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悪魔城の花嫁
しおりを挟む私の名前はベルフェゴール。
そう、七人の魔王……魔界における大悪魔の一人である。
…………ぶっちゃけこの世界は乙女ゲームという人間の女が我々のようなイケメンと恋をして甘やかされて胸キュンに転げ回ることを目的としたそれだ。
内容としては人間界より生贄にて地獄に捧げられた(叩き落とされたともいう)魔女(と言いがかりをつけられた純真無垢な乙女)が我々七人に溺愛される……というもの。
なので、我々はその魔女が来るのを現在進行形で待っている。
仕方ない、興味はないがこれも仕事です。
この世に生を受け、乙女ゲーのキャラとして世間様に公表され、世に出てしまった(リリースのことだぞ)以上人間の乙女たちが課金して我々に銭を貢ぐのであれば給料分の仕事はしなければならないでしょう。
おかしい、我々悪魔なのに。
地獄の沙汰も金次第とはよく言ったものです。
リアルな乙女たちが課金して運営に金を貢がねば我々はお役御免となるのだから世知辛い世の中になったな……。
まあ、そんなわけで我々は乙女を待っている。
乙女っつーか魔女扱いされたヒロインの事だが。
「…………どうしてそうなってるんですか、サタン」
「余にも分からん」
同僚が女の子になっていた。
「普通にまずくないですか? いや、個人的には非常にどうでもいいんですけど。でもほら、コンセプト的に乙女ゲームの対象キャラが突然の女体化とか、そんな同人誌じゃないんですから」
「そんなん余も分かっとるわ! 余だって可憐な乙女を甘やかすだけ甘やかしてぱっくんと食べることに胸を膨らませておったのに張る胸もないような幼女になってて超困惑しとるわ! これはひどい! 運営に文句言ってくる!」
「確かに膨らませるほど膨らんでいませんもんねぇ」
褐色の肌や頭から生えた二本の角は立派なままなのだが……全体的にこじんまりとした幼女になっている。
胸はない。
尻もない。
くびれもない。
寸胴とはこのことでしょう。
「アスモデウス辺りなら今のあなたでもいけると思いますけど」
「余が無理」
まあ、そりゃそうだ。
「ところでなんで人間界の一部で未だフェチが多いと言われるスクール水着なんですか?」
「知らぬわ! 知っとるお前にドン引きじゃわい!」
「アスモデウスがドヤ顔でその手の資料を……」
「知りたくないから結構じゃ!」
「しかし、なにかのバグ……エラーでしょうかね? それにしては別に女体化状態をキャラデザされているわけでもないのに的確な幼女化……不具合で片付けて良いものか」
「いっそ全員こんな風なら余も文句言わんのに」
「想像したくないですねー。しかし、そういえば他の面々はどうしているのでしょう? 全然食堂に現れませんけど。つーかその格好で現れたあなたの勇気に年代物の人間界ワインを贈りますけど」
「ありがたくもらう。……いや、だって普通にエラーかなんかだと思うじゃん? 問い合わせるにしても状況を把握したかったんじゃもん。余が夢でも見ておる可能性とか辛うじてあるかと思って」
「成る程。では他の連中も確認してきますか」
「え、余も行くのか?」
「何故か使用人悪魔が実装されていないんですもん」
「おかしい。余ら魔王なのに」
「ほんとそれ」
サタン幼女化エラーと共に使用人悪魔の実装早よ。
……と、運営にしかと伝えておかねばなりませんね。
我々王なのに!
使用人悪魔の五百や千、いても普通だろうに!
そんなに居ても正直邪魔な気もするので百くらいで許しますけど。
まあ、他の面子の様子も見に行くことにしましょう。
そもそも、怠惰である私が食堂に来た時点で誰も居ないのだからそこはかとなく結果は見えているような?
