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24 赤い屋根の集会
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ギルドの横にある赤い屋根の小さい建物。ギードさんが言ってたのはここだなと屋根を見上げて確認する。
表の大通りからギルドの横にある脇道に入ったところにその建物はこじんまりと佇んでいた。小さいと言ってもそれは近くに並んでいるギルドや衛兵の詰所に比べると、という意味で建物自体はリザの雑貨屋と同じくらいの大きさだ。
他にこの辺りで赤い屋根は見当たらない。店舗を示す看板や表札はついてないけど、立地を考えると一般家庭でもないはずだ。なんの建物なんだろう。中に入ればわかるかな。
とりあえず、と来客を知らせるため入り口のそばにぶら下がっている紐に手を伸ばす。お寺の鐘みたいに上から吊るされた木の棒と、壁に取り付けられた焦げ跡のあるお鍋。明らかに手作りなドアベルを鳴らしてみるとカコンと軽い音がした。
来客に気付いたのだろう。中からおっとりとした女性の返事が聞こえてぱたぱたという足音がする。聞き覚えのあるそれにあれ、と思っていると開いたドアから顔を出したのは見知った角と短い耳に栗色の髪。
「あら、ベルトじゃない」
「こんにちは、リザ。ギードさんに頼まれて代理で来たんだけど」
意外な来客だったのだろう。きょとんとした顔でこちらを見つめるリザにそう告げると、彼女は「なるほどね」と言って中に入るように促される。何がなるほどなんだろう。リザも呼ばれてここにきたのかな。
お邪魔しますと声をかけて建物に足を踏み入れる。リザの他にも数人が談笑していたらしく、こちらを見た人たちにぺこりと会釈するとにこやかに返してくれた。俺の横に立っていたリザが「ギードさんの代理だそうよ」と声をかければ納得したらしい。ギードさんが言っていた通りだけど、本当にこれで伝わるんだ。
こっちよ、と俺の手を引いてリザが部屋の奥の方に案内してくれる。されるがままに談笑している人たちの横をすり抜けながら顔を確認すれば、みんな見覚えがある人だった。フィーアの大通りでお店をしてる人たちと異邦人がふたり。異邦人のふたりも森で素材集めをしている時によく見かけるから、多分俺と同じでフィーアに拠点を置いている人たちだ。
奥に置かれた棚の前に来たリザは「ちょうどお茶の用意をするところだったの」と言って棚に手を伸ばす。装飾のないシンプルな作りの、ガラスがはめ込まれた食器棚。この世界では珍しい引き戸になっているそれを開けてリザが中身を吟味している。
ここならいいかと被っていたフードを外して、俺は思っていたことをリザに聞いてみることにした。
「ねえリザ、これってなんの集まりなの」
「ギードさんから聞いてないの?」
「代理で来たって言えば伝わるとしか……」
首を傾げてこちらを見るリザに俺も首を傾げながらそう返せば、そうだったのねと少し困ったように笑いながら彼女は視線を棚に戻した。同じように食器棚を覗けば、マグカップとか湯呑みのようなものも置かれているのが目についた。各々が家にあったものを持ってきたんだろうなという自由なラインナップに自然と笑みが浮かぶ。こういう気を張らなくていい緩さがフィーアらしい。居心地が良くて、この街の好きなところだ。
「月に一度、フィーアでお店を出している人たちで集まって情報交換しているの。お店をしていると異邦人と関わることが多くなるでしょう?その時の流行り物とか、注意しないといけない異邦人の共有をするための集まりよ」
まあそういう建前で、お茶をしながらお菓子と世間話を楽しむのが主な目的なのだけれど。そう話を締めくくり、リザがあれこれと視線を漂わせて様々な装飾のティーカップをいくつか手に取る。ここにいる人たちのお気に入りが見つかったらしい。それらを丁寧に机に並べて満足そうな表情の彼女に、つまりこれはと結論を出した。
「フィーアの町内会ってことでいい?」
「異邦人の言い方だとそういうものらしいわね」
こくりと頷いたリザが「代理でここに来る異邦人はみんなその呼び方をするのよ」と楽しそうに笑って続ける。
「ちなみにフィーアはギードさんが取りまとめているから、貴方達の言葉でいうなら今日のベルトは会長代理ってところかしら」
「……それ、本当に俺でよかったの?」
ギードさん、かなり軽い感じで頼んできたけど。会長代理ってもっと慎重に選ぶものなんじゃないの。世間話が主題だったとしても、そういう何気ない情報交換は結構大事だったりするよ。
