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第一章 転生生活編
4話 魔王は師匠
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俺は母に連れられ2人で昨日の丘に来いていた、正確には魔王ジルを入れて三人だが。
「さぁルーク昨日と同じようにファイアを使ってみて!」
「はい母さん!」
「汝の求める力に熱き火の加護があらんことを ファイア!」
母はそう言って昨日よのうやってみてと、俺は昨日と同じように呪文を詠唱した、すると拳大の火球が手から飛び出した、どうやらきちんと発動してくれたようだ。
昨日のことがあり俺は一瞬出来るかどうか心配だったがそんな心配は杞憂に終わった、そしてそれを見て母はうんうんちゃんと出来てると頷き、今度は違う魔術を教えるわねと言った。
「ルーク次の魔術はね、水系よ、いい母さんの真似をして呪文を詠唱してね!」
そう言って母に水系、氷系、風系、土系の魔術を教えてもらった、どうやらこの世界の魔法には系統ががあるみたいだ、てか魔術だから系統はあるか、そして母はいとも簡単に全ての系統の魔法を発動させている。
流石自称名が通った魔術師だけある、そして俺も同じように魔法をやってみた、ほぼ全ての魔法を俺は一発で発動させることが出来た昨日の出来事が嘘のようだ。
それを見て母は俺のことを流石わ自慢の息子だと喜んでいる、まあ簡単に出来たのは俺の中の魔王ジルがちょくちょくアドバイスをくれていたお陰なのだが、その事を知るよしもない母は嬉しそうにしていた、魔王がいてくれて本当によかった。
「昨日の出来事が嘘みたいね! こんなにも簡単に魔術をこなせるのは!」
母は俺が魔法を簡単にこなせることが嬉しいのか、凄く喜んでいるようだ、ここはゴマでもすってもっと上機嫌にしてあげよう、そんなことを考え母に。
「母さんの教え方が上手いんですよ!」
俺がそう世辞を言うと母は俺を抱きしめて、頭を撫でほんとにルークはいい子ねと言っていた、俺の精神年齢でこれは非常に恥ずかしかったがそこに嫌な気持ちはなかった、むしろゴマなどすろうと思っていた俺の方が嫌な感じだ、そして母は。
「今のルークに教えられるのはここまでね!」
今の俺に教えられるのはここまでだと、もう他の魔法は教えてくれないのか、もっと色々な魔法を聞きたかったんだか。
「他の魔術は教えてはもらえないんですか?」
そう母に聞くと、母は今俺に教えたのは魔術の初級辺で残りの中級、上級は五歳の俺にはまだ危ないからダメだそうだ、ここで更に魔法について知った、どうやら初級から上級まであるらしい、上級ともなると凄いんだろうなと思い俺の胸は少し高鳴った。
「ルークがもう少し大きくなったらもっと沢山の魔術を教えてあげるから今はがまんしてね?」
母の言ってることはごもっともだ、俺の見た目は完全に子供だ、危ないのも理解出来る。
「はいわかりました・・・・・・」
俺は渋々母の話を了承した、そんな俺を見て母が。
「そんな顔をしないで十歳になったらきちんと教えてあげるから!」
そう提案してきてくれた、十歳か後五年もある・・・・・・ 先が長いな、でも仕方ないか、子供を心配してでの事だ無理には頼み込めない。
一応俺の精神年齢はとうの昔に成人済みだ、だから言ってることは理解出来る、しかし先が長いな早く大人になれないかな、そう思っていると魔王が話し出した。
(お前の母親は過保護だな! 大体中級、上級ぐらいたいしたことねーよ、なんなら俺が教えてやろうか? お前に魔術を教えろと言われたからな)
(ほんとですか? とりあえずこの話は保留で今は母の目があるのでまたあとで話しましょう。)
そんな母との会話を聞いたのか魔王ジルが直々に教えてくれると提案してきてくれた、どうやら魔王ジルにとって中級、上級魔法は大したことないらしい、流石魔王と言ったところだろうか、そんな約束を魔王ジルし俺は母と共に家に帰った、そして家に帰り付き夕飯の時間になると父が帰ってきた。
「おかえりなさいお父さん!」
「ああルークただいま!」
そう言って父は俺を抱き上げた、やはり少し恥ずかしい傍から見れば微笑ましい光景だが俺の精神が体に追いついてないので不思議な感じだ、でも特段嫌なわけじゃないむしろ嬉しい、そしてそんなことをしているうちに夕飯ができ皆でテーブルに付いた。
「あなた今日ねルークに初級魔術を全て教えたのよ、そしたらねルーク全ての魔術を一回で覚えたのよ!」
「おおそれは凄いな! やっぱりうちの子は天才だな!」
どうやら父まで親バカになっているみたいだ、でももし俺に子供が出来たらこうなるのか、まだ親になった経験はないから分からない、そして俺はそんな父の言葉を言いすぎたと。
「父さんそれは言い過ぎです! たまたま出来ただけですよ!」
そういうことを言われるのは恥ずかしいからやめて欲しかったのだが、父と母は俺のことを天才だのなんだのはやし立てる、マジで恥ずかしかった、しかし雰囲気は楽しいものでなので、そんな一時の時間はあっという間に過ぎていった、そして夕飯を食べ終わり自室に戻る、そこで魔王に魔法の件を再確認した。
(あの~魔王様ほんとに魔術教えて頂けるのですか?)
