44 / 45
最終章 姉妹の選択
エメラルド
しおりを挟む
ルルとナナの魔法が合わさり電気を纏った巨大な炎の球を作り出すと、ドラゴンの口からは灼熱の炎が滝のようにして放たれた。
「打ちなさい!」
背後から魔女さんの声が聞こえると、姉妹はお互いに目を合わせる。
「「せーーーの!」」
二人の掛け声が交わると、姉妹は思い切り炎の球を投げ飛ばす。
熱波がモワッと顔を撫でると、姉妹の放った炎の球がドラゴンから放たれた炎とぶつかり合う。
ゴゴゴゴゴゴ……。
鈍く低い音が地面を震わせる。足元が安定しない中で、姉妹は両足に力を込めて倒れないようにと耐える。両手を高く上げ、炎の球を押し込もうと力を込め続ける。
だが、ドラゴンが放った炎の方が威力が上回っているのか、姉妹の放った炎の球はじわじわと押し返されてしまう。
「やばいよ……このままじゃ私たちにぶつかる……」
ルルが苦しそうな声を上げると、苦しくて声も出すことが出来ないナナは小さく頷いて返事をした。
このまま私たちに大きな炎が落ちてくれば、確実に命は無い。そして、椅子に拘束されて動くことが出来ない魔女さんもそれは同じだ。
「ナナ……私に考えがあるの……」
熱風に吹かれて髪が靡(なび)いているルルが声を上げると、ナナはコクコクと頷いた。
その頷きは「それにしよう」なのか「それで?」なのかは、姉妹の絆だから分かったこと。
幾度となく二人で辛いことを越えてきたのだ。これくらいの意思疎通など朝飯前。
「じゃあ行くよ」
ルルが合図を出すと、ナナは思い切り唇を噛み締めた。
その途端に、姉妹の作った炎の球は雷の光で完全に覆われ、さらに二倍程の大きさにまで膨れ上がった。
「まさか……魔法陣を追加したって言うの……?」
魔女さんは目隠し越しに大きくなった炎の球を見上げると、喉仏を深く上下させた。
魔女さんの言う通り、姉妹は魔法陣をひとつずつ追加したのだ。
ルルは新たに雷の魔法を唱え、頭の中には炎の魔法陣がひとつと雷の魔法陣がふたつある。
一方のナナは補助魔法をひとつ追加して、頭の中には計四つの魔法陣がある。自分では許容出来ないくらいに体力が消耗され、ナナは目蓋をギュッと閉じて耐える。
「なんだと! この小娘ども普通の人間ではないだろう! 魔女の子供か!」
うるさく大きなドラゴンの声が響くが、姉妹にそれを気にする余裕など無い。
段々とドラゴンの炎を押し返し、遂にドラゴンの目と鼻の先にまで姉妹の作り上げた炎の球が迫った。
いける――!
姉妹が心の中でそう叫ぶと、残った全ての力を振り絞って炎の球を突き飛ばす。
「おりゃぁぁああああ!!!」「えぇぇぇぇい……!」
最後の力を振り絞った掛け声と共に、炎の球がどんどんと遠くなって行く。
「な……な……なんだとぉぉぉぉおおおお」
ドラゴンの口から無念の叫び声が響いたと同時、重かった炎の球が軽くなり、勢いよくドラゴンの顔と上半身を包み込んだ。バチバチと雷の音を立てた炎は体を包み込み、数秒もすると焼け焦げたドラゴンを残して炎は消えて行った。
するとドラゴンは体から灰色の光を発光しながらどんどんと小さくなり、姉妹たちの二十メートル程先に黒い何かが落ちた。
辺りに静寂が訪れ、心地よい風の音だけが耳を撫でた。
「やったぁ……」
ルルの耳にその声が届くと、隣に居たはずのナナがバタリと崩れ落ちた。
「ナナ!!」
地面にうつ伏せになったナナを、ルルが急いで抱き寄せる。ひっくり返して仰向けにさせると、ナナの目は細く開いていた。
「ナナ! 大丈夫!? 生きてる!?」
肩を揺すぶりながら声を掛けると、ナナは小さく頷いた。
「生きてるよ……死んだら喋れないよ……」
「確かに! じゃあ生きてるね!」
ナナは「あはは」と笑いながら魔女さんの居る方に視線を向けると、細くしか開いていなかった目が大きく見開かれる。その表情を見たルルも、反射的に魔女さんへと視線を向けた。
――そこにあった光景を見て、姉妹は言葉を失った。
魔女さんの手足に付いていた拘束具が灰色の光を浮かべながら消え去ると、魔女さんはゆっくりと腰を上げた。それだけでも喜ばしいことだが、驚くべきはここからだった。
魔女さんは手を震わせながら、目に掛かっていた目隠しをゆっくりと外す。
初めて見た魔女さんの目元はとても美しかった。『美女』という言葉がよく似合う顔。大きな瞳は、綺麗なエメラルド色をしていた。
「目が……見える……」
驚いた表情を浮かべる魔女さんは、辺りの様子をじっくりと見回した後、ルルとナナに視線を向けた。
魔女さんの足がゆっくりと近づいて来る。それに気が付いて、ナナは無理やり体を起こした。
まだ、三人とも言葉は出ない。
姉妹のすぐ側に腰を下ろした魔女さんは、二人の頭に手を伸ばそうとして、ためらった。だがその手を片方ずつ、姉妹が両手で握る。
「魔女さん魔女さん! 目が見えるの!?」「ナナの顔見える……?」
その声が鼓膜から脳へと響き渡ると、魔女さんの瞳からは大粒の涙が溢れ出した。
「えぇ、見えるわ。とっても、とってもよく見える」
魔女さんはそう言って、ルルとナナを力強く抱きしめる。ちょっとだけ苦しいが、姉妹はこれでもかと思い切り抱きつき返した。
「本当に魔女さんの目が治った!」「恩返し……出来ちゃった……」
姉妹はさっきまでの疲れなど忘れ、喜びと嬉しさではしゃぎ立てている。
魔女さんはルルとナナから頭を離し、二人の顔をじっくりと眺め始めた。
「あなたたち本当に似てるのね。でも、ルルはやんちゃそうな顔をしていて、ナナは大人しそう」
未だに涙を流し続ける魔女さんは、嬉しそうに微笑んだ。
「えー! なにそれ! 悪口だ!」
「ナナは大人しそうでも良いけど……」
文句を垂れるルルとどこか納得しているナナ。そんな二人の頭をもう一度優しく撫で、目を細める。
「ルル、ナナ、食べちゃいたいくらいにとっても可愛いわよ。愛しているわ」
魔女さんが目を細めながら言うと、それと全く同じ表情を浮かべていた姉妹の足からストンと力が抜けた。それをギリギリのところで抱き抱えた魔女さんは、クスリと小さく笑った。
「あらあら、気を失うのも同時なのね。どこまでも仲の良い姉妹だこと」
気を失った姉妹の表情は、今も魔女さんと同じものだった。
======
様々な破片が落ちているコンクリートを歩いて行くと、それは見えた。
「おい、クソジジイ」
そう声を掛けると、魔法使いさんは虫の鳴くような唸り声を上げた。
顔を見下ろすようにして魔法使いさんの側にしゃがみ込むと、ゆっくりとその顔がこちらを向く。
「た……助けて……くれ……」
「いやだ」
今すぐにでも死んでしまいそうな声を一蹴すると、ゾンビのような唸り声が返された。
「ワシ……このまま……死ぬのか……?」
「いや、死ねねえな。私から魔力を全部奪ったんだ。それで人間の器が無くなれば、お前は立派な亡霊になれる」
「ぼう……れい……」
「そうだ。ずっと孤独で、死ねなくて、泣いても誰も気付いてくれない――っていうのを魔女さんから聞いたな」
嘲笑気味に言葉を放つと、魔法使いさんの指がゆっくりと動き、地面を引っ掻いた。
「いやだ……もう孤独は嫌だ……助けてくれ……」
恐怖に震えた声に、思わず舌打ちをしてしまった。
「てめぇ、私が助けてって行っても助けてくれなかったろ。これでおあいこだ」
「あやまる……あやまる……から、助けて……」
「てめぇには自業自得って言葉をプレゼントしてやるよ。亡霊になったらプレゼントの中身をゆっくりと楽しみな」
そう言って立ち上がり、気を失って地面の上で仰向けになるルルとナナの方へと足を向ける。
「あ、そうだ」
あることを思い出してその場で足を止め、焼け焦げた魔法使いさんへと振り返る。
「ルルとナナはな、魔女に育てられた人間の私に偶然育てられただけの普通の人間だ。魔女の子供じゃねぇ」
そう言葉を終えると、魔法使いさんの肉体が灰色の光を放ちながら消えて行き、そこには何も無くなった。
「さて、ルルとナナを抱えながら帰らなくちゃね」
今、私の表情は幸せという感情で歪んでいるだろう。それが何だか恥ずかしく思い、伸びをしながら空を仰ぐ。
久しぶりに見た青空は、私には綺麗過ぎた。
