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第四章 学園生活高等部編
48話 突然の告白
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あの戦いから三日、死体の片付けは終わったのだが、学園はまだ瓦礫の山だ、教師達は授業を一時中断し、全校生徒を動員して復興作業を手伝ってもらっている、生徒達はその悲惨な学園の状況を見て戦慄しているようだ、俺も当然生徒なので復興を手伝っている、だからちらほら生徒達の声が聞こえる。
「やばいなこれ」
「あのドラゴンのせいでしょ」
「そう言えばドラゴンを倒したのってあのルークらしいよ」
「えっ! そうなのか!」
「左腕と引き換えにドラゴンの首をはねたらしい」
どうやら俺と魔王ジルで倒したドラゴンなのに、俺が倒したようになっている、しかし左腕と引き換えは少し違うがな、話が違う方向に向かってる、そして俺が片付けをしているとフィーナがやってきた。
「ルーク先輩!」
「フィーナかどうした?」
「私見てましたよ! ルーク先輩がドラゴンを倒すところ! さすがルーク先輩ですね」
フィーナはかなり興奮した感じでそう話してくる、話を広めているのはフィーナか。
「お前! いたのかあの場所に!?」
「ルーク先輩達が残ってるのを見たので心配になって、でもドラゴンが怖くて隠れてて、そしたらルーク先輩がドラゴンの首をはねるところを見たんです!」
「そうか、まあでも無事でよかった、今度からそんな危険なことはしないでちゃんと逃げろよ」
俺はフィーナにそう注意をうながすように言った。
「分かりましたけど私だけじゃなかったですからね! 他にもいましたよ」
「他にもいたのかよ!」
なんと他にも見ていた生徒がいたのか、だからこんなにも早く話が広まっているのか。
「ええ、でもルーク先輩も今度から逃げてください今回は腕だけですみましたけど・・・・・・」
フィーナは俺の左腕を見て言葉を詰まらせている。
「ああ、これか? 大丈夫だ、気にすんな、これくらいどうってことない」
「でも! 私ルーク先輩の事が心配でルーク先輩には死んで欲しくないから」
「フィーナ・・・・・・ わかったよできる限り頑張るよ」
「もう、絶対わかってないでしょう!」
「まあそんな怒るなって、生きてるんだから」
俺がフィーナとそんな会話をしていると、数人の生徒達が俺の元に集まってきた。
「ルーク君だよね?」
「はいそうですがなにかありましたか?」
「いやドラゴン退治のお礼を言おうと思って!」
一人の生徒がそう言うと次から次へとほかの生徒達もお礼を言ってくれた。
「ありがとう!」
「左腕まで無くしてこの学園を守ってくれて」
「凄いね君は」
「ルーク君はこの学園の英雄だ!」
こんなにも感謝されるなんて思ってもなかった、しかし悪い気分はしない、しかも英雄とまで言われている、俺一人で倒した訳じゃないのだが、魔王ジルの協力あってこそ倒せた。
しかしあの敵は何者だったのだろうか、大地が言っていた奴らなのか、それとも別に関係なくただ単にアリエスを狙った奴らか、でも何故アリエスが狙われたんだ、またコバルト王国の刺客か、それにしても女の子一人にドラゴンやあの手勢は少しおかしい、考えれば考えるほど謎は深まるばかりだ、もっと鍛えねばならないな、あいつらはかなりの手練だった、アリエスを守るためにはもっと力が必要だ、そしてそんなことを考えながらフィーナ達と談笑していると背後に気配を感じた、この気配は・・・・・・ アリエスだ。
しまったフィーナと仲良くしているとアリエスの機嫌が悪くなる、俺は急いで振り返り。
「アリエス、どうした?」
「いやどうもしてないわよ? ただ手伝いに来ただけ」
あれ、そんなに怒ってないぞ、それに雰囲気がいつもと違うような気がする。
「そうか、なら俺の方を手伝ってくれ、俺は左手が使えないから」
「わかったわ!」
アリエスはそう言って俺の方の手伝いを始める、フィーナがいるのに不機嫌にならないのは不思議だ、アリエスが成長したのか、これはいい事だ、これで一つ悩みが解消された。
こうしてあと片付けを進め学園復興に向けて作業を進めていた。
そして一週間たち片付けもほぼ終わり、学園は元の姿を取り戻している、全校生徒の協力もあり意外と早く進んだ、そのあいだ俺は色んな生徒から英雄や救世主と崇められお礼を言われた。
何人かの女生徒の中には俺に告白してくる人までいる始末だ、当然断ったが、こうなるとアリエスの機嫌が悪くなると思っていたがそんなことは杞憂におわった。
アリエスも成長したな、ちょっとの事じゃヤキモチを焼かなくなって、少し寂しいでも楽なのでいいが、そんな俺の元にジークがやって来て。
「ルーク君、後で職員室まで来てください、お話があります」
「はい、わかりました」
久しぶりの呼び出しだ、話の内容は多分今回の件だろう。
「ルーク呼び出しか!」
「師匠、そうです呼び出しです」
「そうか、俺も実は呼び出されてるんだよな」
魔王ジルも呼び出されたのか、まあそれもそうだろう今回の件は魔王ジルも深く関わっている、こうして魔王ジルと二人で職員室に向かう、職員室の前の扉をノックし中に入る、中には教師達全員が揃って立っている、何故そんなにかしこまっているのか。
「あの~話とは何でしょう」
俺がそう聞くとジークが口を開いた。
「今回の件について教師達全員でお礼をと思いまして」
「えっ! そんなのいいですよ」
「いえ、学園を救ってくれたのは間違いなくルーク君とジル様ですから」
ジークはそう言って礼を言って頭を下げる、それに合わせ他の教師達も礼を言う。
「当然のことをしたまでですので、そんなにかしこまらなくても」
「いえ本来ならば私達がなんとかしなければ行けないことなのに、ルーク君とジル様に任せてしまった責任もありますので」
「相変わらずジークは堅いな」
「本当にありがとうございました」
そう言って深々と頭を下げてくれた。
「まあ、いいってことよ、誰も死ななかったし」
「師匠、俺は腕無くなりましたけどね」
「それはお前の修行不足だ、まあこれからもっとみっちり鍛えてやる」
魔王はそう言って笑っている、でも死人が出なかったのはいい事だ、そして左腕を無くした代償は俺の実力不足だ、闘魔が使えていればこんなことにはなっていなかった。
「談笑中悪いんですがジル様のお耳に入れておきたいことがあります」
「なんだ?」
「実は今回の件を大魔王様に報告した所対策をこうじるためにこちらにやって来ると」
「なっ!? 親父が来るのか?」
「ええ、来ます」
魔王ジルはかなり驚ている、そして少し焦っているように見えた。
「本当かよ、そりゃめんどくせーな」
「お久しぶりに会われてはいかがですか? 学園を救ったとなると大魔王様も褒めて下さるでしょうし」
「そりゃねーな! 親父はそんながらじゃねぇ」
大魔王が来るのか、一体どんな人なんだろう、魔王ジルの父親だから似ているのだろうか、俺も会ってみたいな、魔王ジルは会いたくないみたいだけど。
「話はそれだけですのでもう大丈夫です」
そう言われ俺と魔王ジルは職員室を後にした。
「師匠、親父さんはどんな人なんですか?」
「親父は強い、俺がぼこぼこにされるぐらいな」
なに、五大魔王最強の魔王ジルがぼこぼこにされるぐらい強いとな、それはかなり恐ろしいな。
「そんなにですか!」
「ああ、あと親父とはいい思い出がねーからな、喧嘩しかしたことがねー」
そうか、親子仲は悪い方なのか、しかしせっかく復興したのにここで喧嘩でもされたらたまったもんじゃない、ここは俺が頑張って二人の間を取り持とう、こうして部屋まで戻った、部屋に戻るとアリエスがいた。
ここ最近復興作業が忙しくてアリエスとにゃんにゃん出来てない、今日はゆっくり楽しもう、そう思いアリエスの隣に腰掛けゆっくり肩を抱き寄せた。
「アリエス」
そしてアリエスにキスをしようとすると、アリエスは俺を押しのけた、突然のことに俺が唖然といしていると。
「ルーク大事な話があるわ聞いて」
大事な話・・・・・・ もしかして出来ちゃったとか、そりゃそれなりの事はしてるし、俺は咄嗟に。
「ごめん! 責任はとるから! 俺働くよ!」
俺がそう言うとアリエスはキョトンとした顔で俺を見てきた。
「責任? なんの話をしているの? それより私の話を聞いて」
あれ、もしかして俺の勘違い、こりゃ参ったな早とちりか、しかし大事な話とはなんだろう。
「ごめん俺の勘違い気にしないで、それで話ってなに?」
「私と別れてちょうだい!」
えっ、今なんて別れてだと、いやそんなはずはないこれは何かの幻聴だ俺は疲れているんだきっとそうだうん。
「アリエスよく聴き取れなかったんだが?」
俺は聞こえないふりをしてそう聞き返した。
「だから、私と別れて!」
アリエスはハッキリとそういった、俺は突然のことに訳が分からなくなり頭の中が混乱する、一体アリエスは何を言っているんだ。
「アリエス何を言ってるの? 理解できないんだけど?」
「はぁ、だから別れてほしいの、もうルークのことは好きじゃないから」
好きじゃない、その言葉が俺の頭の中でループする、一体何故こんなことになっている、アリエスとは順調だったはずだ。
「なんでだよ! 俺は別れたくない」
俺は咄嗟にそう言い放った、しかしアリエスはまたため息をつき少し気だるそうに。
「私はもう、好きじゃないのよだから終わりよ」
無情にもアリエスは真顔でそう言い放った、俺は余計訳が分からなくなった。
「なんで、急にそんなことをになるんだ!」
「好きじゃなくなったからよ理由はそれだけ」
「なんで好きじゃななくなった?」
「好きじゃないからよ!」
アリエスは理由を教えてはくれない、一体俺の何が悪いのか、言ってくれれば治す。
「なんでたよ! 俺はこんなにもアリエスのことが好きなのに」
「私達これで終わりよ、じゃあ私もう行くから」
「待って! 話はまだ終わってない!」
そう言ってアリエスを引き止めたが、アリエスは止まらずそのまま行ってしまった。
なんだよ、急に別れるなんて、俺はまだ現実かどうか飲み込めていない、これは悪い夢なんじゃないかと思いほっぺたをつねる、痛いこれは現実だ、そう俺はアリエスに振られたのだ、それも急に、訳もわからぬまま、そう思うと急に目頭が熱くなり涙がこぼれ出した。
「なんでだよ・・・・・・」
俺はこんなにもアリエスのことを愛しているのに急にそんなことを言われても、一体この先どうすればいいんだ、もう一度きちんとアリエスと話すべきだな、そして理由を聞こう、俺はアリエスとこんな形で別れたくはない、そう思いベットで一人涙を流した。
「やばいなこれ」
「あのドラゴンのせいでしょ」
「そう言えばドラゴンを倒したのってあのルークらしいよ」
「えっ! そうなのか!」
「左腕と引き換えにドラゴンの首をはねたらしい」
どうやら俺と魔王ジルで倒したドラゴンなのに、俺が倒したようになっている、しかし左腕と引き換えは少し違うがな、話が違う方向に向かってる、そして俺が片付けをしているとフィーナがやってきた。
「ルーク先輩!」
「フィーナかどうした?」
「私見てましたよ! ルーク先輩がドラゴンを倒すところ! さすがルーク先輩ですね」
フィーナはかなり興奮した感じでそう話してくる、話を広めているのはフィーナか。
「お前! いたのかあの場所に!?」
「ルーク先輩達が残ってるのを見たので心配になって、でもドラゴンが怖くて隠れてて、そしたらルーク先輩がドラゴンの首をはねるところを見たんです!」
「そうか、まあでも無事でよかった、今度からそんな危険なことはしないでちゃんと逃げろよ」
俺はフィーナにそう注意をうながすように言った。
「分かりましたけど私だけじゃなかったですからね! 他にもいましたよ」
「他にもいたのかよ!」
なんと他にも見ていた生徒がいたのか、だからこんなにも早く話が広まっているのか。
「ええ、でもルーク先輩も今度から逃げてください今回は腕だけですみましたけど・・・・・・」
フィーナは俺の左腕を見て言葉を詰まらせている。
「ああ、これか? 大丈夫だ、気にすんな、これくらいどうってことない」
「でも! 私ルーク先輩の事が心配でルーク先輩には死んで欲しくないから」
「フィーナ・・・・・・ わかったよできる限り頑張るよ」
「もう、絶対わかってないでしょう!」
「まあそんな怒るなって、生きてるんだから」
俺がフィーナとそんな会話をしていると、数人の生徒達が俺の元に集まってきた。
「ルーク君だよね?」
「はいそうですがなにかありましたか?」
「いやドラゴン退治のお礼を言おうと思って!」
一人の生徒がそう言うと次から次へとほかの生徒達もお礼を言ってくれた。
「ありがとう!」
「左腕まで無くしてこの学園を守ってくれて」
「凄いね君は」
「ルーク君はこの学園の英雄だ!」
こんなにも感謝されるなんて思ってもなかった、しかし悪い気分はしない、しかも英雄とまで言われている、俺一人で倒した訳じゃないのだが、魔王ジルの協力あってこそ倒せた。
しかしあの敵は何者だったのだろうか、大地が言っていた奴らなのか、それとも別に関係なくただ単にアリエスを狙った奴らか、でも何故アリエスが狙われたんだ、またコバルト王国の刺客か、それにしても女の子一人にドラゴンやあの手勢は少しおかしい、考えれば考えるほど謎は深まるばかりだ、もっと鍛えねばならないな、あいつらはかなりの手練だった、アリエスを守るためにはもっと力が必要だ、そしてそんなことを考えながらフィーナ達と談笑していると背後に気配を感じた、この気配は・・・・・・ アリエスだ。
しまったフィーナと仲良くしているとアリエスの機嫌が悪くなる、俺は急いで振り返り。
「アリエス、どうした?」
「いやどうもしてないわよ? ただ手伝いに来ただけ」
あれ、そんなに怒ってないぞ、それに雰囲気がいつもと違うような気がする。
「そうか、なら俺の方を手伝ってくれ、俺は左手が使えないから」
「わかったわ!」
アリエスはそう言って俺の方の手伝いを始める、フィーナがいるのに不機嫌にならないのは不思議だ、アリエスが成長したのか、これはいい事だ、これで一つ悩みが解消された。
こうしてあと片付けを進め学園復興に向けて作業を進めていた。
そして一週間たち片付けもほぼ終わり、学園は元の姿を取り戻している、全校生徒の協力もあり意外と早く進んだ、そのあいだ俺は色んな生徒から英雄や救世主と崇められお礼を言われた。
何人かの女生徒の中には俺に告白してくる人までいる始末だ、当然断ったが、こうなるとアリエスの機嫌が悪くなると思っていたがそんなことは杞憂におわった。
アリエスも成長したな、ちょっとの事じゃヤキモチを焼かなくなって、少し寂しいでも楽なのでいいが、そんな俺の元にジークがやって来て。
「ルーク君、後で職員室まで来てください、お話があります」
「はい、わかりました」
久しぶりの呼び出しだ、話の内容は多分今回の件だろう。
「ルーク呼び出しか!」
「師匠、そうです呼び出しです」
「そうか、俺も実は呼び出されてるんだよな」
魔王ジルも呼び出されたのか、まあそれもそうだろう今回の件は魔王ジルも深く関わっている、こうして魔王ジルと二人で職員室に向かう、職員室の前の扉をノックし中に入る、中には教師達全員が揃って立っている、何故そんなにかしこまっているのか。
「あの~話とは何でしょう」
俺がそう聞くとジークが口を開いた。
「今回の件について教師達全員でお礼をと思いまして」
「えっ! そんなのいいですよ」
「いえ、学園を救ってくれたのは間違いなくルーク君とジル様ですから」
ジークはそう言って礼を言って頭を下げる、それに合わせ他の教師達も礼を言う。
「当然のことをしたまでですので、そんなにかしこまらなくても」
「いえ本来ならば私達がなんとかしなければ行けないことなのに、ルーク君とジル様に任せてしまった責任もありますので」
「相変わらずジークは堅いな」
「本当にありがとうございました」
そう言って深々と頭を下げてくれた。
「まあ、いいってことよ、誰も死ななかったし」
「師匠、俺は腕無くなりましたけどね」
「それはお前の修行不足だ、まあこれからもっとみっちり鍛えてやる」
魔王はそう言って笑っている、でも死人が出なかったのはいい事だ、そして左腕を無くした代償は俺の実力不足だ、闘魔が使えていればこんなことにはなっていなかった。
「談笑中悪いんですがジル様のお耳に入れておきたいことがあります」
「なんだ?」
「実は今回の件を大魔王様に報告した所対策をこうじるためにこちらにやって来ると」
「なっ!? 親父が来るのか?」
「ええ、来ます」
魔王ジルはかなり驚ている、そして少し焦っているように見えた。
「本当かよ、そりゃめんどくせーな」
「お久しぶりに会われてはいかがですか? 学園を救ったとなると大魔王様も褒めて下さるでしょうし」
「そりゃねーな! 親父はそんながらじゃねぇ」
大魔王が来るのか、一体どんな人なんだろう、魔王ジルの父親だから似ているのだろうか、俺も会ってみたいな、魔王ジルは会いたくないみたいだけど。
「話はそれだけですのでもう大丈夫です」
そう言われ俺と魔王ジルは職員室を後にした。
「師匠、親父さんはどんな人なんですか?」
「親父は強い、俺がぼこぼこにされるぐらいな」
なに、五大魔王最強の魔王ジルがぼこぼこにされるぐらい強いとな、それはかなり恐ろしいな。
「そんなにですか!」
「ああ、あと親父とはいい思い出がねーからな、喧嘩しかしたことがねー」
そうか、親子仲は悪い方なのか、しかしせっかく復興したのにここで喧嘩でもされたらたまったもんじゃない、ここは俺が頑張って二人の間を取り持とう、こうして部屋まで戻った、部屋に戻るとアリエスがいた。
ここ最近復興作業が忙しくてアリエスとにゃんにゃん出来てない、今日はゆっくり楽しもう、そう思いアリエスの隣に腰掛けゆっくり肩を抱き寄せた。
「アリエス」
そしてアリエスにキスをしようとすると、アリエスは俺を押しのけた、突然のことに俺が唖然といしていると。
「ルーク大事な話があるわ聞いて」
大事な話・・・・・・ もしかして出来ちゃったとか、そりゃそれなりの事はしてるし、俺は咄嗟に。
「ごめん! 責任はとるから! 俺働くよ!」
俺がそう言うとアリエスはキョトンとした顔で俺を見てきた。
「責任? なんの話をしているの? それより私の話を聞いて」
あれ、もしかして俺の勘違い、こりゃ参ったな早とちりか、しかし大事な話とはなんだろう。
「ごめん俺の勘違い気にしないで、それで話ってなに?」
「私と別れてちょうだい!」
えっ、今なんて別れてだと、いやそんなはずはないこれは何かの幻聴だ俺は疲れているんだきっとそうだうん。
「アリエスよく聴き取れなかったんだが?」
俺は聞こえないふりをしてそう聞き返した。
「だから、私と別れて!」
アリエスはハッキリとそういった、俺は突然のことに訳が分からなくなり頭の中が混乱する、一体アリエスは何を言っているんだ。
「アリエス何を言ってるの? 理解できないんだけど?」
「はぁ、だから別れてほしいの、もうルークのことは好きじゃないから」
好きじゃない、その言葉が俺の頭の中でループする、一体何故こんなことになっている、アリエスとは順調だったはずだ。
「なんでだよ! 俺は別れたくない」
俺は咄嗟にそう言い放った、しかしアリエスはまたため息をつき少し気だるそうに。
「私はもう、好きじゃないのよだから終わりよ」
無情にもアリエスは真顔でそう言い放った、俺は余計訳が分からなくなった。
「なんで、急にそんなことをになるんだ!」
「好きじゃなくなったからよ理由はそれだけ」
「なんで好きじゃななくなった?」
「好きじゃないからよ!」
アリエスは理由を教えてはくれない、一体俺の何が悪いのか、言ってくれれば治す。
「なんでたよ! 俺はこんなにもアリエスのことが好きなのに」
「私達これで終わりよ、じゃあ私もう行くから」
「待って! 話はまだ終わってない!」
そう言ってアリエスを引き止めたが、アリエスは止まらずそのまま行ってしまった。
なんだよ、急に別れるなんて、俺はまだ現実かどうか飲み込めていない、これは悪い夢なんじゃないかと思いほっぺたをつねる、痛いこれは現実だ、そう俺はアリエスに振られたのだ、それも急に、訳もわからぬまま、そう思うと急に目頭が熱くなり涙がこぼれ出した。
「なんでだよ・・・・・・」
俺はこんなにもアリエスのことを愛しているのに急にそんなことを言われても、一体この先どうすればいいんだ、もう一度きちんとアリエスと話すべきだな、そして理由を聞こう、俺はアリエスとこんな形で別れたくはない、そう思いベットで一人涙を流した。
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