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8 親友の結論
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「掲示板で有名になってるの、琥珀だろ」
水曜日の昼を少し過ぎた頃、大学の食堂で向かい合わせに座った萩原にそう問われる。ざわざわと賑わっている食堂は人が溢れているけれど、だからこそあまり聞かれたくない会話も大勢の声に紛れてくれて都合がいい。
まぁ、現実世界ではdomでいることが多いからか、俺の周りはいつも少しだけ人が離れてるのだけど。威圧感を出さないようにしているけど、身長のせいか怖がられている気がする。
「あれのせいで軽くアバターを弄ったから、今ちょっと高2ぐらいに若返ってる」
「高2ってことはあれか、成長期の前の小さい琥珀ちゃんになってるんだ」
なつかし、と笑って目を細める萩原とは幼馴染だ。正確には幼馴染とはちょっと違うけど、説明が面倒なので俺も萩原も幼馴染ということにしている。だから当然、成長期の頃の俺も知ってるわけで。それまで並んでいた背がいつの間にか見下ろす位置にいて驚いた記憶がある。
ぐんぐん伸びた俺と違って、ゆるやかに成長したこの男は人懐っこくていつも誰かといて楽しそうだ。バイトに大学にゲームにと忙しそうにしているのに、どれも疎かせず器用にやっている。対人関係に難のあるらしい俺は、現実でもゲームでも人に囲まれてる萩原に助けられることが多かった。
「160後半って、あんなに小さかったっけ」
でも10cmも縮んでるなら小さいよね。自己完結して適当に触っていた端末から手を離す。前髪が邪魔で無造作に耳にかけたのに、ピアスに引っかかって余計に気分が下がった。
「琥珀が機嫌悪いの珍しいな。フードさんに何か言われたとか?」
ずばりと、核心をつかれて髪を解こうとした手が止まった。付き合いが長いとこういう時に困る。でも誰かに話を聞いてほしくて萩原を呼んだのだから、むしろ良かったのかもしれない。
AWOにはたくさんのNPCが存在するが、その中でも衛兵の偵察隊は身を潜めやすいように暗めの色合いの服装にフードを被っている。街だけでなく森や洞窟を探索する異邦人であるなら、そんな彼等をそれなりに目撃することになるだろう。
そういったよく目撃するNPCのことを掲示板で話す時、その見た目や特徴から仮の名前がつけられるのだ。リザなら「雑貨屋の令嬢」とか、偵察隊なら「フードさん」とか。
だから「フードさん」と呼ばれる人は複数いる。でも萩原が示しているフードさんは、この場合ひとりしかいない。
ヴァイス__俺の友人、なはずの人。
初めて会った時からずっと、俺は彼との適切な距離を探してる。
「俺たち、前にどこかで会ったことない?」
フィーアに来て早々に起こった揉め事を解決して、駆けつけた衛兵に事情を説明してる時に言われたのがこれである。完全にナンパだった。
あの時は他の仕事で衛兵が出払ってて、偵察隊が駆り出されたらしい。そこで初めてヴァイスに会ってナンパ紛いなことをされて、ベルって呼んでいい?って愛称が決められてた。それ以降は街で会うたびに一緒にお茶したり世間話したり可愛いねって言われたりしているうちに、いつの間にか絆されて今に至っている。
自分でもちょろいとは思う。でも許してほしい。顔も性格もめちゃくちゃ好みな男に口説かれて落ちないのは難易度が高すぎた。
「何か言われた、っていうか……俺が聞きたくなかったなって」
昨日、俺の姿を見て笑いかけてくれた顔が脳裏に浮かんだ。身長が縮んだ俺を見たヴァイスの、ひどく優しい瞳が胸を締め付ける。小さくてかわいい、と噛み締めるように呟いたその声がずっと頭の隅に居座り続けている。
「小さいほうが、やっぱりいいのかな」
ぽつりと溢れた言葉は随分と弱々しくて、我ながら参ってるんだなと自嘲する。惚れた方が負けだとしたら、惚れられた相手を好きになった場合はどうなるんだろ。告白はしてこないくせに、思わせぶりに甘い言葉を吐いてくるヴァイスのせいにすればいいのかな。それとも口説いてるつもりはなくて、俺が勝手に勘違いして好きになっちゃっただけだったりして。あまりにも俺の好みの人だったから、意識しすぎちゃったのかも。
「あの人ならどんな琥珀でも好きだと思うけど」
あの溺愛は身長とか関係ないって、そう言いながら萩原は氷が溶けて薄くなったカフェラテのストローをぐるりと回す。水とカフェラテがぐるぐるマーブル状になって混ざりあう。
__お前ってsubでも可愛げないよな。次に付き合うなら、同じswitchでも小さくて可愛いやつにするわ__
元彼のひとりに言われた言葉だ。別れた事自体に後悔はないけど、思ってたよりも傷ついたのかこの言葉だけは頭にこびりついて離れない。
「本人に直接聞いたわけじゃないんだろ?なら大丈夫だって」
「だとしても……そもそも、ヴァイスはゲームの中の人だし、大丈夫だったとしてどうしようもないでしょ」
「ゲームだろうが現実だろうが、好きになったなら素直に動いた方がいいって」
恋は理屈じゃないだろ、って。珍しく萩原が熱く語る。今まで俺が付き合ってた相手が悉く駄目な男だったのを知っているからか、紳士的なヴァイスを応援してるらしい。お前って俺の味方じゃなかったんだ。裏切りだ。
「適切な距離って言うけど、琥珀がそこまで悩んでる時点でもう答えは出てるだろ。頑張って告白してこい」
机に項垂れる俺のつむじを見ながら、カフェラテの最後の一口を飲み込んで萩原が席を立つ。簡単に言わないでほしい。講義があるからと去っていく彼の背を眺めながら、俺はゆっくりと重いため息を吐いた。
適切な距離を探してる。自分と、ヴァイスが傷つかないようにするにはどうしたらいいのか。それをずっと考えてる。昨日見送った彼の背を思い出しながら、ずっと。
偵察隊は本来なら昼夜問わずフードを被っている。闇夜に紛れやすいように、気配を消しやすいようにフードには認識阻害の呪文を仕込まれているとか。その布で隠れた下が誰なのかを見分けるのは親しくならないと難しくて、入隊してすぐの新人はよく間違えると、苦笑いしているのにどこか楽しそうな表情で教えてくれたのも鮮明に覚えてる。
ヴァイスなのに髪は夜を閉じ込めたような藍色なんだと思ったこと。それなのに伏せられた瞼から覗く瞳は、冬の朝の息を呑むほど静かな澄んだ空の色でとても綺麗なこと。帰り際にフードを被り直しながら言う「街で見かけたら俺から話しかけるから、他の男に声かけないでね」って冗談も、緩やかに微笑むその顔も、本を読む時の横顔だって。彼と交わしたたわいもない話も全部。
全部覚えてしまってるくらい、彼のことを無意識に見ている。探してる。好きになったら駄目なのに。
告白したら、ヴァイスはこのぐるぐると渦を巻いた悩みごと一緒に飲み込んでくれるだろうか。
水曜日の昼を少し過ぎた頃、大学の食堂で向かい合わせに座った萩原にそう問われる。ざわざわと賑わっている食堂は人が溢れているけれど、だからこそあまり聞かれたくない会話も大勢の声に紛れてくれて都合がいい。
まぁ、現実世界ではdomでいることが多いからか、俺の周りはいつも少しだけ人が離れてるのだけど。威圧感を出さないようにしているけど、身長のせいか怖がられている気がする。
「あれのせいで軽くアバターを弄ったから、今ちょっと高2ぐらいに若返ってる」
「高2ってことはあれか、成長期の前の小さい琥珀ちゃんになってるんだ」
なつかし、と笑って目を細める萩原とは幼馴染だ。正確には幼馴染とはちょっと違うけど、説明が面倒なので俺も萩原も幼馴染ということにしている。だから当然、成長期の頃の俺も知ってるわけで。それまで並んでいた背がいつの間にか見下ろす位置にいて驚いた記憶がある。
ぐんぐん伸びた俺と違って、ゆるやかに成長したこの男は人懐っこくていつも誰かといて楽しそうだ。バイトに大学にゲームにと忙しそうにしているのに、どれも疎かせず器用にやっている。対人関係に難のあるらしい俺は、現実でもゲームでも人に囲まれてる萩原に助けられることが多かった。
「160後半って、あんなに小さかったっけ」
でも10cmも縮んでるなら小さいよね。自己完結して適当に触っていた端末から手を離す。前髪が邪魔で無造作に耳にかけたのに、ピアスに引っかかって余計に気分が下がった。
「琥珀が機嫌悪いの珍しいな。フードさんに何か言われたとか?」
ずばりと、核心をつかれて髪を解こうとした手が止まった。付き合いが長いとこういう時に困る。でも誰かに話を聞いてほしくて萩原を呼んだのだから、むしろ良かったのかもしれない。
AWOにはたくさんのNPCが存在するが、その中でも衛兵の偵察隊は身を潜めやすいように暗めの色合いの服装にフードを被っている。街だけでなく森や洞窟を探索する異邦人であるなら、そんな彼等をそれなりに目撃することになるだろう。
そういったよく目撃するNPCのことを掲示板で話す時、その見た目や特徴から仮の名前がつけられるのだ。リザなら「雑貨屋の令嬢」とか、偵察隊なら「フードさん」とか。
だから「フードさん」と呼ばれる人は複数いる。でも萩原が示しているフードさんは、この場合ひとりしかいない。
ヴァイス__俺の友人、なはずの人。
初めて会った時からずっと、俺は彼との適切な距離を探してる。
「俺たち、前にどこかで会ったことない?」
フィーアに来て早々に起こった揉め事を解決して、駆けつけた衛兵に事情を説明してる時に言われたのがこれである。完全にナンパだった。
あの時は他の仕事で衛兵が出払ってて、偵察隊が駆り出されたらしい。そこで初めてヴァイスに会ってナンパ紛いなことをされて、ベルって呼んでいい?って愛称が決められてた。それ以降は街で会うたびに一緒にお茶したり世間話したり可愛いねって言われたりしているうちに、いつの間にか絆されて今に至っている。
自分でもちょろいとは思う。でも許してほしい。顔も性格もめちゃくちゃ好みな男に口説かれて落ちないのは難易度が高すぎた。
「何か言われた、っていうか……俺が聞きたくなかったなって」
昨日、俺の姿を見て笑いかけてくれた顔が脳裏に浮かんだ。身長が縮んだ俺を見たヴァイスの、ひどく優しい瞳が胸を締め付ける。小さくてかわいい、と噛み締めるように呟いたその声がずっと頭の隅に居座り続けている。
「小さいほうが、やっぱりいいのかな」
ぽつりと溢れた言葉は随分と弱々しくて、我ながら参ってるんだなと自嘲する。惚れた方が負けだとしたら、惚れられた相手を好きになった場合はどうなるんだろ。告白はしてこないくせに、思わせぶりに甘い言葉を吐いてくるヴァイスのせいにすればいいのかな。それとも口説いてるつもりはなくて、俺が勝手に勘違いして好きになっちゃっただけだったりして。あまりにも俺の好みの人だったから、意識しすぎちゃったのかも。
「あの人ならどんな琥珀でも好きだと思うけど」
あの溺愛は身長とか関係ないって、そう言いながら萩原は氷が溶けて薄くなったカフェラテのストローをぐるりと回す。水とカフェラテがぐるぐるマーブル状になって混ざりあう。
__お前ってsubでも可愛げないよな。次に付き合うなら、同じswitchでも小さくて可愛いやつにするわ__
元彼のひとりに言われた言葉だ。別れた事自体に後悔はないけど、思ってたよりも傷ついたのかこの言葉だけは頭にこびりついて離れない。
「本人に直接聞いたわけじゃないんだろ?なら大丈夫だって」
「だとしても……そもそも、ヴァイスはゲームの中の人だし、大丈夫だったとしてどうしようもないでしょ」
「ゲームだろうが現実だろうが、好きになったなら素直に動いた方がいいって」
恋は理屈じゃないだろ、って。珍しく萩原が熱く語る。今まで俺が付き合ってた相手が悉く駄目な男だったのを知っているからか、紳士的なヴァイスを応援してるらしい。お前って俺の味方じゃなかったんだ。裏切りだ。
「適切な距離って言うけど、琥珀がそこまで悩んでる時点でもう答えは出てるだろ。頑張って告白してこい」
机に項垂れる俺のつむじを見ながら、カフェラテの最後の一口を飲み込んで萩原が席を立つ。簡単に言わないでほしい。講義があるからと去っていく彼の背を眺めながら、俺はゆっくりと重いため息を吐いた。
適切な距離を探してる。自分と、ヴァイスが傷つかないようにするにはどうしたらいいのか。それをずっと考えてる。昨日見送った彼の背を思い出しながら、ずっと。
偵察隊は本来なら昼夜問わずフードを被っている。闇夜に紛れやすいように、気配を消しやすいようにフードには認識阻害の呪文を仕込まれているとか。その布で隠れた下が誰なのかを見分けるのは親しくならないと難しくて、入隊してすぐの新人はよく間違えると、苦笑いしているのにどこか楽しそうな表情で教えてくれたのも鮮明に覚えてる。
ヴァイスなのに髪は夜を閉じ込めたような藍色なんだと思ったこと。それなのに伏せられた瞼から覗く瞳は、冬の朝の息を呑むほど静かな澄んだ空の色でとても綺麗なこと。帰り際にフードを被り直しながら言う「街で見かけたら俺から話しかけるから、他の男に声かけないでね」って冗談も、緩やかに微笑むその顔も、本を読む時の横顔だって。彼と交わしたたわいもない話も全部。
全部覚えてしまってるくらい、彼のことを無意識に見ている。探してる。好きになったら駄目なのに。
告白したら、ヴァイスはこのぐるぐると渦を巻いた悩みごと一緒に飲み込んでくれるだろうか。
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