1 / 5
由良かな
しおりを挟む
日曜の一時、私は近所のデパートの犬の銅像の前にいた。
「あっかな!お待たせ~!」
「りな~!電車大丈夫だった?」
いきをきらせてきたのは梨田りな。中学生からの友達だ。
今日も彼女のさらさら黒髪ロングに見とれてしまう。
「かな~?またボーッとしてる」
目の前で手を振られたのでドキッとする。
またやっちゃった
「かなさ~、こないだの数学の授業でも先生にめをつけられてなかった?権田先生に目をつけられるとしつこいらしいから気を付けなよ~!」
先生のネクタイの柄がお父さんのもってるのとにてたんだよな~そんなので目をつけられるなんてたまったもんじゃない
「そういうりなも課題してなくてにらまれてなかった?」
「そそーだっけ?でもこないだは椎羅がいるから助かったわ。あいつもたまには役にたつもんだ!」
「たまには ね」
にやりと笑いあう。
「じゃなくて!今日はいやなこと忘れて、買い物するんじゃん!かな!私いきたい店いーーっぱいあるんだけど!」
くるりと前に切り返すりなのたなびく黒髪に巻き込まれるように私もまえへあわてて踏み込んでいった。
りなとの買い物は楽しい。自分が着ないようなふんわりとした綿のスカートやジャケット、赤いヒールや真っ白のワンピース。雑誌でみたことのある服をたくさんみた。試着をするりなを傍らでみるだけでも楽しい。
「かな!これどーかな?」
そうやってくるくる表情をかえるりなをみていると買い物を楽しんでいる実感がわく。
自分がひらひらした服を着るのは変な感じがするけど、人が着ているのをみるのはすごく好きだなあ。
と、りなの試着を待っていると赤色の石がついたバングルが目についた。輪っかの部分は細いゴールドで石のついてる部分に向かってクロスしている。
華奢なりながするとすごくにあうと思った。
「なにこれかわいい!」とうしろから試着を終えたりなが話しかけてきた。
「ね!りな似合うんじゃない」
「かなも似合うじゃん!」
クロスしていると思ったバングルは二つが重なっていたようで、りなはひとつを私にはめてくれた。
こういうアクセサリーをするのははじめてでくすぐったくて、自分が自分じゃないみたいで照れ臭かった。
「ちょうど二つあるし、おそろで買わない?!」
私はりなの提案にのった。
友達とアクセサリーのおそろかあ~、なんか女の子してるな、私。
最近自分が女の子ということを忘れがちがったのでちょっと安心した。
「今日は楽しかったね~!また明日学校でね!数学課題忘れんなよ!」
あっ明日はまた学校かあ~。
でも今日買ったこのブレスレットがあるし、明日は乗り越えられそう。
「あっかな!お待たせ~!」
「りな~!電車大丈夫だった?」
いきをきらせてきたのは梨田りな。中学生からの友達だ。
今日も彼女のさらさら黒髪ロングに見とれてしまう。
「かな~?またボーッとしてる」
目の前で手を振られたのでドキッとする。
またやっちゃった
「かなさ~、こないだの数学の授業でも先生にめをつけられてなかった?権田先生に目をつけられるとしつこいらしいから気を付けなよ~!」
先生のネクタイの柄がお父さんのもってるのとにてたんだよな~そんなので目をつけられるなんてたまったもんじゃない
「そういうりなも課題してなくてにらまれてなかった?」
「そそーだっけ?でもこないだは椎羅がいるから助かったわ。あいつもたまには役にたつもんだ!」
「たまには ね」
にやりと笑いあう。
「じゃなくて!今日はいやなこと忘れて、買い物するんじゃん!かな!私いきたい店いーーっぱいあるんだけど!」
くるりと前に切り返すりなのたなびく黒髪に巻き込まれるように私もまえへあわてて踏み込んでいった。
りなとの買い物は楽しい。自分が着ないようなふんわりとした綿のスカートやジャケット、赤いヒールや真っ白のワンピース。雑誌でみたことのある服をたくさんみた。試着をするりなを傍らでみるだけでも楽しい。
「かな!これどーかな?」
そうやってくるくる表情をかえるりなをみていると買い物を楽しんでいる実感がわく。
自分がひらひらした服を着るのは変な感じがするけど、人が着ているのをみるのはすごく好きだなあ。
と、りなの試着を待っていると赤色の石がついたバングルが目についた。輪っかの部分は細いゴールドで石のついてる部分に向かってクロスしている。
華奢なりながするとすごくにあうと思った。
「なにこれかわいい!」とうしろから試着を終えたりなが話しかけてきた。
「ね!りな似合うんじゃない」
「かなも似合うじゃん!」
クロスしていると思ったバングルは二つが重なっていたようで、りなはひとつを私にはめてくれた。
こういうアクセサリーをするのははじめてでくすぐったくて、自分が自分じゃないみたいで照れ臭かった。
「ちょうど二つあるし、おそろで買わない?!」
私はりなの提案にのった。
友達とアクセサリーのおそろかあ~、なんか女の子してるな、私。
最近自分が女の子ということを忘れがちがったのでちょっと安心した。
「今日は楽しかったね~!また明日学校でね!数学課題忘れんなよ!」
あっ明日はまた学校かあ~。
でも今日買ったこのブレスレットがあるし、明日は乗り越えられそう。
0
あなたにおすすめの小説
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
【完結】魅了魔法のその後で──その魅了魔法は誰のため? 婚約破棄した悪役令嬢ですが、王太子が逃がしてくれません
瀬里@SMARTOON8/31公開予定
恋愛
その魅了魔法は誰のため?
一年前、聖女に婚約者である王太子を奪われ、婚約破棄された悪役令嬢リシェル・ノクティア・エルグレイン。
それが私だ。
彼と聖女との婚約披露パーティの噂が流れてきた頃、私の元に王太子が訪れた。
彼がここに来た理由は──。
(全四話の短編です。数日以内に完結させます)
私には婚約者がいた
れもんぴーる
恋愛
私には優秀な魔法使いの婚約者がいる。彼の仕事が忙しくて会えない時間が多くなり、その間私は花の世話をして過ごす。ある日、彼の恋人を名乗る女性から婚約を解消してと手紙が・・・。私は大切な花の世話を忘れるほど嘆き悲しむ。すると彼は・・・?
*かなりショートストーリーです。長編にするつもりで書き始めたのに、なぜか主人公の一人語り風になり、書き直そうにもこれでしか納まりませんでした。不思議な力が(#^^#)
*なろうにも投稿しています
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる