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第一章 転生生活編
10話 学園へ入学
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俺達はジークに連れられ学園内にある演習場みたいな場所にやって来た、俺が入学するにあたって一様試験があるそうだ。
試験は実技試験と筆記試験に別れており先に実技試験をするらしい、そして移動している間にこの学園についてジークが色々話してくれた、まずこの学園を作ったのは勇者だと、また学園に年齢制限はなく試験を受ければ誰でも入学することができる。
そして初等部三年、中等部三年、高等部三年の計9年となっており、試験の内容もこの三つの中で変化する、上に上がるにつれ習う知識や技術が上がっていく仕組みでこれを考え出したのも創設者の勇者だそうだ、しかし一体なぜ勇者はこんなことを思いついたのだろ。
もしかしたら勇者も転生者だったのかもしれない、そんな疑問が頭の中を過った、まあ俺の考えすぎかもしれないが、そしてアリエスはと言うと中等部に入学するみたいだ、俺は魔王ジルの体探しと魔法の勉強をしたいので初等部からの方がいいがいいと思ったが、見知った顔がいる方が安心感があり、一様アリエスと同じ中等部の試験を受けた。
「それでは魔術の腕前を見せて貰います、ルーク君が使える属性全ての中級魔術を一つずつここで発動させて下さい」
「分かりました! 全てやればいいんですね」
ジークがそう言ったので俺は使える全ての属性の魔法を無詠唱で発動させた、するとジークは目を輝かせ。
「素晴らしい! さすがルーシア君の息子だ! この年齢でこんなにも多くの属性の魔術を無詠唱で行えるなんて、これなら筆記試験も無しでいいでしょう、中等部への入学を認めます!」
やはりこの世界での無詠唱は凄いのだろう、筆記試験をパスしてあっさり入学出来てしまった、しかしこんなものでいいのだろうか、少し適当過ぎるんじゃ・・・・・・
そんなことを思ったが、校長が認めてくれたんだいいのだろう、そしてその後諸々の手続きを済ませ俺は中等部に入学することになった、俺はアリエス達と別れその場を後にし、生活に必要なものを買いに街まで出かけた。
街は活気に溢れていて見るもの全てが新鮮な光景だった、そして街で買い物をしていると隅の方に人だかりが出来ているのに気づいた、気になり覗いてみるとお立ち台のような所にボロボロの布切れを来た人間や魔族が鎖に繋がれていて立たされている、さながら奴隷市場のように見える。
「母さんあれはなんですか?」
「あれはね奴隷を売っているのよ 犯罪を犯すとああやって奴隷にされて売られるの」
母はそう言って少し不快な顔をしている、以外にも魔王ジルがあんな不快なもの見たくないと言っていたので少し気になったが、あれは犯罪者などが奴隷にされていてこの世界じゃ合法なのだろう、俺はそれ以上深く聞くことなくその場を後にした。
そして学園まで戻りこれから生活する寮へ向かった、寮は2棟あり男子寮と女子寮に別れていた、それにかなりの大きさがある、俺は男子寮の一部屋に案内され寮内の注意事項を聞き父と母に手伝ってもらいながら部屋の整理を始めた、部屋は案外広く一人部屋だ。
「案外広いわね! これならルークが大きくなっても大丈夫だわ、でも寂しくなるわね・・・・・・」
「そうだな、これからルークと生活出来ないのは寂しいが子供はいつか一人立ちする、それが少しはやいだけだ」
部屋を整理しながら父と母はそんなことを話していた、そうだよな父と母の俺に対する溺愛ぶりを考えると寂しいに決まってる。
「父さん、母さん! 毎月手紙を出しますし卒業したら家にちゃんと帰りますのでそう寂しがらないで下さい!」
父と母はそう言う俺に対してほんとにいい子だと褒めて抱きしめてくれた、魔王ジルはいい親だ感謝しろと、羨ましそうな声で言っていた、言われなくてもわかっている、前世ではこんなことはなかったので恥ずかしいが目一杯愛情を注いでくれる母と父には感謝している、そして別れの時が来た。
「ルークちゃんと早寝早起きして食べて歯磨きもしてーーー」
「ルーシアそれぐらいにしてやりなさい、ルークもちゃんと分かっているよ」
母は不安そうな表情だが父になだめられ学園から去っていった、俺は二人の後ろ姿が見えなくなるまで見送り部屋にもどった。
そしてこれからの事を考えベットに腰を下ろした、まずこの学園でもっと知識をつけ魔法を特訓し魔王の体を探す手がかりを見つける、やることが沢山あるがどうにかなるだろう。
こうして一日目を終え眠りについた、翌朝コンコンと部屋をノックする音で目が覚めた、扉を開けると教員らしき人が荷物を持って立っている。
「おはようございますルーク君! 入学おめでとうございます。 制服を持ってきたので今日からこれを着て下さいね」
「制服ですか!?」
「そうです、この学園の生徒は全員この制服を着用が義務付けられているのできちんと守るように!」
そう言って制服を渡してくれた、この世界で制服を着ることになるなんて・・・・・・
そう思い制服を受け取ると教員らしき人物は着替えた後にまた迎えに来ると言い残し去っていった。
そして俺は制服を手に取り着替え鏡の前に立つ、ブレザータイプの制服だ、しかもサイズもピッタリ、誰がこんなもの考えたのだろう、やはりこの学園を作った勇者が考えたのか、ますます勇者が俺の元いた世界の人間に思えてきた。
そんなことを考えているとまた扉がノックされさっきの人物が戻ってきた。
「着替えましたね! よく似合ってますよ」
「ありがとうございます!」
「では私に付いてきてください、ルーク君とアリエスさんは入学が1ヶ月遅れてますので特別生として迎え入れることになってます、なのでこれから大変だと思いますが頑張ってください」
そのへんの話はもうジークから聞いている、入学式より1ヶ月遅れているので本来入学は一年後になるはずだったがアリエスのお陰で俺も特別生として入学できるようになった、アリエスに感謝だな。
そうして教室についた、途中で合流したアリエスもいる、同じクラスになったみたいだ、多分だがジーク校長が気を利かせてくれ同じクラスにしてくれたのだろう。
そして教室の扉が開けられ中に入りあたりを見渡すと20人ほどの生徒がおり机に座っていた、全員年上だ、まあ中等部なので当然か、前には黒板があり俺が元いた世界の学校と変わりない、そして全員の視線が俺とアリエスに集まる。
「今日からこのクラスで一緒に学ぶ特別生の2人だ、2人とも自己紹介してくれ」
まあ当然の流れだよな、でも俺は何にも考えてなかった、こういうのはあまり得意じゃない、一応魔王ジルに助けを求めてみたが。
(師匠! どうしましょう何も考えてなかったです)
(そんなもんテキトーにすればいいだろ、考えるまでもねーよ!)
魔王ジルはそう言い面倒くさそうだ、こういったのは最初が肝心なのだが・・・・・・ しくじると後で面倒なことになる、そんな時アリエスが先に口を開いた。
「アリエス・ラネス・コバルトよ、今日からよろしく」
それだけかよ、しかも言い方が・・・・・・ アリエスはぶっきらぼうに自己紹介をした。
俺は持てるスキルを駆使してその場で自己紹介文を考えるそして。
「今日から皆さんと一緒に学ばせて頂きます、ルーク・エメラリアです! 分からないことがまだ沢山あるので皆さんの力をお借りすることがあるかもしれませんのでその時はよろしくお願いします!」
アリエスの時とは違い拍手が起きた、そしてなにやら皆ぼそぼそ話している、あんなに幼いのにしっかりしているとかさすが特別生だとか、反応は上々だ。
これならつかみバッチリだろう、そして席につくとアリエスと隣だった、あの自己紹介の後でアリエスの隣に座るのはかなり気が引ける、アリエスの性格上俺の方が盛り上がったので不機嫌になっていそうだ、恐る恐るアリエスの方をチラ見すると、そんなに不機嫌ではなくふんと鼻を鳴らしそっぽを向いている。
よかった逆鱗まで触れてないようだ、こうして俺の学園生活が始まった、授業は主に魔法についての勉強が多かったが他にも読み書き、算術、地理、歴史、礼儀作法、剣術などの授業もある。
そして今は俺の大好きな魔法の授業だ、そして今俺は授業の手本で無詠唱魔法をやらされている、どうやらこの学園で無詠唱を行えるものはいないらしい、なのでそれを是非とも皆の前で見せてくれと頼まれたのだ。
「ルーク君! クラスの皆に無詠唱を見せてあげてください!」
「はい! 分かりました」
そう言って俺は無詠唱でいくつかの魔術を発動させる。
「すげぇ」
「あの年齢で無詠唱なんて・・・・・・」
「流石特別生は違うな」
「まだ10歳なのに」
皆口々に称賛の声が上がる、気持ちがいい、こんなに褒められるなんて思ってもなかった、俄然魔法に対するやる気が上がってくる。
そして我も我もと皆無詠唱で術を発動させる練習にとりかかった、やはり無詠唱は難しいらしくなかなか成功者が出ない、そりゃそうだろう、俺は小さい頃から魔王ジルに魔法を教えて貰ってひたすら訓練してきた。
その成果がこの無詠唱に繋がっている、まあでも魔王という凄い師匠がいたお陰なのだが、そして、誰も成功者出ないまま授業がおわった。
「今日はここまでです、各自次の授業の準備して移動してください」
教師がそう言って皆次の授業の準備に取り掛かった、俺も準備をしているとアリエスが近づいてきて耳元で。
「休み時間に無詠唱で術を発動させるコツをおしえなさい、いいわね!」
「えっ? あの僕やることが・・・・・・」
「あなたは私の家来じゃ無かったかしら! 約束よ」
「は、はいわかりました・・・・・・」
なんと横暴な休み時間は魔王ジルの事を調べないと行けないのに、それに家来になった覚えはない・・・・・・ でも断ったら怖いし・・・・・・
(師匠すみません、アリエスに魔術を教えてあげるので、師匠のことは後になりそうです)
(あぁそうかまあいいぞ! お前見てると飽きないからな俺のことは後回しでも大丈夫だ)
魔王ジルは後回しでもいいと言ってくれた、ほんとにいい人だ、俺がイメージしていた魔王とは全然違う、こんな人が一国を滅ぼすなんて到底思えない、そんなことを思いながら俺は次の授業の剣術に取り掛かった、まず俺は剣術がからっきしダメだった。
「ルーク君もっと脇を閉めて、肩に力が入りすぎです」
「すみません、こうですか?」
「もうちょっと力を抜いて自然体で構えて」
こんなこと毎回言われている、一向に上達しない、というか先生の教え方がアバウト過ぎて理解が難しい、一様魔王ジルにも聞いたが同じようなことしか言ってくれなかった。
