【完結】異世界転生サキュバスは生きるために精気が必要なので逆ハーレムを作ったら5人のイケメンとの蜜月溺愛ライフが始まりました

たるとタタン

文字の大きさ
4 / 31

4話 長い夜 リアン

しおりを挟む
一度目の絶頂の嵐が過ぎ去った後も、リアンは私の内からその熱を引き抜こうとはしなかった。

彼のものがまだ、私の奥深くで熱く脈打っている。その事実に、気絶しそうなほどの快感の余韻に浸っていた私の身体が、再び疼き始める。

「はぁ……はぁ……リリア……」

耳元で囁かれる、熱い吐息と私の名前。

それだけで、さっきまでの絶頂が嘘のように、新たな欲望の波が足元から這い上がってくる。

「もう♡……だめ♡……」

「何がだめなんだ?」

リアンは私の髪を優しく撫でながら、問いかける。

彼の指が私の汗ばんだうなじをなぞり、それだけでびくりと身体が震えた。

「まだ足りてないだろう……。もっと君を刻み込まないと……」

「……っ♡」

「私に身を任せろ。そうすればいくらでもくれてやる。」

彼の言う通りだった。

一度交わったことで、サキュバスとしての私の本能はリアンを求め続けていた。

私を狂おしいほどの熱に帯びた男の精気で私を満たしてほしい。

この快楽を永遠に享受していたい、そんな恐ろしいほどの渇望が、私を支配していた。

「ん♡……リアン♡……」

私は彼の首に腕を回し、その唇に自ら吸い付いた。

今度はもうためらいも罪悪感もなかった。

ただ、目の前の極上の蜜を味わいたいという、純粋な欲求だけ。

「ん……んぅっ……!んぅ♡……ああっ♡」

舌を絡め、彼の口内を満たしている精気を貪り続ける。

その行為が引き金になったかのように、私の内で静かになっていた彼の熱が、再び硬さと熱を取り戻していくのが分かった。

「……君は、本当に……欲張りだな」

リアンは楽しそうに笑うと、再び私の腰を掴み、ゆっくりと動き始めた。

二度目の交わりは一度目よりもゆっくりであったが濃密で緩慢とした快楽に溺れた。

互いの身体を知り尽くしたかのように、どこをどうすれば相手が悦ぶのか、言葉にしなくても分かってしまう。

「んあ♡……そこ……っ♡もっと……!」

「ここか?こうして欲しいのか?」

リアンはわざとらしく、私の最も感じやすい場所を、ねちっこく、えぐるように突いた。

「あ、はぁっ♡……んっ♡…んぅ♡……ぁぁ♡」

そのたびに甲高い嬌声と、びくびくという愛らしい痙攣が私の身体から引き出される。

「ああ、リリア……可愛い……。君は本当に、可愛いな……」

彼は私の反応を心底楽しむように緩急をつけ、角度を変え、あの手この手で私を快感の頂きへと追いやっていく。

私を献身的に看病してくれていた時の清廉なイメージとはかけ離れた、そのねちっこい愛撫に、私は翻弄され、ただ喘ぐことしかできなかった。

「や……やめ……♡んもう♡おかしくなっちゃう……!」

「それでいいんだよ、リリア。おかしくなってしまえばいい。私の腕の中で、快楽に溺れていればいいんだ」

その言葉は、悪魔の囁きそのもので、今に私には、何よりも甘美な誘惑だった。

「…ふぁ♡……ぁぁ♡はぁはぁ♡はぁはぁ♡」

もう分からない。何が正しいのだろう。

今はこの麗しい男から与えられる最高の快感に身を任せ、溺れていることしか考えられない。

「リアン……もっと……!もっと、めちゃくちゃにして……!」

私は自ら脚を彼の腰に絡め、より深く、彼の熱を迎え入れる。

その挑発に、リアンの理性の箍が完全に外れた。

「……っ、後悔、するなよ……!」

獣のような低い唸り声と共に、彼の腰の動きが、嵐のように激しくなる。

ベッドがきしみ、部屋中に、肌と肌がぶつかり合う、生々しい音が響き渡った。

もはや、そこに会話はなかった。

あるのは、互いの名前を呼び合う声と、漏れ続ける喘ぎ声だけ。

「…ん♡はぁ♡はぁ♡……リアン……」

「リリア……リリア……」

三度、四度と、私は快感の頂へと突き上げられた。

「あ゛ッ♡は、ッふ♡うっ♡……はぁはぁ♡……ぁぁ♡ああ、ァア!!」

そのたびに、リアンの膨大な精気を吸い上げ、私の身体は人ならざる輝きを増していく。

肌は真珠のように輝き、瞳は妖しく潤み、黒髪は濡れたように艶めく。

夜が更け、月が窓の外を通り過ぎていくのも気づかなかった。

私たちは、ただひたすらに、互いを求め、貪り合った。

リアンはその尽きることのない精力で、私のすべてを暴き、支配し、彼の独占欲で満たしていく。

そして私はその支配を甘受し彼の精気を糧として、サキュバスとして生まれ変わっていく。

夜が白み始める頃、何度目か分からない絶頂の後に、私たちはようやく動きを止めた。

部屋の中は、私たちの汗と、愛液の匂いで満ち満ちていた。

「はぁ……はぁ……リリア……」

リアンは、疲れ果てた私の身体を、それでもまだ離そうとはしなかった。

彼の腕の中で、私は、快感の沼の底に沈むように、ゆっくりと意識を手放した。

眠りに落ちる直前、ぼんやりとした頭でこの長い夜が終わりではないことを悟っていた。

これはただの始まりに過ぎないのだろう。そう予感していた。

そしてさなが人間として必死に守ろうとしていた倫理観や理性は、この長い一夜の交わりで、跡形もなく溶け去ってしまっていた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日19時に更新予定です。

獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。

真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。 狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。 私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。 なんとか生きてる。 でも、この世界で、私は最低辺の弱者。

異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜

恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。 右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。 そんな乙女ゲームのようなお話。

兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした

鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、 幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。 アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。 すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。 ☆他投稿サイトにも掲載しています。 ☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。

『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』

透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。 「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」 そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが! 突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!? 気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態! けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で―― 「なんて可憐な子なんだ……!」 ……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!? これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!? ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆

こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果

てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。 とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。 「とりあえずブラッシングさせてくれません?」 毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。 そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。 ※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。

なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた

いに。
恋愛
"佐久良 麗" これが私の名前。 名前の"麗"(れい)は綺麗に真っ直ぐ育ちますようになんて思いでつけられた、、、らしい。 両親は他界 好きなものも特にない 将来の夢なんてない 好きな人なんてもっといない 本当になにも持っていない。 0(れい)な人間。 これを見越してつけたの?なんてそんなことは言わないがそれ程になにもない人生。 そんな人生だったはずだ。 「ここ、、どこ?」 瞬きをしただけ、ただそれだけで世界が変わってしまった。 _______________.... 「レイ、何をしている早くいくぞ」 「れーいちゃん!僕が抱っこしてあげよっか?」 「いや、れいちゃんは俺と手を繋ぐんだもんねー?」 「、、茶番か。あ、おいそこの段差気をつけろ」 えっと……? なんか気づいたら周り囲まれてるんですけどなにが起こったんだろう? ※ただ主人公が愛でられる物語です ※シリアスたまにあり ※周りめちゃ愛重い溺愛ルート確です ※ど素人作品です、温かい目で見てください どうぞよろしくお願いします。

処理中です...