39 / 295
第1章 幕開けは復讐から
38 ナギサの正体
しおりを挟む
「アルフォンスくん、ナギサだよ」
「どうぞ」
「失礼するね。……体調はどう?」
さっきみんなと集まっていた部屋と真反対の場所にあるアルフォンスくんに貸している客間。この部屋は水の宮でもかなり奥の方にある部屋。俺が招かないと見つけることも出来ないとはいえ、万が一があってはいけないから奥の方の部屋を貸してる。
この国の王太子様、国王陛下から預かってる子だしねぇ。
「良好です。問題ありません」
「ふぅん? 口の端に血のようなものがついてるけど」
俺がそう言うと、アルフォンスくんはサッと口元を隠した。鎌をかけたんだけど当たってたね。だってこの部屋、微かに血の匂いがしたから。俺は生まれつき五感過敏なんだよ。それは転生しても変わってないみたいでねぇ。数百メートル先の花の匂い、生き物の呼吸音、気配を感じ取り、数キロ先の人の顔が認識出来て、楊枝の先より少ない量の調味料でも普通に味を感じる、とかね。
最後のはどれだけ薄くしても味が分かるとか言うだけで、量を増やしてもそこは一般的な人とは変わらない。だけど他の視力とかに関しては優れ過ぎて大変なこともある。
まあ、ある意味障害か……持病のようなものかな。良いことばっかりじゃないし。慣れてるから今更だけどね。だからその俺が同じ部屋にいて普段嗅ぐことのない匂いに気付かないわけがないんだよ。
「吐血したでしょ」
「……はい」
「嘘を吐いたら駄目だって言ったよねぇ? なんでそんなことするの?」
誤魔化せないと分かったのか嘘をついたことを認めた。何故嘘ついたのかと聞くと、あまり迷惑ばかり掛けられない。せっかく治ってきたのにまた心配をかけたくない、だってー。
だから俺はこう言った。
「迷惑って言うなら今更だよね? 大人である俺が子供である君を心配するのは当たり前だよ。迷惑や心配をかけたくないって言うなら嘘は吐かないで」
だってそうでしょ? 大人が子供を心配して何が悪いの? 当たり前の事だと俺は思ってるんだけど。それにアルフォンスくんがそんな風になったのは病気とかじゃなくて呪いだからねぇ。
「はい……申し訳ありません」
「良いよ。それに今日中には完全に呪いが浄化できる予定だからねぇ。呪いで吐血なら……原因は心臓かぁ」
血の匂いからして吐血してからそんなに時間は経っていなさそうだね。これなら浄化より治癒の方が良いかもしれない。
動かないでね、と声をかけて彼の胸に手をかざす。治癒されて楽になったのか少し顔色が良くなった。これでしばらくは大丈夫だと思う。
「よし、また具合が悪くなったら教えて。そろそろ俺は行くよ。またあとでね」
「ありがとうございました」
さっきの部屋までは遠いから早めに移動しないとねぇ。治癒は仕方なかったけど、出来るだけ今日は魔力を温存しておかないとだからさ。もしかすると舞を舞った後は倒れてしまうかも。魔力が枯渇寸前までいくとしばらくは魔法が使えないし、その一歩手前くらいでも危険だからね。枯渇すれば死ぬし。
今日……だけでなく、しばらくは国中大騒ぎになるんじゃないかなぁ。今日の立食パーティーでは三代目精霊王が初めて公の場に出るのだから。でも学園に通うようになったから子息令嬢たちは俺の顔を知ってる。驚くだろうね。ランスロットくんとか、仲良くなってた人が離れて行かなかったら良いんだけどなぁ……
特別親しい人じゃないなら別に良いけど、仲良かった人まで離れていかれると悲しい。セインくんのことは心配してないけど。だって俺の事知ってるしねー。
さて、どんな反応されるかな。人前に立つのは慣れてる。今更緊張なんてしない。でも親しい人が俺のことを知って距離を取られるのは何度経験しても慣れない。それでも楽しみだね、どんな反応するかはさ。
◇
「なあセイン。ナギサの奴はいつ来るんだ? 来るって言ってたよな。見かけたか?」
「いえ、見てないですよ。ですがもう少ししたら来られると思います」
「あとは王族だけだぞ? 身分が低い者から会場入りするのに……」
俺、ランスロット・リーメントは学園の夏休み初日、急遽開かれた立食パーティーでとある人物を探していた。あいつは頭が良く、多分身体能力も高い。世界一と言われても余裕で頷ける抜群のスタイルと容姿、声を持つあの男はさぼり魔で目上の相手にでさえ敬語を使わない。
注意はするがあまり嫌な感じがなく、いつもうっすらと感情を読ませない笑みを浮かべた、いけ好かない奴だ。
平民だと言う割に立ち姿も姿勢も欠伸をしている姿さえ優雅でカリスマ性を感じる。どこを取っても完璧としか言いようがない、貴族の中に放り込めば誰もが我先にと養子にでもしたがるようなハイスペック男。
大変不本意ではあるが、最近は俺もあいつのことを友人だとおも………わなくもない。認めたくないが!