後でルシウスにでも相談してみよう、そして授業が終わり昼食の時間になった、この学園には学食があり学生は無料で食べることが出来る。
俺はいつものランチを頼み端の席に着くするとそこにアリエスがやって来て早く魔法を教えてくれとせがんできた、 俺は早々に昼飯を平らげ演習場までアリエスを連れていった。
「さぁ 練習を始めましょうか。 まず最初にお手本を見せますからよく見ていてください」
「わかったわ!」
俺は使える初級魔法全てを無詠唱で発動させた。
「どうですか? 出来そうですかね?」
「ルークが出来ているから私もきっと出来るはずよ! コツを教えてちょうだい!」
そう言われて俺はアリエスに色々と説明しながら教えて言った、結果アリエスにはまだ無理だった。
「休み時間ももう終わりですので今日はここまでで! 明日も同じことをしますよ」
「わかったわ!」
なんで出来ないのと駄々をこねるかと思っていたが意外と素直だった、いつもこれくらいならいいのだが・・・・・・ こうして俺の学園生活が始まった。
試験は実技試験と筆記試験に別れており先に実技試験をするらしい、そして移動している間にこの学園についてジークが色々話してくれた、まずこの学園を作ったのは勇者だと、また学園に年齢制限はなく試験を受ければ誰でも入学することができる。
そして初等部三年、中等部三年、高等部三年の計9年となっており、試験の内容もこの三つの中で変化する、上に上がるにつれ習う知識や技術が上がっていく仕組みでこれを考え出したのも創設者の勇者だそうだ、しかし一体なぜ勇者はこんなことを思いついたのだろ。
もしかしたら勇者も転生者だったのかもしれない、そんな疑問が頭の中を過った、まあ俺の考えすぎかもしれないが、そしてアリエスはと言うと中等部に入学するみたいだ、俺は魔王ジルの体探しと魔法の勉強をしたいので初等部からの方がいいがいいと思ったが、見知った顔がいる方が安心感があり、一様アリエスと同じ中等部の試験を受けた。
「それでは魔術の腕前を見せて貰います、ルーク君が使える属性全ての中級魔術を一つずつここで発動させて下さい」
「分かりました! 全てやればいいんですね」
ジークがそう言ったので俺は使える全ての属性の魔法を無詠唱で発動させた、するとジークは目を輝かせ。
「素晴らしい! さすがルーシア君の息子だ! この年齢でこんなにも多くの属性の魔術を無詠唱で行えるなんて、これなら筆記試験も無しでいいでしょう、中等部への入学を認めます!」
やはりこの世界での無詠唱は凄いのだろう、筆記試験をパスしてあっさり入学出来てしまった、しかしこんなものでいいのだろうか、少し適当過ぎるんじゃ・・・・・・
そんなことを思ったが、校長が認めてくれたんだいいのだろう、そしてその後諸々の手続きを済ませ俺は中等部に入学することになった、俺はアリエス達と別れその場を後にし、生活に必要なものを買いに街まで出かけた。
街は活気に溢れていて見るもの全てが新鮮な光景だった、そして街で買い物をしていると隅の方に人だかりが出来ているのに気づいた、気になり覗いてみるとお立ち台のような所にボロボロの布切れを来た人間や魔族が鎖に繋がれていて立たされている、さながら奴隷市場のように見える。
「母さんあれはなんですか?」
「あれはね奴隷を売っているのよ 犯罪を犯すとああやって奴隷にされて売られるの」
母はそう言って少し不快な顔をしている、以外にも魔王ジルがあんな不快なもの見たくないと言っていたので少し気になったが、あれは犯罪者などが奴隷にされていてこの世界じゃ合法なのだろう、俺はそれ以上深く聞くことなくその場を後にした。
そして学園まで戻りこれから生活する寮へ向かった、寮は2棟あり男子寮と女子寮に別れていた、それにかなりの大きさがある、俺は男子寮の一部屋に案内され寮内の注意事項を聞き父と母に手伝ってもらいながら部屋の整理を始めた、部屋は案外広く一人部屋だ。
「案外広いわね! これならルークが大きくなっても大丈夫だわ、でも寂しくなるわね・・・・・・」
「そうだな、これからルークと生活出来ないのは寂しいが子供はいつか一人立ちする、それが少しはやいだけだ」
部屋を整理しながら父と母はそんなことを話していた、そうだよな父と母の俺に対する溺愛ぶりを考えると寂しいに決まってる。
「父さん、母さん! 毎月手紙を出しますし卒業したら家にちゃんと帰りますのでそう寂しがらないで下さい!」
父と母はそう言う俺に対してほんとにいい子だと褒めて抱きしめてくれた、魔王ジルはいい親だ感謝しろと、羨ましそうな声で言っていた、言われなくてもわかっている、前世ではこんなことはなかったので恥ずかしいが目一杯愛情を注いでくれる母と父には感謝している、そして別れの時が来た。
「ルークちゃんと早寝早起きして食べて歯磨きもしてーーー」
「ルーシアそれぐらいにしてやりなさい、ルークもちゃんと分かっているよ」
母は不安そうな表情だが父になだめられ学園から去っていった、俺は二人の後ろ姿が見えなくなるまで見送り部屋にもどった。
そしてこれからの事を考えベットに腰を下ろした、まずこの学園でもっと知識をつけ魔法を特訓し魔王の体を探す手がかりを見つける、やることが沢山あるがどうにかなるだろう。
こうして一日目を終え眠りについた、翌朝コンコンと部屋をノックする音で目が覚めた、扉を開けると教員らしき人が荷物を持って立っている。
「おはようございますルーク君! 入学おめでとうございます。 制服を持ってきたので今日からこれを着て下さいね」
「制服ですか!?」
「そうです、この学園の生徒は全員この制服を着用が義務付けられているのできちんと守るように!」
そう言って制服を渡してくれた、この世界で制服を着ることになるなんて・・・・・・
そう思い制服を受け取ると教員らしき人物は着替えた後にまた迎えに来ると言い残し去っていった。
そして俺は制服を手に取り着替え鏡の前に立つ、ブレザータイプの制服だ、しかもサイズもピッタリ、誰がこんなもの考えたのだろう、やはりこの学園を作った勇者が考えたのか、ますます勇者が俺の元いた世界の人間に思えてきた。
そんなことを考えているとまた扉がノックされさっきの人物が戻ってきた。
「着替えましたね! よく似合ってますよ」
「ありがとうございます!」
「では私に付いてきてください、ルーク君とアリエスさんは入学が1ヶ月遅れてますので特別生として迎え入れることになってます、なのでこれから大変だと思いますが頑張ってください」
そのへんの話はもうジークから聞いている、入学式より1ヶ月遅れているので本来入学は一年後になるはずだったがアリエスのお陰で俺も特別生として入学できるようになった、アリエスに感謝だな。
そうして教室についた、途中で合流したアリエスもいる、同じクラスになったみたいだ、多分だがジーク校長が気を利かせてくれ同じクラスにしてくれたのだろう。
そして教室の扉が開けられ中に入りあたりを見渡すと20人ほどの生徒がおり机に座っていた、全員年上だ、まあ中等部なので当然か、前には黒板があり俺が元いた世界の学校と変わりない、そして全員の視線が俺とアリエスに集まる。
「今日からこのクラスで一緒に学ぶ特別生の2人だ、2人とも自己紹介してくれ」
まあ当然の流れだよな、でも俺は何にも考えてなかった、こういうのはあまり得意じゃない、一応魔王ジルに助けを求めてみたが。
(師匠! どうしましょう何も考えてなかったです)
(そんなもんテキトーにすればいいだろ、考えるまでもねーよ!)
