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97.🍸信じてたのに🍾
しおりを挟む「信じてたのに」
「·····!」
自分が歩くよりもずっと早く屋敷に到着したら、適当に靴を奪われて、抱き上げられたまま彼の部屋に連れられた。
「こんなに可愛がってるのに、どうして浮気しちゃったの?」
「う、うわき·····?·····っ」
浮気。
店でも言われた言葉に首を振る。
彼と自分は恋人同士じゃない。
ノエルに抱かれるのは仕事だ。彼もこちらをペットのように扱っていたし、そもそもレイとだって────。
(レイさんとは、仕事でもなんでもなく、キスした)
「嘘だったんだ」
「へ」
衝撃が身体をかけてゆく。
シャツを破かれたのだ。
上着と一緒に取り上げられて、たちまち裸が覗く。
震え出した身体を見下ろして、ノエルは少し首を傾げた。
「許さないって、言ったよね?」
「いっ·····!」
ネクタイに腕を縛られた。
身動きが取れない。身を捩ろうとしたら、「ねえ」と柔らかい声に呼び立てられる。
「大丈夫だよ」
オレンジの明かりが灯る。
湖は少し微笑んだ。
それが月のような笑みだと表すにふさわしいだろう。
「いけない子は、躾けて、直してあげるからね」
或いは、嵐の前の静けさ。
彼が棚から取り出したのは、直径20センチくらいの箱だった。
それがひっくり返されて、ベットの上にバラバラと何かが落ちてくる。
ちょうど足元にちらばったものを見て、ミチルは言葉を失った。
「な·····」
直径3センチくらいのローターが数個、それから細長いスティックと、ディルド、その他にも色々な器具。
「最初はどれにしようか」
「ふ、ぁ·····いゃ·····っ」
ぎしりとベットへ片足を着いた男から逃げるために後ずさる。
それも虚しく、両脚は皮でできた結束バンドで腿と固定される。無理矢理M字に脚を開く格好になった。
「ぁ、や·····っ」
下着も奪い取られて、素っ裸だ。
広げられた股を彼に見せつけるような格好に、カッと顔が熱くなる。
「似合ってて可愛い·····」
「ぅ」
嫌な動悸が頭の中でうるさい。
「ピンク色の可愛いおまんこ」
「はぅ♡」
長い人差し指が片方のひだを押し広げる。
「今からたくさんおあそびして、とろとろにしようね」
そして薄い唇から微笑みが消える。
縁をなぞりながらこちらを仰ぎ見た湖には冷たい熱がこもっている。
「セックスした?」
「へ·····っ♡───んきゅっ♡」
「コレ」
表面を二本の指で叩かれて飛び上がる。
「濡れてるよね?車に乗せてた奴と何してたの?」
「は、ぅ♡ちが·····♡これ、は·····───ぅ"っ♡」
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