「ここはルシファーの部屋でしたっけ?」
「そうじゃ。よく余とごちゃ混ぜにされるルシファーの部屋じゃ」
「メタ発言」
「今更感」
確かに。
「ルシファー、おはようございます。使用人悪魔がいないので魔王自ら起こしに来てあげましたよー」
「ルシファー、可愛い幼女化した余が起こしに来てやったぞーい。早よ起きよー。起きて余を愛でよー」
……まずい、はやくもサタンがぶりっ子キャラを会得した。
さすが七大悪魔の一角。
恐ろしい子。
「……反応がありませんね。では」
手のひらを扉にかざす。
面倒ですが、爆破を起こして扉を破壊しましょう。
どーん。とね。
「……使用人悪魔もおらんのに扉壊すとかマジ悪魔」
「面倒だし」
「お前ほんとそういうところじゃと思う」
なにがでしょう?
「んん……ふぁあ……やかましいなぁー。なにぃー?」
「あれ、ルシファーは普通ですね?」
「んん?」
ベッドに全裸で寝ていた白髪ロン毛野郎がルシファーです。
なんだ、裸族だから女体化したらさぞやと期待していたのにただの男の全裸か。チッ。
服を着られる前にと思っていたのに、魔力のクソ無駄遣いしてしまった。チィ!
「おや、サタンが幼女になってるねぇー。なぁにそぉれぇ! ぶはははははは!」
「可愛かろう?」
「いえ、僕はロリコン属性皆無なので一ミリもそう思わないねぇー? ハハ! むしろなにそのザマは! ウケる~」
「殺して良いか」
「全裸男と幼女の戦いの末に部屋が全壊してどちらかがその格好のまま吊るされると思うととても見てみたい気はしますのでどうぞご自由に」
「「…………」」
悪魔のくせに理性が働いて思い留まるとか、この辺は乙女ゲームのキャラですよねー。
「というか、サタンがこんな状態なのをアスモデウスが見たら鼻血出して喜ぶんじゃないかーい?」
「私もそう思います」
「ああ……考えただけで寒気がする! その方ら余を守れ! と言ったところで……」
「笑」
「草」
「これじゃよ! 味方はおらんのか味方はー!」
「居るわけないじゃないですか。ここどこだと思ってるんです? 魔王の城ですよ、魔王の城。使用人悪魔が一人もいないとはいえ七人の魔王とラブラブ甘々な日々を送るための愛の巣ですよ」
「そうそうー。それで、我々の花嫁となる乙女は? 今日リリース日でしょ?」
「それがまだ来ないのです。代わりにサタンがこのザマで」
「えー、まさか乙女ゲーで水着幼女悪魔は需要ないでしょー? バグかなぁー?」
恐らくバグだろう。
いや、バグであってください。
そう願いながら、他の魔王の部屋へと行ってみることにした。
「ルシファーは服を着た方がいいのでは?」
「え? 着たよ?」
「腰に布を巻いただけではないか。公式衣装はどうした?」
「そんなん乙女が来たらでいいでしょー」
……あれ、怠惰って私の特権では……。
いや、これはただの裸族か。
「アスモデウスはラストで頼む」
「そうですね、正直一番反応が面白そうなので楽しみはとっておきましょう」
「えー、僕楽しみは最初に楽しむタイプなんだけどなぁー?」
「悪魔め!」
「「悪魔ですけどなにか?」」
まあ、こんなお約束なくだり、今更感パないですけど。
「ここはレヴィアタンの部屋ですね」
「おーい、レヴィー、僕だよ、僕! ルシファーだよー! 僕の美しさに嫉妬しておくれー」
「起こし方おかしくないかその方」
「これだからナルシストは」
ルシファーが扉をドンドン乱暴なに殴っていると、凄まじい勢いと怒気が扉を破壊した。
我々も仮にも七大悪魔。
そんな衝撃、ものともしませんどー。
「やかましい! 殺すぞ!」
「⁉︎」
「おお?」
「おお!」
実にささやかな胸。
サタンよりはマシ……?