「打ちなさい!」
背後から魔女さんの声が聞こえると、姉妹はお互いに目を合わせる。
「「せーーーの!」」
二人の掛け声が交わると、姉妹は思い切り炎の球を投げ飛ばす。
熱波がモワッと顔を撫でると、姉妹の放った炎の球がドラゴンから放たれた炎とぶつかり合う。
ゴゴゴゴゴゴ……。
鈍く低い音が地面を震わせる。足元が安定しない中で、姉妹は両足に力を込めて倒れないようにと耐える。両手を高く上げ、炎の球を押し込もうと力を込め続ける。
だが、ドラゴンが放った炎の方が威力が上回っているのか、姉妹の放った炎の球はじわじわと押し返されてしまう。
「やばいよ……このままじゃ私たちにぶつかる……」
ルルが苦しそうな声を上げると、苦しくて声も出すことが出来ないナナは小さく頷いて返事をした。
このまま私たちに大きな炎が落ちてくれば、確実に命は無い。そして、椅子に拘束されて動くことが出来ない魔女さんもそれは同じだ。
「ナナ……私に考えがあるの……」
熱風に吹かれて髪が靡(なび)いているルルが声を上げると、ナナはコクコクと頷いた。
その頷きは「それにしよう」なのか「それで?」なのかは、姉妹の絆だから分かったこと。
幾度となく二人で辛いことを越えてきたのだ。これくらいの意思疎通など朝飯前。
「じゃあ行くよ」
ルルが合図を出すと、ナナは思い切り唇を噛み締めた。
その途端に、姉妹の作った炎の球は雷の光で完全に覆われ、さらに二倍程の大きさにまで膨れ上がった。
「まさか……魔法陣を追加したって言うの……?」
魔女さんは目隠し越しに大きくなった炎の球を見上げると、喉仏を深く上下させた。
魔女さんの言う通り、姉妹は魔法陣をひとつずつ追加したのだ。
ルルは新たに雷の魔法を唱え、頭の中には炎の魔法陣がひとつと雷の魔法陣がふたつある。
一方のナナは補助魔法をひとつ追加して、頭の中には計四つの魔法陣がある。自分では許容出来ないくらいに体力が消耗され、ナナは目蓋をギュッと閉じて耐える。
「なんだと! この小娘ども普通の人間ではないだろう! 魔女の子供か!」
うるさく大きなドラゴンの声が響くが、姉妹にそれを気にする余裕など無い。
段々とドラゴンの炎を押し返し、遂にドラゴンの目と鼻の先にまで姉妹の作り上げた炎の球が迫った。
いける――!
姉妹が心の中でそう叫ぶと、残った全ての力を振り絞って炎の球を突き飛ばす。
「おりゃぁぁああああ!!!」「えぇぇぇぇい……!」
最後の力を振り絞った掛け声と共に、炎の球がどんどんと遠くなって行く。
「な……な……なんだとぉぉぉぉおおおお」
ドラゴンの口から無念の叫び声が響いたと同時、重かった炎の球が軽くなり、勢いよくドラゴンの顔と上半身を包み込んだ。バチバチと雷の音を立てた炎は体を包み込み、数秒もすると焼け焦げたドラゴンを残して炎は消えて行った。
するとドラゴンは体から灰色の光を発光しながらどんどんと小さくなり、姉妹たちの二十メートル程先に黒い何かが落ちた。
辺りに静寂が訪れ、心地よい風の音だけが耳を撫でた。
「やったぁ……」
ルルの耳にその声が届くと、隣に居たはずのナナがバタリと崩れ落ちた。
「ナナ!!」
地面にうつ伏せになったナナを、ルルが急いで抱き寄せる。ひっくり返して仰向けにさせると、ナナの目は細く開いていた。
「ナナ! 大丈夫!? 生きてる!?」
肩を揺すぶりながら声を掛けると、ナナは小さく頷いた。
「生きてるよ……死んだら喋れないよ……」
「確かに! じゃあ生きてるね!」
ナナは「あはは」と笑いながら魔女さんの居る方に視線を向けると、細くしか開いていなかった目が大きく見開かれる。その表情を見たルルも、反射的に魔女さんへと視線を向けた。
――そこにあった光景を見て、姉妹は言葉を失った。
魔女さんの手足に付いていた拘束具が灰色の光を浮かべながら消え去ると、魔女さんはゆっくりと腰を上げた。それだけでも喜ばしいことだが、驚くべきはここからだった。
魔女さんは手を震わせながら、目に掛かっていた目隠しをゆっくりと外す。