魔王ジルはそう言い面倒くさそうだ、こういったのは最初が肝心なのだが・・・・・・ しくじると後で面倒なことになる、そんな時アリエスが先に口を開いた。
「アリエス・ラネス・コバルトよ、今日からよろしく」
それだけかよ、しかも言い方が・・・・・・ アリエスはぶっきらぼうに自己紹介をした。
俺は持てるスキルを駆使してその場で自己紹介文を考えるそして。
「今日から皆さんと一緒に学ばせて頂きます、ルーク・エメラリアです! 分からないことがまだ沢山あるので皆さんの力をお借りすることがあるかもしれませんのでその時はよろしくお願いします!」
アリエスの時とは違い拍手が起きた、そしてなにやら皆ぼそぼそ話している、あんなに幼いのにしっかりしているとかさすが特別生だとか、反応は上々だ。
これならつかみバッチリだろう、そして席につくとアリエスと隣だった、あの自己紹介の後でアリエスの隣に座るのはかなり気が引ける、アリエスの性格上俺の方が盛り上がったので不機嫌になっていそうだ、恐る恐るアリエスの方をチラ見すると、そんなに不機嫌ではなくふんと鼻を鳴らしそっぽを向いている。
よかった逆鱗まで触れてないようだ、こうして俺の学園生活が始まった、授業は主に魔法についての勉強が多かったが他にも読み書き、算術、地理、歴史、礼儀作法、剣術などの授業もある。
そして今は俺の大好きな魔法の授業だ、そして今俺は授業の手本で無詠唱魔法をやらされている、どうやらこの学園で無詠唱を行えるものはいないらしい、なのでそれを是非とも皆の前で見せてくれと頼まれたのだ。
「ルーク君! クラスの皆に無詠唱を見せてあげてください!」
「はい! 分かりました」
そう言って俺は無詠唱でいくつかの魔術を発動させる。
「すげぇ」
「あの年齢で無詠唱なんて・・・・・・」
「流石特別生は違うな」
「まだ10歳なのに」
皆口々に称賛の声が上がる、気持ちがいい、こんなに褒められるなんて思ってもなかった、俄然魔法に対するやる気が上がってくる。
そして我も我もと皆無詠唱で術を発動させる練習にとりかかった、やはり無詠唱は難しいらしくなかなか成功者が出ない、そりゃそうだろう、俺は小さい頃から魔王ジルに魔法を教えて貰ってひたすら訓練してきた。
その成果がこの無詠唱に繋がっている、まあでも魔王という凄い師匠がいたお陰なのだが、そして、誰も成功者出ないまま授業がおわった。
「今日はここまでです、各自次の授業の準備して移動してください」
教師がそう言って皆次の授業の準備に取り掛かった、俺も準備をしているとアリエスが近づいてきて耳元で。
「休み時間に無詠唱で術を発動させるコツをおしえなさい、いいわね!」
「えっ? あの僕やることが・・・・・・」
「あなたは私の家来じゃ無かったかしら! 約束よ」
「は、はいわかりました・・・・・・」
なんと横暴な休み時間は魔王ジルの事を調べないと行けないのに、それに家来になった覚えはない・・・・・・ でも断ったら怖いし・・・・・・
(師匠すみません、アリエスに魔術を教えてあげるので、師匠のことは後になりそうです)
(あぁそうかまあいいぞ! お前見てると飽きないからな俺のことは後回しでも大丈夫だ)
魔王ジルは後回しでもいいと言ってくれた、ほんとにいい人だ、俺がイメージしていた魔王とは全然違う、こんな人が一国を滅ぼすなんて到底思えない、そんなことを思いながら俺は次の授業の剣術に取り掛かった、まず俺は剣術がからっきしダメだった。
「ルーク君もっと脇を閉めて、肩に力が入りすぎです」
「すみません、こうですか?」
「もうちょっと力を抜いて自然体で構えて」
こんなこと毎回言われている、一向に上達しない、というか先生の教え方がアバウト過ぎて理解が難しい、一様魔王ジルにも聞いたが同じようなことしか言ってくれなかった。
後でルシウスにでも相談してみよう、そして授業が終わり昼食の時間になった、この学園には学食があり学生は無料で食べることが出来る。
俺はいつものランチを頼み端の席に着くするとそこにアリエスがやって来て早く魔法を教えてくれとせがんできた、 俺は早々に昼飯を平らげ演習場までアリエスを連れていった。
「さぁ 練習を始めましょうか。 まず最初にお手本を見せますからよく見ていてください」
「わかったわ!」
俺は使える初級魔法全てを無詠唱で発動させた。
「どうですか? 出来そうですかね?」
「ルークが出来ているから私もきっと出来るはずよ! コツを教えてちょうだい!」
そう言われて俺はアリエスに色々と説明しながら教えて言った、結果アリエスにはまだ無理だった。
「休み時間ももう終わりですので今日はここまでで! 明日も同じことをしますよ」
「わかったわ!」
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