8 / 17
【第7話】
しおりを挟む
「——おい、大和ぉ!」
夕飯を作る為の食材を買いに商店街まで来ていた湯川大和に、店先で、通りを歩く人に目を配っていた喫茶店の店主である鈴音が声を掛けた。
「おや。鈴音さん、こんにちは」
大和の返答に対し、鈴音が手を軽くあげる。いつも健康的な鈴音の顔色が悪く、不機嫌そうな表情をしている事に気が付き、すぐに大和からも笑顔が消えた。険しい声で、「どうなさいました?」と鈴音に尋ねる。
視線を少し下に落とし、鈴音が珍しく爪を軽く噛んだ。
「…… お前さ、この数日、葵を見掛けたか?」
「いいえ。ここ数日は仕事で病院に行っていましたから。彼女に会うような時間には、まだ帰宅してはいませんでした」
薬剤師の資格を持つ大和は不定期で病院勤務をしている。その為、ここ数日は彼の言うように、葵の姿を見掛けてはいなかった。
「そうか…… 。実は、ここ最近、誰もあの子を見ていないらしいんだ。今は試験期間らしいから昼辺りにはウチの店の前も通るはずなんだが、美鈴も、別の商店の奴らも知らんらしい」
それを聞き、大和眉間にシワを寄せて黙り込んだ。
「ほら、大和は家が隣だろう?何かあったならお前を頼っていると思ったんだが…… 」
「いいえ…… 。ウチにも来てはいないですね。でも、少しだけ思い当たる事があるので、すぐに様子を見に行ってみますよ」
「そうか、悪いな」
「いえ、私も心配ですから。——ではこれで」と言いながら、足早に大和が家の方へ引き返す。
「おい、買い物はいいのか?」
「安否の確認が最優先でしょ?」
「そ、そうだな。すまないが頼むよ。詫びに後で何か見繕って持って行こう」
「ありがとうございます。鈴音さんの料理はどれも美味しいですから、楽しみにしていますよ」
「お前の方が腕前は上だ。そうやっておだてても、ご馳走なんぞは持って行かんぞ」
そう言葉を交わし、大和が足早に草加邸に向う。彼の心の中は不安でいっぱいだ。三日前に葵とよく似た容姿の二人が、草加邸に入って行ったのを、自分は見ていた。なのに深く考えず、何もしなかった。だから、『もし葵に何かあったとしたらそれは自分のせいだ』と大和が思う。
(どうか、何も起きてはいませんように…… )
必死にそう願い、彼は走るようにして葵の家を目指した。
◇
汗でベタベタになっている葵の黒髪を、匡がそっと撫でた。そんな二人の様子を見て、涼は「寝ているの?」と匡に訊く。
「あぁ。気を失ってから、そのまま」
「そうか…… じゃあ僕は体を拭くお湯を持って来るから、匡が傍に居てあげてよ」
「わかった」
疲れきった表情で葵が寝息をたてている。この三日間、代わる代わる匡と涼の二人に昼夜も問わずに蹂躙され続け、彼女の体はもうボロボロだ。気を失っている間だけが平穏な時間と言ってもいい状態の中、常にどちらかが葵に寄り添い、抱きつき、放さない。そのせいで学校へも行けず、自らの家の中に閉じ込められ…… ひたすら犯され続ける。安息を与えてくれるはずの空間が息苦しい場所となり、三日目となった今日はほぼ放心状態だった。
そんな葵とは違い、匡と涼は幸せそうだ。
閉ざされた空間。自分達しか居ない世界はとても心地がよく、『ずっとこのまま三人で居る事が出来るならば…… なんだってする』とさえ思いながら、葵の体を抱き続けていた。学校も、親も…… もちろん大事ではあるが、それでも全てが自分達にとっては窮屈なものとしか思えない二人にとって、葵の住むこの空間程全てを忘れさせてくれ、没頭出来る場所は他にはなかった。
「葵…… 可愛い」
何度も、何度も髪を撫でながら、うっとりとした声で匡が囁く。
「匡、お湯持って来たよ」
風呂場から持ってきた木製の桶いっぱいにお湯をはり、タオルを中に入れた物を涼が持って戻って来た。
「ありがとう」と言いながら、匡がそれを受け取る。ギュッと絞り、白濁液と汗で汚れる葵の体を丁寧に拭き始めた。涼もタオルを絞り、匡と同じように、眠る葵の体を丁寧に拭いていく。
「「…… 可愛い寝顔だね」」と二人が呟く。
「涼みたいだ」
「匡みたいだね」
顔を見合わせ、クスッと二人が笑った。
