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1ー7、武器(魔道具)職人
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翌朝、武器職人のいるらしい店へ向かった。
この村には武器を必要とする者が少ないのか全く繁盛してそうにない。
「いらっしゃいませ!」奥から若い細身の2人の男性が出てきた。
「この店はいつもこんな感じなのか?」
「まあ。」「皆さん魔法は使えますからあえてここを頼ることは少ないんです。」
「それなのに武器を造っているのか?」
「あはは…」「後、おにいさん、武器ではなく魔道具ですよ。」「ここの村の方は魔法は生活のために使いますから。」
「使いもしないものを造りる続けているのか?」
「いえいえ、もっと生活が豊かに便利になる魔道具の開発をしているのですが、皆さんには魅力がわからないようで…」
ここの世界にもこういうもっと暮らしを便利にっていう誠心はあるんだな~
「ところでお二人名は?」
「私はこいつの兄、リーズと言います。と、言っても双子なんですがね。」
「で、私は弟のナーブルと申します!」
ほうほう、リーズナブルと覚えておこう。
「因みに君たちはどんな魔法がつかえんだ?」
「私(リーズ)は主に火の魔法を使いそこら辺の鉄を溶かして加工しています。」
「私(ナーブル)は主に水の魔法を使い、兄さんの造った魔道具やパーツを冷ましています。」
双子だが使える魔法は真逆なようだ。でも、お互いの得意分野で支え合って仕事をしているようだ。
「君!」
「はいっ!」
当たり前だが2人同時に返事してきた。
「リーズは鉄を溶かして部品を造ることが出来るのか!」
「ええ、そうですが?」
「君のような逸材にすぐ出会えるとは、感謝感激!」
「…?」
なにを言っているにかわからないようだ。
「是非、お二人にたのみたいしごとが!」
「構いませんが、金銭の程は~?」
当然だが俺に金銭はない。
あーーーなんで異世界に召喚された時に金銭持たせてくれないんだーーー
「後で払います…」
まあ普通に考えて駄目だろうな…
「この代金は私もちにしましょう。」
キーマンがまさかの事を言ってくれた。
「かしこまりました。」「で、何を造るんです?」
俺は警察には最低限必要なアレを図面化して渡した。
「これはなんか面白そうな魔道具ですね。」
リーズとナーブルはワクワクしている。
「いくつ造ります?」
「2つで!」
「たった2つでいいのですか?」
「おう!」
ほんとはもっと欲しいけど、いくらになるかわからないのでとりあえず2つ頼んだ。
「どの位で出来るか?」
「このまま、指示された通り造って組み立てるだけなら、今日の夕方には完成かと。」
「そんなに早く!」「ありがたい。じゃあ頼みます!」
「お任せあれー!」
2人揃ってそう言い奥の部屋へ行った。
順調、順調。あとは、キーマンと村を出て調査を始めれば自ずと容疑者はわかるかもしれない。
只、現行犯を狙うなら、あいつが犯人と被害者が言ってくれるにこしたことないんだがな~
聞き取りした2人を連れていくわけにはいかないし。誘拐された方がどこかで拘束されていればそれが証拠にはなるんだが、もう数ヶ月前の話だから生きているかもわからないし…
この村には武器を必要とする者が少ないのか全く繁盛してそうにない。
「いらっしゃいませ!」奥から若い細身の2人の男性が出てきた。
「この店はいつもこんな感じなのか?」
「まあ。」「皆さん魔法は使えますからあえてここを頼ることは少ないんです。」
「それなのに武器を造っているのか?」
「あはは…」「後、おにいさん、武器ではなく魔道具ですよ。」「ここの村の方は魔法は生活のために使いますから。」
「使いもしないものを造りる続けているのか?」
「いえいえ、もっと生活が豊かに便利になる魔道具の開発をしているのですが、皆さんには魅力がわからないようで…」
ここの世界にもこういうもっと暮らしを便利にっていう誠心はあるんだな~
「ところでお二人名は?」
「私はこいつの兄、リーズと言います。と、言っても双子なんですがね。」
「で、私は弟のナーブルと申します!」
ほうほう、リーズナブルと覚えておこう。
「因みに君たちはどんな魔法がつかえんだ?」
「私(リーズ)は主に火の魔法を使いそこら辺の鉄を溶かして加工しています。」
「私(ナーブル)は主に水の魔法を使い、兄さんの造った魔道具やパーツを冷ましています。」
双子だが使える魔法は真逆なようだ。でも、お互いの得意分野で支え合って仕事をしているようだ。
「君!」
「はいっ!」
当たり前だが2人同時に返事してきた。
「リーズは鉄を溶かして部品を造ることが出来るのか!」
「ええ、そうですが?」
「君のような逸材にすぐ出会えるとは、感謝感激!」
「…?」
なにを言っているにかわからないようだ。
「是非、お二人にたのみたいしごとが!」
「構いませんが、金銭の程は~?」
当然だが俺に金銭はない。
あーーーなんで異世界に召喚された時に金銭持たせてくれないんだーーー
「後で払います…」
まあ普通に考えて駄目だろうな…
「この代金は私もちにしましょう。」
キーマンがまさかの事を言ってくれた。
「かしこまりました。」「で、何を造るんです?」
俺は警察には最低限必要なアレを図面化して渡した。
「これはなんか面白そうな魔道具ですね。」
リーズとナーブルはワクワクしている。
「いくつ造ります?」
「2つで!」
「たった2つでいいのですか?」
「おう!」
ほんとはもっと欲しいけど、いくらになるかわからないのでとりあえず2つ頼んだ。
「どの位で出来るか?」
「このまま、指示された通り造って組み立てるだけなら、今日の夕方には完成かと。」
「そんなに早く!」「ありがたい。じゃあ頼みます!」
「お任せあれー!」
2人揃ってそう言い奥の部屋へ行った。
順調、順調。あとは、キーマンと村を出て調査を始めれば自ずと容疑者はわかるかもしれない。
只、現行犯を狙うなら、あいつが犯人と被害者が言ってくれるにこしたことないんだがな~
聞き取りした2人を連れていくわけにはいかないし。誘拐された方がどこかで拘束されていればそれが証拠にはなるんだが、もう数ヶ月前の話だから生きているかもわからないし…
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