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24.少し疑問を
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「さてと、ではお主の用件を聞こうかの」
ワシが声をかけると、マバダカラは立ち上がるとワシに向かって頭を下げてきたのじゃよ。
「私の娘を助けてください」
「娘、をの」
そう聞くと、やはり結婚式を止めてほしいという内容なのかとも思ったが、そこまでのことはまだ言っていないので、さらに内容を聞いてみないといけないのじゃよ。
「助けてくださいとはどういうことじゃ?」
「このままでは、娘には望まない結婚をさせてしまいそうなのです」
望まない結婚、のう。
「こう言ってはなんじゃが、貴族である以上は望まぬ結婚なんてものは日常茶飯事ではないのかの」
実際、この世界では漫画などで描かるような政略結婚や望まぬ結婚などは貴族では普通にあることなのじゃ。
もちろんそれを本人や親がそれを納得しているかどうかは別じゃがの。
イビラチャの両親のハイミャーとガビルゼンの結婚も政略結婚なのじゃからの。
「もちろん貴族である以上は望まない結婚をしなければいけないのはわかっています。しかし、今回の件はそんな話ではないのです」
マバダカラは怒りのこもった目をワシに向けてきたのじゃよ。
もちろんその怒りはワシに向けられたものではないとわかっておるのじゃが、それでも背筋に少し寒いものが走ったのじゃよ。
「詳しく聞こうかの」
「はい。今回のことの発端は2日前に男爵家に発覚した借金です」
「借金、とな」
まぁ、貴族とはいえ借金がない、というわけではないじゃろう。
新たな事業などを始める際には借金をしたりすることもあるのじゃよ。
「はい。それは亡くなった父が作った借金らしく、それが今になって出てきて、返済期間も迫っていてすぐに返さないといけないとなったのです」
「金額はいくらじゃ?」
「大金貨5枚です」
「ほう」
借金5億とは、なかなかの金額じゃのう。
「返済期間はいつかの?」
「10日後です」
先程までの怒りはどこえいったのか、マバダカラは力なくうつ向いてしまったのじゃよ。
そういう反応をするということは、じゃ。
「返せるアテはないということじゃな」
返せるアテがあればうつ向くこともないじゃろう。
しかし、10日で5億ともなればこういう反応になるのも仕方ないと言えるじゃろうな。
「はい。知り合いにお金を貸してもらえないか、お金を貸している相手に返してもらえないかと聞いてみましたが、どこもいい返事が返ってきませんでした」
「え?」
聞き間違えたのだろうか?
「お主。お金を貸しておるのか?」
借金があるのにお金を貸しておる。
それがワシからすればありえないことなのじゃよ。
「はい。私はこの借金があることを知りませんでしたし、私がしている事業は順調でお金がありましたので、困っている知り合いにお金を貸しています」
「なるほどの」
そういえことなら、借金があってもお金を貸しているという状況もわからなくもないのじゃな。
「そういえば、聞いておらんかったが、お主の親はどこからお金を借りているのじゃ?」
「ヌソタタ商会です」
その名を聞いた瞬間、この話はどこかきな臭い感じがしてきたのじゃよ。
なぜなら、ヌソタタ商会はハイミャーのお抱え商会じゃったからの。
もちろんハイミャーのお抱え商会じゃったからきな臭い、というわけではなく、どちらかといえばハイミャーのお抱え商会になったことで少しマトモになったと言われるくらいそれ以前がきな臭い商会じゃったのじゃよ。
それが、ハイミャーという首輪が無くなったことでまた悪さを始めたというところかの。
「それで、ヌソタタ商会が何か言ってきたのじゃろう?」
じゃなければ、借金とマバダカラの娘の望まない結婚がつながることがないのじゃよ。
「はい。ヌソタタ商会は借金を無くす代わりに娘との結婚を認めろと言ってきたのです」
「なるほどの」
やはりきな臭いの。
マバダカラの娘の結婚を条件に5億の借金をチャラにするとヌソタタ商会の方から言い出す、というのはマバダカラ側からすれば破格の条件とも言えるじゃろう。
それに、ヌソタタ商会側から言い出してきておるのでヌソタタ商会側もそれでいいと納得しておる、と考えるのが普通じゃろう。
しかし、やはりきな臭くおかしいといえる箇所がいくつかあるのじゃよ。
まずは借金の金額じゃのう。
5億など、いくら相手が貴族であろうとそう簡単に貸せる金額ではないのじゃよ。
もちろんそんな金額が動くことがないわけじゃないし、どういう理由、どういった内容の契約をしたのかがわからない以上は完全に否定出来ん。
しかしじゃ。
やはりそんな金額をどうして借りたのかが気になるの。
そして、そんな金額の借金がなぜ今にして見つかったのか、ということじゃろう。
マバダカラの父親を知らないので、もしかしたら本当にただのど忘れ、おっちょこちょいで伝え忘れていた、という可能性がないわけではないのじゃ。
しかし、やはり金額が大きいことからいって、ど忘れする、おっちょこちょいで伝え忘れる、なんてことが起きないといえるじゃろう。
そんなことをすればこうして息子達が困ることになるからの。
さらに言えば、そんな大きな金額を借りたとなれば家族も何か気づくことがあるはずじゃ。
しかし、マバダカラは本当に最近知った様子じゃったから、やはりおかしいといえるじゃろう。
そして、ヌソタタ商会の対応もおかしいのじゃよ。
5億となればそう簡単に放棄出来るような金額ではないのじゃよ。
しかも、借金を無くす代わりがマバダカラの娘との結婚というのがどう考えてもおかしいのじゃ。
というか、これは漫画などによく出てくる、狙った娘と結婚したいがための策略としか思えないのじゃよ。
とはいえ、さっきまで色々と考えた通り、疑問と疑惑と予想と可能性と不確定と様々なものが入り混じったものでしかないので、やっぱり確認するしかないじゃろうな。
「なので、娘を望まない結婚から助けてくれませんか!」
マバダカラはまた頭を下げてきたのじゃ。
「お主の用件は分かったのじゃが、話を聞いている間に出てきた色々な疑問を解決したいから、少し疑問をくれぬかの」
「疑問ですか?私が嘘をついていると思っているのですか?」
疑われたと思ったマバダカラがワシを睨んできたのじゃが、今度は奥から飛んできた四季達の殺気に気づいたようでビクッとしたのじゃよ。
「カカカ。お主は本当のことを言っておるとは思っておるが、出てきた色々な疑問を解決しないことにはお主の娘を助けることは出来そうにないと考えるから、その疑問を解決する時間が欲しいのじゃよ」
どうにかして四季達の殺気から気を反らせるために理由を話すと、マバダカラは納得した様子でワシを睨むのを止めたのじゃよ。
それによって四季達の殺気も止まったので内心ホッとしたのじゃよ。
「そうじゃの。3日後にまた使者を送るので、それまで待っているのじゃよ」
そう言いながらワシが笑顔で手を振ると、何か言おうとしたマバダカラはワシの目の前から消えたのじゃった。
ワシが声をかけると、マバダカラは立ち上がるとワシに向かって頭を下げてきたのじゃよ。
「私の娘を助けてください」
「娘、をの」
そう聞くと、やはり結婚式を止めてほしいという内容なのかとも思ったが、そこまでのことはまだ言っていないので、さらに内容を聞いてみないといけないのじゃよ。
「助けてくださいとはどういうことじゃ?」
「このままでは、娘には望まない結婚をさせてしまいそうなのです」
望まない結婚、のう。
「こう言ってはなんじゃが、貴族である以上は望まぬ結婚なんてものは日常茶飯事ではないのかの」
実際、この世界では漫画などで描かるような政略結婚や望まぬ結婚などは貴族では普通にあることなのじゃ。
もちろんそれを本人や親がそれを納得しているかどうかは別じゃがの。
イビラチャの両親のハイミャーとガビルゼンの結婚も政略結婚なのじゃからの。
「もちろん貴族である以上は望まない結婚をしなければいけないのはわかっています。しかし、今回の件はそんな話ではないのです」
マバダカラは怒りのこもった目をワシに向けてきたのじゃよ。
もちろんその怒りはワシに向けられたものではないとわかっておるのじゃが、それでも背筋に少し寒いものが走ったのじゃよ。
「詳しく聞こうかの」
「はい。今回のことの発端は2日前に男爵家に発覚した借金です」
「借金、とな」
まぁ、貴族とはいえ借金がない、というわけではないじゃろう。
新たな事業などを始める際には借金をしたりすることもあるのじゃよ。
「はい。それは亡くなった父が作った借金らしく、それが今になって出てきて、返済期間も迫っていてすぐに返さないといけないとなったのです」
「金額はいくらじゃ?」
「大金貨5枚です」
「ほう」
借金5億とは、なかなかの金額じゃのう。
「返済期間はいつかの?」
「10日後です」
先程までの怒りはどこえいったのか、マバダカラは力なくうつ向いてしまったのじゃよ。
そういう反応をするということは、じゃ。
「返せるアテはないということじゃな」
返せるアテがあればうつ向くこともないじゃろう。
しかし、10日で5億ともなればこういう反応になるのも仕方ないと言えるじゃろうな。
「はい。知り合いにお金を貸してもらえないか、お金を貸している相手に返してもらえないかと聞いてみましたが、どこもいい返事が返ってきませんでした」
「え?」
聞き間違えたのだろうか?
