8 / 54
2 就職活動と確認事項
三 就活の進捗(※)
しおりを挟む
食事のあと、コーヒーメーカーの使い方を教えてもらって、ホットコーヒーを淹れた。広いリビングでテレビを観ながら、ソファで隣り合う。
「今日は学校?」
「あ、はい」
「もう少しで卒業ですね」
「ですね」
でも、就職活動はちっとも上手くいかない。
企業にエントリーするものの、書類選考で落ちまくり。いまだに就活してるのなんて俺だけ。
性別欄もバース性も書く欄はないのに。いまは顔写真だってなくて、学歴と資格と長所短所、志望動機、ただそれだけなのに。なのに落ちる。
就職課に聞いても、こんなにもごくふつうの内容で、エントリーする企業も特段有名だとか人気の企業でもないのになぜ履歴書で落ちるのかわからない、と言われるほどだ。
俺と同じか、俺以下の成績や内容のひとだって、書類選考ぐらいは通っているのに。運がないといえばそれまでなのかもしれないけれど。
「いまって就活はしているの?」
「もちろん。でも実は今日、またお祈りが……。俺、地場のメーカー志望なんですけど、これからはエリアを広げてみようと思います。無理なら、社員登用ありのアルバイトでも。職安の求人も確認して……」
「わかりました」
「はい」
「いいところが見つかるといいね。そんなに早く見つからなくてもいいけど……、あっ、書類選考が通ったら必ず僕に教えてね。お祝いしよう」
「お祝い!? 書類選考で!?」
「うん。あっ、エントリー前に教えてくれてもいいよ。僕の尚くんを雇用しようという企業のことはきっちり調べ上げないといけないし……あ、ううん。安定してるちゃんとした企業かどうかだよ。へんなことはしないよ」
「あぁ、助かります。俺、どこでもいいからってブラックに応募しちゃいそう」
「僕、ここ数年、会議所の青年部長をしていて、地元の企業にはとっても顔がきくんです」
頼りがいがあるなぁ……。
どこかに口添えで入れないのかな……。やめとこ。そこまでしてもらうのは申し訳ないもんね。
「俺、がんばりますね」
「ゆっくりがんばろうね。応援してます」
と、文弥さんは俺の腰に手を回してくる。つい、びくっとしてしまった。
「あ、ごめん」
「いえ」
どうしよう。急に緊張してくる。
昨日から今朝までの出来事は、あんまり思い出さないようにしてた。だけど、こんな距離で触れられて思い出さずにはいられない。
スーツの上着を脱いでネクタイをほどいた姿の文弥さん。
御曹司って言葉がぴったりの上品な雰囲気のしなやかな男性で、柔らかくて優しく微笑むし、実際にすごくほんわかしてる。その場の雰囲気をふわっと和らげるような笑みに、ほっとする。
そんなひとなのに、昨日も今朝も、まるで別の、野蛮な男みたいな顔で、俺を抱きつぶしてきた。
凶暴でしつこくて絶倫で、俺はめちゃくちゃにされて、信じられないほど気持ちよくなってしまって……。
「尚くん……」
ふと見ると、文弥さんは凶暴なほうに近い瞳で俺のことを見据えている。
「文弥さん……」
またキス。コーヒー味。
ただいまのちゅうではなくて、噛みつくキス。舌を優しく絡ませているのも今のうちで、少し息をついたらすぐにもっと深くなっていく。
薄目を開けると文弥さんは目を閉じていて、きつく眉を寄せている。怒っているみたいなのは、興奮してるから。
雰囲気が変わって、ぞくっとする。背中に腕を回されて、胸を寄せ合う。
文弥さんは夢中でキスしながら、俺のシャツをたくしあげた。一枚しか着てなくて胸があらわになる。
肌には文弥さんがつけたキスマークがいっぱいついている。なんだか、文弥さんのものだっていう証みたいだ。
胸の突起を口に含まれ、俺は胸をそらした。
「あっ」
上唇と下唇で、先端を挟むみたいにしてくる。固くなりつつある乳首を挟んで、唇を早く動かしたりゆっくり動かしたりして、乳首が尖っていくのを楽しんでいるみたい。
「ひっ、あっ」
もう片方の乳首も、文弥さんは中指と親指で挟んで、唇と同じ動きでねじってる。たまらなくて腰がくねってしまう。
「あふ……」
思わず吐息が漏れて、もっと強い刺激が欲しくなってくる。
俺の胸を食べてる文弥さんを見る。目が合った。肉食獣。
「あ……」
目で笑った。
話せないけど、何してほしい? って聞いてくる。そんな目。
「文弥さん、もっとして……」
途端、文弥さんは、舌で先端を潰した。と同時に指で挟んでいるほうは、人差し指で潰してくる。
俺は声さえ出ない。
「~~~っ!!!」
ぬちゅ、と熱い唾液に包まれて、強く潰されて、舌の上で転がされる。執拗に弄ばれて、涙が出てくる。
文弥さんの頭を抱いた。
「ふみやさん、もう、らめ」
文弥さんは、乳首を吸いながら、ちゅぽ、と音を立てて離した。
「あぅ」
「尚くん。僕の触って」
「は、はい」
