あの時僕がみたもの

mirei

文字の大きさ
3 / 5

太刀川 椎羅

しおりを挟む
はーだるい

なんで机に座って興味もないことをずっと聞かされなければならないのだろう。

学校で唯一の楽しみはバスケだ。
早く放課後にならねーかな。

てか昨日風間に借りたスラミダンクめっちゃおもしれーし、徹夜したせいですげえ眠い。


「椎羅、あたってるよ!起きなよ!?権田先生すごい顔なんだけど」

ん?
かなか?
相変わらずうるせーな。
起きますよーっと.........

丸まっていた背中をそらせてに伸びをした。
感覚を失った腕もぐーんと伸ばすと何かに当たった気がした。

あーよく寝た~…

前の席の川下がこっちを心配そうに見ていた。
「なんか柔らかいものがあたったような…あ、川下に当たった?わり」

川下の目線は俺の横に注がれていた。
俺の右腕のその先に。


「太刀川、職員室にこい」

隣で前屈みになった権田が絞り出すような声で言った。


え?柔いものって…

あー....ってこれ俺のせいなの?わざじゃねーんだけど。
てか、明日試合なのに今日練習参加できねーじゃん。まじかー。



「忠告してたのに!もうしらないから!」

隣の席からから聞き慣れた怒った声が聞こえる。


「はいはい静かになっておれもありがてーわ」


隣の席の由良かなは何かとうるさい。


うるさいし、視界にチラチラ入ってくる目障りなやつ。


中学の時も隣の席にいたが、高校もとは。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

2回目の逃亡

158
恋愛
エラは王子の婚約者になりたくなくて1度目の人生で思い切りよく逃亡し、その後幸福な生活を送った。だが目覚めるとまた同じ人生が始まっていて・・・

婚約者を寝取った妹に……

tartan321
恋愛
タイトル通りです。復讐劇です。明日完結します。

壊れていく音を聞きながら

夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。 妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪 何気ない日常のひと幕が、 思いもよらない“ひび”を生んでいく。 母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。 誰も気づきがないまま、 家族のかたちが静かに崩れていく――。 壊れていく音を聞きながら、 それでも誰かを思うことはできるのか。

【完結】魅了魔法のその後で──その魅了魔法は誰のため? 婚約破棄した悪役令嬢ですが、王太子が逃がしてくれません

瀬里@SMARTOON8/31公開予定
恋愛
その魅了魔法は誰のため? 一年前、聖女に婚約者である王太子を奪われ、婚約破棄された悪役令嬢リシェル・ノクティア・エルグレイン。 それが私だ。 彼と聖女との婚約披露パーティの噂が流れてきた頃、私の元に王太子が訪れた。 彼がここに来た理由は──。 (全四話の短編です。数日以内に完結させます)

私には婚約者がいた

れもんぴーる
恋愛
私には優秀な魔法使いの婚約者がいる。彼の仕事が忙しくて会えない時間が多くなり、その間私は花の世話をして過ごす。ある日、彼の恋人を名乗る女性から婚約を解消してと手紙が・・・。私は大切な花の世話を忘れるほど嘆き悲しむ。すると彼は・・・? *かなりショートストーリーです。長編にするつもりで書き始めたのに、なぜか主人公の一人語り風になり、書き直そうにもこれでしか納まりませんでした。不思議な力が(#^^#) *なろうにも投稿しています

気づいたときには遅かったんだ。

水瀬瑠奈
恋愛
 「大好き」が永遠だと、なぜ信じていたのだろう。

幼馴染

ざっく
恋愛
私にはすごくよくできた幼馴染がいる。格好良くて優しくて。だけど、彼らはもう一人の幼馴染の女の子に夢中なのだ。私だって、もう彼らの世話をさせられるのはうんざりした。

大丈夫のその先は…

水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。 新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。 バレないように、バレないように。 「大丈夫だよ」 すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m

処理中です...