「お主。お金を貸しておるのか?」
借金があるのにお金を貸しておる。
それがワシからすればありえないことなのじゃよ。
「はい。私はこの借金があることを知りませんでしたし、私がしている事業は順調でお金がありましたので、困っている知り合いにお金を貸しています」
「なるほどの」
そういえことなら、借金があってもお金を貸しているという状況もわからなくもないのじゃな。
「そういえば、聞いておらんかったが、お主の親はどこからお金を借りているのじゃ?」
「ヌソタタ商会です」
その名を聞いた瞬間、この話はどこかきな臭い感じがしてきたのじゃよ。
なぜなら、ヌソタタ商会はハイミャーのお抱え商会じゃったからの。
もちろんハイミャーのお抱え商会じゃったからきな臭い、というわけではなく、どちらかといえばハイミャーのお抱え商会になったことで少しマトモになったと言われるくらいそれ以前がきな臭い商会じゃったのじゃよ。
それが、ハイミャーという首輪が無くなったことでまた悪さを始めたというところかの。
「それで、ヌソタタ商会が何か言ってきたのじゃろう?」
じゃなければ、借金とマバダカラの娘の望まない結婚がつながることがないのじゃよ。
「はい。ヌソタタ商会は借金を無くす代わりに娘との結婚を認めろと言ってきたのです」
「なるほどの」
やはりきな臭いの。
マバダカラの娘の結婚を条件に5億の借金をチャラにするとヌソタタ商会の方から言い出す、というのはマバダカラ側からすれば破格の条件とも言えるじゃろう。
それに、ヌソタタ商会側から言い出してきておるのでヌソタタ商会側もそれでいいと納得しておる、と考えるのが普通じゃろう。
しかし、やはりきな臭くおかしいといえる箇所がいくつかあるのじゃよ。
まずは借金の金額じゃのう。
5億など、いくら相手が貴族であろうとそう簡単に貸せる金額ではないのじゃよ。
もちろんそんな金額が動くことがないわけじゃないし、どういう理由、どういった内容の契約をしたのかがわからない以上は完全に否定出来ん。
しかしじゃ。
やはりそんな金額をどうして借りたのかが気になるの。
そして、そんな金額の借金がなぜ今にして見つかったのか、ということじゃろう。
マバダカラの父親を知らないので、もしかしたら本当にただのど忘れ、おっちょこちょいで伝え忘れていた、という可能性がないわけではないのじゃ。
しかし、やはり金額が大きいことからいって、ど忘れする、おっちょこちょいで伝え忘れる、なんてことが起きないといえるじゃろう。
そんなことをすればこうして息子達が困ることになるからの。
さらに言えば、そんな大きな金額を借りたとなれば家族も何か気づくことがあるはずじゃ。
しかし、マバダカラは本当に最近知った様子じゃったから、やはりおかしいといえるじゃろう。
そして、ヌソタタ商会の対応もおかしいのじゃよ。
5億となればそう簡単に放棄出来るような金額ではないのじゃよ。
しかも、借金を無くす代わりがマバダカラの娘との結婚というのがどう考えてもおかしいのじゃ。
というか、これは漫画などによく出てくる、狙った娘と結婚したいがための策略としか思えないのじゃよ。
とはいえ、さっきまで色々と考えた通り、疑問と疑惑と予想と可能性と不確定と様々なものが入り混じったものでしかないので、やっぱり確認するしかないじゃろうな。
「なので、娘を望まない結婚から助けてくれませんか!」
マバダカラはまた頭を下げてきたのじゃ。
「お主の用件は分かったのじゃが、話を聞いている間に出てきた色々な疑問を解決したいから、少し疑問をくれぬかの」
「疑問ですか?私が嘘をついていると思っているのですか?」
疑われたと思ったマバダカラがワシを睨んできたのじゃが、今度は奥から飛んできた四季達の殺気に気づいたようでビクッとしたのじゃよ。
「カカカ。お主は本当のことを言っておるとは思っておるが、出てきた色々な疑問を解決しないことにはお主の娘を助けることは出来そうにないと考えるから、その疑問を解決する時間が欲しいのじゃよ」
どうにかして四季達の殺気から気を反らせるために理由を話すと、マバダカラは納得した様子でワシを睨むのを止めたのじゃよ。
それによって四季達の殺気も止まったので内心ホッとしたのじゃよ。
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