「貴方だから頼んだのよ。ギードさんが代理に推薦したってことは『農園の関係者だから何かあれば自分の名前を出せ』と言っているようなものだもの」
「関係者って……」
「ギードさんが認めた凄腕の薬師なんだから、自信持ちなさい」
ぽん、とひとつ背中を伸ばすように叩かれて苦笑いを返す。だってリザがそっと俺の方にティーカップを差し出してきたから。お茶を淹れて欲しいらしい。
きらきらした目で「農園のとびきり美味しいお茶を淹れて頂戴」と笑う彼女は、俺がいるときは自分でお茶を淹れない。リザが言うには俺が淹れたほうが美味しいらしい。リザが淹れたのも美味しいのになと思いながら、俺は集まっている人に聞こえるように声を張り上げた。
「お茶を淹れるので飲みたい人は手をあげてください」
俺の大雑把な呼びかけに、フィーアの街の人は笑いながら全員が手をあげてくれた。お茶菓子ならあるぞとリザを呼んで差し入れを渡している人もいる。遠目だけどたぶん焼き菓子かな。美味しそう。
手をあげた人数を改めて数えながら、異邦人のふたりに目を向ける。ふたりは迷っているようで、顔を見合わせて会話をしているみたいだ。
「リザ、お茶の種類って指定ある?」
「淹れたい人がその日の気分で決めているから、特に決まりはないわね」
焼き菓子を手に戻ってきたリザの「私はハーブティーの気分」というちゃっかりした主張に返事をして、まだ迷っているらしい異邦人たちの方に近づく。俺はギードさんとのお茶会で飲み慣れてるけど、ハーブティーって苦手な人もいるから確認しておこう。
「ハーブティーを淹れようと思ってるんですけど、飲みますか?苦手ならそれとは別に他のお茶を淹れることもできます」
「俺らもお邪魔していいのか…?」
戸惑ったようにそう溢れた言葉に、今度はこちらが困惑した。もしかして俺って異邦人には冷たいとか思われてるのかな。確かにヴァイスやリザみたいに関わりが多いのはこの世界の住民だけど。こっちでは基本subでいるから怖がられてる感じはなさそうだし、異邦人ともそれなりに交流を持っているつもりだったんだけどな。
__よく考えたら異邦人で頻繁に話すのは萩原とかノクスさんみたいにフレンド交換してる人たちだけで、他の人は素材集めで見かけたら挨拶をするくらいしか話したことがないかもしれない。これからはもっと世間話をするべきだろうか。
「みんなで食べたほうが美味しいですし、お二人がよろしければ」
「そういうことなら……わざわざ分けるのも面倒だろうから、同じのをお願いしていいか」
「承りました」
とりあえず農園代表として、腕によりをかけて美味しいお茶を淹れよう。
意気込んで食器棚のところに戻ったら、装飾も種類もバラバラなティーカップ達が机にお行儀よく並んでいた。俺が確認してる間にリザが人数分のカップを出しておいてくれたらしい。お礼を言ってそのままお茶菓子の切り分けをお願いする。
隣に並んだ時にふわりと香ったさわやかな匂いで、お茶菓子がリネの実のケーキだと気付く。横を見ればムラのない綺麗な焼き色の生地。アイシングの白色に、少しだけ削ったリネの実の皮の黄色が彩りを添えて美味しそう。タルトにしたことはあるけど、こういう焼き菓子もいいな。
素敵なケーキだから、茶葉はあまり風味を邪魔しないようなものにしよう。フレーバーティーは避けるとして、異邦人の人たちが飲み慣れているかわからないからこの街でよく飲まれている無難なものがいいかも。
茶葉が決まったので慣れた手つきで俺はインベントリを漁る。目的の茶葉を出して、その横に金木犀色の布を敷いて丁寧に茶器を並べていく。そう、調薬キットです。
「『恵みの雨よ』」
魔法で水を出して、光魔法で描いた魔法陣でお湯を沸かす。簡易コンロに火をつけるのも、普通に火属性の魔法を使うより光魔法で魔法陣を構築するほうがコストが低いんだよね。魔法陣の構築の仕組みに気付けて本当に良かった。
空中にディスプレイを表示させて茶葉を蒸らす時間を計測する。異邦人のふたりがこっちを見てざわついている気配を感じるけど仕方ない。だってこれで淹れたお茶が一番美味しいんだもん。
調薬キットと気付いた時にギードさんに聞いたら、お友達の薬師さんはいつもこれでお茶を入れていたらしい。だからギードさんはこれを茶器と思っていたそうな。確かにこれで淹れたお茶を飲んだら、他のポットで飲むお茶は少し物足りなくなるかもしれない。
現実の世界でもハーブティーや漢方は医療方面にも使われているし、そう考えるとポーションみたいなものだよね。この金木犀色の布に刻まれた模様のどれかが何かしらの術式で美味しさを上げているんじゃないかな。
お湯を入れて温めておいたカップたちの中身を魔法で浮かせれば丁度いいタイミングでアラームが鳴る。蒸らし終わったポットを手に取り静かにカップに注げば、赤味の強い綺麗な琥珀色が白い陶器にゆらりと揺れる。
ランクSのハーブティー、自信を持って振る舞える渾身の出来だ。
表の大通りからギルドの横にある脇道に入ったところにその建物はこじんまりと佇んでいた。小さいと言ってもそれは近くに並んでいるギルドや衛兵の詰所に比べると、という意味で建物自体はリザの雑貨屋と同じくらいの大きさだ。
他にこの辺りで赤い屋根は見当たらない。店舗を示す看板や表札はついてないけど、立地を考えると一般家庭でもないはずだ。なんの建物なんだろう。中に入ればわかるかな。
とりあえず、と来客を知らせるため入り口のそばにぶら下がっている紐に手を伸ばす。お寺の鐘みたいに上から吊るされた木の棒と、壁に取り付けられた焦げ跡のあるお鍋。明らかに手作りなドアベルを鳴らしてみるとカコンと軽い音がした。
来客に気付いたのだろう。中からおっとりとした女性の返事が聞こえてぱたぱたという足音がする。聞き覚えのあるそれにあれ、と思っていると開いたドアから顔を出したのは見知った角と短い耳に栗色の髪。
「あら、ベルトじゃない」
「こんにちは、リザ。ギードさんに頼まれて代理で来たんだけど」
意外な来客だったのだろう。きょとんとした顔でこちらを見つめるリザにそう告げると、彼女は「なるほどね」と言って中に入るように促される。何がなるほどなんだろう。リザも呼ばれてここにきたのかな。
お邪魔しますと声をかけて建物に足を踏み入れる。リザの他にも数人が談笑していたらしく、こちらを見た人たちにぺこりと会釈するとにこやかに返してくれた。俺の横に立っていたリザが「ギードさんの代理だそうよ」と声をかければ納得したらしい。ギードさんが言っていた通りだけど、本当にこれで伝わるんだ。
こっちよ、と俺の手を引いてリザが部屋の奥の方に案内してくれる。されるがままに談笑している人たちの横をすり抜けながら顔を確認すれば、みんな見覚えがある人だった。フィーアの大通りでお店をしてる人たちと異邦人がふたり。異邦人のふたりも森で素材集めをしている時によく見かけるから、多分俺と同じでフィーアに拠点を置いている人たちだ。
奥に置かれた棚の前に来たリザは「ちょうどお茶の用意をするところだったの」と言って棚に手を伸ばす。装飾のないシンプルな作りの、ガラスがはめ込まれた食器棚。この世界では珍しい引き戸になっているそれを開けてリザが中身を吟味している。
ここならいいかと被っていたフードを外して、俺は思っていたことをリザに聞いてみることにした。
「ねえリザ、これってなんの集まりなの」
「ギードさんから聞いてないの?」
「代理で来たって言えば伝わるとしか……」
首を傾げてこちらを見るリザに俺も首を傾げながらそう返せば、そうだったのねと少し困ったように笑いながら彼女は視線を棚に戻した。同じように食器棚を覗けば、マグカップとか湯呑みのようなものも置かれているのが目についた。各々が家にあったものを持ってきたんだろうなという自由なラインナップに自然と笑みが浮かぶ。こういう気を張らなくていい緩さがフィーアらしい。居心地が良くて、この街の好きなところだ。
「月に一度、フィーアでお店を出している人たちで集まって情報交換しているの。お店をしていると異邦人と関わることが多くなるでしょう?その時の流行り物とか、注意しないといけない異邦人の共有をするための集まりよ」
まあそういう建前で、お茶をしながらお菓子と世間話を楽しむのが主な目的なのだけれど。そう話を締めくくり、リザがあれこれと視線を漂わせて様々な装飾のティーカップをいくつか手に取る。ここにいる人たちのお気に入りが見つかったらしい。それらを丁寧に机に並べて満足そうな表情の彼女に、つまりこれはと結論を出した。
「フィーアの町内会ってことでいい?」
「異邦人の言い方だとそういうものらしいわね」
こくりと頷いたリザが「代理でここに来る異邦人はみんなその呼び方をするのよ」と楽しそうに笑って続ける。
「ちなみにフィーアはギードさんが取りまとめているから、貴方達の言葉でいうなら今日のベルトは会長代理ってところかしら」
「……それ、本当に俺でよかったの?」
ギードさん、かなり軽い感じで頼んできたけど。会長代理ってもっと慎重に選ぶものなんじゃないの。世間話が主題だったとしても、そういう何気ない情報交換は結構大事だったりするよ。
「貴方だから頼んだのよ。ギードさんが代理に推薦したってことは『農園の関係者だから何かあれば自分の名前を出せ』と言っているようなものだもの」
「関係者って……」
「ギードさんが認めた凄腕の薬師なんだから、自信持ちなさい」
ぽん、とひとつ背中を伸ばすように叩かれて苦笑いを返す。だってリザがそっと俺の方にティーカップを差し出してきたから。お茶を淹れて欲しいらしい。
きらきらした目で「農園のとびきり美味しいお茶を淹れて頂戴」と笑う彼女は、俺がいるときは自分でお茶を淹れない。リザが言うには俺が淹れたほうが美味しいらしい。リザが淹れたのも美味しいのになと思いながら、俺は集まっている人に聞こえるように声を張り上げた。
「お茶を淹れるので飲みたい人は手をあげてください」
俺の大雑把な呼びかけに、フィーアの街の人は笑いながら全員が手をあげてくれた。お茶菓子ならあるぞとリザを呼んで差し入れを渡している人もいる。遠目だけどたぶん焼き菓子かな。美味しそう。
手をあげた人数を改めて数えながら、異邦人のふたりに目を向ける。ふたりは迷っているようで、顔を見合わせて会話をしているみたいだ。
「リザ、お茶の種類って指定ある?」
「淹れたい人がその日の気分で決めているから、特に決まりはないわね」
焼き菓子を手に戻ってきたリザの「私はハーブティーの気分」というちゃっかりした主張に返事をして、まだ迷っているらしい異邦人たちの方に近づく。俺はギードさんとのお茶会で飲み慣れてるけど、ハーブティーって苦手な人もいるから確認しておこう。
「ハーブティーを淹れようと思ってるんですけど、飲みますか?苦手ならそれとは別に他のお茶を淹れることもできます」
「俺らもお邪魔していいのか…?」
戸惑ったようにそう溢れた言葉に、今度はこちらが困惑した。もしかして俺って異邦人には冷たいとか思われてるのかな。確かにヴァイスやリザみたいに関わりが多いのはこの世界の住民だけど。こっちでは基本subでいるから怖がられてる感じはなさそうだし、異邦人ともそれなりに交流を持っているつもりだったんだけどな。
__よく考えたら異邦人で頻繁に話すのは萩原とかノクスさんみたいにフレンド交換してる人たちだけで、他の人は素材集めで見かけたら挨拶をするくらいしか話したことがないかもしれない。これからはもっと世間話をするべきだろうか。
「みんなで食べたほうが美味しいですし、お二人がよろしければ」
「そういうことなら……わざわざ分けるのも面倒だろうから、同じのをお願いしていいか」
「承りました」
とりあえず農園代表として、腕によりをかけて美味しいお茶を淹れよう。
意気込んで食器棚のところに戻ったら、装飾も種類もバラバラなティーカップ達が机にお行儀よく並んでいた。俺が確認してる間にリザが人数分のカップを出しておいてくれたらしい。お礼を言ってそのままお茶菓子の切り分けをお願いする。
隣に並んだ時にふわりと香ったさわやかな匂いで、お茶菓子がリネの実のケーキだと気付く。横を見ればムラのない綺麗な焼き色の生地。アイシングの白色に、少しだけ削ったリネの実の皮の黄色が彩りを添えて美味しそう。タルトにしたことはあるけど、こういう焼き菓子もいいな。
素敵なケーキだから、茶葉はあまり風味を邪魔しないようなものにしよう。フレーバーティーは避けるとして、異邦人の人たちが飲み慣れているかわからないからこの街でよく飲まれている無難なものがいいかも。
茶葉が決まったので慣れた手つきで俺はインベントリを漁る。目的の茶葉を出して、その横に金木犀色の布を敷いて丁寧に茶器を並べていく。そう、調薬キットです。
「『恵みの雨よ』」
魔法で水を出して、光魔法で描いた魔法陣でお湯を沸かす。簡易コンロに火をつけるのも、普通に火属性の魔法を使うより光魔法で魔法陣を構築するほうがコストが低いんだよね。魔法陣の構築の仕組みに気付けて本当に良かった。
空中にディスプレイを表示させて茶葉を蒸らす時間を計測する。異邦人のふたりがこっちを見てざわついている気配を感じるけど仕方ない。だってこれで淹れたお茶が一番美味しいんだもん。
調薬キットと気付いた時にギードさんに聞いたら、お友達の薬師さんはいつもこれでお茶を入れていたらしい。だからギードさんはこれを茶器と思っていたそうな。確かにこれで淹れたお茶を飲んだら、他のポットで飲むお茶は少し物足りなくなるかもしれない。
現実の世界でもハーブティーや漢方は医療方面にも使われているし、そう考えるとポーションみたいなものだよね。この金木犀色の布に刻まれた模様のどれかが何かしらの術式で美味しさを上げているんじゃないかな。
お湯を入れて温めておいたカップたちの中身を魔法で浮かせれば丁度いいタイミングでアラームが鳴る。蒸らし終わったポットを手に取り静かにカップに注げば、赤味の強い綺麗な琥珀色が白い陶器にゆらりと揺れる。
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