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後編
その後もルーツィエは予想通りヤーコブから「モジャモジャの髪」と揶揄われ続けた。やめるよう頼んでもやはりやめてくれない。しかし、クラウスと想いが通じ合ったルーツィエはそれに耐えることが出来た。
ある日のリヒネットシュタイン公家主催の夜会にて。
ルーツィエはイェニーに髪を結い上げてもらった後、ヤーコブに会わないようこっそりと屋敷を逃げ出してクラウスと合流した。
そしてルーツィエはクラウスにエスコートされてこの日の夜会に参加した。
その際、周囲はかなり驚いていた。
この日は君主であるライナルト、そして公妃イシドーラ、公世子ベルノルト、第二公子エグモントは公務の為少し遅れて参加する。
よって、この場にリヒネットシュタイン公家の者はクラウスしかいない。
「ヤーコブ・ゴットリープ・ツー・ビューロウ! 出て来てもらおう!」
一曲目のダンスが終わった際、クラウスの声が会場内に響き渡る。
彼の隣にはルーツィエがいる。
何が何だか分からず困惑したまま、ヤーコブはクラウス達がいる会場中央へ出る。
「さて、ヤーコブ・ゴットリープ・ツー・ビューロウ。君はここにいるルーツィエ嬢の髪質を揶揄うなどして精神的苦痛を与えていたようだ。それは何の為にだ?」
厳しい声のクラウス。
それに対し、ヤーコブはたじろぐ。
「えっと、それは……」
「言えないであろうな。君がルーツィエ嬢を精神的に弱らせて、レルヒェンフェルト伯爵家の乗っ取りを企んでいるなど。他家乗っ取りはこの国では罪に当たるからな」
冷たく会場内に響くクラウスの声。その声色は、どこか覚悟を帯びていた。
会場内が騒つく。
「君のルーツィエ嬢への発言内容をここにまとめてある。これが証拠だ」
クラウスは侍従から書類を受け取り皆に示す。
「待ってください! そんな、俺はレルヒェンフェルト伯爵家の乗っ取りなど考えておりません!」
青ざめながら必死に否定するヤーコブ。彼にとってはまさに寝耳に水である。
「では何故ルーツィエ嬢を精神的に弱らせた? 彼女は君の言葉に気を病み、僕に相談して来たんだ。レルヒェンフェルト伯爵家の乗っ取りでなければこれを何と言う?」
依然として厳しい声のクラウス。
「ただ俺は……そんなつもりはなかったんです。ただ、俺はルーツィエが好きで、でもどうコミュニケーションを取ったら良いか分からなくて……髪のことを言ったら反応してくれたから、そうするしかなくて……」
泣きそうな表情で力なく答えるヤーコブ。
「そんなくだらない、どうでも良い理由で……」
ルーツィエは冷たく言い放った。
「ヤーコブ・ゴットリープ・ツー・ビューロウ、醜い言い訳だな」
クラウスが一蹴する。
「クラウス、少し待たぬか!」
そこへ、威厳ある声が響く。
その者を見て、会場の者達は皆カーテシーやボウ・アンド・スクレープで礼を執る。
リヒネットシュタイン公国君主ライナルトが会場入りしたのだ。
「皆の衆、楽にするが良い」
ライナルトの言葉により、皆体勢を戻す。
「さて、クラウス。お前は一体何をしている?」
ライナルトはクラウスを問い詰めた。
クラウスは落ち着いて答える。
「レルヒェンフェルト伯爵家乗っ取りを企むヤーコブ・ゴットリープ・ツー・ビューロウへの断罪です。証拠はこちらに」
クラウスは侍従から受け取った書類をライナルトに渡す。
「なるほど……。捏造ではなさそうだな。だがクラウス、これでは証拠不十分だ。まだお前の憶測に過ぎない。いつも言っているだろう。我々は権力を持つ。我々の決定で人生が左右される者もいる。故に、権利をむやみやたらに行使してはならないと。お前は今、憶測だけでヤーコブの人生を台なしにしようとしているのだぞ」
「承知の上です」
クラウスは覚悟が決まった目をしている。
「そうか……。ここ最近のお前の動きを見ていた。私も独自にヤーコブのことは調べている。ヤーコブ、そしてビューロウ侯爵家には、レルヒェンフェルト伯爵家乗っ取りの意思は全くないことが分かっている。ヤーコブ、安心して良い」
穏やかで威厳のある声のライナルト。
その言葉に安心し、ヤーコブはヘナヘナと座り込む。
「クラウス、お前は何故このようなことをした?」
ライナルトの言葉に対し、クラウスはチラリとルーツィエを見てから答える。
「ルーツィエ嬢を守る為です」
その声は真剣だった。
「そうか。確かに、ヤーコブのルーツィエ嬢への発言は褒められたものではない。ヤーコブにも大きな問題がある。ただ、クラウス、お前は他にやり方があったはずだ。権力を持つ者の公の場での発言や決定。これにより人生が左右される者もいるのだぞ。お前は間違えた権力の使い方をした。よって、お前を廃嫡し、リヒネットシュタイン公家から籍を抜く。せめてもの温情として、一代限りの伯爵位を与えよう。クラウス、お前はこれからティルピッツ伯爵と名乗るように」
「承知いたしました。謹んでお受けいたします」
クラウスのアズライトの目は真っ直ぐであった。
「クラウス殿下……」
「ルーツィエ嬢、君を守り切れなくてすまないね」
クラウスは申し訳なさそうに微笑んだ。
するとルーツィエはライナルトの方を見る。
「公陛下、発言の許可をお願いします」
「良いだろう、ルーツィエ嬢」
許可が下りると、ルーツィエは凛とした声で話し始める。
「私はティルピッツ伯爵となられたクラウス殿下について行きます。彼は、私の為に動いてくれました。ヤーコブ様のように、いくら私のことを好きだとしても、嫌だと言ったことをやめずにずっと揶揄ってくる殿方より、クラウス殿下のように私を守る為にどのような手段も厭わない殿方の方が魅力的に見えますわ」
「ルーツィエ嬢……!」
クラウスは真っ直ぐルーツィエを見つめている。
「クラウス殿下。どこまでも貴方について行きます」
ルーツィエはクラウスの手を握った。
「そんな……ルーツィエ……俺は……」
ヤーコブはガックリと項垂れる。
ヤーコブの友人達も困惑状態だ。
すると、一人の侯爵令嬢がポツリと呟く。
「凄いわ、ルーツィエ嬢。これぞまさに真実の愛ね」
皆の前でそう宣言したルーツィエに対し、侯爵令嬢はうっとりとした様子である。
実はこの侯爵令嬢、リヒネットシュタイン公国の流行を作り出す、令嬢達の中心人物であった。
「確かに、意地悪なことを言ってくる殿方よりも、愛する人を守る為に悪にでもなれる殿方の方が魅力的ですわね」
「その通りですわ。ヤーコブ卿は紳士教育の失敗作ですわ。ビューロウ侯爵家はまともな紳士教育が出来なかったのですわね」
周囲にいた令嬢達が賛同し始めた。
「なるほど。ルーツィエ嬢、君の覚悟はしっかりと受け止めた。ならば我が名において、クラウスとルーツィエ嬢の婚姻を認める。まずはこの国の為になることをせよ。二人の頑張り次第でティルピッツ伯爵家を起こし、永代貴族とすることも考えておく」
ライナルトの威厳ある声が響く。
ひとまず、これにより夜会の騒動は収まった。
その後、ルーツィエとクラウスは結婚した。ルーツィエはティルピッツ伯爵夫人となったのである。
ちなみにレルヒェンフェルト伯爵家はルーツィエの妹が婿を取ることになった。幸い、彼女の妹にはまだ婚約者も想い人もいないので問題はない。
ルーツィエはレルヒェンフェルト伯爵家から連れて来た侍女のイェニーに癖毛を活かした様々な髪型に結ってもらい、新たな流行を作り出した。
クラウスは他国の知識や元々のコネクションを用いて独自の貿易ルートを作り出し、リヒネットシュタイン公国に利益をもたらした。
二人の功績はライナルトに認められて、ティルピッツ伯爵家は一代限りではなく永代貴族になることが出来た。
一方、ヤーコブはライナルトからレルヒェンフェルト伯爵家乗っ取りに関しては瑕疵がないことを宣言され、リヒネットシュタイン公家からそれなりの額の謝罪金をもらった。
しかし、令嬢達の中心人物である侯爵令嬢達の発言により、立場をなくしていた。
今リヒネットシュタイン公国では、好き避けする男性や、女性に意地悪なことを言う男性がことごとく不人気になってしまったのである。
これには侯爵令嬢達だけでなく、今話題のギュンター・シュミットという作家も関係している。何とこの作家が例の夜会を題材にした小説を出版したのだ。
これによりヤーコブへの縁談はほぼなくなってしまった。更にヤーコブの釣書はことごとく断られてしまうのである。
おまけに三男なので余程のことがない限り家を継ぐ立場でもない。
ヤーコブは一人寂しく家を出るしかなかったのだ。
愛する者を守る為にどんな手段も厭わなかったクラウスと、愛する者と接する方法を間違えたヤーコブ。