初めて見た魔女さんの目元はとても美しかった。『美女』という言葉がよく似合う顔。大きな瞳は、綺麗なエメラルド色をしていた。
「目が……見える……」
驚いた表情を浮かべる魔女さんは、辺りの様子をじっくりと見回した後、ルルとナナに視線を向けた。
魔女さんの足がゆっくりと近づいて来る。それに気が付いて、ナナは無理やり体を起こした。
まだ、三人とも言葉は出ない。
姉妹のすぐ側に腰を下ろした魔女さんは、二人の頭に手を伸ばそうとして、ためらった。だがその手を片方ずつ、姉妹が両手で握る。
「魔女さん魔女さん! 目が見えるの!?」「ナナの顔見える……?」
その声が鼓膜から脳へと響き渡ると、魔女さんの瞳からは大粒の涙が溢れ出した。
「えぇ、見えるわ。とっても、とってもよく見える」
魔女さんはそう言って、ルルとナナを力強く抱きしめる。ちょっとだけ苦しいが、姉妹はこれでもかと思い切り抱きつき返した。
「本当に魔女さんの目が治った!」「恩返し……出来ちゃった……」
姉妹はさっきまでの疲れなど忘れ、喜びと嬉しさではしゃぎ立てている。
魔女さんはルルとナナから頭を離し、二人の顔をじっくりと眺め始めた。
「あなたたち本当に似てるのね。でも、ルルはやんちゃそうな顔をしていて、ナナは大人しそう」
未だに涙を流し続ける魔女さんは、嬉しそうに微笑んだ。
「えー! なにそれ! 悪口だ!」
「ナナは大人しそうでも良いけど……」
文句を垂れるルルとどこか納得しているナナ。そんな二人の頭をもう一度優しく撫で、目を細める。
「ルル、ナナ、食べちゃいたいくらいにとっても可愛いわよ。愛しているわ」
魔女さんが目を細めながら言うと、それと全く同じ表情を浮かべていた姉妹の足からストンと力が抜けた。それをギリギリのところで抱き抱えた魔女さんは、クスリと小さく笑った。
「あらあら、気を失うのも同時なのね。どこまでも仲の良い姉妹だこと」
気を失った姉妹の表情は、今も魔女さんと同じものだった。
======
様々な破片が落ちているコンクリートを歩いて行くと、それは見えた。
「おい、クソジジイ」
そう声を掛けると、魔法使いさんは虫の鳴くような唸り声を上げた。
顔を見下ろすようにして魔法使いさんの側にしゃがみ込むと、ゆっくりとその顔がこちらを向く。
「た……助けて……くれ……」
「いやだ」
今すぐにでも死んでしまいそうな声を一蹴すると、ゾンビのような唸り声が返された。
「ワシ……このまま……死ぬのか……?」
「いや、死ねねえな。私から魔力を全部奪ったんだ。それで人間の器が無くなれば、お前は立派な亡霊になれる」
「ぼう……れい……」
「そうだ。ずっと孤独で、死ねなくて、泣いても誰も気付いてくれない――っていうのを魔女さんから聞いたな」
嘲笑気味に言葉を放つと、魔法使いさんの指がゆっくりと動き、地面を引っ掻いた。
「いやだ……もう孤独は嫌だ……助けてくれ……」
恐怖に震えた声に、思わず舌打ちをしてしまった。
「てめぇ、私が助けてって行っても助けてくれなかったろ。これでおあいこだ」
「あやまる……あやまる……から、助けて……」
「てめぇには自業自得って言葉をプレゼントしてやるよ。亡霊になったらプレゼントの中身をゆっくりと楽しみな」
そう言って立ち上がり、気を失って地面の上で仰向けになるルルとナナの方へと足を向ける。
「あ、そうだ」
あることを思い出してその場で足を止め、焼け焦げた魔法使いさんへと振り返る。
「ルルとナナはな、魔女に育てられた人間の私に偶然育てられただけの普通の人間だ。魔女の子供じゃねぇ」
そう言葉を終えると、魔法使いさんの肉体が灰色の光を放ちながら消えて行き、そこには何も無くなった。
「さて、ルルとナナを抱えながら帰らなくちゃね」
今、私の表情は幸せという感情で歪んでいるだろう。それが何だか恥ずかしく思い、伸びをしながら空を仰ぐ。
久しぶりに見た青空は、私には綺麗過ぎた。
0
あなたにおすすめの小説
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
【完結】またたく星空の下
mazecco
児童書・童話
【第15回絵本・児童書大賞 君とのきずな児童書賞 受賞作】
※こちらはweb版(改稿前)です※
※書籍版は『初恋×星空シンバル』と改題し、web版を大幅に改稿したものです※
◇◇◇冴えない中学一年生の女の子の、部活×恋愛の青春物語◇◇◇
主人公、海茅は、フルート志望で吹奏楽部に入部したのに、オーディションに落ちてパーカッションになってしまった。しかもコンクールでは地味なシンバルを担当することに。
クラスには馴染めないし、中学生活が全然楽しくない。
そんな中、海茅は一人の女性と一人の男の子と出会う。
シンバルと、絵が好きな男の子に恋に落ちる、小さなキュンとキュッが詰まった物語。
クールな幼なじみの許嫁になったら、甘い溺愛がはじまりました
藤永ゆいか
児童書・童話
中学2年生になったある日、澄野星奈に許嫁がいることが判明する。
相手は、頭が良くて運動神経抜群のイケメン御曹司で、訳あって現在絶交中の幼なじみ・一之瀬陽向。
さらに、週末限定で星奈は陽向とふたり暮らしをすることになって!?
「俺と許嫁だってこと、絶対誰にも言うなよ」
星奈には、いつも冷たくてそっけない陽向だったが……。
「星奈ちゃんって、ほんと可愛いよね」
「僕、せーちゃんの彼氏に立候補しても良い?」
ある時から星奈は、バスケ部エースの水上虹輝や
帰国子女の秋川想良に甘く迫られるようになり、徐々に陽向にも変化が……?
「星奈は可愛いんだから、もっと自覚しろよ」
「お前のこと、誰にも渡したくない」
クールな幼なじみとの、逆ハーラブストーリー。
勇者と聖女の息子 アレン ランダムスキルを手に入れて愉快に冒険します!
月神世一
児童書・童話
伝説のS級冒険者である父と、聖女と謳われた母。
英雄の血を引く少年アレンは、誰もがその輝かしい未来を期待するサラブレッドだった。
しかし、13歳の彼が神から授かったユニークスキルは――【ランダムボックス】。
期待に胸を膨らませ、初めてスキルを発動した彼の手の中に現れたのは…プラスチック製のアヒルの玩具? くしゃくしゃの新聞紙? そして、切れたボタン電池…!?
「なんだこのスキルは…!?」
周りからは落胆と失笑、自身は絶望の淵に。
一見、ただのガラクタしか出さないハズレスキル。だが、そのガラクタに刻まれた「MADE IN CHINA」の文字に、英雄である父だけが気づき、一人冷や汗を流していた…。
最弱スキルと最強の血筋を持つ少年の、運命が揺らぐ波乱の冒険が、今、始まる!
【奨励賞】氷の王子は、私のスイーツでしか笑わない――魔法学園と恋のレシピ【完結】
旅する書斎(☆ほしい)
児童書・童話
【第3回きずな児童書大賞で奨励賞をいただきました】
魔法が学べる学園の「製菓科」で、お菓子づくりに夢中な少女・いちご。周囲からは“落ちこぼれ”扱いだけど、彼女には「食べた人を幸せにする」魔法菓子の力があった。
ある日、彼女は冷たく孤高な“氷の王子”レオンの秘密を知る。彼は誰にも言えない魔力不全に悩んでいた――。
「私のお菓子で、彼を笑顔にしたい!」
不器用だけど優しい彼の心を溶かすため、特別な魔法スイーツ作りが始まる。
甘くて切ない、学園魔法ラブストーリー!
【運命】と言われて困っています
桜 花音
児童書・童話
小6のはじまり。
遠山彩花のクラスである6年1組に転校生がやってきた。
男の子なのに、透き通るようにきれいな肌と、お人形さんみたいに、パッチリした茶色い瞳。
あまりにキレイすぎて、思わず教室のみんな、彼に視線が釘付けになった。
そんな彼が彩花にささやいた。
「やっと会えたね」
初めましてだと思うんだけど?
戸惑う彩花に彼はさらに秘密を教えてくれる。
彼は自らの中に“守護石”というものを宿していて、それがあると精霊と関われるようになるんだとか。
しかも、その彼の守護石の欠片を、なぜか彩花が持っているという。
どういうこと⁉
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる