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「そういえばなんで香油を持ってたの」
互いに気が済むまで口付けを交わしたあと、乱れてしまった俺の髪に櫛を通すヴァイスを見てふと疑問が湧いた。少しだけ甘くて、けれど夜露に紛れてスッと消えてしまいそうな僅かな香り。これは金木犀の匂いだ。
偵察隊であるヴァイスは仕事柄なのかほとんど匂いがしない。したとしても草木の匂いで、出来るだけ香りものは避けてる印象がある。つまりこの金木犀の香りがする香油は、ヴァイスが日常的に使ってるものではないということで。ただ純粋に疑問に感じたから聞いてみたのだけど。
先程まで櫛を通してた手が止まり、沈黙が落ちたことで何かあるなと察した。この人ってたまにすごくわかりやすい。仕事中はそんなそぶりがないから、ここにいる時は気を張っていないと思えば嬉しいことではあるけども。
「昼にベルと会ったあと、雑貨屋に立ち寄ったんだけど」
じっと見つめていればヴァイスは視線を彷徨かせながら口を開いた。リザの雑貨屋に入った瞬間に詰め寄られて、抵抗する暇もなく奥の居住区に連行されたらしい。そこから怒涛の質問攻めとようやく付き合ったことへの賛辞の言葉、そしてお祝いの品の押し売りが始まったとか。プレゼントではなく押し売りなところが彼女らしい。なんとなくその光景が想像できてしまうのは、日頃から商人としてちゃっかりしてる彼女の言動が全てを物語っている。
「最初はベルが身につけられそうな武器や防具を紹介してたのに、途中から鍬とか酒樽とか全く関係のないものが山ほど出てきて……」
「そろそろ在庫処分したいって言ってたからそれかな」
あのお店の棚、俺たち異邦人のインベントリみたいに空間魔法が施されてるって聞いたけど無限に収納できるわけじゃないからね。割引セールにするかどうか悩ましいみたいなことを町内会で相談してた記憶がある。
まあでも、一番の理由はたぶんリザがヴァイスを揶揄いたかっただけなんだろうな。このふたり仲良しだし。古代言語の解読中に天然保護同盟?を組もうって握手してたけど、どんな活動なんだろ。
「それでヴァイスが買ったのが香油?」
「最後に自信満々にこれを出してきたんだよ。ベルに似合うんじゃないかって」
すごくいい笑顔だった、とヴァイスが遠い目をしている。わざと必要ないものをいっぱい見せることで、本命の商品を「必要かも」って思わせる戦法だ……。
「口車に乗ってまんまと買わされちゃったと」
「控えめだけどいい匂いだし、ベルに似合うのは確かだったからね」
リザ曰く、これは異邦人が個人で作ったもので市場には出回っていないレア商品らしい。手に乗せられた香油を改めてじっくり観察してみる。ペンダントライトに透かせば、ころんとした丸い形の瓶の中でたぷりと香油が揺れた。ほんのり黄色く見えるけど、それが金木犀の色なのかランプの灯りの彩りがいたずらをしているのかは判断がつかない。というか。
「そんなに珍しいのなら、これいいお値段だったんじゃないの」
話の流れを見るに、ヴァイスは俺へのプレゼントのつもりで買ったみたいだけど。俺がもらっていいのかな。
「君に贈りたくて買ったから気にしないで。むしろ貰ってくれないと宝の持ち腐れになっちゃうから」
それに、とヴァイスが何かを言いかけて口籠る。話している間に整えられた髪を三つ編みにする様子はぎこちない。櫛を通す手つきが澱みなかったから、てっきりこういうことには慣れてると思ったけど違うみたいだ。少しだけ不格好になった三つ編みを横目に思考を巡らせる。
香油に言及した時の動揺は、リザの口車に乗ってしまったことへの反応ではないらしい。となると別の理由があるはず。香油を贈ることに何か意味があったりするのかな。
「……今日はたまたまだったけど」
「うん?」
ヴァイスによってしっかりと身体に巻かれていた毛布が肩から落ちる。剥がした本人はそれを気にすることなく、三つ編みから辿るようにゆっくりと俺の鎖骨へ指を走らせた。
「ベルと“そういうこと“をした時に、疲れ切った君の世話をして、こうやって髪を整えたりしてあげて……匂いとか、俺がしたことで君を染め上げたらきっとすごく満たされるだろうなって」
これもdomの支配欲ってやつ?
訊ねる声に返事ができない。鎖骨から首筋へ、いつもはインナーで隠れている素肌を指が這う。注がれる視線が、冷たいアイスグレーの熱にぢりと肌を焼かれる。
首は、subの急所だ。少なくとも俺にとっては、colorをつける首を晒すのは落ち着かない行為だったはずで。でもこうされてなお俺のsub性は大人しく首輪を嵌められることを待っている。
「おれが、あなたに染まるとうれしいってこと…?」
こぼした言葉は辿々しく質問を投げかけた。ここまで支配されたいと思ったのは初めてで、むしろそれを待ち望んでいたような心地さえするから不思議だ。ずっと欠けていたものが、探していたのはあなただったのだと。この人に支配されるのが当たり前のことのようにストンと感情が馴染む。
「もちろんベルが嫌なことはしない。でも君が許してくれるなら、少しだけベルの一部に俺を混ぜて、このかわいい子は俺のだって牽制したい」
だめかな、と顔を覗き込んでくるヴァイスにきゅうと胸が締め付けられる。ずるい。俺がその表情に弱いとわかってて、そうされると俺が断れないとわかってて聞いている。そうやってあなたのお願いを聞くのが嫌じゃないことまで含めて、全部。
いつの間にか指は首から耳へ移動していて、ふにふにと揉まれる耳朶に首輪よりピアスがいいかもなんて。ぼんやりと思考が逸れる。アイスグレーの、あなたのものだって証を耳につけたら。きっとどんな不安も吹き飛ばすお守りになるから。いつか貰えたらいいな。
「ヴァイスは、偵察隊だから匂いがつかないほうがいい?」
「あまり強い匂いだと困るけど、少し香るくらいなら大丈夫だよ」
ベルも何かくれるの、って嬉しそうにヴァイスが笑う。そんな彼の膝を跨ぐように乗り上げて、編んでもらった三つ編みを解いた。少し勿体無いけど、これから何度だって編んでくれるだろうからごめんね。夜色に溶け合うように額を合わせ、金木犀のほのかな香りが呼吸に混ざる。
「あなたに支配されるのもいいけど、俺はswitchだから……あなたからも俺の匂いがすると気分が良いんだけど」
この香油は受け取るから、たまに一緒に染まってくれませんか。
____________
補足
domとsubがパートナーになる時、パートナーの証としてdomがsubに首輪(color)を贈ります。この時subがdomを信頼できてない場合は拒否することが可能で、colorを受け取る=あなたを信頼するという意思表示にもなります。
作品によって設定は様々ですが、ここでは「本人たちがそう認識してるならcolorは首輪じゃなくてもいいよ~」ぐらいのふんわりとした感じです。きっちり決めると後から矛盾が発程する可能性があるので、私はふわふわな設定でドムサブ世界を形成してます。
互いに気が済むまで口付けを交わしたあと、乱れてしまった俺の髪に櫛を通すヴァイスを見てふと疑問が湧いた。少しだけ甘くて、けれど夜露に紛れてスッと消えてしまいそうな僅かな香り。これは金木犀の匂いだ。
偵察隊であるヴァイスは仕事柄なのかほとんど匂いがしない。したとしても草木の匂いで、出来るだけ香りものは避けてる印象がある。つまりこの金木犀の香りがする香油は、ヴァイスが日常的に使ってるものではないということで。ただ純粋に疑問に感じたから聞いてみたのだけど。
先程まで櫛を通してた手が止まり、沈黙が落ちたことで何かあるなと察した。この人ってたまにすごくわかりやすい。仕事中はそんなそぶりがないから、ここにいる時は気を張っていないと思えば嬉しいことではあるけども。
「昼にベルと会ったあと、雑貨屋に立ち寄ったんだけど」
じっと見つめていればヴァイスは視線を彷徨かせながら口を開いた。リザの雑貨屋に入った瞬間に詰め寄られて、抵抗する暇もなく奥の居住区に連行されたらしい。そこから怒涛の質問攻めとようやく付き合ったことへの賛辞の言葉、そしてお祝いの品の押し売りが始まったとか。プレゼントではなく押し売りなところが彼女らしい。なんとなくその光景が想像できてしまうのは、日頃から商人としてちゃっかりしてる彼女の言動が全てを物語っている。
「最初はベルが身につけられそうな武器や防具を紹介してたのに、途中から鍬とか酒樽とか全く関係のないものが山ほど出てきて……」
「そろそろ在庫処分したいって言ってたからそれかな」
あのお店の棚、俺たち異邦人のインベントリみたいに空間魔法が施されてるって聞いたけど無限に収納できるわけじゃないからね。割引セールにするかどうか悩ましいみたいなことを町内会で相談してた記憶がある。
まあでも、一番の理由はたぶんリザがヴァイスを揶揄いたかっただけなんだろうな。このふたり仲良しだし。古代言語の解読中に天然保護同盟?を組もうって握手してたけど、どんな活動なんだろ。
「それでヴァイスが買ったのが香油?」
「最後に自信満々にこれを出してきたんだよ。ベルに似合うんじゃないかって」
すごくいい笑顔だった、とヴァイスが遠い目をしている。わざと必要ないものをいっぱい見せることで、本命の商品を「必要かも」って思わせる戦法だ……。
「口車に乗ってまんまと買わされちゃったと」
「控えめだけどいい匂いだし、ベルに似合うのは確かだったからね」
リザ曰く、これは異邦人が個人で作ったもので市場には出回っていないレア商品らしい。手に乗せられた香油を改めてじっくり観察してみる。ペンダントライトに透かせば、ころんとした丸い形の瓶の中でたぷりと香油が揺れた。ほんのり黄色く見えるけど、それが金木犀の色なのかランプの灯りの彩りがいたずらをしているのかは判断がつかない。というか。
「そんなに珍しいのなら、これいいお値段だったんじゃないの」
話の流れを見るに、ヴァイスは俺へのプレゼントのつもりで買ったみたいだけど。俺がもらっていいのかな。
「君に贈りたくて買ったから気にしないで。むしろ貰ってくれないと宝の持ち腐れになっちゃうから」
それに、とヴァイスが何かを言いかけて口籠る。話している間に整えられた髪を三つ編みにする様子はぎこちない。櫛を通す手つきが澱みなかったから、てっきりこういうことには慣れてると思ったけど違うみたいだ。少しだけ不格好になった三つ編みを横目に思考を巡らせる。
香油に言及した時の動揺は、リザの口車に乗ってしまったことへの反応ではないらしい。となると別の理由があるはず。香油を贈ることに何か意味があったりするのかな。
「……今日はたまたまだったけど」
「うん?」
ヴァイスによってしっかりと身体に巻かれていた毛布が肩から落ちる。剥がした本人はそれを気にすることなく、三つ編みから辿るようにゆっくりと俺の鎖骨へ指を走らせた。
「ベルと“そういうこと“をした時に、疲れ切った君の世話をして、こうやって髪を整えたりしてあげて……匂いとか、俺がしたことで君を染め上げたらきっとすごく満たされるだろうなって」
これもdomの支配欲ってやつ?
訊ねる声に返事ができない。鎖骨から首筋へ、いつもはインナーで隠れている素肌を指が這う。注がれる視線が、冷たいアイスグレーの熱にぢりと肌を焼かれる。
首は、subの急所だ。少なくとも俺にとっては、colorをつける首を晒すのは落ち着かない行為だったはずで。でもこうされてなお俺のsub性は大人しく首輪を嵌められることを待っている。
「おれが、あなたに染まるとうれしいってこと…?」
こぼした言葉は辿々しく質問を投げかけた。ここまで支配されたいと思ったのは初めてで、むしろそれを待ち望んでいたような心地さえするから不思議だ。ずっと欠けていたものが、探していたのはあなただったのだと。この人に支配されるのが当たり前のことのようにストンと感情が馴染む。
「もちろんベルが嫌なことはしない。でも君が許してくれるなら、少しだけベルの一部に俺を混ぜて、このかわいい子は俺のだって牽制したい」
だめかな、と顔を覗き込んでくるヴァイスにきゅうと胸が締め付けられる。ずるい。俺がその表情に弱いとわかってて、そうされると俺が断れないとわかってて聞いている。そうやってあなたのお願いを聞くのが嫌じゃないことまで含めて、全部。
いつの間にか指は首から耳へ移動していて、ふにふにと揉まれる耳朶に首輪よりピアスがいいかもなんて。ぼんやりと思考が逸れる。アイスグレーの、あなたのものだって証を耳につけたら。きっとどんな不安も吹き飛ばすお守りになるから。いつか貰えたらいいな。
「ヴァイスは、偵察隊だから匂いがつかないほうがいい?」
「あまり強い匂いだと困るけど、少し香るくらいなら大丈夫だよ」
ベルも何かくれるの、って嬉しそうにヴァイスが笑う。そんな彼の膝を跨ぐように乗り上げて、編んでもらった三つ編みを解いた。少し勿体無いけど、これから何度だって編んでくれるだろうからごめんね。夜色に溶け合うように額を合わせ、金木犀のほのかな香りが呼吸に混ざる。
「あなたに支配されるのもいいけど、俺はswitchだから……あなたからも俺の匂いがすると気分が良いんだけど」
この香油は受け取るから、たまに一緒に染まってくれませんか。
____________
補足
domとsubがパートナーになる時、パートナーの証としてdomがsubに首輪(color)を贈ります。この時subがdomを信頼できてない場合は拒否することが可能で、colorを受け取る=あなたを信頼するという意思表示にもなります。
作品によって設定は様々ですが、ここでは「本人たちがそう認識してるならcolorは首輪じゃなくてもいいよ~」ぐらいのふんわりとした感じです。きっちり決めると後から矛盾が発程する可能性があるので、私はふわふわな設定でドムサブ世界を形成してます。
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