この二人がたどった結末は雲泥の差があったのである。
ある日のリヒネットシュタイン公家主催の夜会にて。
ルーツィエはイェニーに髪を結い上げてもらった後、ヤーコブに会わないようこっそりと屋敷を逃げ出してクラウスと合流した。
そしてルーツィエはクラウスにエスコートされてこの日の夜会に参加した。
その際、周囲はかなり驚いていた。
この日は君主であるライナルト、そして公妃イシドーラ、公世子ベルノルト、第二公子エグモントは公務の為少し遅れて参加する。
よって、この場にリヒネットシュタイン公家の者はクラウスしかいない。
「ヤーコブ・ゴットリープ・ツー・ビューロウ! 出て来てもらおう!」
一曲目のダンスが終わった際、クラウスの声が会場内に響き渡る。
彼の隣にはルーツィエがいる。
何が何だか分からず困惑したまま、ヤーコブはクラウス達がいる会場中央へ出る。
「さて、ヤーコブ・ゴットリープ・ツー・ビューロウ。君はここにいるルーツィエ嬢の髪質を揶揄うなどして精神的苦痛を与えていたようだ。それは何の為にだ?」
厳しい声のクラウス。
それに対し、ヤーコブはたじろぐ。
「えっと、それは……」
「言えないであろうな。君がルーツィエ嬢を精神的に弱らせて、レルヒェンフェルト伯爵家の乗っ取りを企んでいるなど。他家乗っ取りはこの国では罪に当たるからな」
冷たく会場内に響くクラウスの声。その声色は、どこか覚悟を帯びていた。
会場内が騒つく。
「君のルーツィエ嬢への発言内容をここにまとめてある。これが証拠だ」
クラウスは侍従から書類を受け取り皆に示す。
「待ってください! そんな、俺はレルヒェンフェルト伯爵家の乗っ取りなど考えておりません!」
青ざめながら必死に否定するヤーコブ。彼にとってはまさに寝耳に水である。
「では何故ルーツィエ嬢を精神的に弱らせた? 彼女は君の言葉に気を病み、僕に相談して来たんだ。レルヒェンフェルト伯爵家の乗っ取りでなければこれを何と言う?」
依然として厳しい声のクラウス。
「ただ俺は……そんなつもりはなかったんです。ただ、俺はルーツィエが好きで、でもどうコミュニケーションを取ったら良いか分からなくて……髪のことを言ったら反応してくれたから、そうするしかなくて……」
泣きそうな表情で力なく答えるヤーコブ。
「そんなくだらない、どうでも良い理由で……」
ルーツィエは冷たく言い放った。
「ヤーコブ・ゴットリープ・ツー・ビューロウ、醜い言い訳だな」
クラウスが一蹴する。
「クラウス、少し待たぬか!」
そこへ、威厳ある声が響く。
その者を見て、会場の者達は皆カーテシーやボウ・アンド・スクレープで礼を執る。
リヒネットシュタイン公国君主ライナルトが会場入りしたのだ。
「皆の衆、楽にするが良い」
ライナルトの言葉により、皆体勢を戻す。
「さて、クラウス。お前は一体何をしている?」
ライナルトはクラウスを問い詰めた。
クラウスは落ち着いて答える。
「レルヒェンフェルト伯爵家乗っ取りを企むヤーコブ・ゴットリープ・ツー・ビューロウへの断罪です。証拠はこちらに」
クラウスは侍従から受け取った書類をライナルトに渡す。
「なるほど……。捏造ではなさそうだな。だがクラウス、これでは証拠不十分だ。まだお前の憶測に過ぎない。いつも言っているだろう。我々は権力を持つ。我々の決定で人生が左右される者もいる。故に、権利をむやみやたらに行使してはならないと。お前は今、憶測だけでヤーコブの人生を台なしにしようとしているのだぞ」
「承知の上です」
クラウスは覚悟が決まった目をしている。
「そうか……。ここ最近のお前の動きを見ていた。私も独自にヤーコブのことは調べている。ヤーコブ、そしてビューロウ侯爵家には、レルヒェンフェルト伯爵家乗っ取りの意思は全くないことが分かっている。ヤーコブ、安心して良い」
穏やかで威厳のある声のライナルト。
その言葉に安心し、ヤーコブはヘナヘナと座り込む。
「クラウス、お前は何故このようなことをした?」
ライナルトの言葉に対し、クラウスはチラリとルーツィエを見てから答える。
「ルーツィエ嬢を守る為です」
その声は真剣だった。
