たたない不良⇄たたせる乙女

嵯峨野広秋

文字の大きさ
8 / 20

かたやセーラーあるいはロミオ

しおりを挟む
 教室がどんいた。
 ふつう、クラスのお調子者が笑いをとりにいってスベったときは「しーん」だが、そんな生易なまやさしいものではない。
 エグいほどの「サーッ」だった。血の気が引く、あとずさる(精神的に)、絶句する、などのもろもろがミックスされた「サーッ」である。
 
(やばすぎ)

 美玖みくの後悔も、もうおそい。
 お昼の眠くなる時間帯で、つい気がゆるんでしまった。
 忘れていたのだ。自分が、ケンカ最強でまわりから恐れられる、コワモテでガタイのいい、前髪に稲妻のような一筋の金メッシュをいれた不良――世良せらだということを。
 この学校には昼休みが二つある。40分と25分。前者はおもに食事に終始するため、この学校の生徒が「昼休み」というときは後者をさすことが多い。
 その「昼休み」に、文化祭の出し物を決めていた。
 世良のクラスがやるのは〈ハロウィン・カフェ〉。
 仮装する喫茶店というテーマで、誰がどういう人物・キャラクターにふんするかを話し合っていた最中に、ふと女子の級長が、

「セーラー服、着てみたい人~~~?」

 と右手をあげながらみんなに質問した。
 びっ、と反射神経であがった手が一つ。
 そばをタクシーが走っていたら急ブレーキがかかりそうな、キレッキレの挙手だった。


「着たい♡」


 以下、本文の一行目にもどる。
 それは、ものすごいフリーズだった。
 体感で5分はとまっていたんじゃないか、とあとで世良のクラスメイトは語っている。

「じゃ、じゃあ……お願いしようかな? みんなも、いい……よね?」

 異論をとなえる者はいなかった。
 当然だ。
 このクラスは世良以外、男子は草食系、女子はほんわか系がメインのおとなしい生徒ばかり。
 くわえて、

(見てみたい)

 というある種のこわいもの見たさも手伝ったかと思われる。
 こうして、めでたく世良(中は美玖)はセーラー服を着ることになった。
 で、打ち合わせも終わった、その昼休みの残り時間。
 そー……っと、あまりロコツにならないように、一人また二人と美玖のまわりからはなれてゆく。

(まあ、休み時間はいつも〈こう〉だけどね……あいつってめっちゃ孤独じゃん)

 私ならたえられない、と美玖は思った。
 本来なら、親友のツインテ女子、井川いがわ友香ともかとあーでもないこーでもないとおしゃべりしまくってるのに。
 まじか、これ。
 あの人、クラスに男友だちの一人もいないの? 友だちは、あのマキって人だけ?

「……やばすぎ」

 つい、小声でつぶやいた。
 しかし、どうせつぶやいたところで、何も反応は――――

「やばいのは、おぬしのへき
「えっ⁉」
「世良氏、おぬし、ただものではないな?」

 うしろの席からだ、と美玖はふりかえる。
 そこには、

「うっ……」

 思わずうめかざるをえないほど、ダークオーラ全開の女子がいた。
 重たいロングの漆黒の髪。しかも前髪は横一直線のぱっつん……それはいいとして、ラインが下過ぎて完全に目をかくしてしまっている。

「して、どのようなセーラー服をご所望しょもうかな?」

 キャラの強いヒトから、いことをきかれている。
 だが今の美玖は話し相手が欲しい。

「えーと……まず生地は紺色でぇ」
「ほう」
「スカーフも紺色なの。襟は関西襟かんさいえりでー、スカーフ留めがなくて胸元で結ぶタイプでー、セーラーカラーのラインは白が二本……あ、もち、カフスのとこも同じね。そんでもってスカートのプリーツは、だんぜん24本っ! これより多くても少なくてもダメなのっ!」

 ふたたび教室の時間がとまった。
 つまり、ほぼ全員がそ知らぬ顔をしつつも美玖の声に耳をすましていたのだ。

(まっ、まさかのガチ勢!)
(あの世良クンがセーラー服オタク?)
(さっきは、みんなを笑わせるためかとも思ったけど……)

 それぞれがそれぞれで憶測おくそくしていて、
 まるっとトータルすれば、

(彼はヤベーやつ)