いや、しかしこれは。
「はっ!」
「……レヴィアタン、あなたもですか」
「わーい! 同胞よー! 同志よー!」
「な、なっ!」
サタン同様女体化を隠すために引きこもっていたのだろうレヴィアタンもまた十四、五歳の幼女……少女の姿になっていた。
サタンよりは成長した娘の姿だが、これはひどい。
青い髪は緩やかなウェーブを描き足元まで届いている。
成長段階の四肢は実に……いやいや、ギリ守備範囲内とはいえ中身はレヴィアタン……ないない。
「うーん、あと五年!」
「やかましいわ! テメーなんざ願い下げなんだよナルシスト!」
「実は食堂に行ったらサタンがこのザマでして」
「お、お前もかサタン」
「そうなんじゃ。なのにこの悪魔どもが余を守ってくれんのじゃ。運営に文句言うにしても、他にも余のように可憐な少女になっておる者がおるやもしれんと思ってな」
「成る程、オレ様だけじゃなかったのか……安心し……………………いや、安心はできねーな」
「うむ、できぬぞ。最終的にアスモデウスのすけべ野郎も確認せねばならぬ」
「………………飛びてぇ……!」
「飛んだところで羽根がありますし……」
「飛んだところで僕ら死なないでしょ。悪魔なんだから」
「そうなんだよなぁ!」
……見た目は愛らしい少女なのだが喋るとただのレヴィアタンですね、残念。
まあ、それはともかくこれで二人目。
次の部屋……マモンは男のままか、それとも女体化しているのか……はて、さて。
「お、おーい、マモーン、起きてやがるかー?」
「マモーン、マモーン! 僕の美しい顔で目を覚まさせてあげてもいいよー!」
……なんというカオスな状況。
我々悪魔なのでカオスは好むところではありますが、こういうカオス面倒くさいからいらなかったな。
しかし、室内はなにやら気配はするものの、出てくることはない。
頭に血が上ったレヴィアタンが「起きやがれー!」と扉を破壊するのに十分な放置時間。
「起きやがれー!」
思ったよりも早かった。
「うごっ!」
「ふごぁ……」
「おお? マモンと、ベルゼ! その方もおったのか」
「ああ? な、なんだこの……クッセェ! 酒癖ぇ! あとなんか屁みたいな匂いがする! うええぇ! 超クセェえぇ!」
「……ええ……君たち嘘だろうー? 今日はリリース日で我らの花嫁が墜ちてくる日だよ? ……こんな日まで深酒していたなんて……」
「……見上げた悪魔どもですね。さすがすぎます」
酒瓶だらけ、充満する酒の匂い。
豪華なはずの部屋はベルゼバブの寝放屁でとんでもないことになっている。
堪らず窓を開けると、魔界のおどろおどろしい空気が入ってきて心地いい。
し、しかし、この二人……今日が特別な日だというのにこの有様。
なんという悪魔の中の悪魔。
さすが七魔王の二角。
そして我々が入ってきても椅子の上で白目を向いたまま寝ている。
さすがの図太さに脱帽。
……ん? 白目?
「いや、これ寝てるんじゃなくてベルゼバブの寝屁で気絶してなねーか?」
「乙女ゲームのキャラのくせになんという残酷な仕様……。美しい僕の半分でも気品があればよかったのにね、ベルゼ……」
「二人とも女体化しておらんようだな。チェー」
確かにベルゼバブは相変わらず野性味溢れる顔立ちと緑の短髪に、がっしりとした筋肉のついた男の体。
ただし白目。
反対側に座るマモンも黒髪を床までたらしてはいるがこれは元々黒髪ロン毛キャラとしてデザインされているが故。
胸元の大きくはだけた服装は昨日と同じで、男の胸だ。
ついでに言うと眼鏡をかけたまま白目。
なんというザマか。
「……チッ、残るはアスモデウスか」
「あれ、起こさないんですか?」
「アア? これ以上ぞろぞろ連れてっても仕方ねーだろ! 二日酔い確定の悪魔なんざ役にたつわけねーし!」
「あとこれ以上人数増えると書きづらいって作者が……」
「メタ発言」
ルシファーを黙らせて、仕方なくお楽しみの待つアスモデウスの部屋へと向かう。
しかし、部屋はもぬけの殻。
おかしいな?
「もしかしたら食堂に行ったんじゃないかい? 彼、一番花嫁を楽しみにしていたし」
「まあ、アスモデウスですからね」
「アスモデウスだからな」
「アスモデウスじゃからなー」
成る程、入れ違いになったのですね。
仕方ありません、食堂に戻りましょう。
「あーあ、アスモデウスも女体化しとればいいのにー」
「それならそれで「念願の百合プレイができるでござるドゥフフ!」とか言いそうですけど」
「あ、前言撤回すごく言いそうじゃ。キモい死ね。いや、殺す」
「あ、悪魔の身になってこれほど恐ろしいと思った事はねぇ……!」
「余もじゃ。大丈夫、襲ってきたらこの城を壊してでも奴を殺す」
「そうだな。二人同時なら確実に奴の息の根を止めらるよな」
アスモデウスさらば。
リリース日が命日になるとはなんという事でしょう、アスモデウス、情けない。
骨は拾いませんし花は手向けませんが大人しく成仏はしてください。
ガチャリ。
戻ってきた食堂の扉を開ける。
さて、ここに居なかったらあとは女風呂でも探すしかありませんね。
……うちの城、使用人悪魔がいないのでメイド悪魔なんざいませんけど。
女風呂、という空間そのものに欲情しているかもしれません。
可能性としてはそこと、我らの花嫁となる乙女の部屋くらいしか…………。
「おはようみんな~! みんな大好きアスモデウスおねーさんヨォー!」
ぱたん(閉)。
「…………今何かおったか?」
「いえ、私はなにも見てません」
「僕もなにも見えなかったな」
「……けどよ、運営に連絡するには食堂の『お問い合わせ』メールボックスしか方法ねーんだよな?」
「くっ、背に腹は代えられぬか……」
「運営が気付いてこの不具合を直してくれるのを待つってどうです? ほら、リリース直後の長時間メンテナンスとかあるあるじゃないですか?」
「確かにー。……でも、そもそも不具合報告しなきゃメンテナンスしてくれないんじゃないのかなぁー?」
「ルシファー、あなたなに冷静になってるんですか? アスモデウスが女体化していたんですよ⁉︎ よく考えてください! 百合百合プレイグフェフェフェフェ、とか言うような男が女になったら次に狙われるのは…………」
「あ……、運営が気付いてメンテナンスしてくれるまで待とう」
ドォーン!
…………と、食堂の扉が凄い勢いで開きかけた。
左右から私とルシファーで押さえ付ける。
『ちょっとぉ! アタシの見事な女体を見てヨォ~!』
「⁉︎ ぜ、全裸なのかい⁉︎」
『そんなアンタみたいなことしないわヨォ~! チラリズムこそ正義でしょう~!』
「分かり合えない!」
どこに対立してるんだこの裸族。
『せっかく女体化したんだからアンタたちアタシを気持ちよくしなさいヨォ~!』
「あんた昨日まで「はぁ~、早くこないかしらアタシのお姫様」とか言って花嫁到着を待ち望んでいたじゃないですか!」
『それはそれこれはこれヨォ~! せっかく女になったなら女の悦びを知りたいに決まってるでしョォ~~! ごちゃごちゃ言ってないでアタシとベッドインしろやぁあああぁ!』
「ルシファー! 絶対に開けてはいけませんよ!」
「勿論だ! 僕の童貞は花嫁に捧げると誓っているー!」
ドンドン、殴られ続ける食堂の扉。
左右から押さえつけても、扉の強度が限界を迎えそうです。
まずい、非常に、まずい!
このままでは乙女ゲームのキャラとしてあるまじき……いや、それ以前の問題だ!
同僚のオカマに掘られるなんて死んでもごめんだ!
こうなれば、奴を殺して運営に不具合報告をーーー!