「そうか。確かに、ヤーコブのルーツィエ嬢への発言は褒められたものではない。ヤーコブにも大きな問題がある。ただ、クラウス、お前は他にやり方があったはずだ。権力を持つ者の公の場での発言や決定。これにより人生が左右される者もいるのだぞ。お前は間違えた権力の使い方をした。よって、お前を廃嫡し、リヒネットシュタイン公家から籍を抜く。せめてもの温情として、一代限りの伯爵位を与えよう。クラウス、お前はこれからティルピッツ伯爵と名乗るように」
「承知いたしました。謹んでお受けいたします」
クラウスのアズライトの目は真っ直ぐであった。
「クラウス殿下……」
「ルーツィエ嬢、君を守り切れなくてすまないね」
クラウスは申し訳なさそうに微笑んだ。
するとルーツィエはライナルトの方を見る。
「公陛下、発言の許可をお願いします」
「良いだろう、ルーツィエ嬢」
許可が下りると、ルーツィエは凛とした声で話し始める。
「私はティルピッツ伯爵となられたクラウス殿下について行きます。彼は、私の為に動いてくれました。ヤーコブ様のように、いくら私のことを好きだとしても、嫌だと言ったことをやめずにずっと揶揄ってくる殿方より、クラウス殿下のように私を守る為にどのような手段も厭わない殿方の方が魅力的に見えますわ」
「ルーツィエ嬢……!」
クラウスは真っ直ぐルーツィエを見つめている。
「クラウス殿下。どこまでも貴方について行きます」
ルーツィエはクラウスの手を握った。
「そんな……ルーツィエ……俺は……」
ヤーコブはガックリと項垂れる。
ヤーコブの友人達も困惑状態だ。
すると、一人の侯爵令嬢がポツリと呟く。
「凄いわ、ルーツィエ嬢。これぞまさに真実の愛ね」
皆の前でそう宣言したルーツィエに対し、侯爵令嬢はうっとりとした様子である。
実はこの侯爵令嬢、リヒネットシュタイン公国の流行を作り出す、令嬢達の中心人物であった。
「確かに、意地悪なことを言ってくる殿方よりも、愛する人を守る為に悪にでもなれる殿方の方が魅力的ですわね」
「その通りですわ。ヤーコブ卿は紳士教育の失敗作ですわ。ビューロウ侯爵家はまともな紳士教育が出来なかったのですわね」
周囲にいた令嬢達が賛同し始めた。
「なるほど。ルーツィエ嬢、君の覚悟はしっかりと受け止めた。ならば我が名において、クラウスとルーツィエ嬢の婚姻を認める。まずはこの国の為になることをせよ。二人の頑張り次第でティルピッツ伯爵家を起こし、永代貴族とすることも考えておく」
ライナルトの威厳ある声が響く。
ひとまず、これにより夜会の騒動は収まった。
その後、ルーツィエとクラウスは結婚した。ルーツィエはティルピッツ伯爵夫人となったのである。
ちなみにレルヒェンフェルト伯爵家はルーツィエの妹が婿を取ることになった。幸い、彼女の妹にはまだ婚約者も想い人もいないので問題はない。
ルーツィエはレルヒェンフェルト伯爵家から連れて来た侍女のイェニーに癖毛を活かした様々な髪型に結ってもらい、新たな流行を作り出した。
クラウスは他国の知識や元々のコネクションを用いて独自の貿易ルートを作り出し、リヒネットシュタイン公国に利益をもたらした。
二人の功績はライナルトに認められて、ティルピッツ伯爵家は一代限りではなく永代貴族になることが出来た。
一方、ヤーコブはライナルトからレルヒェンフェルト伯爵家乗っ取りに関しては瑕疵がないことを宣言され、リヒネットシュタイン公家からそれなりの額の謝罪金をもらった。
しかし、令嬢達の中心人物である侯爵令嬢達の発言により、立場をなくしていた。
今リヒネットシュタイン公国では、好き避けする男性や、女性に意地悪なことを言う男性がことごとく不人気になってしまったのである。
これには侯爵令嬢達だけでなく、今話題のギュンター・シュミットという作家も関係している。何とこの作家が例の夜会を題材にした小説を出版したのだ。
これによりヤーコブへの縁談はほぼなくなってしまった。更にヤーコブの釣書はことごとく断られてしまうのである。
おまけに三男なので余程のことがない限り家を継ぐ立場でもない。
ヤーコブは一人寂しく家を出るしかなかったのだ。
愛する者を守る為にどんな手段も厭わなかったクラウスと、愛する者と接する方法を間違えたヤーコブ。
この二人がたどった結末は雲泥の差があったのである。
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