「「…… でも、葵の寝顔が一番可愛いな」」
二人が同時に言い、両の頬にそれぞれが口付けをしたその時——
ガラッ!!と、何の前触れもなく居間の襖が開けられ、二人が驚いた顔で音のする方を見上げた。
「…… 君達は、何を?」
声のトーンは落ち着いてはいるが、明かに怒りを含んだ声で大和が訊く。
二人が黙ったまま大和を見ている。葵の体には寒くないようにとタオルケットがかけられてはいたが、一目で服を着ていない事が大和にはわかった。見えている腕や脚のあちこちに強い執着を匂わせる紅い跡が大量に残り、細い手首には強く掴んだ跡まである。不合意の元、何かがあったのは間違いなさそうだ。
「な、なんて事を…… 」
苦痛に満ちた表情で大和が葵の元に駆け寄った。すると涼が大和に向かい、「触るな!」と叫ぶ。だがその声に全く臆する事なく、大和がキッと強く二人を睨みつけると、匡と涼の体がビクッと震えた。年長者の気迫に押されて身動きすら出来ない。
「…… 葵さんは僕が引き取ります。まだ未成年ですよね?君達は…… もう家に帰りなさい」
低い声でそう言い、体にかけられいるタオルケットでぐるりと丁寧に包み、大和が葵を抱き上げた。
「返して!」
匡が葵に手を伸ばして強く引っ張ったが、大和の表情を視界に捉えた瞬間、怯えた顔をして彼はその手を離した。
「葵さんは物じゃないんです!!」
大声で叫び、開けられた居間から廊下へ向う大和に、匡と涼が「「ずっと傍に居ると約束したんだ!」」と必死に訴える。その言葉を聞き、歩みを止め、大和が二人を睨みつけた。普段の穏やかな彼からは想像も出来ぬ程、その顔には怒りが満ちている。
「君達が葵さんと何を約束したのかは、僕は知りません。でも、彼女は物じゃないんです。その事を、一度失って、身をもって知りなさい」
怒りを孕んだ声でそう言い、軋む廊下を足早に歩いて、大和が玄関に向かう。
「「そんな事はわかってるよ!」」
同時に叫んだが、大和は聞こうともせずに靴を履き、庭へと出た。そして玄関先に居る二人に振り返り、「本当にわかっているなら、葵は今、こんな姿にはなっていませんよ」と、悲しさに溢れた声で大和が言う。
青白く、酷くやつれた顔の葵を見て、大和が眉間にシワを寄せた。
「これは愛情が故にする行為じゃない。ただの強姦です。君達の行為に、葵の同意は本当にありましたか?」
「「…… ごう、い?」」
いくら思い出そうとしても、葵の『やめて』と懇願する声しか出てこない。二人は一瞬口を開けはしたが、反論なんか少しも浮かばず、すぐに口を閉じて俯いてしまった。
「…… 帰りなさい、今すぐに」
そう二人に言い、大和は葵を抱えて自分の家へ帰って行った。
夕飯を作る為の食材を買いに商店街まで来ていた湯川大和に、店先で、通りを歩く人に目を配っていた喫茶店の店主である鈴音が声を掛けた。
「おや。鈴音さん、こんにちは」
大和の返答に対し、鈴音が手を軽くあげる。いつも健康的な鈴音の顔色が悪く、不機嫌そうな表情をしている事に気が付き、すぐに大和からも笑顔が消えた。険しい声で、「どうなさいました?」と鈴音に尋ねる。
視線を少し下に落とし、鈴音が珍しく爪を軽く噛んだ。
「…… お前さ、この数日、葵を見掛けたか?」
「いいえ。ここ数日は仕事で病院に行っていましたから。彼女に会うような時間には、まだ帰宅してはいませんでした」
薬剤師の資格を持つ大和は不定期で病院勤務をしている。その為、ここ数日は彼の言うように、葵の姿を見掛けてはいなかった。
「そうか…… 。実は、ここ最近、誰もあの子を見ていないらしいんだ。今は試験期間らしいから昼辺りにはウチの店の前も通るはずなんだが、美鈴も、別の商店の奴らも知らんらしい」
それを聞き、大和眉間にシワを寄せて黙り込んだ。
「ほら、大和は家が隣だろう?何かあったならお前を頼っていると思ったんだが…… 」
「いいえ…… 。ウチにも来てはいないですね。でも、少しだけ思い当たる事があるので、すぐに様子を見に行ってみますよ」
「そうか、悪いな」
「いえ、私も心配ですから。——ではこれで」と言いながら、足早に大和が家の方へ引き返す。
「おい、買い物はいいのか?」
