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言い合いになりました
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そこから、彼女と僕の言葉の攻防が始まった。
「誰しも1人は心配してくださるお方がいるはずですよ」
「そんな人いませんわ。わたくしは誰にも愛されておりませんもの」
「でしたら何故このようなところへ?婚約者を探しにきたのでは?」
「わたくし、連れてこられただけですの。来たくて来た訳じゃなくてよ。」
「でしたらお連れの方がきっと心配しております」
「お父様でしたらきっと今頃高貴な身分の方に媚を売っいる頃でしてよ。わたくしなんて眼中にありませんわ。」
なんかとてもイライラしてきた。自分の置かれて居る状況のせいだろうか。
自分は姉のせいで付けられたケンブリック家の悪評を消すために男として参加させられて居るのに、僕の方が泣きたい気分だと思ってしまった。
それに、愛してない相手にお金を使えるだろうか。この少女ははっきりは見えなくても随分と綺麗なドレスを着ている。私は女だったころお茶会に行くにも姉の着古したほつれかけてるドレスしか着させてもらえなかった。
自分の今の状況を誰かと比べたところでどうにもならないというのに。
「失礼ですが…、貴方様のお父様はきっと素晴らしいほど努力してらしてるのですね。自分の家を繁栄させるというのはとても大事なことです。娘に媚を売っていると思われても家の繁栄のため、家族を守るために頑張ってらしてるのですね。貴女様をここへ連れてきたのも家の繁栄は勿論のこと、貴女様の目で婚約者をお決めになって欲しいという親心なのですね。なんで素晴らしい殿方でしょう。ご存知ですか?婚約が決まってからお互い顔を合わせる方たちもいるのですよ。」
伝わっただろうか。きっと今自分の顔は少女に見えていない。だから、不敬だと言われることもないだろう。言われたら困るし。
話を聞いた彼女は呆然としている。そしてまた目に涙を浮かべ始めている。まるで、僕が泣かせたみたいじゃないか。間違ってはいないけど。
「ルー!!」
「お、とうさ、ま…」
どうやら少女の父が来たらしい。
「どうぞお使いください。では。」
何かいいたそうな彼女に持っていたハンカチを押しつけて僕は逃げるようにしてお手洗いへと行った。
結構時間を取ってしまったため、簡単に身なりを整えた。お手洗いを出て通った道を戻ったら少女はすでにいなかった。これで、親子仲良くできればいいが。
僕も急いでお爺さまの元へと戻らないと。もうそろそろ挨拶の順番がまわってくるころだ。ヘマをしないように気をつけるとしよう。
「誰しも1人は心配してくださるお方がいるはずですよ」
「そんな人いませんわ。わたくしは誰にも愛されておりませんもの」
「でしたら何故このようなところへ?婚約者を探しにきたのでは?」
「わたくし、連れてこられただけですの。来たくて来た訳じゃなくてよ。」
「でしたらお連れの方がきっと心配しております」
「お父様でしたらきっと今頃高貴な身分の方に媚を売っいる頃でしてよ。わたくしなんて眼中にありませんわ。」
なんかとてもイライラしてきた。自分の置かれて居る状況のせいだろうか。
自分は姉のせいで付けられたケンブリック家の悪評を消すために男として参加させられて居るのに、僕の方が泣きたい気分だと思ってしまった。
それに、愛してない相手にお金を使えるだろうか。この少女ははっきりは見えなくても随分と綺麗なドレスを着ている。私は女だったころお茶会に行くにも姉の着古したほつれかけてるドレスしか着させてもらえなかった。
自分の今の状況を誰かと比べたところでどうにもならないというのに。
「失礼ですが…、貴方様のお父様はきっと素晴らしいほど努力してらしてるのですね。自分の家を繁栄させるというのはとても大事なことです。娘に媚を売っていると思われても家の繁栄のため、家族を守るために頑張ってらしてるのですね。貴女様をここへ連れてきたのも家の繁栄は勿論のこと、貴女様の目で婚約者をお決めになって欲しいという親心なのですね。なんで素晴らしい殿方でしょう。ご存知ですか?婚約が決まってからお互い顔を合わせる方たちもいるのですよ。」
伝わっただろうか。きっと今自分の顔は少女に見えていない。だから、不敬だと言われることもないだろう。言われたら困るし。
話を聞いた彼女は呆然としている。そしてまた目に涙を浮かべ始めている。まるで、僕が泣かせたみたいじゃないか。間違ってはいないけど。
「ルー!!」
「お、とうさ、ま…」
どうやら少女の父が来たらしい。
「どうぞお使いください。では。」
何かいいたそうな彼女に持っていたハンカチを押しつけて僕は逃げるようにしてお手洗いへと行った。
結構時間を取ってしまったため、簡単に身なりを整えた。お手洗いを出て通った道を戻ったら少女はすでにいなかった。これで、親子仲良くできればいいが。
僕も急いでお爺さまの元へと戻らないと。もうそろそろ挨拶の順番がまわってくるころだ。ヘマをしないように気をつけるとしよう。
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