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本編
【第四話】犯されていく心と体①(アステリア談)
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「これは予想外だ。まさか、体への刺激が精神にも伝わるとはね」
嬉しそうにそう言うと「じゃあもう、邪魔される前に遠慮なく頂くとしましょうか」と呟き、再び私の耳をカプッと噛んできた。
『や、やめてっ…… やぁ!』
ぞくっと背中に走る変な感覚のせいで、背が勝手に仰け反ってしまう。
“私”とは対照的に、無反応な私の体を高揚した表情でヒョウガが触る。長く鋭い爪でドレスの胸元は引き裂かれ、かろうじてまだ布に隠れている胸元に彼は近くと、ゆっくり指を動かしてドレスの奥にある私の胸の方へその指を入れてきた。
『触らないで!』
悲痛な叫びをあげたが、廃墟に等しい今の城内には助けてくれる者など一人もいない。そもそもこの声は彼にしか聞こえないせいで、心が虚しくなった。
「無理を言わないで下さい。異種属であろうとも、美しい異性がベットに横たわり、抵抗もしないとなったら、手出ししない者などいませんよ?」
そう言って、ヒョウガはギュッと胸の膨らみを掴んできた。
『いっ…… 』
「痛いですか?加減が難しいですね…… 人間の体は華奢だな」
首を下からつぅと上に向かって舌で舐め、ヒョウガは「これはどうです?」と訊きながら私の胸の先を指で摘んだ。
『んぁ!やぁっ』
胸の先に感じる変な感触に、ビクッと動いてしまう。
相変わらず無反応なままの体から“私”へと視線を少し移し、ヒョウガが満足気に微笑んだ。
「気持ちいいみたいですね。もっと沢山してあげますよ」
そう言うと、ヒョウガはまだ少しだけ胸を隠してくれていたドレスを避け、完全に私の胸を露に。
「あぁ…… 薄紅色で綺麗ですね。穢し甲斐があるというものだ」と囁き、私の胸の尖りを美味しそうな物を食べとようとしている時の様な顔をして、ヒョウガが口に含んだ。
クチュッ…… と、ヒョウガが舌を動かすたびに、卑猥な音が体の方から聞えてくる。目の前で自分の体を穢されていくのを側でただ見ているだけでいる事がすごくもどかしく、心は抵抗したい気持ちでいっぱいなのだが——今ここで体に戻ってはヒョウガの思う壺だと考えると、どうしてもそれが出来ない。
『お願いです…… もう、止めてぇ』
泣きそうな顔を手で覆い、懇願する。
だけどヒョウガは“私”の方など全く見ずに、無心になりながら私の胸を優しく揉み、胸の先の尖りに舌を這わせるだけでやめてくれない。
『んくっ!』
視覚と聴覚、感触が“私”に伝わり、何かにしがみ付きたい気分になったが、“私”にはそれが出来ない。床にへたり込み、自分の体をギュッと抱き締め、全身に走る変な感覚を堪えていると、太股の方を撫でられるような感触が脚に走った。
慌てて顔を上げてベットの方へ目をやると、ヒョウガが私の脚を撫で、その手がどんどんと内腿の方へ上っていくのが見え、頭に血がのぼる。
『ど、どこを触る気なの!?止めて下さい!』
怒り混じりの悲鳴にも似た声で必死に叫ぶと、ヒョウガはゆっくり私の胸から口を離し、チラッと“私”の方を見てきた。
「…… どうです?目の前で自分を犯されていく様子を見ている気分は。さぞ興奮するでしょうね。快感の大きさに、体に戻る気もおきないみたいだ」
『そんな事ある訳がないでしょう!?』
「じゃあ戻ればいいじゃないですか。体に戻り、今すぐにで私の頬でも叩けばいい。叩けば良いのですよ、ほら」
二度も同じ事を言うとか、まさか私に叩かれたいの?この変態!
『嫌です。貴方の要求に答える気などありません!』
力強い口調でそう答えはしたが、真っ直ぐにヒョウガの目を見ながら言う事は出来なかった。
「…… そうですか。まぁ私はこのままでもいいのですけどね。体に精神が入っていなくとも、この美しい肉体を蹂躙出来るのなら、それなりに満足できますから」
冗談とも、本気とも受け取れる顔でそう言うと、内腿を撫でていた手が、どんどん根元の方へ這い上がってくる。
『んあぁっ!』
走る感覚に声が我慢できず、甘い声が漏れてしまった。
両手で私の太股を掴み、無抵抗の体の両脚がヒョウガの手で開かれていく。
『いやぁ…… 止めてぇ、お願い…… 』
床に手をつき、まるで東洋から伝え聞いた土下座でもするような姿勢になり、必死に懇願した。姫としてのプライドはズタズタに傷付いたが、体を傷物にされてしまうよりはマシだ。
だが、そんな私とは対照的にヒョウガの顔は酷く興奮しており、荒い息遣いが彼の方から聞え、こちらの声が聞こえているのかも怪しいくらい尻尾を激しく振っている。
そんな彼の愛撫を受けても、当然私の体は無反応なままだ。人形を抱いているに等しい行為を、どうしてヒョウガがそんなにも楽しそうにして続けられるのか私には理解出来ない。
『きゃ!』
体に違和感を覚え、慌ててヒョウガの行動をよく見ると、彼が私の下着越しに陰部へ指を当てていたせいで感じたものだとわかった。少し強めに陰部を指で押し、ヒョウガがその指を上下に動かすと、その度に耐え難い感覚が全身を包み、床に座っている事までもが辛くなってくる。
『んぁぁぁ…… く…… 』
声を堪えても、抑えきれない。
私は自分の陰部を恥ずかしながらも手で押さえ、ぐっと全身に力を入れてこの抗いがたい快楽に抵抗するような仕草をしたが、体の方から無遠慮に伝わってくる感覚はそんな事をしても遮断出来るはずがなく、ただただ私の心を犯していくのだった。
嬉しそうにそう言うと「じゃあもう、邪魔される前に遠慮なく頂くとしましょうか」と呟き、再び私の耳をカプッと噛んできた。
『や、やめてっ…… やぁ!』
ぞくっと背中に走る変な感覚のせいで、背が勝手に仰け反ってしまう。
“私”とは対照的に、無反応な私の体を高揚した表情でヒョウガが触る。長く鋭い爪でドレスの胸元は引き裂かれ、かろうじてまだ布に隠れている胸元に彼は近くと、ゆっくり指を動かしてドレスの奥にある私の胸の方へその指を入れてきた。
『触らないで!』
悲痛な叫びをあげたが、廃墟に等しい今の城内には助けてくれる者など一人もいない。そもそもこの声は彼にしか聞こえないせいで、心が虚しくなった。
「無理を言わないで下さい。異種属であろうとも、美しい異性がベットに横たわり、抵抗もしないとなったら、手出ししない者などいませんよ?」
そう言って、ヒョウガはギュッと胸の膨らみを掴んできた。
『いっ…… 』
「痛いですか?加減が難しいですね…… 人間の体は華奢だな」
首を下からつぅと上に向かって舌で舐め、ヒョウガは「これはどうです?」と訊きながら私の胸の先を指で摘んだ。
『んぁ!やぁっ』
胸の先に感じる変な感触に、ビクッと動いてしまう。
相変わらず無反応なままの体から“私”へと視線を少し移し、ヒョウガが満足気に微笑んだ。
「気持ちいいみたいですね。もっと沢山してあげますよ」
そう言うと、ヒョウガはまだ少しだけ胸を隠してくれていたドレスを避け、完全に私の胸を露に。
「あぁ…… 薄紅色で綺麗ですね。穢し甲斐があるというものだ」と囁き、私の胸の尖りを美味しそうな物を食べとようとしている時の様な顔をして、ヒョウガが口に含んだ。
クチュッ…… と、ヒョウガが舌を動かすたびに、卑猥な音が体の方から聞えてくる。目の前で自分の体を穢されていくのを側でただ見ているだけでいる事がすごくもどかしく、心は抵抗したい気持ちでいっぱいなのだが——今ここで体に戻ってはヒョウガの思う壺だと考えると、どうしてもそれが出来ない。
『お願いです…… もう、止めてぇ』
泣きそうな顔を手で覆い、懇願する。
だけどヒョウガは“私”の方など全く見ずに、無心になりながら私の胸を優しく揉み、胸の先の尖りに舌を這わせるだけでやめてくれない。
『んくっ!』
視覚と聴覚、感触が“私”に伝わり、何かにしがみ付きたい気分になったが、“私”にはそれが出来ない。床にへたり込み、自分の体をギュッと抱き締め、全身に走る変な感覚を堪えていると、太股の方を撫でられるような感触が脚に走った。
慌てて顔を上げてベットの方へ目をやると、ヒョウガが私の脚を撫で、その手がどんどんと内腿の方へ上っていくのが見え、頭に血がのぼる。
『ど、どこを触る気なの!?止めて下さい!』
怒り混じりの悲鳴にも似た声で必死に叫ぶと、ヒョウガはゆっくり私の胸から口を離し、チラッと“私”の方を見てきた。
「…… どうです?目の前で自分を犯されていく様子を見ている気分は。さぞ興奮するでしょうね。快感の大きさに、体に戻る気もおきないみたいだ」
『そんな事ある訳がないでしょう!?』
「じゃあ戻ればいいじゃないですか。体に戻り、今すぐにで私の頬でも叩けばいい。叩けば良いのですよ、ほら」
二度も同じ事を言うとか、まさか私に叩かれたいの?この変態!
『嫌です。貴方の要求に答える気などありません!』
力強い口調でそう答えはしたが、真っ直ぐにヒョウガの目を見ながら言う事は出来なかった。
「…… そうですか。まぁ私はこのままでもいいのですけどね。体に精神が入っていなくとも、この美しい肉体を蹂躙出来るのなら、それなりに満足できますから」
冗談とも、本気とも受け取れる顔でそう言うと、内腿を撫でていた手が、どんどん根元の方へ這い上がってくる。
『んあぁっ!』
走る感覚に声が我慢できず、甘い声が漏れてしまった。
両手で私の太股を掴み、無抵抗の体の両脚がヒョウガの手で開かれていく。
『いやぁ…… 止めてぇ、お願い…… 』
床に手をつき、まるで東洋から伝え聞いた土下座でもするような姿勢になり、必死に懇願した。姫としてのプライドはズタズタに傷付いたが、体を傷物にされてしまうよりはマシだ。
だが、そんな私とは対照的にヒョウガの顔は酷く興奮しており、荒い息遣いが彼の方から聞え、こちらの声が聞こえているのかも怪しいくらい尻尾を激しく振っている。
そんな彼の愛撫を受けても、当然私の体は無反応なままだ。人形を抱いているに等しい行為を、どうしてヒョウガがそんなにも楽しそうにして続けられるのか私には理解出来ない。
『きゃ!』
体に違和感を覚え、慌ててヒョウガの行動をよく見ると、彼が私の下着越しに陰部へ指を当てていたせいで感じたものだとわかった。少し強めに陰部を指で押し、ヒョウガがその指を上下に動かすと、その度に耐え難い感覚が全身を包み、床に座っている事までもが辛くなってくる。
『んぁぁぁ…… く…… 』
声を堪えても、抑えきれない。
私は自分の陰部を恥ずかしながらも手で押さえ、ぐっと全身に力を入れてこの抗いがたい快楽に抵抗するような仕草をしたが、体の方から無遠慮に伝わってくる感覚はそんな事をしても遮断出来るはずがなく、ただただ私の心を犯していくのだった。
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