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そして誰かがいなくなった
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こんにちは。皆さまは、人魂をご存知でしょうか。ふらりふらりと光る青白い、火の玉でございます。見たことはありますでしょうか。最近、このお屋敷では人魂が度々見られるとの報告が、メイド達の間で絶えません。
最初に見たのは、エイダでした。彼女は夜中、屋敷の見回りの際に、客室付近の窓で人魂を見ました。怖くなり、すぐに私に報告に来たようでした。
次は、えーっと、メリッサでしたか。彼女は就寝前に鏡を見るのが日課です。いつものように鏡を見たところ、背後にぼんやり写っていたそうです。振り向くともういなかったとか。
エマは実際に見たわけではありません。地下室のワイン蔵へと続くドアがなぜか開いており、それが人魂のせいだと言っていました。かなり妄想癖の強い彼女ですから、これは勘違いでしょう。
最後はペピタです。彼女は夜中、ご主人様に呼ばれて書斎へと向かいました。三階へと上がる階段の窓、その外に青白く光る玉があったとか。ペピタは一番若く、上のメイド達が流した人魂の噂を信じてしまったのでは、と私は考えています。
以上となっています。エマ、ペピタは勘違いだとしても、二人は人魂を見ています。それに問題はメリッサなのです。メリッサは嘘をつくことを何よりも嫌い、他人に嘘をつかれた時はもう……いえ、この話は関係ありませんね。とにかく、メリッサが嘘をつくとは考えられないのです。
人魂がいるにせよいないにせよ、メイド達の仕事に悪影響なのは間違いありません。メイド長として、早急に対処すべきと考えています。ぜひ、皆さまにも助力をお願いしたいのです。
● ● ●
「エイダ、今日の見回りできる?」
メイド長にそう言われて、私はあの日のことを思い出しました。第二客室の窓、そこにいた青白い玉。嫌だなぁ、でも仕事だしなぁ。
「心配しなくても大丈夫です!」
私は無理に答えてみせました。メイド長も私を気遣って声をかけてくれたんだし、期待に応えないと!
「そう、じゃあお願いね。私はここで待機しているから、問題があった場合はすぐに戻ってきて」
頷くと、私は使用人室を後にしました。廊下は真っ暗な暗闇。ああ怖い。さっさと終わらせて寝よう。
私は二階から見回りを始めました。部屋の前をコツコツと歩きます。私の部屋、メリッサの部屋、エマの部屋、物置、チェスの間、ノラの部屋、ペピタの部屋。
部屋の並びはだいたい等間隔ですが、西端の部屋だけはちょっと遠いです。あの部屋はメイド長の部屋ですね。……うん、異常なし。
一階は色んな部屋があります。
コツコツ、コツコツ。
私は客室以外の全ての見回りを終えました。
「うぅ、やだなぁ」
つい独り言が出てしまいました。廊下の先には第一客室と第二客室があります。けれど仕事ですから、行くしかありません。
コツコツ、コツコツ。
第二客室の中を見ましたが、特に異常はありません。良かった、早く使用人室に戻ろう。
その時、窓の外には綺麗な満月が見えました。
● ● ●
「おはようございます」
朝、使用人室に向かうと、メイド長がいました。この人はいつも誰よりも早く使用人室にいます。私はこの人が嫌いです。すごく。
「おはよう、メリッサ。いつも早いですね」
本当にそう思っているのか、もしくは自分が負けないとでも思っているのか。ですが当然、そんなことは口にしません。私は軽く頭を下げてお礼を言います。
「今日はご主人様が本宅の方へお帰りになるから、掃除が終わったら自由時間にしていいですよ」
なんでメイド全員が揃ってから言わないんでしょうか。こんな非効率な人がメイド長だなんて信じられません。私がやった方が絶対にいいのに。
「ご主人様はもう行かれたのですか?」
「まだです。七時頃に本宅の方から迎えが来ます」
私は時計を見ました。六時十分。ということは、もう食事は終わってるんでしょう。この人の料理なんかより、私の料理の方が絶対に美味しいのに。ご主人様は私が作った料理が一番と言ってくれました。
心の愚痴もそこそこに服を着替え終えると、私は使用人室から出ました。今日の担当は、客室二つと給湯室。さっさと終わらせよう。
● ● ●
「いってらっしゃいませ、ご主人様」
ペコリと頭を下げる私。
「ああ、行ってくるよ」
ご主人様は微笑んだ。私と二人の時にしか見せてくれない笑顔。なんて素敵なんだろう。後ろ姿も素敵。と思ったら振り返った。素敵。
「そうだ。エマ、帰ったら話があるんだ」
「!」
ご主人様が私にお話!? 一体なんだろう。ま、まさか……。ああ、ドキドキしてきた。この間からご主人様はよく私に話しかけてくれたし、一日平均三回以上は会話をしている。これはもしかするともしかするかもしれない! ああ、なんということだろう!
「分かりました。お待ちしております」
「それじゃ」
行ってしまった。でも、胸の高鳴りは止まらない。ご主人様と結ばれるかもしれない。もしかしたら本宅に用事というのは、私との結婚をご両親に……。
くるくると思考を巡らせながら、使用人室に戻る。メイド長はいなくなっていて、代わりにペピタちゃんがいた。何か探し物をしているようだけど、どうしたんだろう。
「ペピタちゃん、どうしたの?」
「あっ、エマさん。お、おはようございます……」
ペピタちゃんは私と目を合わせないようにしながら、人差し指と人差し指をくっつけている。この様子だと、何かなくし物をしたのかな。
「……あ、あの、実は箒が見当たらなくて」
「また?」
「あぅ……ごめんなさい」
ペピタちゃんが働き始めたのは一ヶ月くらい前からだけど、それからもう二回もなくし物をしている。その度にメイド長とメリッサに怒られているのだ。
私はため息をついて、自分のロッカーから箒を取り出した。
「ペピタちゃん、今日は書斎の掃除でしょ? 早くやらないと終わらないから、貸してあげるよ」
「で、でも、エマさんの箒が……」
「いいから。あの二人には借りたって言っちゃダメだよ」
私が言うとペピタちゃんは深々と頭を下げ、使用人室を出て行った。私の今日の担当は、庭のお手入れ。庭にはボロボロの箒があったから、それを代わりに使おう。
それにしても、なんで箒がなくなるんだろう。あ、まさか例の人魂のせい? そうだ、きっとそうに違いない。
● ● ●
目が覚めたときには、もう十時を回っていた。となると、そろそろアレがくる時間だ。
コンコン。部屋のノックが二回。
「ノラさん、起きていますか?」
あれ? 今日はエイダじゃないんだ。じゃあ無視しちゃおうかな。
コンコンコンコン。部屋のノックが四回。
「ノラさん、起きないと怒りますよ」
あ、いかん。今日は機嫌が悪そうだ。まあ、彼女はいつも機嫌が悪そうだけど、今日はもっとだね。
「起きてるよ~」
「そうですか。今日の担当は食堂です。さっさとやらないと終わりませんよ」
「は~い」
返事をすると、声は聞こえなくなった。はぁ、面倒くさいな。使用人室に箒を取りに行くのも面倒だよ。と思ったけど、そういえば箒を拾ったんだった。あれ、でも食堂に行くなら、結局一階も行かなきゃダメじゃん。
ああ、面倒くさい!
● ● ●
書斎の掃除をしながら、私はエマさんに何度も感謝をしていました。エマさんはこれまで、私を何度も何度も助けてくれました。
初めて箒を無くしたとき、ずっと一緒に探してくれた。食堂の掃除が一人で終わらないとき、手伝ってくれた。料理の作り方もこっそり教えてくれた。それに、他にもたくさん。
でも、エマさんはそのせいでメイド長から嫌われているように思います。今日だって、本当はメリッサさんと二人でお庭掃除をするはずが、なぜかエマさん一人だけになっていました。お庭は広くて、一人だとすごく時間がかかるのに。
私は掃除の手を早めました。早く終わらせて、自分の箒を探して、エマさんのお手伝いをしましょう。いつもいつもお世話になるだけじゃダメです。
● ● ●
チェスの間の掃除を終え、使用人室に戻りました。それぞれの担当表をもう一度確認しようとしたとき、ふと違和感に気づきました。
浴室と地下室の担当がいません。ですが、人手は全員出払っています。メリッサが客室と給湯室。エマが庭。ノラが食堂。ペピタが書斎。そして私がチェスの間と玄関。浴室と地下室の掃除は一人でちょうど終わるくらいの分量です。
なぜだか胸がざわつき、ロッカーを見ました。ロッカーの数は六つ。この屋敷の使用人の数は五人。急いで全てのロッカーを確認しますが、一つは空っぽでした。なぜ、六つあるのでしょうか。
最初に見たのは、エイダでした。彼女は夜中、屋敷の見回りの際に、客室付近の窓で人魂を見ました。怖くなり、すぐに私に報告に来たようでした。
次は、えーっと、メリッサでしたか。彼女は就寝前に鏡を見るのが日課です。いつものように鏡を見たところ、背後にぼんやり写っていたそうです。振り向くともういなかったとか。
エマは実際に見たわけではありません。地下室のワイン蔵へと続くドアがなぜか開いており、それが人魂のせいだと言っていました。かなり妄想癖の強い彼女ですから、これは勘違いでしょう。
最後はペピタです。彼女は夜中、ご主人様に呼ばれて書斎へと向かいました。三階へと上がる階段の窓、その外に青白く光る玉があったとか。ペピタは一番若く、上のメイド達が流した人魂の噂を信じてしまったのでは、と私は考えています。
以上となっています。エマ、ペピタは勘違いだとしても、二人は人魂を見ています。それに問題はメリッサなのです。メリッサは嘘をつくことを何よりも嫌い、他人に嘘をつかれた時はもう……いえ、この話は関係ありませんね。とにかく、メリッサが嘘をつくとは考えられないのです。
人魂がいるにせよいないにせよ、メイド達の仕事に悪影響なのは間違いありません。メイド長として、早急に対処すべきと考えています。ぜひ、皆さまにも助力をお願いしたいのです。
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「エイダ、今日の見回りできる?」
メイド長にそう言われて、私はあの日のことを思い出しました。第二客室の窓、そこにいた青白い玉。嫌だなぁ、でも仕事だしなぁ。
「心配しなくても大丈夫です!」
私は無理に答えてみせました。メイド長も私を気遣って声をかけてくれたんだし、期待に応えないと!
「そう、じゃあお願いね。私はここで待機しているから、問題があった場合はすぐに戻ってきて」
頷くと、私は使用人室を後にしました。廊下は真っ暗な暗闇。ああ怖い。さっさと終わらせて寝よう。
私は二階から見回りを始めました。部屋の前をコツコツと歩きます。私の部屋、メリッサの部屋、エマの部屋、物置、チェスの間、ノラの部屋、ペピタの部屋。
部屋の並びはだいたい等間隔ですが、西端の部屋だけはちょっと遠いです。あの部屋はメイド長の部屋ですね。……うん、異常なし。
一階は色んな部屋があります。
コツコツ、コツコツ。
私は客室以外の全ての見回りを終えました。
「うぅ、やだなぁ」
つい独り言が出てしまいました。廊下の先には第一客室と第二客室があります。けれど仕事ですから、行くしかありません。
コツコツ、コツコツ。
第二客室の中を見ましたが、特に異常はありません。良かった、早く使用人室に戻ろう。
その時、窓の外には綺麗な満月が見えました。
● ● ●
「おはようございます」
朝、使用人室に向かうと、メイド長がいました。この人はいつも誰よりも早く使用人室にいます。私はこの人が嫌いです。すごく。
「おはよう、メリッサ。いつも早いですね」
本当にそう思っているのか、もしくは自分が負けないとでも思っているのか。ですが当然、そんなことは口にしません。私は軽く頭を下げてお礼を言います。
「今日はご主人様が本宅の方へお帰りになるから、掃除が終わったら自由時間にしていいですよ」
なんでメイド全員が揃ってから言わないんでしょうか。こんな非効率な人がメイド長だなんて信じられません。私がやった方が絶対にいいのに。
「ご主人様はもう行かれたのですか?」
「まだです。七時頃に本宅の方から迎えが来ます」
私は時計を見ました。六時十分。ということは、もう食事は終わってるんでしょう。この人の料理なんかより、私の料理の方が絶対に美味しいのに。ご主人様は私が作った料理が一番と言ってくれました。
心の愚痴もそこそこに服を着替え終えると、私は使用人室から出ました。今日の担当は、客室二つと給湯室。さっさと終わらせよう。
● ● ●
「いってらっしゃいませ、ご主人様」
ペコリと頭を下げる私。
「ああ、行ってくるよ」
ご主人様は微笑んだ。私と二人の時にしか見せてくれない笑顔。なんて素敵なんだろう。後ろ姿も素敵。と思ったら振り返った。素敵。
「そうだ。エマ、帰ったら話があるんだ」
「!」
ご主人様が私にお話!? 一体なんだろう。ま、まさか……。ああ、ドキドキしてきた。この間からご主人様はよく私に話しかけてくれたし、一日平均三回以上は会話をしている。これはもしかするともしかするかもしれない! ああ、なんということだろう!