そんな奴が、貴族以上の身分を持つ者しか集まらない場であるにも関わらず、国王陛下直々に招待されているらしい。実は王子だったとか言われても違和感ないのがあの男だ。すべてが謎でしかないが、意外に良い奴だとはもう分かっている。
平民ならもう会場にいるだろうと思っていたが、俺がここに来てセインと合流してもあいつは見当たらなかった。つまらないことで嘘を吐くような人間ではないので招待されたのは本当だろうと思っている。貴族が全員会場に入り、次にエルフ族、魔族と来たがまだナギサはいない。
人間以外の種族からも王やそれに近い立場の方は参加しているようだ。やっぱりナギサは王子なのか? ちょうど今、王弟殿下が入場しておられる。この国の王弟は二人いて、一人は王宮魔法師団師団長、もう一人は騎士団副団長だ。実力主義なので身分関係なく、王弟でも団長になれるとは限らない。
王太子殿下はどこかで療養中らしく、ご欠席。ついに国王夫妻が入ってきた。どの種族でも王族に対しては全員頭を下げるように教えられている。
最上礼だけは精霊王に対してのみとされており、その次に丁寧な礼だ。
それはそうと……ナギサは欠席なのか? あとは精霊だけだぞ?
「皆、今日は突然だったにも関わらず集まってくれたこと、心より感謝する。今日はエルフ族や魔族、そして精霊族の方々にも集まっていただいた。それは事前に伝えてある通りパーティーの後に、内々に話がしたい者がいるからだ。そのことは後に説明する」
頭を上げるよう言われ、そこまで話されると陛下の耳元で宰相が何かを囁いた。
「精霊族のご入場だ。すべての大精霊、そして精霊王が来られた。皆の者、頭を垂れよ」
………精霊王? そんな話は聞いていない。現在の第三代目精霊王はまだ公の場に出たことはなかったはずだ。陛下がおっしゃられていたことが関係しているのか? 大精霊、それも全員一緒だ。大精霊だって中々お目にかかれる存在ではないのに!
ピリッとした緊張が会場中を駆け抜け、両陛下や他の種族の王たちも一様に深く頭を下げる。それにならい、驚きで固まっていた貴族たちも急いで最上礼をした。
ひとつ気になったのがシュリー公爵家だ。隣にいたのはセインだけだったがそこまで驚いた様子もなく、緊張は感じられるものの比較的落ち着いていた。
いきなりの爆弾発言にナギサのことなど忘れてしまっていたが、静かに入場し、玉座の前に立った人の声で最悪の形で思い出すこととなった。
「頭を上げて」
「どうぞ」
「失礼するね。……体調はどう?」
さっきみんなと集まっていた部屋と真反対の場所にあるアルフォンスくんに貸している客間。この部屋は水の宮でもかなり奥の方にある部屋。俺が招かないと見つけることも出来ないとはいえ、万が一があってはいけないから奥の方の部屋を貸してる。
この国の王太子様、国王陛下から預かってる子だしねぇ。
「良好です。問題ありません」
「ふぅん? 口の端に血のようなものがついてるけど」
俺がそう言うと、アルフォンスくんはサッと口元を隠した。鎌をかけたんだけど当たってたね。だってこの部屋、微かに血の匂いがしたから。俺は生まれつき五感過敏なんだよ。それは転生しても変わってないみたいでねぇ。数百メートル先の花の匂い、生き物の呼吸音、気配を感じ取り、数キロ先の人の顔が認識出来て、楊枝の先より少ない量の調味料でも普通に味を感じる、とかね。
最後のはどれだけ薄くしても味が分かるとか言うだけで、量を増やしてもそこは一般的な人とは変わらない。だけど他の視力とかに関しては優れ過ぎて大変なこともある。
まあ、ある意味障害か……持病のようなものかな。良いことばっかりじゃないし。慣れてるから今更だけどね。だからその俺が同じ部屋にいて普段嗅ぐことのない匂いに気付かないわけがないんだよ。
「吐血したでしょ」
「……はい」
「嘘を吐いたら駄目だって言ったよねぇ? なんでそんなことするの?」
誤魔化せないと分かったのか嘘をついたことを認めた。何故嘘ついたのかと聞くと、あまり迷惑ばかり掛けられない。せっかく治ってきたのにまた心配をかけたくない、だってー。
だから俺はこう言った。
「迷惑って言うなら今更だよね? 大人である俺が子供である君を心配するのは当たり前だよ。迷惑や心配をかけたくないって言うなら嘘は吐かないで」
だってそうでしょ? 大人が子供を心配して何が悪いの? 当たり前の事だと俺は思ってるんだけど。それにアルフォンスくんがそんな風になったのは病気とかじゃなくて呪いだからねぇ。
「はい……申し訳ありません」
「良いよ。それに今日中には完全に呪いが浄化できる予定だからねぇ。呪いで吐血なら……原因は心臓かぁ」
血の匂いからして吐血してからそんなに時間は経っていなさそうだね。これなら浄化より治癒の方が良いかもしれない。
動かないでね、と声をかけて彼の胸に手をかざす。治癒されて楽になったのか少し顔色が良くなった。これでしばらくは大丈夫だと思う。
「よし、また具合が悪くなったら教えて。そろそろ俺は行くよ。またあとでね」
「ありがとうございました」
さっきの部屋までは遠いから早めに移動しないとねぇ。治癒は仕方なかったけど、出来るだけ今日は魔力を温存しておかないとだからさ。もしかすると舞を舞った後は倒れてしまうかも。魔力が枯渇寸前までいくとしばらくは魔法が使えないし、その一歩手前くらいでも危険だからね。枯渇すれば死ぬし。
今日……だけでなく、しばらくは国中大騒ぎになるんじゃないかなぁ。今日の立食パーティーでは三代目精霊王が初めて公の場に出るのだから。でも学園に通うようになったから子息令嬢たちは俺の顔を知ってる。驚くだろうね。ランスロットくんとか、仲良くなってた人が離れて行かなかったら良いんだけどなぁ……
特別親しい人じゃないなら別に良いけど、仲良かった人まで離れていかれると悲しい。セインくんのことは心配してないけど。だって俺の事知ってるしねー。
さて、どんな反応されるかな。人前に立つのは慣れてる。今更緊張なんてしない。でも親しい人が俺のことを知って距離を取られるのは何度経験しても慣れない。それでも楽しみだね、どんな反応するかはさ。
◇
「なあセイン。ナギサの奴はいつ来るんだ? 来るって言ってたよな。見かけたか?」
「いえ、見てないですよ。ですがもう少ししたら来られると思います」
「あとは王族だけだぞ? 身分が低い者から会場入りするのに……」
俺、ランスロット・リーメントは学園の夏休み初日、急遽開かれた立食パーティーでとある人物を探していた。あいつは頭が良く、多分身体能力も高い。世界一と言われても余裕で頷ける抜群のスタイルと容姿、声を持つあの男はさぼり魔で目上の相手にでさえ敬語を使わない。
注意はするがあまり嫌な感じがなく、いつもうっすらと感情を読ませない笑みを浮かべた、いけ好かない奴だ。
平民だと言う割に立ち姿も姿勢も欠伸をしている姿さえ優雅でカリスマ性を感じる。どこを取っても完璧としか言いようがない、貴族の中に放り込めば誰もが我先にと養子にでもしたがるようなハイスペック男。
大変不本意ではあるが、最近は俺もあいつのことを友人だとおも………わなくもない。認めたくないが!
そんな奴が、貴族以上の身分を持つ者しか集まらない場であるにも関わらず、国王陛下直々に招待されているらしい。実は王子だったとか言われても違和感ないのがあの男だ。すべてが謎でしかないが、意外に良い奴だとはもう分かっている。
平民ならもう会場にいるだろうと思っていたが、俺がここに来てセインと合流してもあいつは見当たらなかった。つまらないことで嘘を吐くような人間ではないので招待されたのは本当だろうと思っている。貴族が全員会場に入り、次にエルフ族、魔族と来たがまだナギサはいない。
人間以外の種族からも王やそれに近い立場の方は参加しているようだ。やっぱりナギサは王子なのか? ちょうど今、王弟殿下が入場しておられる。この国の王弟は二人いて、一人は王宮魔法師団師団長、もう一人は騎士団副団長だ。実力主義なので身分関係なく、王弟でも団長になれるとは限らない。
王太子殿下はどこかで療養中らしく、ご欠席。ついに国王夫妻が入ってきた。どの種族でも王族に対しては全員頭を下げるように教えられている。
最上礼だけは精霊王に対してのみとされており、その次に丁寧な礼だ。
それはそうと……ナギサは欠席なのか? あとは精霊だけだぞ?
「皆、今日は突然だったにも関わらず集まってくれたこと、心より感謝する。今日はエルフ族や魔族、そして精霊族の方々にも集まっていただいた。それは事前に伝えてある通りパーティーの後に、内々に話がしたい者がいるからだ。そのことは後に説明する」
頭を上げるよう言われ、そこまで話されると陛下の耳元で宰相が何かを囁いた。
「精霊族のご入場だ。すべての大精霊、そして精霊王が来られた。皆の者、頭を垂れよ」
………精霊王? そんな話は聞いていない。現在の第三代目精霊王はまだ公の場に出たことはなかったはずだ。陛下がおっしゃられていたことが関係しているのか? 大精霊、それも全員一緒だ。大精霊だって中々お目にかかれる存在ではないのに!
ピリッとした緊張が会場中を駆け抜け、両陛下や他の種族の王たちも一様に深く頭を下げる。それにならい、驚きで固まっていた貴族たちも急いで最上礼をした。
ひとつ気になったのがシュリー公爵家だ。隣にいたのはセインだけだったがそこまで驚いた様子もなく、緊張は感じられるものの比較的落ち着いていた。
いきなりの爆弾発言にナギサのことなど忘れてしまっていたが、静かに入場し、玉座の前に立った人の声で最悪の形で思い出すこととなった。
「頭を上げて」
331
あなたにおすすめの小説
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
異世界転生したら内装工だった件 ~壁を立てて国を救う職人無双~
もしもノベリスト
ファンタジー
俺の仕事は、空間を作ること。——たとえそれが、異世界だとしても
都内の内装会社に勤める現場代理人・墨田建吾(37歳)は、ある日、現場で足場から転落し、気がつくと見知らぬ世界にいた。そこは魔法と剣が支配する中世風の異世界。しかし建吾が転生したのは、勇者でも魔法使いでもなく、ただの「内装工」としてだった。
異世界の建築技術は石積みと木造が主流で、LGS(軽量鉄骨)どころか、まともな墨出しすら存在しない。城の壁は分厚いが断熱性は皆無、天井は高いが遮音性ゼロ。建吾は最初こそ途方に暮れるが、やがて気づく——この世界には、俺の技術が必要とされている、と。
偶然助けた辺境伯家の令嬢・リーゼロッテから、崩壊寸前の領地の城砦修繕を依頼された建吾。彼は異世界の素材を分析し、魔法を「電動工具」代わりに使い、独自の「軽量鉄骨工法」を編み出していく。完璧な墨出し、精密な下地組み、パテ処理から仕上げまで——彼の施工管理能力は、やがて「神業」と呼ばれ始める。
しかし、建吾の技術革新は旧来の建築ギルドの利権を脅かし、さらには魔王軍の侵攻計画にも関わる重大な秘密に触れてしまう。魔王城の「構造的弱点」を見抜いた建吾は、人類連合軍の最終決戦において、かつてない役割を担うことになる——それは、魔王城の内装を破壊し、空間そのものを崩壊させるという、前代未聞の作戦だった。