 というのがクラスの総意だった。
 例外は、ただ一名だけである。

「いいセンスだな、おぬし」

 目の前にいる、いんキャの女の子が美玖をホメた。
 なぜか、涙がでてきた。
 ぽろっ、とこぼれたしずくがその女の子の机の上におちた。

「あ……ご、ごめんなさい!」美玖はハンカチをとりだす。
「不要」女の子もハンカチをとりだした。

 結果、美玖の手の甲に、彼女の手がのってしまった。
 アクシデントだ。

「おぬし、なんかつらそうじゃな」

 ぎゅっ、とそのまま手をにぎられる美玖……いや世良のごつい手。
 女同士だったら、友情が芽生えるワンシーンだろう。
 しかし、今の美玖のボディは〈男〉だった。

「世良氏――」

 なおもそのままで、手をニギニギしてくる。指の間に指までいれてくる。
 ところで、手には感覚神経が多くあってじつに繊細せんさいかつ敏感にできている。
 手だけで絶頂へ、というプレイさえこの世には存在するのだ。

(あれ? うそ? いやっ)

 ピンチ!
 もう泣いている場合ではない。べつの意味で泣きそうだ。

(……ちまくりじゃない!)

 美玖は、うらめしそうに自分の下半身をみつめた。

 ――だいたい同じ時間。

「みくぴ~~~~っ」
「おう」

 たたた、と美玖の席に親友が駆け寄ってくる。

「ほんとに、やるの?」
「やるしかねえだろ」

 と、イスにふんぞりかえって腕を組んだ。
 近くの男子がぽかんと口をあけてその様子をみている。
 ここ数日、クラスの男子の間では「新名あらな美玖が急に男らしくなった」と話題だった。一人称は「おれ」。あいさつは「おう」。別れのあいさつは「じゃーな」。そのほかにも、彼女がつかっている男言葉は枚挙まいきょにいとまがない。

「女の子がロミオって……ありなのかなぁ?」
「心配すんな。みてるやつがガタガタいえねー、最強のロミオをみせてやんよ」
「お、おお……」

 2年の美玖のクラスの出し物は〈演劇〉。演目は〈ロミオとジュリエット〉。
 ただし――

「腕っぷしに自信があるヤツ、といわれて、おれが手ぇあげねーわけにはいかなかったからな」

 台本にオリジナルの要素をいれていた。
 それを要約すれば、ジュリエットがロミオの親友のマーキューシオにNTRされて、ロミオの敵のティボルトは元カレで、ほかにもジュリエットがいろんな男に恋心をいだいていて、最終的に男たちにバトルロイヤルさせて恋人をきめる、という内容だった。

 世良せらは食いぎみに手をあげた。

 男子の級長が「腕っぷしにじし」ぐらいのタイミングで、


「やるぜ」


 と挙手している。
 ただ美玖とはちがって教室は氷結しなかった。
 むしろ、あたたかい笑いが起こった。拍手も起こった。中には「美玖ちゃんならアリかも……」とアヤしい目線を世良(体は美玖)に向けている女子もいる。
 もともと、美玖はクラスでは天然系女子のポジション。
 お笑い担当というほどではないが、彼女がボケるのはべつにめずらしいことではない。
 それでいて、成績はクラスでトップ。
 美玖は、先生からも男子からも女子からも人気があった。

(こんなことやってる場合じゃねぇ気もするが……ま、ふかく考えねー)

 放課後になった。
 学校の外には敵だらけの世良だが、毎日、真木まきにバイクで送ってもらうわけにもいかない。
 そこで二人で打ち合わせして、

(待ち合わせで誰かと帰るってのは……生まれてはじめてかもしれねーな)

 はなれて歩くのを前提で、いっしょに帰宅することにした。
 校門に、スクバを片手で肩にかつぐように持ったJKこと世良がいる。
 10分ほど待っていると――

(おまたせ)

 と美玖があらわれて、こっちにアイコンタクトしてきた。
 世良はのけぞった。
 自分の体のとなりに、寄り添うように女子が歩いていたからだ。

(げっ! あれは宇堂うどう!)

 まうしろの席の暗い女。
 ……のくせに、やたらとおれに話しかけてくるから、おれはあいつがニガテなんだ。
 どういうことだ?
 なんで美玖あいつといる?

 すれちがいざま、美玖は世良にぱちっとウィンクした。
 が、それだけではさすがに意思疎通できない。
 ふふっ、といたずらっぽい笑みを口元に浮かべている美玖。
 眉間にシワを寄せた世良。

(ちっ。とにかく、ついていくしか……)

 うしろを歩きながら、彼は持ち前のカンをはたらかせた。
 女子はおしゃべりが好きだ――しかし、クラスには誰も話し相手がいない――そこに、自分に声をかけてくれた女子――つまり宇堂がいて話し相手ゲットォォォ!――もっとおしゃべりしない?
 こんなところか、と思った。
 そんなところだった。ずばりだった。
  
(いいでしょ? 私だってこれくらい……そっちには、モカがいるんだから!)

「世良氏。うしろに誰かいるので?」
「え? いえいえ、誰も」
「駅まで同道どうどうしていいので? わたくし風情ふぜいが……」
「いい、いい」と、美玖は宇堂の手をとった。前後、生徒の数は多い。明日このことが校内でウワサになるのは、もはや不可避。「ねっ?」
「ぽっ」

 宇堂は顔が赤くなる擬音ぎおんを口にした。
 音とは正反対に、いたってポーカーフェイスだが。
 うしろは、ポーカーどころではなかった。
 怒髪天どはつてんだった。

(うぉぉぉぉぉい! そんなケーソツなことやってんじゃねーっ‼ その女とつきあってるって思われんだろーがぁぁぁぁーーーっ‼)

 まてよ、と世良はすぐに冷静になった。

(……やめさせたほうがいいな。これじゃあ、宇堂のヤツがターゲットになるおそれもある)

 そうなると、方法は一つ。
 おれが美玖おれのカノジョになるしかねえ。

「あーら、ごめんあそばせ」

 世良は、強引に二人の間に割り込んだ。つながれていた手がはなれる。

「ひどいじゃなーい、世良せんぱーい、今日は私と帰ってくれるって」
「ちょっと」
「言・っ・た・で・しょ」

 顔に太字で「おれの話をきけ」と書いて美玖に示す世良。
 空気を察したのか、

「でわでわ、また明日みょうにち

 と宇堂はさっさと行ってしまった。
 名残りおしそうに彼女の小さい背中を見送る自分の姿に、世良は言葉をかける。

「美玖。気持ちはわかるがな、友だちづきあいはガッコん中だけにしとけ。おれには敵がいる。わかるだろ? 宇堂のヤツが逆恨みでもされたらどうするよ?」
「うん……」

 そのとき、電柱のかげからひょこっと黒く丸いかたまりがあらわれた。
 アフロヘア―。
 するどい目つきをしながら、その長身の男は世良たちのほうに歩いてくる。

「てめーはクラシキか……今は取り込み――」
「まって下さいいとしのミクさん! お話はあとで。それより、こいつに確認があります」
「えっ? えっ?」

 美玖は胸ぐらをつかまれた。
 わけがわからない。
 学校のチャイムが、遠くからきこえてくる。

「教えろや……世良ぁ。てめー、こちらにいらっしゃるミクさんと、一体どういう関係なんだよっ!!!」

 美玖は、ふるえがちに言う。

「べっ、べつに、ただの他人だぜ?」
「あーん?」
「ま、ま、まじで」
「じゃあ、さっきのミクさんの『私と帰ってくれるって』って、なんなんだぁ! あぁ⁉」

 そこから見てたのかよ、と世良は心で舌打ちする。
 美玖も、とっさにいい言いわけが思いつかなかった。

(まいったね、こりゃ。あとあとのことを考えたら、こいつには美玖おれのシリを追わせてたほうがいいんだが……)

 できれば恋人という切り抜けかたじゃなくて――あ。
 名案だぞ、これは。

(うまく口裏を合わせてくれよ、美玖)

 世良は、彼の肩を指でたたいて言う。

「おれ……私、義理の妹なんだよ、この人の」
「妹ですって? いくらミクさんの言うことでも……」

 ほれ、と世良が学生証をみせた。そこには家の住所が書かれていた。
 なるほどね、と察した美玖が自分の住所をソラで暗唱してみせる。

「なっ?」
「たしかに……お二人が同じ住所ってことは、そうですよね……」

 突然、アフロの高さが大きくさがった。
 倉敷くらしきは土下座していた。

不肖ふしょうクラシキ、一生の不覚です! 疑って、すんませんしたーーーっ!」
「そこまでしなくていい……ぜ?」
「さすが、おやさしい!」

 いきおいよく立ち上がる。
 立ち上がって、きおつけの姿勢。

「では本日は、これで失礼します!」
「おい」
「はい?」
「私の弟をやったヤツの調べ、すすんでるんだろーな?」

 はっきり表情にでた。
 すすんでいません、と。

「この件、どうも根がふかそうで……まあ、このクラシキを信じてお待ちください。必ず、ホシをあげてみせますからっ!」
「たのんだぞ」

 夕焼けをバックに、アフロの男が去っていった。
 帰り道、ちょうどタワマンのエントランスにさしかかったところで、


「あ、そうそう。文化祭でセーラー服着ることになったから」


 と、美玖は言った。
 意外にも、世良は無反応。
 顔を下からのぞきこむと、

「ち、ちょうど着てみたかったんだよ……」

 そんな強がりを、くちびるのはしをヒクつかせながら言う。
 クスッ、と美玖は笑った。
 見た目はイカついけど、この人ってかわいいところもあるんだ、と自分の顔をみながらそう思った。
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる

釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。 他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。 そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。 三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。 新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。   この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。

サンスクミ〜学園のアイドルと偶然同じバイト先になったら俺を3度も振った美少女までついてきた〜

野谷 海
恋愛
「俺、やっぱり君が好きだ! 付き合って欲しい!」   「ごめんね青嶋くん……やっぱり青嶋くんとは付き合えない……」 この3度目の告白にも敗れ、青嶋将は大好きな小浦舞への想いを胸の内へとしまい込んで前に進む。 半年ほど経ち、彼らは何の因果か同じクラスになっていた。 別のクラスでも仲の良かった去年とは違い、距離が近くなったにも関わらず2人が会話をする事はない。 そんな折、将がアルバイトする焼鳥屋に入ってきた新人が同じ学校の同級生で、さらには舞の親友だった。 学校とアルバイト先を巻き込んでもつれる彼らの奇妙な三角関係ははたしてーー ⭐︎第3部より毎週月・木・土曜日の朝7時に最新話を投稿します。 ⭐︎もしも気に入って頂けたら、ぜひブックマークやいいね、コメントなど頂けるととても励みになります。 ※表紙絵、挿絵はAI作成です。 ※この作品はフィクションであり、作中に登場する人物、団体等は全て架空です。

高校生なのに娘ができちゃった!?

まったりさん
キャラ文芸
不思議な桜が咲く島に住む主人公のもとに、主人公の娘と名乗る妙な女が現われた。その女のせいで主人公の生活はめちゃくちゃ、最初は最悪だったが、段々と主人公の気持ちが変わっていって…!? そうして、紅葉が桜に変わる頃、物語の幕は閉じる。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

黒に染まった華を摘む

馬場 蓮実
青春
夏の終わりに転校してきたのは、忘れられない初恋の相手だった——。 高須明希は、人生で“二番目”に好きになった相手——河西栞に密かに想いを寄せている。 「夏休み明けの初日。この席替えで、彼女との距離を縮めたい。話すきっかけがほしい——」 そんな願いを胸に登校したその朝、クラスに一人の転校生がやってくる。 彼女の名は、立石麻美。 昔の面影を残しながらも、まるで別人のような気配をまとう彼女は——明希にとって、忘れられない“初恋の人”だった。 この再会が、静かだった日常に波紋を広げていく。 その日の放課後。 明希は、"性の衝動"に溺れる自身の姿を、麻美に見られてしまう——。 塞がっていた何かが、ゆっくりと崩れはじめる。 そして鬱屈した青春は、想像もしていなかった熱と痛みを帯びて動き出す。 すべてに触れたとき、 明希は何を守り、何を選ぶのか。 光と影が交錯する、“遅れてきた”ひと夏の物語。

迷子を助けたら生徒会長の婚約者兼女の子のパパになったけど別れたはずの彼女もなぜか近づいてくる

九戸政景
恋愛
新年に初詣に来た父川冬矢は、迷子になっていた頼母木茉莉を助け、従姉妹の田母神真夏と知り合う。その後、真夏と再会した冬矢は真夏の婚約者兼茉莉の父親になってほしいと頼まれる。 ※こちらは、カクヨムやエブリスタでも公開している作品です。

処理中です...