「安否の確認が最優先でしょ?」
「そ、そうだな。すまないが頼むよ。詫びに後で何か見繕って持って行こう」
「ありがとうございます。鈴音さんの料理はどれも美味しいですから、楽しみにしていますよ」
「お前の方が腕前は上だ。そうやっておだてても、ご馳走なんぞは持って行かんぞ」
そう言葉を交わし、大和が足早に草加邸に向う。彼の心の中は不安でいっぱいだ。三日前に葵とよく似た容姿の二人が、草加邸に入って行ったのを、自分は見ていた。なのに深く考えず、何もしなかった。だから、『もし葵に何かあったとしたらそれは自分のせいだ』と大和が思う。
(どうか、何も起きてはいませんように…… )
必死にそう願い、彼は走るようにして葵の家を目指した。
◇
汗でベタベタになっている葵の黒髪を、匡がそっと撫でた。そんな二人の様子を見て、涼は「寝ているの?」と匡に訊く。
「あぁ。気を失ってから、そのまま」
「そうか…… じゃあ僕は体を拭くお湯を持って来るから、匡が傍に居てあげてよ」
「わかった」
疲れきった表情で葵が寝息をたてている。この三日間、代わる代わる匡と涼の二人に昼夜も問わずに蹂躙され続け、彼女の体はもうボロボロだ。気を失っている間だけが平穏な時間と言ってもいい状態の中、常にどちらかが葵に寄り添い、抱きつき、放さない。そのせいで学校へも行けず、自らの家の中に閉じ込められ…… ひたすら犯され続ける。安息を与えてくれるはずの空間が息苦しい場所となり、三日目となった今日はほぼ放心状態だった。
そんな葵とは違い、匡と涼は幸せそうだ。
閉ざされた空間。自分達しか居ない世界はとても心地がよく、『ずっとこのまま三人で居る事が出来るならば…… なんだってする』とさえ思いながら、葵の体を抱き続けていた。学校も、親も…… もちろん大事ではあるが、それでも全てが自分達にとっては窮屈なものとしか思えない二人にとって、葵の住むこの空間程全てを忘れさせてくれ、没頭出来る場所は他にはなかった。
「葵…… 可愛い」
何度も、何度も髪を撫でながら、うっとりとした声で匡が囁く。
「匡、お湯持って来たよ」
風呂場から持ってきた木製の桶いっぱいにお湯をはり、タオルを中に入れた物を涼が持って戻って来た。
「ありがとう」と言いながら、匡がそれを受け取る。ギュッと絞り、白濁液と汗で汚れる葵の体を丁寧に拭き始めた。涼もタオルを絞り、匡と同じように、眠る葵の体を丁寧に拭いていく。
「「…… 可愛い寝顔だね」」と二人が呟く。
「涼みたいだ」
「匡みたいだね」
顔を見合わせ、クスッと二人が笑った。
「「…… でも、葵の寝顔が一番可愛いな」」
二人が同時に言い、両の頬にそれぞれが口付けをしたその時——
ガラッ!!と、何の前触れもなく居間の襖が開けられ、二人が驚いた顔で音のする方を見上げた。
「…… 君達は、何を?」
声のトーンは落ち着いてはいるが、明かに怒りを含んだ声で大和が訊く。
二人が黙ったまま大和を見ている。葵の体には寒くないようにとタオルケットがかけられてはいたが、一目で服を着ていない事が大和にはわかった。見えている腕や脚のあちこちに強い執着を匂わせる紅い跡が大量に残り、細い手首には強く掴んだ跡まである。不合意の元、何かがあったのは間違いなさそうだ。
「な、なんて事を…… 」
苦痛に満ちた表情で大和が葵の元に駆け寄った。すると涼が大和に向かい、「触るな!」と叫ぶ。だがその声に全く臆する事なく、大和がキッと強く二人を睨みつけると、匡と涼の体がビクッと震えた。年長者の気迫に押されて身動きすら出来ない。
「…… 葵さんは僕が引き取ります。まだ未成年ですよね?君達は…… もう家に帰りなさい」
低い声でそう言い、体にかけられいるタオルケットでぐるりと丁寧に包み、大和が葵を抱き上げた。
「返して!」
匡が葵に手を伸ばして強く引っ張ったが、大和の表情を視界に捉えた瞬間、怯えた顔をして彼はその手を離した。
「葵さんは物じゃないんです!!」
大声で叫び、開けられた居間から廊下へ向う大和に、匡と涼が「「ずっと傍に居ると約束したんだ!」」と必死に訴える。その言葉を聞き、歩みを止め、大和が二人を睨みつけた。普段の穏やかな彼からは想像も出来ぬ程、その顔には怒りが満ちている。
「君達が葵さんと何を約束したのかは、僕は知りません。でも、彼女は物じゃないんです。その事を、一度失って、身をもって知りなさい」
怒りを孕んだ声でそう言い、軋む廊下を足早に歩いて、大和が玄関に向かう。
「「そんな事はわかってるよ!」」
同時に叫んだが、大和は聞こうともせずに靴を履き、庭へと出た。そして玄関先に居る二人に振り返り、「本当にわかっているなら、葵は今、こんな姿にはなっていませんよ」と、悲しさに溢れた声で大和が言う。
青白く、酷くやつれた顔の葵を見て、大和が眉間にシワを寄せた。
「これは愛情が故にする行為じゃない。ただの強姦です。君達の行為に、葵の同意は本当にありましたか?」
「「…… ごう、い?」」
いくら思い出そうとしても、葵の『やめて』と懇願する声しか出てこない。二人は一瞬口を開けはしたが、反論なんか少しも浮かばず、すぐに口を閉じて俯いてしまった。
「…… 帰りなさい、今すぐに」
そう二人に言い、大和は葵を抱えて自分の家へ帰って行った。
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
幼馴染の勇者に「魔王を倒して帰ってきたら何でもしてあげる」と言った結果
景華
恋愛
平和な村で毎日を過ごす村娘ステラ。
ある日ステラの長年の想い人である幼馴染であるリードが勇者として選ばれ、聖女、女剣士、女魔術師と共に魔王討伐に向かうことになる。
「俺……ステラと離れたくない」
そんなリードに、ステラは思わずこう告げる。
「そうだ‼ リードが帰ってきたら、私がリードのお願い、一つだけなんでも叶えてあげる‼」
そんなとっさにステラから飛び出た約束を胸に、リードは村を旅立つ。
それから半年、毎日リードの無事を祈り続けるステラのもとに、リードの史上最速での魔王城攻略の知らせが届く。
勇者一行はこれからたくさんの祝勝パーティに参加した後、故郷に凱旋するというが、それと同時に、パーティメンバーである聖女と女剣士、そして女魔術師の話も耳にすることになる。
戦いの昂りを鎮める役割も担うという三人は、戦いの後全員が重婚の認められた勇者の嫁になるということを知ったステラは思いを諦めようとするが、突然現れたリードは彼女に『ステラの身体《約束のお願い》』を迫って来て──?
誰がどう見ても両片思いな二人がお願いをきっかけに結ばれるまで──。
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
淫紋付きランジェリーパーティーへようこそ~麗人辺境伯、婿殿の逆襲の罠にハメられる
柿崎まつる
恋愛
ローテ辺境伯領から最重要機密を盗んだ男が潜んだ先は、ある紳士社交倶楽部の夜会会場。女辺境伯とその夫は夜会に潜入するが、なんとそこはランジェリーパーティーだった!
※辺境伯は女です ムーンライトノベルズに掲載済みです。
若社長な旦那様は欲望に正直~新妻が可愛すぎて仕事が手につかない~
雪宮凛
恋愛
「来週からしばらく、在宅ワークをすることになった」
夕食時、突如告げられた夫の言葉に驚く静香。だけど、大好きな旦那様のために、少しでも良い仕事環境を整えようと奮闘する。
そんな健気な妻の姿を目の当たりにした夫の至は、仕事中にも関わらずムラムラしてしまい――。
全3話 ※タグにご注意ください/ムーンライトノベルズより転載
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】私は義兄に嫌われている
春野オカリナ
恋愛
私が5才の時に彼はやって来た。
十歳の義兄、アーネストはクラウディア公爵家の跡継ぎになるべく引き取られた子供。
黒曜石の髪にルビーの瞳の強力な魔力持ちの麗しい男の子。
でも、両親の前では猫を被っていて私の事は「出来損ないの公爵令嬢」と馬鹿にする。
意地悪ばかりする義兄に私は嫌われている。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる