恋は媚薬が連れてくる

月咲やまな

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本編

【第21話】部屋での一夜③

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指の動きを早め、「みどり…… 」と宗一郎が何度も名を呼ぶ。
「あああっ!」
「欲しいって言って?僕が欲しいって…… 」
 宗一郎のワイシャツにみどりがしがみつく。口を大きく開け、端から涎が伝い落ちた。
「だ、ダメ…… も… ぁ…… また…… んあっ!」
 再びビクッと全身を震わせ、力の抜けていくみどりに、宗一郎が優しくキスをした。
「初めてとは思えない感度だね。嬉しさで、どうにかなってしまいそうだよ」
 横になるベットのシーツにはみどりの流す愛蜜が流れ落ち、濡れていく。
 宗一郎がゆっくりとみどりの陰部から指を抜き取ると、ベルトに手をかけ片手で器用に外した。ファスナーを下ろし、熱く滾るモノを露わにする。
 粗い息でみどりの手を取り、自らの欲望そのものを、宗一郎は彼女に触れさせた。
「え?…… あ…… 」
 目では見えずとも、感触で何に触れさせられたのかが、彼女にもわかった。

「みどりのせいで、こうなったんだよ」

 みどりは頬を染め、顔をそらしながら離そうとしたが、宗一郎がそれを許さない。
「欲しくない?もっと、気持ちよくなれるけど…… 」
「無理です、こんな——」と、口では言うも、陰部はヒクヒクと何かを求めるように動いてしまう。子宮の奥がキュゥと疼く感じもし、呼吸が再び粗くなってきた。

「…… 想像しっちゃったかい?コレが中に入ったらどんなだろうって」

「ちが…… そんな…… 」
「違わない、そうだろう?まだ鎮まってないじゃないか、みどりの体は」
 宗一郎はみどりの手に自らの滾るモノを触れさせたまま、手を動かし始めた。
「どんな感じ?…… 男のモノを、初めて触るのって」
「き、訊かれてもそ、そ、ぁ——」
 しどろもどろになっていると、「ごめん、言わなくていいよ。自分から訊いておいて、ちょっと恥かしいや」と宗一郎が照れくさそうに言った。

「…… ごめん、もういい?みどりの手が気持ちよ過ぎて、もう我慢できないよ」

 切なそうに言い、宗一郎がみどりの両足の間に入って座る。
「でも、あの…… 」
 心臓をドキドキさせながら、みどりが宗一郎の居るであろう方へ顔を向ける。
「大丈夫、優しくする…… と思う」
 少しガサゴソとした音がした後、宗一郎がみどりの陰部に熱く滾る自身をあてがった。

「宗一郎さ…… ん、やっぱり、こわい…… 」

「大丈夫だよ、みどり」
「で、でも、あ…… 」と言いながら、空に手を伸ばすみどりに、答えるように宗一郎が体をギュッと抱き締めた。
 みどりの膣から流れ出る蜜でグチュッと音をたてながら、宗一郎がみどりの中へとゆっくり自身を入れていく。
「ああああっ!」
 耐えられず、みどりが声をあげた。狭隘な膣壁が悲鳴をあげ、ぎちぎちと音がたつような錯覚を感じる。
「痛いのか?もっとゆっくりする?」 
 宗一郎の中に『止める』という選択肢はなく、ただ強くみどりの体を抱き締めながら訊いた。
 彼に答える様に、みどりが首を横に力なく横へ振る。目隠しとなっているネクタイが少し濡れている感じがするのは、泣いているのかもしれない。
「好きだよ、みどり…… だから、君も僕を——」

 好きになって、心から。

 薬のせいで高鳴る心臓を、恋と思わせ、それがきっかけで本気で自分を見てくれれば、いつかは本当の『恋心』が君の中に芽生えるかもしれない。
 そんな期待をして今まで側に居たが、はたしててそれは上手くいったんだろうか?

 少し不安のよぎる心のまま、宗一郎がみどりの最奥へ、滾る怒張をぐっ押し込む。

「みどり、みどり…… 答えて、君が欲しいんだ…… 」
 不安そうに訊く宗一郎の背に手を回し、みどりが彼のワイシャツにギュッと掴まる。
「わ、わたし…… も…… あぁぁぁっ」
 宗一郎がみどりの膣壁を怒張で擦り上げ、快楽を与える。陰部からぬちゅっと水音をたてながら、みどりへと口付けをし、舌を絡めた。
 優しく、傷付けぬよう意識した動きで陰部のきつい感触を宗一郎が堪能する。

「どうしたら、君の全てが手に入る?」

「も、もぅ、わ…… かんぁっ」
「信じていいんだね?みどりも、僕が好きなんだって…… 」
 下唇を咬みながら、みどりが何度も頷く。
「そう、よかった」
 再び深く口付けをすると、膣を刺激する動きを宗一郎が少し早めた。
「——んんんっ!!」
 自然に腰を動かし、自らも快楽を欲するみどりの動きに喜びを感じながら、宗一郎が貪欲に愛しい身体を欲する。みどりの上半身をギュッときつく抱くと、膣に挿入したままの状態で彼女の身体を起こし、座位の状態にした。
「ひゃあっ!」
 グイッと急に体を起こされた事で変な声が出てしまい、みどりが口元を震わせ、照れくさそうな顔をする。
「ふふ、可愛いね」
「…… ぅぅ…… 」
 正座状態の宗一郎の上に座るみどりの脇に腕を回し、彼が彼女の身体を上下へと動かすと、膣壁を下から突き上げた。
「うあぁぁっ、ぁ、あっ」
 ガンガンと最奥を容赦なく突かれ、何度も声をあげる。
「気持ちいいだろう?この姿勢が、一番奥まで入るんじゃないかな」
 ギュッと宗一郎の首に抱き付き、みどりが全身で快楽を受け入れる。
「自分でも動いてみなよ、さっきみたいにさ」
「…… え…… 」
 何の事かわからないといった表情に、みどりがなった。
「自覚なしでしてた?そう、残念。…… まぁいいや」
 ゆっくりした動きをしてみたり、急に激しくしてみたりと、強弱をつけて下から突き上げ続ける宗一郎のワイシャツを強く掴み、みどりが必死に大声が出てしまいそうになるのを堪える。
 胸を揉んだり、首筋にキスを落としながら、宗一郎はしつこいぐらい丁寧にみどりの身体をいたぶった。少しでも彼女が反応を返せば、そこを必要以上に攻め続け、みどりがいきそうになると止める。

 寸前までいくのに、達する事を許さぬまま、宗一郎はただひたすら——みどりの身体を心ゆくまで食べ尽くした。
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