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二章 ―少年から青年へ― (読み飛ばしOK)
―母との再会― 2
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「…か、母さん。ひとつ、聞きたいことがあるんだけど…いい?」
意を決したようにレイリアを『母』と言ったドラゴンに、レイリアは嬉しそうに表情を綻ばせて「いいわよ。何かしら?」と言葉を促した。その表情を見て、ドラゴンはこれから問う内容をレイリアにぶつけていいのか迷い、決心が揺らいだ。それでも言葉を待つレイリアに、ドラゴンは意を決して口を開く。
「……母さんは…ど、どうして…その………父さんと離婚したの?」
言いながらやはり何度も言うべきか迷っていたが、ちゃんと最後まで言葉にすると、レイリアは申し訳なさそうに笑顔を曇らせて一瞬目を伏せたが、すぐにドラゴンの目を見て口を開いた。
「ドラゴン、突然出て行ってしまった事は本当に申し訳なく思っているわ。ごめんなさい。でもね、まだ私とヴェルフさんは離婚してないの」
「…………え? 離婚…してないの? え、じゃあ、何で出て行ったきり帰ってこなかったの?」
予想を大きく裏切ったその返答にドラゴンの頭は混乱し、説明を求めるべく、定まらなかった視線はレイリアをしっかりと捉えてレイリアを見据えた。
「それはね、一度出て行って、実家に帰ろうとしていたんだけど、途中で道が分からなくなっちゃってね。迷子になっちゃったのよ」
「……………ま……まい、ご……?」
さらに斜め上を行く衝撃的な理由に、ドラゴンの思考はショート寸前で、言葉の意味を理解するのに数秒の時間を要した。
それは静かに事を見守っていた王とデルトアも同じらしく、予想外の理由に唖然としていた。
「そうなの。私、極度の方向音痴で、一人で外に出ると必ず迷っちゃうのよ。だからヴェルフさんと喧嘩して出て行ったら、そのまま迷子になっちゃったの。半年くらいは自力で実家に帰ろうと頑張っていたんだけど、その間に冷静になってね。ナシュ村に戻ろうとまた半年くらい頑張っていたの。でもやっぱり辿り着けなくて……。だからヴェルフさんに迎えに来てもらおうと思って手紙を出したの」
「…あ。もしかして、だから父さん、家を出て行った…?」
レイリアの言葉に、ドラゴンは混乱した頭の中から奇跡的にヴェルフが家を出て行った日の事を思い出し、もしかしてと半ば確信しながら呟いた。その呟きを拾ったレイリアは「当たり」と微笑んで頷いた。
「ザギとドラゴンを置いていった理由は、道中、魔物に遭遇する可能性を考えて、危険だからと家に置いていったらしいわ。家に帰ってきたとき、二人とも居なかったから心配したのよ? …でも、家出を決意するほどにヴェルフさんから虐待を受けていたなら、これは私達二人への神様からの天罰だって思ったの。…軽い気持ちで行った私の家出が、ここまで深刻化するとは思わなかった、私の罰。私を失ったと嘆いて八つ当たりで二人を虐待をした、ヴェルフさんへの罰。…だから正直、もう二度と会えないと思っていたわ。酷い両親でごめんなさい。無事でいてくれてありがとう」
感極まったのか、目に涙を溜めて罪悪感が滲む笑顔で笑うレイリアに、ドラゴンは慌ててポケットからハンカチを取り出してレイリアに渡した。
「ありがとう。優しい子に育ったのね」
「し、紳士たるもの、ハンカチを持ち歩くのは常識で、涙を流す女性がいたら拭ってあげるべきだって、アリアーサ先生に教えてもらったから……」
慣れないことをして少し恥ずかしかったのか、顔を赤くしてモゴモゴと早口にそう言うと、話題を変えるようにまたレイリアに質問した。
「と、とにかく、じゃあ今は父さんとまた一緒に暮らしてるの?」
「えぇ、またナシュ村で一緒に暮らしているわ」
「え、ナシュ村で? そんな、何でそんなに近くにいたのに見つかるまで三年も掛かったの?」
ドラゴンが新たな謎に眉をひそめると、デルトアが「それは私が説明しよう」と話に割り込んできた。
「もちろん我々も、始めはドラゴンの故郷であるナシュ村を含めたその周辺地域を探していた。しかし、どうやらレイリア殿は隣国のゾルアーナ皇国に入国していたらしく、その情報を掴んでゾルアーナ皇国に赴くも、その時には既にレイリア殿はヴェルフ殿と共に出国し、ナシュ村に戻っていたんだ。だから三年も掛かってしまった」
「まさか私が捜し人になってるとは思ってなくてね。ゾルアーナ皇国からの帰りはヴェルフさんと旅行しながら帰っていたわ。フフ、いつか家族みんなで旅行に行きましょうね? 景色が綺麗なところとか、美味しいものが食べられる場所を見つけたから」
旅行の記憶を思い出したのか、レイリアは表情を綻ばせてドラゴンに笑いかけた。その笑顔を見た瞬間、ドラゴンはブツッと何かが切れて、今まで抑えてきた感情が一気に噴き出してしまい、怒り、悔しさ、悲しみ、空しさといった様々な感情がごちゃ混ぜになって、心が黒くドロドロとしたものに覆いつくされると、ボロボロと大粒の涙がその瞳から零れて、頬を濡らした。
「どうしたの? ドラゴン」
いきなり涙を流し始めたドラゴンを心配して顔を覗き込んだレイリアは、ドラゴンがくれたハンカチで涙を拭いてあげようとした。しかしドラゴンはバシッとレイリアの手を弾いて拒み、激情渦巻く瞳で鋭くレイリアを見ると、感情のままに叫んだ。
「触るなっ! っ、ぅっ、僕達が…っ、どれだけ、大変だったと思って、いるんだよ…っ! なのに、まさか理由が、っ…、迷子、だったなんて、っ…くっ…ぅっ…。に、兄さんは、母さんを、っ、捜すために城、を出て行って、行方知れず、にっ、なったのに…っ、あんまりだ…っ!!」
ドラゴンはそう言うと立ち上がり、そのまま走って応接室を出ていってしまった。
「ドラゴンっ…!」
レイリアは手を伸ばしてドラゴンを引き留めようとしたがそれは叶わず、レイリアは部屋を出て行ったドラゴンを悲しげに見つめると、伸ばした手を下ろして王に頭を下げた。
「…申し訳ありません。お恥ずかしい所をお見せしました」
「いや、かまわない。顔を上げなさい。……ドラゴンは我慢強い子に育ってね。限界まで感情に蓋をしてしまうから、ああやって一気に爆発してしまうんだ。ドラゴンに悪気はない事は分かってやってほしい。あのあと、必ず落ち込んでしまうからね」
「そう、なのですか……。実の母親よりも陛下の方がドラゴンの事をご存知なのですね。…これじゃ、母親失格ね……」
空を切った手を見つめながら自嘲気味に笑うと、王は優しく微笑みながらゆるゆると首を横に振った。
「そのように自分を責めることはない。確かに、最近のドラゴンの事は私の方が知っているだろう。しかし、ドラゴンが生まれてからレイリア殿が家を離れるまでの間の事は、レイリア殿が一番よく知っているのではないか? それに、ドラゴンの母親はそなた一人だ。私でも、我が妻でもない。…大丈夫、胸を張りなさい」
「ありがとうございます、陛下」
「あぁ。ドラゴンの気持ちが落ち着いたら、もう一度レイリア殿とドラゴンが話をする機会を設けようと思っている。その時にたくさん話して、一緒に過ごせなかった時を埋めるといい。日程は決まり次第伝えよう。それまではさっきデルトアが案内した離宮で旅の疲れを癒し、旦那と王都を観光しながら過ごすといい。…デルトア、いつでも話し合いが出来るように手配を頼んだよ。あと、レイリア殿を離宮まで連れていってくれ。城内で迷子になってしまっては、またヴェルフ殿が心配してしまうからね」
「分かりました。ではレイリア殿、離宮まで案内します。着いてきてください」
「お心遣いありがとうございます、陛下。失礼しました」
レイリアは王に頭を下げると、デルトアの後に続いて応接室を出て行った。
「……さて、ドラゴンはどちらを選ぶか…」
王はレイリアを見送ると、温くなった華茶を喉の奥に流し込んでそう呟き、ふぅと息を吐いた。そして気持ちを切り替えるようにスクッとソファから立ち上がると、部屋の隅に控えていた使用人が扉を開け、王はマントを翻して次の仕事場へと向かったのだった。
† †
用語説明
・華茶…スカイラインで一般的に飲まれているお茶。香り高く、産地や使った茶葉によって香りと味が異なる。色は紅茶と同じ色だが、味は似て非なるもの。
意を決したようにレイリアを『母』と言ったドラゴンに、レイリアは嬉しそうに表情を綻ばせて「いいわよ。何かしら?」と言葉を促した。その表情を見て、ドラゴンはこれから問う内容をレイリアにぶつけていいのか迷い、決心が揺らいだ。それでも言葉を待つレイリアに、ドラゴンは意を決して口を開く。
「……母さんは…ど、どうして…その………父さんと離婚したの?」
言いながらやはり何度も言うべきか迷っていたが、ちゃんと最後まで言葉にすると、レイリアは申し訳なさそうに笑顔を曇らせて一瞬目を伏せたが、すぐにドラゴンの目を見て口を開いた。
「ドラゴン、突然出て行ってしまった事は本当に申し訳なく思っているわ。ごめんなさい。でもね、まだ私とヴェルフさんは離婚してないの」
「…………え? 離婚…してないの? え、じゃあ、何で出て行ったきり帰ってこなかったの?」
予想を大きく裏切ったその返答にドラゴンの頭は混乱し、説明を求めるべく、定まらなかった視線はレイリアをしっかりと捉えてレイリアを見据えた。
「それはね、一度出て行って、実家に帰ろうとしていたんだけど、途中で道が分からなくなっちゃってね。迷子になっちゃったのよ」
「……………ま……まい、ご……?」
さらに斜め上を行く衝撃的な理由に、ドラゴンの思考はショート寸前で、言葉の意味を理解するのに数秒の時間を要した。
それは静かに事を見守っていた王とデルトアも同じらしく、予想外の理由に唖然としていた。
「そうなの。私、極度の方向音痴で、一人で外に出ると必ず迷っちゃうのよ。だからヴェルフさんと喧嘩して出て行ったら、そのまま迷子になっちゃったの。半年くらいは自力で実家に帰ろうと頑張っていたんだけど、その間に冷静になってね。ナシュ村に戻ろうとまた半年くらい頑張っていたの。でもやっぱり辿り着けなくて……。だからヴェルフさんに迎えに来てもらおうと思って手紙を出したの」
「…あ。もしかして、だから父さん、家を出て行った…?」
レイリアの言葉に、ドラゴンは混乱した頭の中から奇跡的にヴェルフが家を出て行った日の事を思い出し、もしかしてと半ば確信しながら呟いた。その呟きを拾ったレイリアは「当たり」と微笑んで頷いた。
「ザギとドラゴンを置いていった理由は、道中、魔物に遭遇する可能性を考えて、危険だからと家に置いていったらしいわ。家に帰ってきたとき、二人とも居なかったから心配したのよ? …でも、家出を決意するほどにヴェルフさんから虐待を受けていたなら、これは私達二人への神様からの天罰だって思ったの。…軽い気持ちで行った私の家出が、ここまで深刻化するとは思わなかった、私の罰。私を失ったと嘆いて八つ当たりで二人を虐待をした、ヴェルフさんへの罰。…だから正直、もう二度と会えないと思っていたわ。酷い両親でごめんなさい。無事でいてくれてありがとう」
感極まったのか、目に涙を溜めて罪悪感が滲む笑顔で笑うレイリアに、ドラゴンは慌ててポケットからハンカチを取り出してレイリアに渡した。
「ありがとう。優しい子に育ったのね」
「し、紳士たるもの、ハンカチを持ち歩くのは常識で、涙を流す女性がいたら拭ってあげるべきだって、アリアーサ先生に教えてもらったから……」
慣れないことをして少し恥ずかしかったのか、顔を赤くしてモゴモゴと早口にそう言うと、話題を変えるようにまたレイリアに質問した。
「と、とにかく、じゃあ今は父さんとまた一緒に暮らしてるの?」
「えぇ、またナシュ村で一緒に暮らしているわ」
「え、ナシュ村で? そんな、何でそんなに近くにいたのに見つかるまで三年も掛かったの?」
ドラゴンが新たな謎に眉をひそめると、デルトアが「それは私が説明しよう」と話に割り込んできた。
「もちろん我々も、始めはドラゴンの故郷であるナシュ村を含めたその周辺地域を探していた。しかし、どうやらレイリア殿は隣国のゾルアーナ皇国に入国していたらしく、その情報を掴んでゾルアーナ皇国に赴くも、その時には既にレイリア殿はヴェルフ殿と共に出国し、ナシュ村に戻っていたんだ。だから三年も掛かってしまった」
「まさか私が捜し人になってるとは思ってなくてね。ゾルアーナ皇国からの帰りはヴェルフさんと旅行しながら帰っていたわ。フフ、いつか家族みんなで旅行に行きましょうね? 景色が綺麗なところとか、美味しいものが食べられる場所を見つけたから」
旅行の記憶を思い出したのか、レイリアは表情を綻ばせてドラゴンに笑いかけた。その笑顔を見た瞬間、ドラゴンはブツッと何かが切れて、今まで抑えてきた感情が一気に噴き出してしまい、怒り、悔しさ、悲しみ、空しさといった様々な感情がごちゃ混ぜになって、心が黒くドロドロとしたものに覆いつくされると、ボロボロと大粒の涙がその瞳から零れて、頬を濡らした。
「どうしたの? ドラゴン」
いきなり涙を流し始めたドラゴンを心配して顔を覗き込んだレイリアは、ドラゴンがくれたハンカチで涙を拭いてあげようとした。しかしドラゴンはバシッとレイリアの手を弾いて拒み、激情渦巻く瞳で鋭くレイリアを見ると、感情のままに叫んだ。
「触るなっ! っ、ぅっ、僕達が…っ、どれだけ、大変だったと思って、いるんだよ…っ! なのに、まさか理由が、っ…、迷子、だったなんて、っ…くっ…ぅっ…。に、兄さんは、母さんを、っ、捜すために城、を出て行って、行方知れず、にっ、なったのに…っ、あんまりだ…っ!!」
ドラゴンはそう言うと立ち上がり、そのまま走って応接室を出ていってしまった。
「ドラゴンっ…!」
レイリアは手を伸ばしてドラゴンを引き留めようとしたがそれは叶わず、レイリアは部屋を出て行ったドラゴンを悲しげに見つめると、伸ばした手を下ろして王に頭を下げた。
「…申し訳ありません。お恥ずかしい所をお見せしました」
「いや、かまわない。顔を上げなさい。……ドラゴンは我慢強い子に育ってね。限界まで感情に蓋をしてしまうから、ああやって一気に爆発してしまうんだ。ドラゴンに悪気はない事は分かってやってほしい。あのあと、必ず落ち込んでしまうからね」
「そう、なのですか……。実の母親よりも陛下の方がドラゴンの事をご存知なのですね。…これじゃ、母親失格ね……」
空を切った手を見つめながら自嘲気味に笑うと、王は優しく微笑みながらゆるゆると首を横に振った。
「そのように自分を責めることはない。確かに、最近のドラゴンの事は私の方が知っているだろう。しかし、ドラゴンが生まれてからレイリア殿が家を離れるまでの間の事は、レイリア殿が一番よく知っているのではないか? それに、ドラゴンの母親はそなた一人だ。私でも、我が妻でもない。…大丈夫、胸を張りなさい」
「ありがとうございます、陛下」
「あぁ。ドラゴンの気持ちが落ち着いたら、もう一度レイリア殿とドラゴンが話をする機会を設けようと思っている。その時にたくさん話して、一緒に過ごせなかった時を埋めるといい。日程は決まり次第伝えよう。それまではさっきデルトアが案内した離宮で旅の疲れを癒し、旦那と王都を観光しながら過ごすといい。…デルトア、いつでも話し合いが出来るように手配を頼んだよ。あと、レイリア殿を離宮まで連れていってくれ。城内で迷子になってしまっては、またヴェルフ殿が心配してしまうからね」
「分かりました。ではレイリア殿、離宮まで案内します。着いてきてください」
「お心遣いありがとうございます、陛下。失礼しました」
レイリアは王に頭を下げると、デルトアの後に続いて応接室を出て行った。
「……さて、ドラゴンはどちらを選ぶか…」
王はレイリアを見送ると、温くなった華茶を喉の奥に流し込んでそう呟き、ふぅと息を吐いた。そして気持ちを切り替えるようにスクッとソファから立ち上がると、部屋の隅に控えていた使用人が扉を開け、王はマントを翻して次の仕事場へと向かったのだった。
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