重ねた偽りが真実になるとき---------終

Shelter

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テストと帰り道

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「そらくんそらくん」
月が空の横に来て呼びかける
「何ですか?」
「何ですか?じゃないよ!今日のテスト対策してきた?」
「まぁ、、ほんの少しなら」
「少しってホントぉ?5教科のテストだよ?」
「まぁ、そこまで張り切るものでもないですし。先生も成績には関わらないって言ってたじゃないですか」
「そーだけどさぁ~」
「ただの実力判断テストですよあまり勉強しすぎても後々きつくなっちゃいますよ」
「それもそうかぁ~、今の実力でやるのが一番だよね~」
「そうですよ、ほら、席に戻ってください」
「はーい、頑張ろうね~」
その後、担任からテストを配られて、5時間たっぷりテストを行った、、、


その日の帰り道、、
「いやぁきつかったね~」
「そうですね、やっぱり全部テストだと、まいっちゃいますね。」
「テストはどうだった?」
「どうだったとは?」
「うまくいった?」
「そうですね、、まぁ、結構いい点数とれたと思いますよ。そういう月さんは?」
「私ぃ~?私かぁ~、、、まぁ、、秘密~」
「えぇ~、まぁいいです。じゃあここで」
いつも通り、別れようとすると、月さんがいつもと違って空と同じ方向に進んでいく
「あれ?月さんいつもあっちじゃ?」
「ふっふーん、実はね~引っ越したんです!」
「あ、そうなんですか?」
「どこだと思う?どこだと思う?」
「そんなの分かるわけないじゃ、、あ、、」

『今朝、、隣に引っ越し業者が行き来してたのってもしかして』

「気づいた?」
「まさか、、隣に引っ越して来てたのって、、」
「ピンポーン私でーす!」
「、、、狙ってそうしたんですか?」
「そりゃそうだよ」
「どうして?」
「それはもちろん、高校に入って初めて話しかけて初めて仲良くなった人だもん」
「それだけで?」
そこまで聞くと少し落ち着いた声で月が止めた
「そらくん」
「なんでしょうか」
「少し考えすぎ、私はそらくんに危害を与えるつもりはない。そらくんにとっても私にとっても、問題になるようなことは一切起きない」
そこまで言うと月はいつもの明るい彼女になっていた
「ほら早く帰ろ!これからはお隣さんだよ」
「ごめんなさい、すこし慌ててました」
「いいから!いいから!とっとと戻るよ~」
『何でここまで慌てたんだろう、、、何かおかしい、、、』
『まぁ、、、いいか、、、今考えても仕方がない』
「お隣さんが引っ越して来た祝いでもしましょうか」
「わーい、やったー焼肉でもおごってもらおうかなぁ」
「じゃあスーパーによっていきましょうか」
「行きましょー!!」
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