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19話 名前を聞いてもいいかな
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僕は少女が泣き終わるのを待った。
その間、ずっと立ち尽くしていた。
女の子を慰めるのが、男の子の役目。
僕はそうは思わない。
だけど、悲しい時に側にいてあげるのは、悪いことじゃないはずだ。
僕は師匠たちの言葉を参考に、その場で待っていると、少女の涙は次第に枯れていき、気づいた時にはダムのように、堰き止められていた。
「ぐすっぐすっ」
「大丈夫だよ。大丈夫」
少女の目元は赤い。
腫れ上がっていて、痛そうだった。
「ありがとうございます」
「いいよいいよ。それより、君はこれから如何するの? 強くなるって言っても、色々あるけど」
僕はそう尋ねた。
さっきはできる限りは協力することを、買って出てしまった身。
しかし、僕はこの町から離れる気はないので、それ以上のことはしてあげられなかった。
僕はそこまで、男に二言はないを追求したりはしない性格だ。
ひ弱でいい。
「私は、この町で冒険者を続けます」
「そっか。依頼を受けてたんだもんね。冒険者ってことは、ランクは?」
「前回、Cになりました」
それなら僕と同じだ。
しかもこの町ときたら、僕にも余地がある。
すると、
「あの、さっきは協力してくれると言っていましたよね?」
僕は軽く頷く。
すると、少女は笑顔になった。
そんなに嬉しいのかな?
「では、そのえーっと。こほん、私とパーティーを組んでくれませんか?」
「パーティー? うん。僕でよかったら、全然構わないよ」
正直その提案には、賛成だった。
今の今まで、僕は一人で戦って来た。
だけど、いつかそれも厳しくなる。
僕は師匠たちみたいに強くない。
それにいつ暴走するかもわからない。
だけど彼女なら僕が暴走したとしても、仮に殺しそうになったとしても、きっと止められる気がする。
それぐらい強い魔力が込み上がっていた。
「よかったです」
「そんなに? ちなみに僕がでよかったの?」
尋ね返した。
縦に首を振り、安心したが、どうして僕なんだ。
「貴方なら、私の命を預けられる」
「うわぁ、凄い信頼だ。じゃあ僕の方からも、僕が暴走した時は、腕をへし折ってでも止めてね」
「わかりました。約束です。月の誘いに誓います」
「誘いって。迷いすぎて、不安なんだけど」
僕は顔を曇らせた。
けれど彼女は穏やかに笑っていて、布団名前を聞いていないことを思い出した。
手のひらをポンと叩いて、彼女に僕の名前を教えた。
「そうだ、まだ自己紹介してなかったよね。僕は、天月。天月・オボロナ。よろしくね」
一応笑顔を作っておく。
すると少女は胸に手を当てて、優雅に、
「私はリーファ。リーファ・リンドルムです。よろしくお願いしますね、天月さん」
「よろしく、リーファさん」
僕もなんとなんとなく真似をして、胸に手を当てる。
だけど僕は、拳を作って、杭を打つみたいな格好だった。
初めて仲間。
しかも剣士のエルフ。
いつか、彼女みたいな多くの人を、悲しみから解放できるようになれるかはわからない。今回が稀なのは、承知している。
だけど、女の子はやっぱり、笑った顔の方が、素敵で可愛かった。
その間、ずっと立ち尽くしていた。
女の子を慰めるのが、男の子の役目。
僕はそうは思わない。
だけど、悲しい時に側にいてあげるのは、悪いことじゃないはずだ。
僕は師匠たちの言葉を参考に、その場で待っていると、少女の涙は次第に枯れていき、気づいた時にはダムのように、堰き止められていた。
「ぐすっぐすっ」
「大丈夫だよ。大丈夫」
少女の目元は赤い。
腫れ上がっていて、痛そうだった。
「ありがとうございます」
「いいよいいよ。それより、君はこれから如何するの? 強くなるって言っても、色々あるけど」
僕はそう尋ねた。
さっきはできる限りは協力することを、買って出てしまった身。
しかし、僕はこの町から離れる気はないので、それ以上のことはしてあげられなかった。
僕はそこまで、男に二言はないを追求したりはしない性格だ。
ひ弱でいい。
「私は、この町で冒険者を続けます」
「そっか。依頼を受けてたんだもんね。冒険者ってことは、ランクは?」
「前回、Cになりました」
それなら僕と同じだ。
しかもこの町ときたら、僕にも余地がある。
すると、
「あの、さっきは協力してくれると言っていましたよね?」
僕は軽く頷く。
すると、少女は笑顔になった。
そんなに嬉しいのかな?
「では、そのえーっと。こほん、私とパーティーを組んでくれませんか?」
「パーティー? うん。僕でよかったら、全然構わないよ」
正直その提案には、賛成だった。
今の今まで、僕は一人で戦って来た。
だけど、いつかそれも厳しくなる。
僕は師匠たちみたいに強くない。
それにいつ暴走するかもわからない。
だけど彼女なら僕が暴走したとしても、仮に殺しそうになったとしても、きっと止められる気がする。
それぐらい強い魔力が込み上がっていた。
「よかったです」
「そんなに? ちなみに僕がでよかったの?」
尋ね返した。
縦に首を振り、安心したが、どうして僕なんだ。
「貴方なら、私の命を預けられる」
「うわぁ、凄い信頼だ。じゃあ僕の方からも、僕が暴走した時は、腕をへし折ってでも止めてね」
「わかりました。約束です。月の誘いに誓います」
「誘いって。迷いすぎて、不安なんだけど」
僕は顔を曇らせた。
けれど彼女は穏やかに笑っていて、布団名前を聞いていないことを思い出した。
手のひらをポンと叩いて、彼女に僕の名前を教えた。
「そうだ、まだ自己紹介してなかったよね。僕は、天月。天月・オボロナ。よろしくね」
一応笑顔を作っておく。
すると少女は胸に手を当てて、優雅に、
「私はリーファ。リーファ・リンドルムです。よろしくお願いしますね、天月さん」
「よろしく、リーファさん」
僕もなんとなんとなく真似をして、胸に手を当てる。
だけど僕は、拳を作って、杭を打つみたいな格好だった。
初めて仲間。
しかも剣士のエルフ。
いつか、彼女みたいな多くの人を、悲しみから解放できるようになれるかはわからない。今回が稀なのは、承知している。
だけど、女の子はやっぱり、笑った顔の方が、素敵で可愛かった。
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