すると魔王ジルは。
(あぁいいぜ! 明日から教えてやる! その代わり俺はお前の母親のように優しくねーからな! 厳しくいくわ)
魔王はそう息巻いていた、それは大いに結構なのだが。
(はい分かりました。なら明日から魔王様ではなく師匠と呼ばせて貰いますね!)
俺は取り敢えず魔王ジルのことを師匠と呼ぶことにした、なんでかと言うと俺は何でも形から入るタイプだ、後なんかその方がしっくりきたからだ。
(師匠か、なんだがむず痒いが、まあいい好きにしろ)
そう言ってそれを了承してくれた、こうして俺は魔王ジルに魔法を教えてもらえることになり魔王ジルの一番弟子となった。
しかし魔王に弟子入りすることになるとは思いもよらなかった・・・・・・ 我ながら恐ろしいことをしたんじゃ、そんな思いが一瞬よぎったが、まあでもこれも魔法を教えてもらえるならいいのではないかなと、背に腹は変えられない、こうなったらとことん突き詰めて魔法を極めてやる、俺は心にそう決め、魔王ジルに魔法を教えてもらうことになった。
「さぁルーク昨日と同じようにファイアを使ってみて!」
「はい母さん!」
「汝の求める力に熱き火の加護があらんことを ファイア!」
母はそう言って昨日よのうやってみてと、俺は昨日と同じように呪文を詠唱した、すると拳大の火球が手から飛び出した、どうやらきちんと発動してくれたようだ。
昨日のことがあり俺は一瞬出来るかどうか心配だったがそんな心配は杞憂に終わった、そしてそれを見て母はうんうんちゃんと出来てると頷き、今度は違う魔術を教えるわねと言った。
「ルーク次の魔術はね、水系よ、いい母さんの真似をして呪文を詠唱してね!」
そう言って母に水系、氷系、風系、土系の魔術を教えてもらった、どうやらこの世界の魔法には系統ががあるみたいだ、てか魔術だから系統はあるか、そして母はいとも簡単に全ての系統の魔法を発動させている。
流石自称名が通った魔術師だけある、そして俺も同じように魔法をやってみた、ほぼ全ての魔法を俺は一発で発動させることが出来た昨日の出来事が嘘のようだ。
それを見て母は俺のことを流石わ自慢の息子だと喜んでいる、まあ簡単に出来たのは俺の中の魔王ジルがちょくちょくアドバイスをくれていたお陰なのだが、その事を知るよしもない母は嬉しそうにしていた、魔王がいてくれて本当によかった。
「昨日の出来事が嘘みたいね! こんなにも簡単に魔術をこなせるのは!」
母は俺が魔法を簡単にこなせることが嬉しいのか、凄く喜んでいるようだ、ここはゴマでもすってもっと上機嫌にしてあげよう、そんなことを考え母に。
「母さんの教え方が上手いんですよ!」
俺がそう世辞を言うと母は俺を抱きしめて、頭を撫でほんとにルークはいい子ねと言っていた、俺の精神年齢でこれは非常に恥ずかしかったがそこに嫌な気持ちはなかった、むしろゴマなどすろうと思っていた俺の方が嫌な感じだ、そして母は。
「今のルークに教えられるのはここまでね!」
今の俺に教えられるのはここまでだと、もう他の魔法は教えてくれないのか、もっと色々な魔法を聞きたかったんだか。
「他の魔術は教えてはもらえないんですか?」
そう母に聞くと、母は今俺に教えたのは魔術の初級辺で残りの中級、上級は五歳の俺にはまだ危ないからダメだそうだ、ここで更に魔法について知った、どうやら初級から上級まであるらしい、上級ともなると凄いんだろうなと思い俺の胸は少し高鳴った。
「ルークがもう少し大きくなったらもっと沢山の魔術を教えてあげるから今はがまんしてね?」
