VRMMOのキメラさん~〜モンスターのスキルを奪える私は、いつの間にか《キメラ》とネットで噂になってました!? 【リメイク版】

水定ゆう

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4ー2:流れ、流され、川下り

◇150 形無いもの

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「はぁ」

 私はつい溜息をついてしまった。
 それもその筈で、この間のレジャーが白紙になった。
 そのせいか、報酬が貰えなかった。
 あんな経験をしたのに、なんだか残念だ。

「はぁ」
「溜息なんて、お前らしくないぞ」

 そんな中、椅子に腰掛けたNightが私を慰めてくれた。
 その傍らで、文庫本を読んでいる。
 ペラペラとページを捲る音が心地よい。

「Nightは悔しくないの?」
「悔しい? なにがだ」
「なにがって……だって」

 私はこの間のことを思い起こす。
 ギルド会館に行った際、ミーNaさんがペコリと深々とお辞儀をしたのだ。



 私はギルド会館に呼ばれていた。
 なんで私だけが呼ばれたんだろう?
 色々と腑に落ちないけど、とりあえず来てみた。

「えっと、ミーNaさんは……あっ、手招きしてる」

 ギルド会館にやって来た私。
 するとカウンターの奥の方で、ミーNaさんが手招きしている。
 確実に私を呼んでいて、人目を気にしながら、私はミーNaさんに会いに行く。

「こんにちは、ミーNaさん」
「はい、こんにちはですね。アキラさん」

 ミーNaさんはいつも通り……じゃなかった。
 何故か人目を気にしている。
 それから私と目を合わせようとしてくれない。
 確実に、後ろめたさを感じている。

「あの、ミーNaさん?」
「すみませんでした!」

 まず早速頭を下げられた。
 突然のことに私は動揺する。

「ちょっと待ってください、ミーNaさん。なんで頭を下げるんですか?」
「アキラさんは薄々勘付いていると思いますが……」
「あの、報酬貰ってないですよね?」
「ぐはっ!」

 ミーNaさんは私の言葉に悲鳴を上げる。
 今にも血を吐き出してしまいそうになる。
 顔を上げることができなくなるも、報酬を貰っていないのは本当だ。

 私としてはてっきり、報酬が貰えるのかと思っていた。
 だけどこの雰囲気は真逆。
 こんなの顔色を窺わなくても、想像しなくても、意識を切り替えなくても答えは明らかだ。

「申し訳ございませんでした。今回のレジャー、様々な要因が重なってしまい、白紙に戻ってしまいました」
「は、白紙ですか? ……白紙!?」
「はい。ですので報酬を支払うことができません。本当に申し訳ございませんでした」

 最悪なことが起こった。
 あんなに苦労したのに、それはない。
 心の奥底で憎悪のようなものは湧き上がる。

「白紙なんですか?」
「ええっと……」
「なんで言い返してくれないんですか? 大変だったんですよ!

 流石にムカついて声を荒げてしまう。
 しかしミーNaさんの態度は変わらない。
 ここは話の筋を変えるしかないかも。
 そう思った私は考えて、頭を捻った。

「あの、ちなみにあの後なにがあったんですか?」
「わ、分かりません。少なくとも原因となったバグは排除されたのかと」
「バグ!?」

 突然のプログラムワード。
 私はNPCがそんな現実的なことを言いだすとは思いたくなかった。
 だけど聞いちゃった以上仕方ない。ここは諦める。

「っていうか、アレはバグだったんですか?」
「報告書によるとそうらしいです」
「報告書?」

 そんなものがあるなんて知らなかった。
 私はミーNaさんに頼んで見せて貰おうとする。
 それくらいの権利はある筈。そう思ったけど、首を横に振られた。

「報告書は既に上に提出してしまっていて、ここにはありません」
「それじゃあ控えは?」
「何故か送られて来た報告書は一枚だけでして……」

 もの凄い陰謀が感じられた。
 私は唖然としてしまう。
 言葉が出て来なくなると、目だけで圧を加えていた。

「わ、私もA-スさんから報告が上がった時は唖然としましたよ。ですが調査を進める中で真実だと分かり、報告書がその決定打でした」
「だとしても、それじゃあ私達には……」
「私だって昇進が遠のいてしまったんですよ。お相子です! 運命共同体です!」
「それは流石に嫌です……」
「薄情な! アキラさーん!」

 泣き付かれても困る。
 本当は私が泣き叫びたい。
 だけど目の前のミーNaさんが薄っすらと涙を浮かべていた。
 ガックシなって、顔を伏せてしまう。

「あの、アキラさん達はなにかありませんでしたか?」
「なにかですか?」
「はい。報告書にはバグのことしか書かれていなかったので、リュウシン大渓谷で体験したことはなにかありませんでしたか?」

 ミーNaさんは何とかして挽回を果たそうとする。
 その出汁に私達を使うのは明白。
 だけど何だか可愛そう。本当はこのまま見なかったことにしてもいいけど、何故かできない。私の優しさが炸裂し、記憶を引っ張り出す。

「怖いことばっかりでした」
「ほ、他にはありませんか?」
「他ですか!? 確かに色々大変で、怖いことが多かったです。でも龍には遭えましたよ!」

 ドン!

「み、ミーNaさん?」

 急にカウンターを叩いたミーNaさん。
 一斉に視線を集めてしまう。
 私は挙動不審な態度を取るも、苦笑いを浮かべて対応した。

「あっ、どうもー」

 私は「あはは」と遠い目をして笑った。
 すると視線も少しずつ引いて行く。
 如何やら興味を失って貰えたらしい。
 私は安堵したが、ミーNaさんに訊ねる。

「ミーNaさん、急にどうしたんですか?」
「どうしたもこうしたもありませんよ。アキラさん、本当に龍を目撃されたのですか?」
「は、はい。一応は」

 アレはきっと龍のカウントでいいんだよね?
 私は微妙なことを言ってしまう。
 そのせいで混乱を招きそうになるので、ここは押し通す。

「まさか龍に遭遇されるなんて、驚きです」
「あの、そんなにおかしいんですか?」
「おかしくはありませんよ。ですが、龍はなかなか人目には触れない、警戒心の強い個体が多いと聞きます」
「そ、そうだったんだ……」

 龍とはなかなか出遭えない。
 ミーNaさんの言葉を受け取るならそうだ。
 けれど私達は目撃した。それってつまり……

「つまり、貴重ってことですよね?」
「そういうことになりますね」
「はわぁ~」

 変な声を出してしまった。
 凄く貴重な体験だとはNightも言っていたけど、まさかこんなに問われるなんて。
 私は瞬きをするが、まだ言ってないことがある。

「あっ、でもマグロが龍になったんですよ!?」
「ええっ、どういうことですか」
「私もよく分からないんですけど、鯉の滝登り的な? いや、アレは登ってないよね?」

 色々と疑問が湧き上がった。
 何せあのマグロは鯉じゃない。ましてや滝を登ってもいない。
 つまりマグロの正体は最初から龍だった? それなら更に面白いかも。
 だけど今となっては分からない。でも私達が黒龍を目にしたのは間違いない。

「幸運ですね。きっといいことがありますよ」
「そうだといいんですけどね……あはは」

 もう笑っちゃうことしかできない。
 何せ結局報酬は貰えなかった。
 今更話の論点を戻しても、ミーNaさんは聞く耳を持ってくれない。
 このまま押し流してしまうことは間違いなしで、私の乾いた笑いだけが、遠い目として吐露された。




「ってことがあったんだよ?」

 それで今に至る訳だ。
 私は事の顛末を語った。
 結局の所、誰にも特はなかった。
 私はムッとした顔をすると、背後から声がした。

「結局白紙って、なんだかうやむやにされた感じね」
「そうですね。実際、無かったことにしたのですから、致し方ありませんね」

 振り返ると雷斬とベルの二人が立っていた。
 いつもの取り合わせセットで私は安心する。
 笑みを浮かべる私に、ベルはリビングをキョロキョロ見回した。

「所で、あのうるさいフェルノは?」
「うるさいは止めてあげてよ」
「実際そうでしょ? それで、どうしていないのよ?」

 確かにうるさいにはうるさい。
 だけどあまりそんなこと言ってあげないで欲しい。
 ただテンションが高いだけ……は置いておくとして、今日居ないのは理由がある。

「部活だって」
「部活? へぇ、部活ね」
「テニス部の新生だから忙しいみたいだよ」

 実際、フェルノはスポーツなら何をやらせても上手い。
 その中でも、如何してテニスを選んだのかは分からない。
 けど強い。それだけは確かだ。

「テニス部の新生ね……まあそれはいいわ」
「いいんだ」
「いいわよ。結局、なんにも手に入らなかったわね」

 ベルは頬杖を付く。
 口を尖らせると、酸っぱいことを言う。
 確かに、手の中には何も手に入っていない。

「そんなことないぞ」
「Night?」
「確かに“物”としての形ある成果は得られなかった。けれど私は面白いものがたくさん見れた。リュウシン大渓谷、あの場所で見た一時は私の知識として記憶として生きる筈だ」

 Nightの言う通りかもしれない。
 結局は得られるものは形が無かった。
 だけど思い出みたいな、形は無いけど、確かに存在したものは得られたんだ。
 今回はそれを得られただけ、良しとしたい……けど。

「いい風にまとめてない?」
「そうですね、実際、双方に利益が発生していませんから」
「割り切るしかないだろ、今更駄々をこねても仕方が無い」
「うわぁ、それ言っちゃうんだ……」

 もうそれを言ったらお終いだよ。
 私はげんなりしてしまった。
 
 だけどNightの言うことは間違いない。
 的を射ている、射すぎている。
 私達は重苦しい空気を感じつつも、結果的にはいい思い出ってことにしてまとめた。
 
 それにしても、変なこともあるんだね。
 CUのバグ事情は分からないけど、なんだか大変そう。
 他人事の様に唱えると、私はテーブルに置かれたお茶を飲んだ。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【ステータス(四章終わり)】

■アキラ
性別:女
種族:<ヒューマン>
称号:《合成獣》
LV:11
HP:200/200
MP:200/200

STR(筋力):63/60
INT(知力):63/60
VIT(生命力):63/60
AGI(敏捷性):63/60
DEX(器用さ):63/60
LUK(運):63/60

装備(武器)
武器スロット:〈初心者の短剣〉

装備(防具)
頭:
体:〈朝桜のジャケット〉
腕:
足:〈朝桜のショートパンツ〉+〈朝桜のスカート〉
靴:〈朝桜の忍靴〉
装飾品:〈銀十字のネックレス〉

種族スキル:【適応力】
固有スキル:【キメラハント】+{【半液状化】,【甲蟲】,【灰爪】,【幽体化】,【熊手】,【蠍尾】, 【衝撃波】},【ユニゾンハート】

■Night
性別:女
種族:<吸血鬼>
LV:13
HP:220/220
MP:220/220

STR(筋力):48/70
INT(知力):105/70
VIT(生命力):60/70
AGI(敏捷性):48/70
DEX(器用さ):94/70
LUK(運):70/70

装備(武器)
武器スロット:〈十字架の剣〉

装備(防具)
頭:
体: 〈黒夜ブラックナイト・シャツ〉
腕:
足:〈黒夜ブラックナイト・パンツ〉
靴:〈黒夜ブラックナイト・ブーツ〉
装飾品: 〈銀十字の首飾り〉〈黒夜ブラックナイト・コート〉

■インフェルノ
性別:女
種族:<ファイアドレイク>
LV:8
HP:170/170
MP:170/170

STR(筋力):65/45
INT(知力):38/45
VIT(生命力):42/45
AGI(敏捷性):55/45
DEX(器用さ):44/45
LUK(運):45/45

装備(武器)
武器スロット:〈初心者の短剣〉

装備(防具)
頭:
体: 〈冒険者の軽装(上)〉
腕:
足: 〈冒険者の軽装(下)〉
靴: 〈冒険者の軽靴〉
装飾品:

種族スキル:【吸炎竜化】
固有スキル:【烈火心動】

■雷斬
性別:女
種族:<雷獣>
LV:10
HP:190/190
MP:190/190

STR(筋力):64/55
INT(知力):57/55
VIT(生命力):54/55
AGI(敏捷性):83/55
DEX(器用さ):67/55
LUK(運):55/55

装備(武器)
武器スロット:〈雷に打たれし鈍刀〉

装備(防具)
頭:
体: 〈封雷坊の装束(上)〉〈雷の羽織〉
腕:
足: 〈封雷坊の装束(下)
靴: 〈封雷坊の草鞋〉
装飾品: 〈雷模様の髪飾り〉

種族スキル:【雷鳴】
固有スキル:【陣刃】

■ベル
性別:女
種族:<シルフィード>
LV:10
HP:190/190
MP:190/190

STR(筋力):53/55
INT(知力):55/55
VIT(生命力):56/55
AGI(敏捷性):73/55
DEX(器用さ):92/55
LUK(運):54/55

装備(武器)
武器スロット:〈蜻蛉翅〉

装備(防具)
頭:
体: 〈妖風のブラウス〉
腕:
足: 〈妖風のタイトパンツ〉
靴: 〈妖風のブーツ〉
装飾品:

種族スキル:【風招き】
固有スキル:【仮面装着】
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