跪いて手をとって
「お前ってsubでも可愛げないよな。次に付き合うなら、同じswitchでも小さくて可愛いやつにするわ」
これは元彼に言われた言葉である。
switchとして人生を歩んできた琥珀は、19歳という若さで人間関係に嫌気が差していた。domと付き合えば「本物のsubの方が可愛い」と言われ、subと付き合えば「怖いからプレイ以外ではsubがいい」と言われる。
琥珀は支配されたいsubの性質が強いのに、性格や長身からdomとして扱われることが多かった。
そんな傷付いた琥珀を見かねて、親友の萩原はとあるゲームを勧めた。いま世間で一番人気なVRMMOゲームであるそれは、リアルな世界観でNPCとの会話も本物の人間と話しているようだと話題の作品だ。
『アンデレヴェルトオンライン』
通称AWOと呼ばれるこのゲームの世界で、ダイナミクスのことを忘れて過ごしてみるのもいいかもしれない。でも恋愛だけはしないでおこう。本当の自分を知ったらきっと幻滅されるから。
そんな期待と、少しの不安を胸に琥珀は仮想空間の世界に足を踏み入れた____それなのに、どうして好みドンピシャのNPCが口説いてくるの…!!
Dom /Subユニバースのある世界です。溺愛系スパダリ紳士×恋愛下手な美人が見たくて書きました。現実の世界がある大学生の受けと、ゲームの世界にいるNPCな攻めのスローライフ恋愛模様を楽しんでいただけると嬉しいです。
成人指定は「いつか絶対そういうことをしてもらうぞ!!」の決意表明としてつけています。
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