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犯人は誰
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加藤はチャイムが鳴る2、3分くらい前に教室に入ってきた。
加藤が…犯人…?うーーん。
「おはよう佐藤!」
「お、おおっおはよう!!」
「なによー、そんなびっくりすることないじゃない。」
「ごっ、ごめん…。」
うーん。この対応じゃ加藤は犯人じゃなさそうだな。良かった。
「あれっ。上履き履いてないじゃん。どしたの?」
「あっ、いやぁーちょっと今日忘れちゃっ…」
「佐藤君の上履き、誰かさんがゴミ箱に捨てたみたい。」
佐倉!!おまえは何も言うなぁァ!!!
「えっ、そうなの?大丈夫??なんで???」
あぁー、また面倒なことになるじゃんか…。
「うーん、俺もなんでだかわからないんだけどさ…俺が変なとこに置いてて誰かが間違えて捨てちゃったのかなーなんて…。」
「ねぇ聞いて加藤さん、上履き、ゴミ箱の奥の方に突っ込んであって濡れてたのよ。おかしいと思わない?」
「えー!何それ怖い!!外部の人がやったのかもしれないし先生に言った方がいいんじゃない!?」
「…ねぇ加藤さん、私知ってるのよ。あなたが1番最初に登校したでしょ…?」
「えっ、ま、まぁね…今日先生に呼ばれてて…。」
「えっ加藤そうだったの!?何か知らない?」
「さっ、さぁ…?私登校して職員にすぐ行ったから教室には入ってないし…。」
「だよね…!うん!ありがとう!まぁ犯人とか…そういう事じゃないかもしれないし、ごめんね!変な事聞いて、!」
「ううん…全然大丈夫…。」
何故だか加藤の話し方がぎこちなく感じる。
「ねぇ、加藤さん、本当に何も知らないの?」
佐倉ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ頼むから加藤に刺激しないでくれぇぇぇ!!!
「うん。しらない…。」
「ふぅん。」
ァァァ…何だこの雰囲気…。怖いよ俺…。
加藤がその場を離れてから俺は佐倉に何か話しかけようとした。
「あえっと…佐倉…」
「わかってるわ、佐藤くんは優しいからもう犯人なんてどうでもよくて、丸く収めたいんでしょ?」
流石わかってらっしゃる…。
「そう、、!そうなんだよ、!」
「でも、これがもっとエスカレートしたらどうするのよ…。」
「それはまた…その時だよ。」
「そっか。気を付けてね。」
「うん。ありがとう。」
なんか…佐倉も優しくなったな…。
俺の意見も前より聞こうとしてくれている。
ちょっと感動してしまった。
4時間目、また小さな事件が起こった。
保健の教科書がないのだ。持って帰るにしてもノートと一緒に持って帰るはずだし、ノートはちゃんと、ロッカーに残っているのだ。
俺が色々忘れすぎなのかなぁ…。
他のクラスに借りようと思ったけど時間がなくて間に合わなかった。
当てられませんように。
どうか、教科書の音読だけは…。
「はい、じゃあここを…佐倉。読め。」
「えっと、生活のリズムを…」
待てよ、この調子で行くと次は…。
「次のページ、佐藤。」
当たってしまった!!あぁ…。
俺が席を立って正直に言おうとすると机の上に教科書があった。
ん?あれ…?
すると隣の席から視線を感じた。
佐倉だ。佐倉が目配せをしてきた。
ありがとう佐倉!!おまえは神か!!!!
「あっ、えっと、ストレスが溜まると……」
「ありがとう佐倉ー!助かったよ。」
「いえいえ。たまたま気づいたから。…にしても教科書もないの?」
「そうなんだよー。俺持って帰ったり貸したりなんてした覚えないのに…。」
「…私も犯人がいるとか思いたくないけどさ、やっぱり誰かの仕業なんじゃ…ないかな……。」
「…やっぱり、そうなのかな…。でも何でだろう。」
「わからない…ただのイタズラとかからいいんだけど。流石に…3回4回とか続いたら…先生に言った方がいいんじゃないかな?」
「うーん、、そうだね…。」
一体誰の仕業なんだろう。気味が悪い。
俺が恨み買ってそうな人なんて佐倉くらいしかいない…。
…そんなわけ、ないよな。
加藤が…犯人…?うーーん。
「おはよう佐藤!」
「お、おおっおはよう!!」
「なによー、そんなびっくりすることないじゃない。」
「ごっ、ごめん…。」
うーん。この対応じゃ加藤は犯人じゃなさそうだな。良かった。
「あれっ。上履き履いてないじゃん。どしたの?」
「あっ、いやぁーちょっと今日忘れちゃっ…」
「佐藤君の上履き、誰かさんがゴミ箱に捨てたみたい。」
佐倉!!おまえは何も言うなぁァ!!!
「えっ、そうなの?大丈夫??なんで???」
あぁー、また面倒なことになるじゃんか…。
「うーん、俺もなんでだかわからないんだけどさ…俺が変なとこに置いてて誰かが間違えて捨てちゃったのかなーなんて…。」
「ねぇ聞いて加藤さん、上履き、ゴミ箱の奥の方に突っ込んであって濡れてたのよ。おかしいと思わない?」
「えー!何それ怖い!!外部の人がやったのかもしれないし先生に言った方がいいんじゃない!?」
「…ねぇ加藤さん、私知ってるのよ。あなたが1番最初に登校したでしょ…?」
「えっ、ま、まぁね…今日先生に呼ばれてて…。」
「えっ加藤そうだったの!?何か知らない?」
「さっ、さぁ…?私登校して職員にすぐ行ったから教室には入ってないし…。」
「だよね…!うん!ありがとう!まぁ犯人とか…そういう事じゃないかもしれないし、ごめんね!変な事聞いて、!」
「ううん…全然大丈夫…。」
何故だか加藤の話し方がぎこちなく感じる。
「ねぇ、加藤さん、本当に何も知らないの?」
佐倉ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ頼むから加藤に刺激しないでくれぇぇぇ!!!
「うん。しらない…。」
「ふぅん。」
ァァァ…何だこの雰囲気…。怖いよ俺…。
加藤がその場を離れてから俺は佐倉に何か話しかけようとした。
「あえっと…佐倉…」
「わかってるわ、佐藤くんは優しいからもう犯人なんてどうでもよくて、丸く収めたいんでしょ?」
流石わかってらっしゃる…。
「そう、、!そうなんだよ、!」
「でも、これがもっとエスカレートしたらどうするのよ…。」
「それはまた…その時だよ。」
「そっか。気を付けてね。」
「うん。ありがとう。」
なんか…佐倉も優しくなったな…。
俺の意見も前より聞こうとしてくれている。
ちょっと感動してしまった。
4時間目、また小さな事件が起こった。
保健の教科書がないのだ。持って帰るにしてもノートと一緒に持って帰るはずだし、ノートはちゃんと、ロッカーに残っているのだ。
俺が色々忘れすぎなのかなぁ…。
他のクラスに借りようと思ったけど時間がなくて間に合わなかった。
当てられませんように。
どうか、教科書の音読だけは…。
「はい、じゃあここを…佐倉。読め。」
「えっと、生活のリズムを…」
待てよ、この調子で行くと次は…。
「次のページ、佐藤。」
当たってしまった!!あぁ…。
俺が席を立って正直に言おうとすると机の上に教科書があった。
ん?あれ…?
すると隣の席から視線を感じた。
佐倉だ。佐倉が目配せをしてきた。
ありがとう佐倉!!おまえは神か!!!!
「あっ、えっと、ストレスが溜まると……」
「ありがとう佐倉ー!助かったよ。」
「いえいえ。たまたま気づいたから。…にしても教科書もないの?」
「そうなんだよー。俺持って帰ったり貸したりなんてした覚えないのに…。」
「…私も犯人がいるとか思いたくないけどさ、やっぱり誰かの仕業なんじゃ…ないかな……。」
「…やっぱり、そうなのかな…。でも何でだろう。」
「わからない…ただのイタズラとかからいいんだけど。流石に…3回4回とか続いたら…先生に言った方がいいんじゃないかな?」
「うーん、、そうだね…。」
一体誰の仕業なんだろう。気味が悪い。
俺が恨み買ってそうな人なんて佐倉くらいしかいない…。
…そんなわけ、ないよな。
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