母の言ってることはごもっともだ、俺の見た目は完全に子供だ、危ないのも理解出来る。
「はいわかりました・・・・・・」
俺は渋々母の話を了承した、そんな俺を見て母が。
「そんな顔をしないで十歳になったらきちんと教えてあげるから!」
そう提案してきてくれた、十歳か後五年もある・・・・・・ 先が長いな、でも仕方ないか、子供を心配してでの事だ無理には頼み込めない。
一応俺の精神年齢はとうの昔に成人済みだ、だから言ってることは理解出来る、しかし先が長いな早く大人になれないかな、そう思っていると魔王が話し出した。
(お前の母親は過保護だな! 大体中級、上級ぐらいたいしたことねーよ、なんなら俺が教えてやろうか? お前に魔術を教えろと言われたからな)
(ほんとですか? とりあえずこの話は保留で今は母の目があるのでまたあとで話しましょう。)
そんな母との会話を聞いたのか魔王ジルが直々に教えてくれると提案してきてくれた、どうやら魔王ジルにとって中級、上級魔法は大したことないらしい、流石魔王と言ったところだろうか、そんな約束を魔王ジルし俺は母と共に家に帰った、そして家に帰り付き夕飯の時間になると父が帰ってきた。
「おかえりなさいお父さん!」
「ああルークただいま!」
そう言って父は俺を抱き上げた、やはり少し恥ずかしい傍から見れば微笑ましい光景だが俺の精神が体に追いついてないので不思議な感じだ、でも特段嫌なわけじゃないむしろ嬉しい、そしてそんなことをしているうちに夕飯ができ皆でテーブルに付いた。
「あなた今日ねルークに初級魔術を全て教えたのよ、そしたらねルーク全ての魔術を一回で覚えたのよ!」
「おおそれは凄いな! やっぱりうちの子は天才だな!」
どうやら父まで親バカになっているみたいだ、でももし俺に子供が出来たらこうなるのか、まだ親になった経験はないから分からない、そして俺はそんな父の言葉を言いすぎたと。
「父さんそれは言い過ぎです! たまたま出来ただけですよ!」
そういうことを言われるのは恥ずかしいからやめて欲しかったのだが、父と母は俺のことを天才だのなんだのはやし立てる、マジで恥ずかしかった、しかし雰囲気は楽しいものでなので、そんな一時の時間はあっという間に過ぎていった、そして夕飯を食べ終わり自室に戻る、そこで魔王に魔法の件を再確認した。
(あの~魔王様ほんとに魔術教えて頂けるのですか?)
すると魔王ジルは。
(あぁいいぜ! 明日から教えてやる! その代わり俺はお前の母親のように優しくねーからな! 厳しくいくわ)
魔王はそう息巻いていた、それは大いに結構なのだが。
(はい分かりました。なら明日から魔王様ではなく師匠と呼ばせて貰いますね!)
俺は取り敢えず魔王ジルのことを師匠と呼ぶことにした、なんでかと言うと俺は何でも形から入るタイプだ、後なんかその方がしっくりきたからだ。
(師匠か、なんだがむず痒いが、まあいい好きにしろ)
そう言ってそれを了承してくれた、こうして俺は魔王ジルに魔法を教えてもらえることになり魔王ジルの一番弟子となった。
しかし魔王に弟子入りすることになるとは思いもよらなかった・・・・・・ 我ながら恐ろしいことをしたんじゃ、そんな思いが一瞬よぎったが、まあでもこれも魔法を教えてもらえるならいいのではないかなと、背に腹は変えられない、こうなったらとことん突き詰めて魔法を極めてやる、俺は心にそう決め、魔王ジルに魔法を教えてもらうことになった。
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