「分かりました。お待ちしております」
「それじゃ」
行ってしまった。でも、胸の高鳴りは止まらない。ご主人様と結ばれるかもしれない。もしかしたら本宅に用事というのは、私との結婚をご両親に……。
くるくると思考を巡らせながら、使用人室に戻る。メイド長はいなくなっていて、代わりにペピタちゃんがいた。何か探し物をしているようだけど、どうしたんだろう。
「ペピタちゃん、どうしたの?」
「あっ、エマさん。お、おはようございます……」
ペピタちゃんは私と目を合わせないようにしながら、人差し指と人差し指をくっつけている。この様子だと、何かなくし物をしたのかな。
「……あ、あの、実は箒が見当たらなくて」
「また?」
「あぅ……ごめんなさい」
ペピタちゃんが働き始めたのは一ヶ月くらい前からだけど、それからもう二回もなくし物をしている。その度にメイド長とメリッサに怒られているのだ。
私はため息をついて、自分のロッカーから箒を取り出した。
「ペピタちゃん、今日は書斎の掃除でしょ? 早くやらないと終わらないから、貸してあげるよ」
「で、でも、エマさんの箒が……」
「いいから。あの二人には借りたって言っちゃダメだよ」
私が言うとペピタちゃんは深々と頭を下げ、使用人室を出て行った。私の今日の担当は、庭のお手入れ。庭にはボロボロの箒があったから、それを代わりに使おう。
それにしても、なんで箒がなくなるんだろう。あ、まさか例の人魂のせい? そうだ、きっとそうに違いない。
● ● ●
目が覚めたときには、もう十時を回っていた。となると、そろそろアレがくる時間だ。
コンコン。部屋のノックが二回。
「ノラさん、起きていますか?」
あれ? 今日はエイダじゃないんだ。じゃあ無視しちゃおうかな。
コンコンコンコン。部屋のノックが四回。
「ノラさん、起きないと怒りますよ」
あ、いかん。今日は機嫌が悪そうだ。まあ、彼女はいつも機嫌が悪そうだけど、今日はもっとだね。
「起きてるよ~」
「そうですか。今日の担当は食堂です。さっさとやらないと終わりませんよ」
「は~い」
返事をすると、声は聞こえなくなった。はぁ、面倒くさいな。使用人室に箒を取りに行くのも面倒だよ。と思ったけど、そういえば箒を拾ったんだった。あれ、でも食堂に行くなら、結局一階も行かなきゃダメじゃん。
ああ、面倒くさい!
● ● ●
書斎の掃除をしながら、私はエマさんに何度も感謝をしていました。エマさんはこれまで、私を何度も何度も助けてくれました。
初めて箒を無くしたとき、ずっと一緒に探してくれた。食堂の掃除が一人で終わらないとき、手伝ってくれた。料理の作り方もこっそり教えてくれた。それに、他にもたくさん。
でも、エマさんはそのせいでメイド長から嫌われているように思います。今日だって、本当はメリッサさんと二人でお庭掃除をするはずが、なぜかエマさん一人だけになっていました。お庭は広くて、一人だとすごく時間がかかるのに。
私は掃除の手を早めました。早く終わらせて、自分の箒を探して、エマさんのお手伝いをしましょう。いつもいつもお世話になるだけじゃダメです。
● ● ●
チェスの間の掃除を終え、使用人室に戻りました。それぞれの担当表をもう一度確認しようとしたとき、ふと違和感に気づきました。
浴室と地下室の担当がいません。ですが、人手は全員出払っています。メリッサが客室と給湯室。エマが庭。ノラが食堂。ペピタが書斎。そして私がチェスの間と玄関。浴室と地下室の掃除は一人でちょうど終わるくらいの分量です。
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