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33、少しでも 斗真side
何なら食べれるだろう。
固形は難しいかな…
奏くんが食べれそうなもの、
そうだ、昼と同じになるけど卵スープにしよう。
初めてのものより抵抗なく食べれるかもしれない。
スープを作り奏くんの元に持って行く。
少し開けて部屋を覗くとさっきと同じ隅で両足を抱えて座っている。
少しだけ灯りを明るくして、布団の横にスープを置く。
俺を見た途端息を荒くしてカチカチと歯が鳴る。
「奏くん、さっきはごめんね。何も知らずに俺の考えを押し付けて、」
体を強ばらせ震える奏くんに触れ落ち着くまで肩や腕をさする。
少しづつ力が緩む奏くんを抱きしめ寄りかかるように促す。
少しは慣れてくれたのかな、初めよりは早く寄りかかってくれるようになった。
奏くんをあぐらをかいた足の上に乗せ少しづつ布団に近づき、布団に乗る。
「奏くん、お腹空いてる?」
問いかけた途端俯き反応が無くなった。
「お昼に食べたスープ作ってきたんだけど飲んでみない?」
ゆっくりと視線をスープに向け喉がゴクリと鳴ったのを聞き逃さながった。
「飲めるかな」
スプーンに少量のスープを乗せ口元に近づけると恐る恐る口が少し開く。
飲んだ途端、どうして?っと言うような目で俺を見つめる奏くんの頭を撫でもう一口スプーンを口元に持っていくとまた飲んでくれた。
昨日から空腹を満たせるものは食べていないからきっとお腹は空いているのだろう。
二口目からは普通に飲めて、ほぐした卵やネギも食べることができた。
ネギはできるだけ小さく刻んだが、ゆっくりもぐもぐする姿が小動物みたいで可愛い。
「最後の一口、」
最後の一口を飲んで皿を覗いている。
まだ飲みたかったのかな?
でも急に沢山食べてお腹壊しても可哀想だし今日はこのくらいにしておこう。
「お水飲む?」
一口飲んで渡せばコップを両手で持ち水を飲む。
「ごちそうさまでした。」
俺の真似をして手を合わせこっちをじっと見てくる。
「ご飯を食べた後の挨拶だよ。ご飯にありがとうって意味でするんだよ。」
奏くんは基本無表情だが頭の上に?がいっぱい並んでいる気がした。
難しかったかな笑
「熱測らせてね、」
体温計を脇に挟む。
体温計は見た事がない様子だったけど、熱を測っている間はじっとしてくれる。
何されてるのか分かってないのかな?
ピピピッ
「あちゃー、熱上がっちゃったねー、」
興味があるのか俺が見ている体温計を覗いている。
「見たいの?奏くんって数字は読めるの?」
体温を見て首を傾げている。
読めなかったみたい、
「39.1 しんどいね。薬飲んで寝ようか、」
「えっ、ちょっ!どこ行くの」
さっきまで大人しかったのに急に俺の上から飛び出して、また部屋の隅に逃げようとした。
慌てて腕を掴むとイヤイヤというように首を横に振り目に涙を溜めた。
「薬飲みたくないの?」
落ち着いて聞くと目を泳がせながらも俺の目をじっと見つめる。
うーん、嫌って言われてもな…
栄養もあまり摂ってないし、多分睡眠も長時間は難しいだろう。
それに加えて高熱…
抱きしめて落ち着いたら飲んでくれるかもしれないと思い、落ち着くのを待つが薬が視界に入ると呼吸が荒くなり過呼吸を起こしそうになる。
またさっきみたいに嗚咽でせっかく食べたものを吐いても可哀想だし…
この調子だと口から飲むのは無理だろう。
もしかすると口よりも怖い思いをさせてしまうかもしれないけど…
これしかない…今は薬を飲ますことを優先しよう。
透に貰った紙袋の中から潤滑剤を指に塗り、座薬を手に取る。
背中をさすり気をそらせながら下着に手を入れる。
潤滑剤がアナルに付いた途端何をされるか分かったのか体が強ばる。
それでもさっきのように逃げる様子はなく大人しく、息を大きく吐いて体の力を抜こうとしている。
そのお陰で座薬はすんなりと入ったが、反射的に呼吸をして力を抜くのは、力を入れていると余計に痛くなることを知っているからだろうか。
終わってもなお息を必死に吐く姿に心が痛んだ。
抱き直して背中や頭を撫でる。
「終わったよ。頑張ったね。」
今から犯されると思っていたのだろう。
終わったと聞いて目を見開き俺を見る。
「終わったよ。もう怖いことしないからね。大丈夫、大丈夫」
キョトンとする奏くんを抱きしめ解熱剤が効くのを待つ。
しばらくして眠った奏くんの頭の下に氷枕を敷き、布団をかけ暖房を消す。
できるだけ氷枕に頭を置いていてほしい。
けど、目が覚めたらまた部屋の隅に行ってしまうだろう。そう思い奏くんの横で俺も寝ることにした。
固形は難しいかな…
奏くんが食べれそうなもの、
そうだ、昼と同じになるけど卵スープにしよう。
初めてのものより抵抗なく食べれるかもしれない。
スープを作り奏くんの元に持って行く。
少し開けて部屋を覗くとさっきと同じ隅で両足を抱えて座っている。
少しだけ灯りを明るくして、布団の横にスープを置く。
俺を見た途端息を荒くしてカチカチと歯が鳴る。
「奏くん、さっきはごめんね。何も知らずに俺の考えを押し付けて、」
体を強ばらせ震える奏くんに触れ落ち着くまで肩や腕をさする。
少しづつ力が緩む奏くんを抱きしめ寄りかかるように促す。
少しは慣れてくれたのかな、初めよりは早く寄りかかってくれるようになった。
奏くんをあぐらをかいた足の上に乗せ少しづつ布団に近づき、布団に乗る。
「奏くん、お腹空いてる?」
問いかけた途端俯き反応が無くなった。
「お昼に食べたスープ作ってきたんだけど飲んでみない?」
ゆっくりと視線をスープに向け喉がゴクリと鳴ったのを聞き逃さながった。
「飲めるかな」
スプーンに少量のスープを乗せ口元に近づけると恐る恐る口が少し開く。
飲んだ途端、どうして?っと言うような目で俺を見つめる奏くんの頭を撫でもう一口スプーンを口元に持っていくとまた飲んでくれた。
昨日から空腹を満たせるものは食べていないからきっとお腹は空いているのだろう。
二口目からは普通に飲めて、ほぐした卵やネギも食べることができた。
ネギはできるだけ小さく刻んだが、ゆっくりもぐもぐする姿が小動物みたいで可愛い。
「最後の一口、」
最後の一口を飲んで皿を覗いている。
まだ飲みたかったのかな?
でも急に沢山食べてお腹壊しても可哀想だし今日はこのくらいにしておこう。
「お水飲む?」
一口飲んで渡せばコップを両手で持ち水を飲む。
「ごちそうさまでした。」
俺の真似をして手を合わせこっちをじっと見てくる。
「ご飯を食べた後の挨拶だよ。ご飯にありがとうって意味でするんだよ。」
奏くんは基本無表情だが頭の上に?がいっぱい並んでいる気がした。
難しかったかな笑
「熱測らせてね、」
体温計を脇に挟む。
体温計は見た事がない様子だったけど、熱を測っている間はじっとしてくれる。
何されてるのか分かってないのかな?
ピピピッ
「あちゃー、熱上がっちゃったねー、」
興味があるのか俺が見ている体温計を覗いている。
「見たいの?奏くんって数字は読めるの?」
体温を見て首を傾げている。
読めなかったみたい、
「39.1 しんどいね。薬飲んで寝ようか、」
「えっ、ちょっ!どこ行くの」
さっきまで大人しかったのに急に俺の上から飛び出して、また部屋の隅に逃げようとした。
慌てて腕を掴むとイヤイヤというように首を横に振り目に涙を溜めた。
「薬飲みたくないの?」
落ち着いて聞くと目を泳がせながらも俺の目をじっと見つめる。
うーん、嫌って言われてもな…
栄養もあまり摂ってないし、多分睡眠も長時間は難しいだろう。
それに加えて高熱…
抱きしめて落ち着いたら飲んでくれるかもしれないと思い、落ち着くのを待つが薬が視界に入ると呼吸が荒くなり過呼吸を起こしそうになる。
またさっきみたいに嗚咽でせっかく食べたものを吐いても可哀想だし…
この調子だと口から飲むのは無理だろう。
もしかすると口よりも怖い思いをさせてしまうかもしれないけど…
これしかない…今は薬を飲ますことを優先しよう。
透に貰った紙袋の中から潤滑剤を指に塗り、座薬を手に取る。
背中をさすり気をそらせながら下着に手を入れる。
潤滑剤がアナルに付いた途端何をされるか分かったのか体が強ばる。
それでもさっきのように逃げる様子はなく大人しく、息を大きく吐いて体の力を抜こうとしている。
そのお陰で座薬はすんなりと入ったが、反射的に呼吸をして力を抜くのは、力を入れていると余計に痛くなることを知っているからだろうか。
終わってもなお息を必死に吐く姿に心が痛んだ。
抱き直して背中や頭を撫でる。
「終わったよ。頑張ったね。」
今から犯されると思っていたのだろう。
終わったと聞いて目を見開き俺を見る。
「終わったよ。もう怖いことしないからね。大丈夫、大丈夫」
キョトンとする奏くんを抱きしめ解熱剤が効くのを待つ。
しばらくして眠った奏くんの頭の下に氷枕を敷き、布団をかけ暖房を消す。
できるだけ氷枕に頭を置いていてほしい。
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