スラックスから取り出したペニスに手を誘導される。俺は両手で握って、昨夜したみたいに、自分のものを取り出して、二本とも扱いた。
「んっんっ」
「尚くんのえっち。すごく気持ちいい……」
「これ、止まらなくて……」
文弥さんのは物凄くて、俺のは子どもみたいだ。
文弥さんの赤黒いそれは、どんどん固くなってきて、こするたびに血管が浮いて、カリの段差や、裏筋がみちっと張っている様子や、ずっしりした睾丸も、なにもかもが凶暴。
こんなにほんわか系の文弥さんにこんなギチギチした凶器がついてるって反則だと思う。
文弥さんはベルトを外してスラックスと下着をおろした。
俺のズボンを脱がせて、ソファの上に四つん這いにさせられる。
「ここ、とろとろ」
「文弥さん、言わないで……」
リビングは明かりが煌々とついていて明るい。俺の背後に回った文弥さんの目に、こんな恥ずかしい格好で、恥ずかしいところを見られるなんて……。
文弥さんは俺の尻に頬ずりをして、舐めたり、指を入れたりしはじめた。
「ぉ、うっ、あっ」
「尚くん」
「んっんっ、文弥さんっ、あのっ、明かりをっ、消し、て」
「ここ、よく見たい。尚くんのここ見せて」
指が二本入ってきて、にちゃ、と音がする。広げられてる。二本の指で、広げるようにして、内側を覗かれていた。
羞恥心でどうにかなりそう。
「えっ、あっ」
「尚くん、はいるよ」
文弥さんのこらえるような喘ぎと、みち、という粘着質な音がした。
「今日は学校?」
「あ、はい」
「もう少しで卒業ですね」
「ですね」
でも、就職活動はちっとも上手くいかない。
企業にエントリーするものの、書類選考で落ちまくり。いまだに就活してるのなんて俺だけ。
性別欄もバース性も書く欄はないのに。いまは顔写真だってなくて、学歴と資格と長所短所、志望動機、ただそれだけなのに。なのに落ちる。
就職課に聞いても、こんなにもごくふつうの内容で、エントリーする企業も特段有名だとか人気の企業でもないのになぜ履歴書で落ちるのかわからない、と言われるほどだ。
俺と同じか、俺以下の成績や内容のひとだって、書類選考ぐらいは通っているのに。運がないといえばそれまでなのかもしれないけれど。
「いまって就活はしているの?」
「もちろん。でも実は今日、またお祈りが……。俺、地場のメーカー志望なんですけど、これからはエリアを広げてみようと思います。無理なら、社員登用ありのアルバイトでも。職安の求人も確認して……」
「わかりました」
「はい」
「いいところが見つかるといいね。そんなに早く見つからなくてもいいけど……、あっ、書類選考が通ったら必ず僕に教えてね。お祝いしよう」
「お祝い!? 書類選考で!?」
「うん。あっ、エントリー前に教えてくれてもいいよ。僕の尚くんを雇用しようという企業のことはきっちり調べ上げないといけないし……あ、ううん。安定してるちゃんとした企業かどうかだよ。へんなことはしないよ」
「あぁ、助かります。俺、どこでもいいからってブラックに応募しちゃいそう」
「僕、ここ数年、会議所の青年部長をしていて、地元の企業にはとっても顔がきくんです」
頼りがいがあるなぁ……。
どこかに口添えで入れないのかな……。やめとこ。そこまでしてもらうのは申し訳ないもんね。
「俺、がんばりますね」
「ゆっくりがんばろうね。応援してます」
と、文弥さんは俺の腰に手を回してくる。つい、びくっとしてしまった。
「あ、ごめん」
「いえ」
どうしよう。急に緊張してくる。
昨日から今朝までの出来事は、あんまり思い出さないようにしてた。だけど、こんな距離で触れられて思い出さずにはいられない。
スーツの上着を脱いでネクタイをほどいた姿の文弥さん。
御曹司って言葉がぴったりの上品な雰囲気のしなやかな男性で、柔らかくて優しく微笑むし、実際にすごくほんわかしてる。その場の雰囲気をふわっと和らげるような笑みに、ほっとする。
そんなひとなのに、昨日も今朝も、まるで別の、野蛮な男みたいな顔で、俺を抱きつぶしてきた。
凶暴でしつこくて絶倫で、俺はめちゃくちゃにされて、信じられないほど気持ちよくなってしまって……。
「尚くん……」
ふと見ると、文弥さんは凶暴なほうに近い瞳で俺のことを見据えている。
「文弥さん……」
またキス。コーヒー味。
ただいまのちゅうではなくて、噛みつくキス。舌を優しく絡ませているのも今のうちで、少し息をついたらすぐにもっと深くなっていく。
薄目を開けると文弥さんは目を閉じていて、きつく眉を寄せている。怒っているみたいなのは、興奮してるから。
雰囲気が変わって、ぞくっとする。背中に腕を回されて、胸を寄せ合う。
文弥さんは夢中でキスしながら、俺のシャツをたくしあげた。一枚しか着てなくて胸があらわになる。
肌には文弥さんがつけたキスマークがいっぱいついている。なんだか、文弥さんのものだっていう証みたいだ。
胸の突起を口に含まれ、俺は胸をそらした。
「あっ」
上唇と下唇で、先端を挟むみたいにしてくる。固くなりつつある乳首を挟んで、唇を早く動かしたりゆっくり動かしたりして、乳首が尖っていくのを楽しんでいるみたい。
「ひっ、あっ」
もう片方の乳首も、文弥さんは中指と親指で挟んで、唇と同じ動きでねじってる。たまらなくて腰がくねってしまう。
「あふ……」
思わず吐息が漏れて、もっと強い刺激が欲しくなってくる。
俺の胸を食べてる文弥さんを見る。目が合った。肉食獣。
「あ……」
目で笑った。
話せないけど、何してほしい? って聞いてくる。そんな目。
「文弥さん、もっとして……」
途端、文弥さんは、舌で先端を潰した。と同時に指で挟んでいるほうは、人差し指で潰してくる。
俺は声さえ出ない。
「~~~っ!!!」
ぬちゅ、と熱い唾液に包まれて、強く潰されて、舌の上で転がされる。執拗に弄ばれて、涙が出てくる。
文弥さんの頭を抱いた。
「ふみやさん、もう、らめ」
文弥さんは、乳首を吸いながら、ちゅぽ、と音を立てて離した。
「あぅ」
「尚くん。僕の触って」
「は、はい」
スラックスから取り出したペニスに手を誘導される。俺は両手で握って、昨夜したみたいに、自分のものを取り出して、二本とも扱いた。
「んっんっ」
「尚くんのえっち。すごく気持ちいい……」
「これ、止まらなくて……」
文弥さんのは物凄くて、俺のは子どもみたいだ。
文弥さんの赤黒いそれは、どんどん固くなってきて、こするたびに血管が浮いて、カリの段差や、裏筋がみちっと張っている様子や、ずっしりした睾丸も、なにもかもが凶暴。
こんなにほんわか系の文弥さんにこんなギチギチした凶器がついてるって反則だと思う。
文弥さんはベルトを外してスラックスと下着をおろした。
俺のズボンを脱がせて、ソファの上に四つん這いにさせられる。
「ここ、とろとろ」
「文弥さん、言わないで……」
リビングは明かりが煌々とついていて明るい。俺の背後に回った文弥さんの目に、こんな恥ずかしい格好で、恥ずかしいところを見られるなんて……。
文弥さんは俺の尻に頬ずりをして、舐めたり、指を入れたりしはじめた。
「ぉ、うっ、あっ」
「尚くん」
「んっんっ、文弥さんっ、あのっ、明かりをっ、消し、て」
「ここ、よく見たい。尚くんのここ見せて」
指が二本入ってきて、にちゃ、と音がする。広げられてる。二本の指で、広げるようにして、内側を覗かれていた。
羞恥心でどうにかなりそう。
「えっ、あっ」
「尚くん、はいるよ」
文弥さんのこらえるような喘ぎと、みち、という粘着質な音がした。
877
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
【完結】それ以上近づかないでください。
ぽぽ
BL
「誰がお前のことなんか好きになると思うの?」
地味で冴えない小鳥遊凪は、ずっと憧れていた蓮見馨に勢いで告白してしまう。
するとまさかのOK。夢みたいな日々が始まった……はずだった。
だけど、ある出来事をきっかけに二人の関係はあっけなく終わる。
過去を忘れるために転校した凪は、もう二度と馨と会うことはないと思っていた。
ところが、ひょんなことから再会してしまう。
しかも、久しぶりに会った馨はどこか様子が違っていた。
「今度は、もう離さないから」
「お願いだから、僕にもう近づかないで…」
【完結済】極上アルファを嵌めた俺の話
降魔 鬼灯
BL
ピアニスト志望の悠理は子供の頃、仲の良かったアルファの東郷司にコンクールで敗北した。
両親を早くに亡くしその借金の返済が迫っている悠理にとって未成年最後のこのコンクールの賞金を得る事がラストチャンスだった。
しかし、司に敗北した悠理ははオメガ専用の娼館にいくより他なくなってしまう。
コンサート入賞者を招いたパーティーで司に想い人がいることを知った悠理は地味な自分がオメガだとバレていない事を利用して司を嵌めて慰謝料を奪おうと計画するが……。
ノリで付き合っただけなのに、別れてくれなくて詰んでる
cheeery
BL
告白23連敗中の高校二年生・浅海凪。失恋のショックと友人たちの悪ノリから、クラス一のモテ男で親友、久遠碧斗に勢いで「付き合うか」と言ってしまう。冗談で済むと思いきや、碧斗は「いいよ」とあっさり承諾し本気で付き合うことになってしまった。
「付き合おうって言ったのは凪だよね」
あの流れで本気だとは思わないだろおおお。
凪はなんとか碧斗に愛想を尽かされようと、嫌われよう大作戦を実行するが……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる