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利根りな
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やばい!課題忘れた!!!
次は数学の授業じゃん!社会の大和先生なら見逃してくれるだろうけど、数学の権田はしつこいって聞いたんだよな~!
ああ..昨日晩御飯のあと弟とゲームを始めたばかりに...
キーンコーン
「では早速、昨日の課題25ページから....今日は右回りで太刀川から」
あーおわったー!椎羅の次私だし...ってかあいつ全然反応ないけど、また寝てる?
あ、かなきづいたな、起こそうとしてるし相変わらず甘いな~!自業自得だしほっときゃいいのにー!
呼びかける先生の声にぴくりとも動かない、椎羅。
静まり返る教室。
反応のない椎羅の横でかなが必死に起こそうとしている。
わっ権田こっちくる!教科書まるめてんだけど!
「椎羅起きなさい!!」
丸めた教科書を振りかぶったと思いきや、権田がうずくまっていた。
「うおっやべっ」
「えー先生?大丈夫っすか?のびをしたらなんかちょーどいいとこにあたっちゃったみたいで...」
「...太刀川あとで職員室こい」
「いやいまのは正当防衛?事故といいますか...」
「いいからこい!他は自習!!!」
あちゃーなんか運悪いやつ。でもおかげで授業なくなってラッキー!
今回ばかりは椎羅、でかした!
「りな、さてはまた課題忘れてたろ。」
ほっとしてるりなを見て風間が言った。
「なっ!忘れてないし!」
何かいいたげな風間の後ろで、不機嫌そうなかながみえた。また椎羅と口喧嘩してんのかな?
「おい椎羅あれはかわいそうだろ」
「風間、わざとあてたわけじゃねーし。ちょっとのびをしただけで」
「いやそもそもお前が寝てるから権田がきたんだろー。かなちゃんが横ではらはらしながら起こそうとしてたっていうのにお前は」
風間の後ろでかながそーだそーだといわんばかりの顔をしている。
「みてんじゃねーよスケベ」
「はあ!!!?だれがあんたなんか!!」
あ、またやってるよー。
かなと椎羅は中学からずっとこんな感じなんだよね~。椎羅はガキだし、かなも相手にしなきゃいいのに。
「もう夫婦喧嘩ってそろそろ言われてもおかしくないんじゃないかな。」
風間が呆れながら呟く。
「そうそう、中学の時みんなに痴話喧嘩いわれてたわ。ほんとあきないよねあの二人」
風間は話のわかるやつだ。中学の時は私があの二人を見守る?役目だったのだろうが、いまはこうしてこの立場をわかってくれる人がいるのは心強い。
「で、りなは課題やってたの?」
「え?ももちろん」
「さっすが~」
こいつの鋭さはたまにいやになるけど
次は数学の授業じゃん!社会の大和先生なら見逃してくれるだろうけど、数学の権田はしつこいって聞いたんだよな~!
ああ..昨日晩御飯のあと弟とゲームを始めたばかりに...
キーンコーン
「では早速、昨日の課題25ページから....今日は右回りで太刀川から」
あーおわったー!椎羅の次私だし...ってかあいつ全然反応ないけど、また寝てる?
あ、かなきづいたな、起こそうとしてるし相変わらず甘いな~!自業自得だしほっときゃいいのにー!
呼びかける先生の声にぴくりとも動かない、椎羅。
静まり返る教室。
反応のない椎羅の横でかなが必死に起こそうとしている。
わっ権田こっちくる!教科書まるめてんだけど!
「椎羅起きなさい!!」
丸めた教科書を振りかぶったと思いきや、権田がうずくまっていた。
「うおっやべっ」
「えー先生?大丈夫っすか?のびをしたらなんかちょーどいいとこにあたっちゃったみたいで...」
「...太刀川あとで職員室こい」
「いやいまのは正当防衛?事故といいますか...」
「いいからこい!他は自習!!!」
あちゃーなんか運悪いやつ。でもおかげで授業なくなってラッキー!
今回ばかりは椎羅、でかした!
「りな、さてはまた課題忘れてたろ。」
ほっとしてるりなを見て風間が言った。
「なっ!忘れてないし!」
何かいいたげな風間の後ろで、不機嫌そうなかながみえた。また椎羅と口喧嘩してんのかな?
「おい椎羅あれはかわいそうだろ」
「風間、わざとあてたわけじゃねーし。ちょっとのびをしただけで」
「いやそもそもお前が寝てるから権田がきたんだろー。かなちゃんが横ではらはらしながら起こそうとしてたっていうのにお前は」
風間の後ろでかながそーだそーだといわんばかりの顔をしている。
「みてんじゃねーよスケベ」
「はあ!!!?だれがあんたなんか!!」
あ、またやってるよー。
かなと椎羅は中学からずっとこんな感じなんだよね~。椎羅はガキだし、かなも相手にしなきゃいいのに。
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風間が呆れながら呟く。
「そうそう、中学の時みんなに痴話喧嘩いわれてたわ。ほんとあきないよねあの二人」
風間は話のわかるやつだ。中学の時は私があの二人を見守る?役目だったのだろうが、いまはこうしてこの立場をわかってくれる人がいるのは心強い。
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「さっすが~」
こいつの鋭さはたまにいやになるけど
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