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せっせと調薬を続けてそろそろ数も足りるかなというところで白刃さんに呼ばれた。怪我をしたのかと思ったけど、どうやら違うらしい。空中を操作しながら「ちょっとこれ見てみろ」と言われた瞬間にフレンドのチャット欄に通知が届いた。確認してみると白刃さんから送られてきたのは1枚の画像で、おそらく強敵であろう魔物の姿が写っている。
「この魔物、前に農園に出た群れのやつに似てないか?」
「言われてみれば……牙とか大きくなってますけど、確かに似てますね」
農園に出たのはモグラみたいな魔物だったけど、こっちは猪のような見た目をしている。でも身体に岩を鎧のように纏わせているところは一緒だ。
「威嚇してくるわりには野営地に飛び込んでくる感じもなくてさ、ここの周りは篝火で囲ってあるだろ?本田ともしかしたらコイツも光に弱いんじゃないかって話になったんだよ」
「ああ、それで俺が呼ばれたんですね」
ここにいる人たち、特に偵察隊は仕事柄なのか闇属性の魔法が得意な人が多い。集まってる異邦人の中には光属性の魔法を使える人がいたけれど、練度が低いのか俺がきた時はテント内が薄暗かった。調薬に不便だったから今はテント内だけ俺の光魔法で上書きさせてもらっている。
相談していると後ろで解毒薬をもらった異邦人が「もしかして俺たちシルバーアックスと共闘してんの!?」と小さく歓喜の声を上げたのが聞こえた。外は暗かったからよく顔が見えなかったらしい。
俺も最近知ったけど、ノクスさん達って掲示板で注目されてる今一番熱いルーキーのうちのひとつなんだって。俺がフィーアに拠点を置くと決めた頃にAWOを始めたと聞いてるから、つまり約3ヶ月でプレイヤーレベルを70に上げた猛者の方々。受験期間があったとはいえ1年程ゲームをしている萩原が90手前だったはずだ。聖魔導士のバズりを抜きにしてもそれは確かに注目を浴びるだろう。
「リザ、そういうことらしいから。解毒薬も足りそうだしちょっと抜けるね」
「それは私でなく、隣にいるヴァイスに言いなさい」
即座にそう返されたので隣を見上げると、こちらをじっと見つめていたのだろうヴァイスと目が合う。面食いの自覚がある俺の好みドンピシャな顔はいつ見ても格好良い。でもこの身長差だと首が痛くなりそう。そういえば元々は俺はヴァイスに会いにきたんだった。怪我一つしてないから安心して忘れてた。
「そういうことらしいから俺ちょっと抜けるね…?」
リザに言われた通りヴァイスにも報告したのに、なぜかヴァイスは困ったように表情を曇らせた。困らせるつもりはなかったし、できれば笑ってる顔を見たいんだけど。背後で白刃さんが「そうだけどそうじゃなくて」とかなんか言ってるのが聞こえる。
でもそれをきちんと聞く前に、ヴァイスが俺の方に手を伸ばしてきた。リモの実を絞っていた彼はいつの間にか手袋を外していて、生身の少しカサついた彼の手が俺のそれをしっかりと掴む。意図を問おうと見上げれば真っ直ぐに視線が交わった。
「ベル、復唱して」
「うん?」
「今から俺が言うことを復唱して」
掴まれた手がやんわりと解かれて指を絡めれられる。ヴァイスの綺麗なアイスグレーの瞳から視線を逸せない。俺の中途半端な丈の手袋の、隠しきれていない手の甲をするりと指が撫でる。その優しい手つきに反して僅かにピリリと空気がひりつくのを感じて、ああ、グレアを浴びているのかとようやく気付いた。
今まで俺にdom性を向けないようにしてくれていたヴァイスが、そうしてまでお願いを聞いてもらおうと俺の心配をしている。
「ベル、『“復唱して“』」
「うん」
支配されるのは嫌いだ。都合のいいもののように扱われるのが嫌で、俺は従いたくないdomの命令は聞かないことにしている。subにあるまじきそれは俺が高ランクのswitchだからできることで、そう言う態度が気に食わないと当時付き合っていたdomに言われたりもした。
「“危ないことはしない“」
「危ないことはしない」
「“俺のそばを離れない“」
「ヴァイスのそばを離れない」
すぐ振り払えそうなほど軽い力で握られた手が、真っ直ぐに見つめられる視線が。できるだけ柔らかくしようとしている声のどれもが優しくて。俺のことを思って紡がれる言葉があまりにも心地よかったから。
「この2つを守ること。……『“約束して“』」
ストンと、この人になら傅いてもいいなと思ったのだ。
「いいよ、その約束は聞いてあげる」
承諾して見せればヴァイスがほっとしたように息を吐いた。でも俺からも言いたいことはある。そばを離れないってことは、ヴァイスも一緒に前線に来るつもりなんだよね。
「その代わりヴァイスも約束して。俺は死に戻りできるから、俺を庇うようなことはしないで。約束できる?」
覗き込んで返事を乞えば、逆に約束を取り付けられると思っていなかったのかヴァイスが微かに目を見開く。これ守ってくれないなら俺だけで前線に戻ろう。そう考えてるのがわかったのか、少しだけ間が空いて返事が聞こえた。俺だけに約束をさせるのってフェアじゃないでしょ。
それじゃあ急ごうと身体の向きを変えると、なんともいえないような表情の白刃さんと目が合った。首を傾げると「ベルトがいいならいいけどさ」となんとも曖昧な返事をされる。その視線が繋がったままの手に向いてるのを見て、もしかして結構恥ずかしいことをされてるのでは?という意識がようやく出てきた。適切な距離って、どこだろう。ヴァイスの距離が近いのはいつものことだから忘れてたけど、お願いするのに普通は手を繋ぐ必要はないよね。
少し惜しいけどと繋がれた手を離そうとすると、寧ろしっかりと繋がれる。このまま前線に戻るつもりらしい。離れないって物理的にだったの?
「ヴァイス、離して」
「離れないって約束だけど」
「物理的とは聞いてないし、これだとヴァイスが動けないでしょ」
あなたが普段は剣で戦うの知ってるんだからね。片手が固定されてたら絶対に邪魔になる。
ぐぐ、と力を込めて離そうとしても非力な俺じゃ勝てるわけなくて、ヴァイスが歩き出したことでそのまま前線に戻ることになった。のんびりとしたリザの応援する声が遠ざかる。
諦めて上を見上げれば、向こうもこちらを見てたようでヴァイスと視線がぶつかった。さっきまでの困ったような顔はしてなくて、笑っているならいいかと繋がれたままの手を一度ぎゅっと握る。
仕方ない。ヴァイスがそう望んでるなら叶えてあげよう。だって守ってあげたいのも、尽くしたいのもswitchの俺の本能なんだから。とりあえず今はこの事件を終わらせることだけ考えよう。
だから、あなたになら拘束されるのも悪くないなって。そう思ったのも今は忘れておこう。
「この魔物、前に農園に出た群れのやつに似てないか?」
「言われてみれば……牙とか大きくなってますけど、確かに似てますね」
農園に出たのはモグラみたいな魔物だったけど、こっちは猪のような見た目をしている。でも身体に岩を鎧のように纏わせているところは一緒だ。
「威嚇してくるわりには野営地に飛び込んでくる感じもなくてさ、ここの周りは篝火で囲ってあるだろ?本田ともしかしたらコイツも光に弱いんじゃないかって話になったんだよ」
「ああ、それで俺が呼ばれたんですね」
ここにいる人たち、特に偵察隊は仕事柄なのか闇属性の魔法が得意な人が多い。集まってる異邦人の中には光属性の魔法を使える人がいたけれど、練度が低いのか俺がきた時はテント内が薄暗かった。調薬に不便だったから今はテント内だけ俺の光魔法で上書きさせてもらっている。
相談していると後ろで解毒薬をもらった異邦人が「もしかして俺たちシルバーアックスと共闘してんの!?」と小さく歓喜の声を上げたのが聞こえた。外は暗かったからよく顔が見えなかったらしい。
俺も最近知ったけど、ノクスさん達って掲示板で注目されてる今一番熱いルーキーのうちのひとつなんだって。俺がフィーアに拠点を置くと決めた頃にAWOを始めたと聞いてるから、つまり約3ヶ月でプレイヤーレベルを70に上げた猛者の方々。受験期間があったとはいえ1年程ゲームをしている萩原が90手前だったはずだ。聖魔導士のバズりを抜きにしてもそれは確かに注目を浴びるだろう。
「リザ、そういうことらしいから。解毒薬も足りそうだしちょっと抜けるね」
「それは私でなく、隣にいるヴァイスに言いなさい」
即座にそう返されたので隣を見上げると、こちらをじっと見つめていたのだろうヴァイスと目が合う。面食いの自覚がある俺の好みドンピシャな顔はいつ見ても格好良い。でもこの身長差だと首が痛くなりそう。そういえば元々は俺はヴァイスに会いにきたんだった。怪我一つしてないから安心して忘れてた。
