてグレト侯爵家は疫病神だらけじゃないか」
「本当にそうよね」
馬鹿にしてケラケラと下品に笑っているカスパーとオティーリア。
今までのマクダレーナなら、何も言い返すことが出来なかった。
しかし、ヨハネスと婚約して以降のマクダレーナは違った。
「災害が起こったのは私やグレト侯爵家の者のせいではありませんわ。その失礼な物言い、やめてください」
マクダレーナはキッパリと言い返した。ペリドットの目は力強い。
カスパーはマクダレーナが言い返すとは思っていなかったらしく、不快そうに表情を歪める。
「偉そうに。そばかすのある奴なんか人間の底辺なんだよ」
「僕の婚約者を侮辱するとはね」
そこへ飲み物を持ったヨハネスが戻って来た。
普段よりも声は低く、怒りを孕んでいる。
「ヨハネス様」
「マクダレーナ嬢、大丈夫かい?」
先程とは違い、穏やかで優しい声のヨハネスある。
「ええ」
マクダレーナはヨハネスが来たことでホッとする。
ヨハネスはマクダレーナに優しい表情を向けた後、カスパー達を睨む。
「それで、そばかすのある奴なんか人間の底辺、だっけ? だとしたら僕への侮辱でもあるか」
冷たく笑うヨハネス。
カスパーとオティーリアの表情は引きつる。
「えっと、リートベルク卿は琥珀の天使と呼ばれていて美しいから」
しどろもどろになるオティーリア。
「そうです。人間の底辺なのはそばかすのある女です。男は関係ない」
カスパーはハハッと笑う。
「なるほど……。つまり僕の婚約者と……僕の姉上達を侮辱すると。姉上達もそばかすがあるのだけど」
「え……?」
ギクリとするカスパー。
「ああ、義兄上方、ちょうど良いところに」
そんなカスパー達を無視し、とある二人の青年を呼ぶヨハネス。
上の姉リーゼロッテの夫である、ビスマルク侯爵家次期当主レオンハルト。そして下の姉エマの夫である、ランツベルク辺境伯家次期当主パトリックだ。
「義兄上方、この者が、そばかすのある女性は人間の底辺だと言っております。僕の婚約者と僕の姉上達、つまりお二方の妻を侮辱しているのですよ」
「へえ、僕の妻を侮辱……ね」
パトリックの絶対零度よりも低い声が響く。
パトリックはガーメニー王国社交界の中でも愛妻家で有名なのだ。おまけに妻であるエマを侮辱したり傷付ける者には容赦しない。
「俺の妻リーゼを……」
レオンハルトの声も怒りを帯びていた。
大柄でがっしりとした体格で、美形だが強面のレオンハルトはポキポキと指を鳴らす。
睨まれたら一溜まりもない。
カスパーとオティーリアは腰を抜かしていた。
「マクダレーナ嬢。後は義兄上達に任せて僕達は行きましょう。僕達の時間は貴重で有限です。あんな奴らのことを考える時間なんてありません。僕達は、幸せになることで忙しいのですから」
ヨハネスはマクダレーナに優しい笑みを向ける。
「そうですわね、ヨハネス様」
マクダレーナは満面の笑みになった。
「さあ、音楽が始まります。ダンスをしましょう」
「はい」
マクダレーナはヨハネスにリードされながら、音楽に合わせて舞った。
ちなみに、カスパーとオティーリアはガーメニー王国でもでもかなり力を持つビスマルク侯爵家とランツベルク辺境伯家に睨まれたことで、社交界から追放になった。
そしてマクダレーナはカスパーから賠償金をたっぷりもらい、ヨハネスと共にグレト侯爵家を盛り立てるのであった。
『婚約破棄されたそばかす令嬢、そばかすがある天使のような貴公子から求婚される』完
マグダレーナは父に婚約破棄されたことを伝え、修道院に入る準備を始めていた。
しかし、慌ただしい様子で自室の扉がノックされた。
「マグダレーナ、君に新たな婚約の話がある! しかもその相手が今この屋敷に来ているんだ!」
「え……!?」
父の言葉に、マグダレーナはペリドットの目を大きく見開いた。
(私に、新たな婚約者……!?)
マグダレーナは信じられない気持ちでいっぱいだった。
「こんにちは、グレト嬢」
「リートベルク卿……!」
何とマグダレーナの新たな婚約者としてやって来ていたのはヨハネスだった。
せっかくなので二人で話して来なさいと父から言われ、マクダレーナはヨハネスとグレト侯爵家の王都の屋敷の庭を歩いていた。
「あの、リートベルク卿、どうして私と婚約しようと思ったのです? グレト侯爵家は今土砂災害であまり良い状況とは言い難いですし……」
マクダレーナはそう口ごもり、俯く。
「グレト侯爵領には、優れた紡績技術があるではありませんか。リートベルク伯爵領は主に酪農が盛んですが、今新たに羊毛の生産にも着手しようとしています。羊のミルクも特産品ですから、そのついでに」
「それで、紡績技術を持つグレト侯爵領と協力体制を築こうということですか?」
「ええ。グレト侯爵家にも利がありますし。それに、僕はリートベルク伯爵家の次男です。次期当主である兄上も結婚して嫡男も生まれたので、僕はもう他家に婿入りしても問題ありません」
(つまり、リートベルク卿と私の婚約は、政略的なものということね。リートベルク卿は、優しいということが分かったけれど、私のことをきっと何とも思っていない。勘違いしては駄目よね)
その事実に、マクダレーナは少しだけ残念に思ってしまう。
「……というのは、最もらしい口実です。実は……グレト嬢は僕にとって、初恋の相手なのです」
アンバーの目が、真っ直ぐマクダレーナに向けられる。
「え……!?」
マクダレーナはペリドットの目を大きく見開いた。
「十年前、僕達がまだ八歳の夏、ビスマルク侯爵領の避暑地に招待されたことを覚えていますか?」
「あ……そういえば、確かに八歳の頃、そのようなことがあった気がしますわ」
マクダレーナは十年前の記憶を思い出す。
ビスマルク侯爵家は時々夏に交流のある家の者達を領地にある避暑地に招き、パーティーを開いていた。
その際、まだ社交界デビューしていない子供達も社交の練習の為参加出来るのだ。
「その時、僕は姉上達や兄上と逸れてしまって、そこで少し年上のいかにも素行に問題がありそうな令息達にそばかすを揶揄われて泣いていました。でもその時、グレト嬢が笑顔でこう仰ってくれたのです。『そばかす、私とお揃いね』と。その時、僕は救われましたし、貴女が格好良くて素敵だと思ったのです」
ヨハネスは懐かしそうに微笑んでいる。
(あ……!)
マクダレーナは十年前の出来事を思い出した。
確かに、まるで少女のように可愛らしく天使のような少年が泣いていた。
そんな彼を元気付けたことがあった。
(あの彼がリートベルク卿だったのね!)
マクダレーナはヨハネスを見つめて微笑む。
「リートベルク卿、こんなにも素敵に成長なさったのですね。婚約破棄されて言い返せない私に幻滅していませんか?」
「いいえ、貴女は今も素敵です。その、とても可愛らしいです」
ヨハネスはほんのり頬を赤く染めて。マクダレーナから目を逸らした。
可愛らしいと言われ、マクダレーナの心臓が跳ねる。
「グレト嬢、いえ、マクダレーナ嬢、どうか僕と結婚してくださいますか?」
ヨハネスは片膝をつき、マクダレーナに手を差し出した。
アンバーの目は、真っ直ぐマクダレーナに向けられている。
「はい、喜んで。ヨハネス様」
マクダレーナは嬉しそうにペリドットの目を輝かせ、ヨハネスの手を取った。
こうして、マクダレーナとヨハネスの婚約が成立した。
♚ ♕ ♛ ♔ ♚ ♕ ♛ ♔
マクダレーナとヨハネスが婚約してから初めて参加する夜会にて。
マクダレーナはヨハネスにエスコートされて会場入りし、ヨハネスとダンスをした。
「マクダレーナ嬢、喉が乾いたでしょう? 飲み物を取って来ますね」
ヨハネスは優しく紳士的で、こうしてマクダレーナを大切に扱ってくれる。
マクダレーナは背筋をピンと伸ばし、口角を上げて壁際でヨハネスを待つ。
「おやおや? マクダレーナ嬢、壁の華になって虚しくないのかい?」
「貴女のような方を誘う殿方はいなさそうね」
そこへやって来たのは、マクダレーナの元婚約者カスパーとオティーリア。
相変わらずマクダレーナを馬鹿にした態度である。
「確かに。そばかすだらけの顔に、災害が起こる領地。マクダレーナ嬢含めてグレト侯爵家は疫病神だらけじゃないか」
「本当にそうよね」
馬鹿にしてケラケラと下品に笑っているカスパーとオティーリア。
今までのマクダレーナなら、何も言い返すことが出来なかった。
しかし、ヨハネスと婚約して以降のマクダレーナは違った。
「災害が起こったのは私やグレト侯爵家の者のせいではありませんわ。その失礼な物言い、やめてください」
マクダレーナはキッパリと言い返した。ペリドットの目は力強い。
カスパーはマクダレーナが言い返すとは思っていなかったらしく、不快そうに表情を歪める。
「偉そうに。そばかすのある奴なんか人間の底辺なんだよ」
「僕の婚約者を侮辱するとはね」
そこへ飲み物を持ったヨハネスが戻って来た。
普段よりも声は低く、怒りを孕んでいる。
「ヨハネス様」
「マクダレーナ嬢、大丈夫かい?」
先程とは違い、穏やかで優しい声のヨハネスある。
「ええ」
マクダレーナはヨハネスが来たことでホッとする。
ヨハネスはマクダレーナに優しい表情を向けた後、カスパー達を睨む。
「それで、そばかすのある奴なんか人間の底辺、だっけ? だとしたら僕への侮辱でもあるか」
冷たく笑うヨハネス。
カスパーとオティーリアの表情は引きつる。
「えっと、リートベルク卿は琥珀の天使と呼ばれていて美しいから」
しどろもどろになるオティーリア。
「そうです。人間の底辺なのはそばかすのある女です。男は関係ない」
カスパーはハハッと笑う。
「なるほど……。つまり僕の婚約者と……僕の姉上達を侮辱すると。姉上達もそばかすがあるのだけど」
「え……?」
ギクリとするカスパー。
「ああ、義兄上方、ちょうど良いところに」
そんなカスパー達を無視し、とある二人の青年を呼ぶヨハネス。
上の姉リーゼロッテの夫である、ビスマルク侯爵家次期当主レオンハルト。そして下の姉エマの夫である、ランツベルク辺境伯家次期当主パトリックだ。
「義兄上方、この者が、そばかすのある女性は人間の底辺だと言っております。僕の婚約者と僕の姉上達、つまりお二方の妻を侮辱しているのですよ」
「へえ、僕の妻を侮辱……ね」
パトリックの絶対零度よりも低い声が響く。
パトリックはガーメニー王国社交界の中でも愛妻家で有名なのだ。おまけに妻であるエマを侮辱したり傷付ける者には容赦しない。
「俺の妻リーゼを……」
レオンハルトの声も怒りを帯びていた。
大柄でがっしりとした体格で、美形だが強面のレオンハルトはポキポキと指を鳴らす。
睨まれたら一溜まりもない。
カスパーとオティーリアは腰を抜かしていた。
「マクダレーナ嬢。後は義兄上達に任せて僕達は行きましょう。僕達の時間は貴重で有限です。あんな奴らのことを考える時間なんてありません。僕達は、幸せになることで忙しいのですから」
ヨハネスはマクダレーナに優しい笑みを向ける。
「そうですわね、ヨハネス様」
マクダレーナは満面の笑みになった。
「さあ、音楽が始まります。ダンスをしましょう」
「はい」
マクダレーナはヨハネスにリードされながら、音楽に合わせて舞った。
ちなみに、カスパーとオティーリアはガーメニー王国でもでもかなり力を持つビスマルク侯爵家とランツベルク辺境伯家に睨まれたことで、社交界から追放になった。
そしてマクダレーナはカスパーから賠償金をたっぷりもらい、ヨハネスと共にグレト侯爵家を盛り立てるのであった。
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