俺のそこがいけない

霧彌

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2話多重人格

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「大丈夫ですか大丈夫ですか?!」
 目を覚ました俺を出迎えたのは大粒の涙を流していたさっきの霧彌高校の子だった。
 「大丈夫だった?」
 「あんなに危ないことしなくてよかったのに何で私のために命を落とすかもしれないのに助けてくれたんですか?」
 「助けた、なんのこと?」
 よく回りを見るとあまり見られない電車の車輪が横に! 
 (俺だ)
 頭のなかで鳴り響くこの声、一体お前は誰なんだ!!
  (さっきから居たけど俺があの子を助けたんだ、お前が弱かったからな気持ちが負けてたから変わってやってたんだ)
 「どういうことなんだ!!」
 回りにいた人たちは急に発狂したことに驚いているだろう、まさかさっきのあの暗闇で生ぬるい所に居たときに!
 (そうだ、僕は君であって君の人格ではない、要するに多重人格と言えば分かりやすいだろう)
 俺は体の力が抜けた
 「君たち大丈夫か?」
 そんなとき救急隊がつめかけ、安否を心配していた、それもそうか自殺少女と飛び込んだ俺そう考えれば、何も不思議ではない。
 女の子は完全に泣き崩れていた。
 電車は一時的に止まってしまい、辺りは少し惨事になっていた。
 そしてホームに上がって、俺を待ち受けていたのは警察だった。
 「署でお話を聴きたいので事情聴取ということで」
 
 そして事情聴取が終わり警察署から家に帰ったらもう20時をとうに回っていた。
 
 そして次の日電車が事故のため遅れていると言うアナウンスがホームに流れていた
 「こりゃ完全に遅刻だな」
 (別にいいだろー遅刻なんざ)
 うむ心に惑わされるな
 「あっあのー」
 「あっはいっあ!」
 まさか!何時も何時も、とうめで見ていたこだ!
 「どうかしました?」 
 「いっいやーべっべにーてことわなくてー」
 おっおいばかやろー
 「あっあのー昨日は妹がどうもお世話になりました!」 
「妹?」
 「あっあの昨日のホームで妹を助けていただけたときいて......」  
 「あーなるほど確かに昨日助けたよ」
 まぁー昨日は俺であって俺ではいからなー 
 「あのー少しお聞きしたいんですけど......」
 その子はうつ向いたまま話すのをためらっていた。
 「話ずらいことかな?」
 「あのー私 田城 真矢て言うんですけど、妹と同じ霧彌高校二年ですもしかしてあなたも私と同じ多重人格のプログラむされたかたですか!?」
 違うなら藪から棒になんですか?といえるがあっている、こいつのことも。
 (こいつなんで俺のことが?) 
 「なぜそれを!そして私と同じって君も多重人格者なのか?」 
 ホームに沈黙が流れた。
 「はい私もあなたも、元々からそういう訳け出はなく仕込まれたんですあいつから。」 
 あの可愛いとしか思っていなかった女の子田城真矢さんと言うこと、そして多重人格と言うこと、そして一体だれにしこまれた?一体誰が、何のために! 
 つづく!
 次回につづく!
 また明日
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