「うぉらああああぁぁぁ!」
「しまっ!」
「扉が!」
「致し方ない、ゲームのコンセプトには反するが七魔王から六魔王って事でユーザーには許してもらうしかあるまい! やるぞ、主ら!」
「だな!」
「四対一……とはいえ、奴の性欲はふざけていますからね……止むなしでしょう!」
「だね! 僕も花嫁に捧げる童貞をあんな化け物にくれてやる気はない。悪魔だけに」
武器を構える。
破壊された食堂の扉。
なんつーかいっそ寝落ちているマモンとベルゼバブのところへ誘導することも考えましたが……眼前で鼻息荒く仁王立ちす欲情しきった化け物の気を逸らすのは……困難。
星のシールで乳首を隠し、絶対にティーバックな紐パン。
豊満に育った形良い艶のある乳を揺らすダイナマイトボディ。
サタンとレヴィアタンとは反対にムッチムッチな肢体。
……なにがチラリズムなのか。
あれか? その亀甲縛りが服だとでも言うのか?
乙女ゲームの対象としてその変態丸出しぶりはアウトだろう⁉︎
「な、なんという禍々しい性癖丸出しぶりなんじゃ! ここが乙女ゲーム世界であると一瞬忘れたぞい!」
「もはやアスモデウスがバグそのものなのでは……」
「オ、オトコォ~……」
「乙女ゲームの世界観に押さえつけられたアスモデウスの性欲が爆発している⁉︎ くっ! レヴィ、ここは我々が引きつける! 今のうちに運営に報告を!」
「分かった!」
よだれを撒き散らしながら紐パンの結び目を勢いよく外し、アスモデウスが飛びかかってくる。
それを避け、左右に跳ぶ私とルシファー。
左右に『男』が分かれた為一瞬隙ができる。
その隙をついてレヴィアタンが食堂へ入り、サタンが両手を掲げて巨大な火炎玉を作り上げた。
城の破壊は止むなし!
後ほどメンテナンスで直して貰えばいい!
「憤怒王火炎玉!」
「ぶるああぁぁ!」
サタンの炎に闘牛ながらの突進。
掌で炎を左右に引き裂く。
ば、ばかな……恐るべし、性欲の権化!
「百合プレイでござる百合プレイでこざるぅ! ドゥフフフフェフェフェフェ~‼︎」
「ぎゃああああ!」
「ルシファー!」
「オーケー!」
今度は左右から私とルシファーが闇の連続爆弾玉を撃ちまくる。
ほ、本来は花嫁たる乙女を賭けて決闘するルートで使うはずの戦闘力なのだが……。
「ぶぅるぁああぁぁあ!」
「よし、そのまま抑えよ! …………ぬおおおぉぉおお!」
体を前向きに曲げ、両手の先端に憤怒の炎を燃やし、凝縮していくサタン。
ゆっくり身を持ち上げ、サタンは凝縮した炎を球体に仕上げていく。
先程のものよりも明らかに力が増している火炎玉。
「喰らえ! 憤怒王拡散弾‼︎」
巻き込まれてはまずいので、後ろへと跳ぶ。
これは食堂ごとぶっ飛びましたね。
サタンの“本気”。
……さて、ルシファーと対成す『最強』の一撃は……。
「……………………ぐぐぅ、お、オトコ~……しょ、処女……スク水~……」
「ひ、ひぃっ」
「な、なんという……」
「ま、マジでー……?」
あの一撃を喰らって立っている、だと?
ある程度攻撃を“喰らう”ベルゼバブならまだしも……。
「これがアスモデウスの性欲への執着……」
乙女ゲーの世界なの、あいつ完全に忘れていますね!
というか、今ので残念な亀甲縛りが吹き飛んでいる。
なのに乳首シールだけは無事って……これはひどい!
下半身だけ煙で隠れるこの修正力……さすがゲーム世界!
大変にありがたい!
でもこれ全年齢!
「オトコ~! アタシがその童貞もらってあげるわ~! オーッホホホホホホホ!」
「仕方ない! 次は僕がーーー」
「オ◯◯コー‼︎」
「伏せ字!」
「ツッコミは控えてくださいサタン! 狙いがこっちに……」
「お前ら! 連絡ついたぞ! 今…………」
『悪魔城の花嫁』はメンテナンス中です。
終了時間は未定となります、大変申し訳ございません。
詳細はTwitter、または公式HPにてお知らせいたします。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
応援ありがとうございます!
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