「そういうことらしいから俺ちょっと抜けるね…?」
リザに言われた通りヴァイスにも報告したのに、なぜかヴァイスは困ったように表情を曇らせた。困らせるつもりはなかったし、できれば笑ってる顔を見たいんだけど。背後で白刃さんが「そうだけどそうじゃなくて」とかなんか言ってるのが聞こえる。
でもそれをきちんと聞く前に、ヴァイスが俺の方に手を伸ばしてきた。リモの実を絞っていた彼はいつの間にか手袋を外していて、生身の少しカサついた彼の手が俺のそれをしっかりと掴む。意図を問おうと見上げれば真っ直ぐに視線が交わった。
「ベル、復唱して」
「うん?」
「今から俺が言うことを復唱して」
掴まれた手がやんわりと解かれて指を絡めれられる。ヴァイスの綺麗なアイスグレーの瞳から視線を逸せない。俺の中途半端な丈の手袋の、隠しきれていない手の甲をするりと指が撫でる。その優しい手つきに反して僅かにピリリと空気がひりつくのを感じて、ああ、グレアを浴びているのかとようやく気付いた。
今まで俺にdom性を向けないようにしてくれていたヴァイスが、そうしてまでお願いを聞いてもらおうと俺の心配をしている。
「ベル、『“復唱して“』」
「うん」
支配されるのは嫌いだ。都合のいいもののように扱われるのが嫌で、俺は従いたくないdomの命令は聞かないことにしている。subにあるまじきそれは俺が高ランクのswitchだからできることで、そう言う態度が気に食わないと当時付き合っていたdomに言われたりもした。
「“危ないことはしない“」
「危ないことはしない」
「“俺のそばを離れない“」
「ヴァイスのそばを離れない」
すぐ振り払えそうなほど軽い力で握られた手が、真っ直ぐに見つめられる視線が。できるだけ柔らかくしようとしている声のどれもが優しくて。俺のことを思って紡がれる言葉があまりにも心地よかったから。
「この2つを守ること。……『“約束して“』」
ストンと、この人になら傅いてもいいなと思ったのだ。
「いいよ、その約束は聞いてあげる」
承諾して見せればヴァイスがほっとしたように息を吐いた。でも俺からも言いたいことはある。そばを離れないってことは、ヴァイスも一緒に前線に来るつもりなんだよね。
「その代わりヴァイスも約束して。俺は死に戻りできるから、俺を庇うようなことはしないで。約束できる?」
覗き込んで返事を乞えば、逆に約束を取り付けられると思っていなかったのかヴァイスが微かに目を見開く。これ守ってくれないなら俺だけで前線に戻ろう。そう考えてるのがわかったのか、少しだけ間が空いて返事が聞こえた。俺だけに約束をさせるのってフェアじゃないでしょ。
それじゃあ急ごうと身体の向きを変えると、なんともいえないような表情の白刃さんと目が合った。首を傾げると「ベルトがいいならいいけどさ」となんとも曖昧な返事をされる。その視線が繋がったままの手に向いてるのを見て、もしかして結構恥ずかしいことをされてるのでは?という意識がようやく出てきた。適切な距離って、どこだろう。ヴァイスの距離が近いのはいつものことだから忘れてたけど、お願いするのに普通は手を繋ぐ必要はないよね。
少し惜しいけどと繋がれた手を離そうとすると、寧ろしっかりと繋がれる。このまま前線に戻るつもりらしい。離れないって物理的にだったの?
「ヴァイス、離して」
「離れないって約束だけど」
「物理的とは聞いてないし、これだとヴァイスが動けないでしょ」
あなたが普段は剣で戦うの知ってるんだからね。片手が固定されてたら絶対に邪魔になる。
ぐぐ、と力を込めて離そうとしても非力な俺じゃ勝てるわけなくて、ヴァイスが歩き出したことでそのまま前線に戻ることになった。のんびりとしたリザの応援する声が遠ざかる。
諦めて上を見上げれば、向こうもこちらを見てたようでヴァイスと視線がぶつかった。さっきまでの困ったような顔はしてなくて、笑っているならいいかと繋がれたままの手を一度ぎゅっと握る。
仕方ない。ヴァイスがそう望んでるなら叶えてあげよう。だって守ってあげたいのも、尽くしたいのもswitchの俺の本能なんだから。とりあえず今はこの事件を終わらせることだけ考えよう。
だから、あなたになら拘束されるのも悪くないなって。そう思ったのも今は忘れておこう。
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