内装工の知識と経験、そして異世界で得た仲間たちとの絆。墨田建吾は、壁を立て、天井を張り、床を敷くことで、文字通り「世界を救う空間」を構築していく。
この物語は小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで掲載されています。
小説家になろう:https://ncode.syosetu.com/n9309lp/1/
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/822139842910255740
アルファポリス:https://www.alphapolis.co.jp/novel/852717007/297023486?preview=1
神の手違い転生。悪と理不尽と運命を無双します!
yoshikazu
ファンタジー
橘 涼太。高校1年生。突然の交通事故で命を落としてしまう。
しかしそれは神のミスによるものだった。
神は橘 涼太の魂を神界に呼び謝罪する。その時、神は橘 涼太を気に入ってしまう。
そして橘 涼太に提案をする。
『魔法と剣の世界に転生してみないか?』と。
橘 涼太は快く承諾して記憶を消されて転生先へと旅立ちミハエルとなる。
しかし神は転生先のステータスの平均設定を勘違いして気付いた時には100倍の設定になっていた。
さらにミハエルは〈光の加護〉を受けておりステータスが合わせて1000倍になりスキルも数と質がパワーアップしていたのだ。
これは神の手違いでミハエルがとてつもないステータスとスキルを提げて世の中の悪と理不尽と運命に立ち向かう物語である。
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
異世界魔物大図鑑 転生したら魔物使いとかいう職業になった俺は、とりあえず魔物を育てながら図鑑的なモノを作る事にしました
おーるぼん
ファンタジー
主人公は俺、43歳独身久保田トシオだ。
人生に疲れて自ら命を絶とうとしていた所、それに失敗(というか妨害された)して異世界に辿り着いた。
最初は夢かと思っていたこの世界だが、どうやらそうではなかったらしい、しかも俺は魔物使いとか言う就いた覚えもない職業になっていた。
おまけにそれが判明したと同時に雑魚魔物使いだと罵倒される始末……随分とふざけた世界である。
だが……ここは現実の世界なんかよりもずっと面白い。
俺はこの世界で仲間たちと共に生きていこうと思う。
これは、そんなしがない中年である俺が四苦八苦しながらもセカンドライフを楽しんでいるだけの物語である。
……分かっている、『図鑑要素が全くないじゃないか!』と言いたいんだろう?
そこは勘弁してほしい、だってこれから俺が作り始めるんだから。
※他サイト様にも同時掲載しています。
不死王はスローライフを希望します
小狐丸
ファンタジー
気がついたら、暗い森の中に居た男。
深夜会社から家に帰ったところまでは覚えているが、何故か自分の名前などのパーソナルな部分を覚えていない。
そこで俺は気がつく。
「俺って透けてないか?」
そう、男はゴーストになっていた。
最底辺のゴーストから成り上がる男の物語。
その最終目標は、世界征服でも英雄でもなく、ノンビリと畑を耕し自給自足するスローライフだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
暇になったので、駄文ですが勢いで書いてしまいました。
設定等ユルユルでガバガバですが、暇つぶしと割り切って読んで頂ければと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる