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Chapter 2: パーソナル・トレーニング
2-2: パーソナル・トレーニング
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時計の長針が、文字盤をぐるりと一周、回った頃。
しずくは女の子座りと呼ばれる脚を崩した座り方で、股間の前部を踵の上に乗せ、一糸纏わぬ新雪の如き上体を前後にゆらゆらとゆらしている。
なみは依然として、しずくの正面に座りこみ、両手にしずくのコップを握りしめている。その何食わぬ顔の瞳は、しずくの踵に押し出されて盛り上がった彼女の恥部をまっすぐに凝視しながら、その柔らかくもっちりとした輪郭をしっかりと網膜に焼き付けていた。
傍らには空っぽになって転がされた二リットルのレモンティーのペットボトルと、それと同じ大きさをした、およそ八割程が既に飲み干された麦茶のボトルが置かれている。
なみはその麦茶のボトルを手に取って、麦茶をちょぽちょぽとコップいっぱいに注ぎ入れ、しずくの唇にそれを触れさせた。しずくは抗うことなく完全に従順になった眼差しで、なみの傾けていくコップの中身を必死に溢さないようにして、啜り続ける。
「ん……んっ……ん……」
既に平常であれば、走り回ってでもトイレを探しているくらいの尿意が、しずくにはあった。なみもまた、そんなしずくの仕草を読み取って、なお彼女へと差し出すお茶のペースを速めている。
「んっ……ふぅ、ふぅぅ……」
コップを空にし、泣き出しそうな表情でなみを見つめる、しずく。そんなしずくの瞳に、なみは小首を傾げて、にっこりと笑顔を返すのだった。
「んふふ……ちゃんと飲めて、いい子だね。……ほら、しずく。あーん……」
「あ、あー、んぅ……」
なみは口の中で溶かし続けていた、どろどろになった塩キャラメルを、口移しでしずくの中に滑り込ませていく。それは、長くおしっこを我慢するアソビを続けてきた二人の、所謂水中毒と言ったものへの、気休め程度の予防アイテムであった。しずくはその甘ったるく、なみの体温と唾液をたっぷりと含んだそれを、舌の上で転がしながら飲み込んでいく。
二人の肉体が触れ合うのは、ただその瞬間、その唇だけである。
「ん、うぅぅ……」
もじもじと、座り方に落ち着きがなくなっていく、しずく。なみはそんなしずくの様子を見て、堪えきれない罪悪感と愉悦とを、お腹の奥底で燃やすのだった。
しずくは今にもおしっこを押さえようとするのを誤魔化すかのように、太ももの上で忙しなく、いじいじと指先を重ねては動かし続けた。小首を傾げ、きゅっと身を縮めて、上目遣いになみを見る。
「……ね、ねえ、なみちゃん……やっぱり、ぎゅー、したい……よぉ……」
なみはしずくのその言葉に、条件反射的に腰を上げ、腕を伸ばしかける。自身のこういうときの意志の弱さと、しずくへの溺愛っぷりを改めて自覚しながら、かぶりを振って座り直した。
一つ息をつき、なんでもないような微笑みを浮かべて、なみはしずくに問いかける。
「……ふぅん? ……どうしてかな? しずくちゃん……?」
「それは、そのぉ……お、おしっこ、したくなってきちゃった……から……」
「……だから、なぁに……?」
「……なみちゃんに……おまた、おさえて、ほしいかも……です……」
しずくは握りしめた両手を膝の上に置いたまま、お尻にギュッと力を込めて、太ももを閉じて身をよじる。踵に食い込ませた腰を、まるで快楽がために擦りつけているかのように、ぐりぐりと前後左右に揺らすのだった。
なみは、しずくにそっと這い寄って、しかし軽い口づけだけを交わす。しずくに顔を突き合わせたまま、ふふっと笑い、コップいっぱいに入った麦茶を彼女の唇へと触れさせる。
しずくは肩をすくめ、自身の二の腕を抱き寄せる。なみの傾けていくのに従って、しずくは懸命に、コップの中身を喉の奥へと押し込んでいく。
かすかな身じろぎをするだけで、しずくの胃袋は、ちゃぷちゃぷと波打つ液体の音を奏でるのだった。それほどまでに、しずくの体は膀胱だけでなく、胃袋もまた注ぎ込まれたレモンティーと麦茶でパンパンになっていた。
「ん……んぅっ……」
流れ込んでくる麦茶の冷たさと、冷房の風が、しずくの膀胱をきゅんと締め上げる。
「んっふふ、偉いね、しずく……これで今ちょうど、四リットル目だよ」
「んっ、ぷ……ふっうぅ……なみちゃん、の……いじわる……」
やっとの思いでコップを空にしたしずくを見つめて、なみは心底楽しそうな笑みを浮かべるのだった。
「ふぅん……? いじわる、してほしいんじゃ、なかったの?」
そっと這い寄り、しずくの顔のすぐ隣で、耳元にささやきかけるなみ。
「んぅ、それは、その……えぇっと……」
「ほら……きちんと、言って……?」
耳に息を吹き入れるように、迫るなみ。しずくは、全身の感覚が鋭敏になった状態で吹きかけられたなみの吐息に、びくびくっと肩を震わせた。
「……あ、ありが、とう……ございま、す……?」
「んふふ……そう、だよね? 偉いね、しずく」
なみはニコっと笑い、しずくの元から一歩退く。
しずくは、胃袋から飲み物が膀胱の方へと流れていくのを感じ、下腹部の下の方をひくひくとさせた。
「ん、うぅぅ……」
なみは目を細めて微笑み、立ち上がる。
キッチンまで歩き、冷蔵庫からキンキンに冷えた次のレモンティーのボトルを取り出して、キャップをカリカリと開けながら、しずくの前に座り直した。
「しずく、今、どのくらい?」
「……じつは、けっこう……げんかい、です……うぅ……」
「……ふぅん、そう……」
なみはしずくの震える声を聞き流すかのように、何食わぬ顔でしずくのコップにレモンティーを注ぎ入れる。沈痛な面持ちでそれを見つめるしずくの唇に、有無を言わせず、コップにぱんぱんの水面を触れさせた。
しずくは浅い呼吸で、必死に口の中で小分けにしながら、飲み込んでいく。その水分と、冷たさが、しずくの膀胱に胃袋の中から殴りかかっているようだった。
コップの中身を溢さないことに必死で、一切の抵抗のできないしずくの下腹部を、なみは指先できゅっと押し込んだ。
「んぅ!」
しずくは喉に冷たい紅茶を注ぎ込まれながら、甘い呻きをこぼれさせる。
なみはしずくの沈まないお腹の感触に、確かに限界まで貯めこんだ、しずくのおしっこの存在を確認した。
コップの中身を飲み切るや否や、しずくはうるんだ瞳で、なみの顔をがばっと見つめる。
「……ねえ、ほんとに、やばいから……!」
「うんうん、そうだよね……はい、お口開けて?」
「ちょ、ちょっと……なみちゃ、はなし、きいて……んぅー!」
すかさず、もう一杯。胃袋も、膀胱も、限界。それでも、しずくはなみの差し出すコップにだけは、逆らうことができなかった。
胃が苦しいなら、どんどん吸収して、おしっこにしてしまうしかない。
膀胱が苦しいなら……我慢、するしかない。
「ふふふ……こんなに、パンパンにしちゃって……」
なみは指先でしずくの下腹部を上から下に優しくなぞり、しずくの意識を膀胱とその出口の場所へと、集中させていく。
しずくはその純粋無垢な健気さが故に、自身で前押さえすらもできないまま、腰を突き出すようにくねらせ続ける。
「っぷはぁ……はぁ、はぁ……んぅ……! っく、はぁぁ……」
しずくはやっとの思いで、コップを空にする。
太ももをピタッと合わせ、膝に手に手を握りしめて、荒い息を押し殺している。
「んっ、んぅ……もう、だしたい……だしたい、です……」
「……ふぅーん、そっかぁ……でも、しずく? おしっこが我慢できるようになりたいなら、お腹が限界までパンパンになった状態のまんまで、もっともぉっと我慢しないと……トレーニングに、ならないかも、ね……?」
「んっ……んぅぅぅっ……」
しずくは呻き声を溢れさせながら、スリスリと内腿をこすり合わせ、腰をくねらせる。
覆うものなく、肌寒そうな彼女の二の腕を抱きしめてあげたいという衝動を内心に隠しながら、なみはじっと、しずくの我慢のしぐさを観察した。
我慢の体勢。おしっこの出口を、踵でぎゅっと押しつぶしている。太腿をぴちっとくっつけて、その閉じた膝を更に、両手で押さえつけているらしい。
前傾姿勢。上体の体重を腕に逃がして、お股自体は足でカバーする。なるほど、前押さえを封じられた彼女の、苦肉の策と言える姿である。
「……あぁ、そうだ!」
なみは不意に、自身の胸の前で、ぺちっと手のひらを合わせた。その表情はまるで、思いついた! とでも言わんばかりに輝いている。
「……んっふふ、いい、いじめかた……じゃなくて練習、思いついちゃったかも……」
純な表情が、一息に不純な、悪戯っぽい笑みに置き換わる。なみはにやにやと目を細めたまま、しずくの傍まで這い寄って、しずくのぎゅっと閉じた太ももの間に指を滑り込ませる。
「んっ……ねえ、くすぐったい、よ……ほんとに、ちびっちゃう……」
「……ねえ、しずく?」
「ん、え、な、なに……?」
「……脚、開いてみて? 思いっきり、さ。エム字開脚って、やつ、して……? 私に、しずくの我慢してる、おしっこの穴……見せてよ」
「え……えぇ? でも……い、いま、あし……ひらい、たら……!」
なみはしずくの言葉を遮るように、口づけをする。
その唇をそっと離しながら、なみはしずくのぽっこりと飛び出たお腹を、指先できゅーっと押し込んでいく。しずくはその指先の力から逃れるように、ぎゅうっと体を縮めこませた。
「ううん、だめ。まだまだ、出さない、よ。しずくは、私がいいよって言うまで、何があっても出しちゃだめ。どんなにお腹押し込まれても、どんなにお股、広げられても。どんなに出そうでも、しずくは絶対、出しちゃ、だめ。……ほら、お股、開いてよ。……従わないと、もしかしたら、ずぅっといいよって、言わないかも……ね?」
しずくのお腹を押していた指をパッと放し、今度はその手を、しずくの体を支えている踵の足首に触れさせる。しずくの小さく白い足をそっと掴み、そのままゆっくりと、しずくの両足を体の前へと引っ張り出した。
しずくのお尻が、ぺたん、とタオルの敷かれた地面についた。
「んっ、ああぁっ! ……っく、うぅ、うぅぅぅ……」
骨盤に生じたその衝撃に、しずくの背筋にぶるるるっと、悪寒が走る。強烈な尿意の波が、しずくの膀胱をぎゅううっと押し付けるように、襲い掛かってきた。両足首をなみの手に掴まれたまま、半端に股の開いた状態で、ぎゅっと目を瞑り肩を震わせる。
「……ね、ねえ! もう、むり!」
「……ううん、無理じゃない。まだ、まだだよ。まだ、一滴も、出しちゃだめ。……ほら、お股、開いて? 限界のおしっこ我慢してる最中の、しずくの恥ずかしいところ、私に見せて?」
いつになく、悪戯な笑みを浮かべる、なみ。その表情のなみには、自分は絶対に敵わない。しずくはその事実だけを、本能と、いじめ倒されてきた自身のパンパンの膀胱が理解しているのだった。
逆らえば、もっともっと、責め上げられる。そうなれば、自分の膀胱が、どうなってしまうか分からない。しずくは反射的に、なみに赦しを請うように、なみの瞳を真っ直ぐに見つめる。
「わ、わかった! わかったから! ふ、ふうぅ、ふうぅぅぅ……」
息を整え、ほんの少しだけ、膝を開く。
「ふぅぅ……ぅあぁっ! んぅ、むり! むりぃ!」
拳一つぶんも膝の隙間が開かないうちに、今にもあふれ出しそうになるおしっこの感覚に、思わず脚を閉じてしまう。
「むり! ぜったい、むり! もれる! ぜったい、もれちゃうからぁ!」
「ううん、我慢。しずく、絶対、我慢して……? ほら、しっかり脚、開いて……いいって言うまで、自分で勝手に、閉じちゃだめ」
なみは優しく掴んでいたしずくの足首をしっかりと握り直し、ゆっくりと、しかし無理やり左右に開いていく。
しずくは絶望的な眼差しで、目に涙をためながら、ぷるぷるとなみの手に引きずられ徐々に開脚していく。膀胱の水圧に押し出され、しずくの短い尿道は、今にもそのすべてを吐き出そうと震えた。
「……もっと、もっと、開いて。ほら、自分の力で、しっかり……見せて?」
目をぎゅっとつむり、首をぶんぶんと振り回しながら、太ももを一生懸命に開いていく。なみはいつしか、彼女の足首から手を離し、しずく自身の腹筋と股関節や腰の力だけで、開脚するよう促した。
しずくは腿の付け根のしわに冷や汗を浮かべながら、びくびくと今にも閉じようとする自分の膝を、内側から必死で両手に抑えつけている。
その真ん中で、紅色に染まったしずくのおしっこの出口が、絶え間なく鼓動するように、ひくひくと痙攣をしている。
「ん、ぐっうぅぅ……お、しっこぉ……! む、りぃ……!」
「……いい子、だね……そのまま、我慢。……今から、ゆっくり三十秒、数えるから……我慢、だよ? ちょびっとでも、ぴくっとでも閉じたら、最初からやり直し、だからね? いい?」
「んぅ……! んぅぅぅ! ふんぅぅぅ……!」
しずくはぶんぶんと首を縦に振りながら、言葉にならない呻きを漏らす。その顔は、瞳からあふれ出た涙で、べしょべしょである。
「んっふふ……良い子。じゃあ……いぃち、……にぃ……さん……」
なみは微笑み、残酷なほどに緩慢な速度で、数字を数え始める。
しずくは苦しいくらいに浅く、ふん、ふんと鼻を鳴らして息をする。息を吸い込む、その動作だけでも、膀胱が痛かった。ただ必死に、背中とお腹に冷や汗をかきながら、びりびりとした下腹部の圧迫感を堪え続ける。
なみはしずくの尿道口に顔を近づけて、彼女のもつふんわりとした甘いにおいと、むわっとした湿度と香ばしさの混ざる空気を、深く吸い込んだ。
「なな……はち……きゅう……」
ゆっくり、ゆっくりと、なみはカウントを、進めていく。その一つ一つの数字に乗せたなみの吐息が、しずくの尿道を微かに撫でつけて、ぴくっぴくっと跳ねさせた。
「じゅうにぃ……じゅうさん……じゅうしぃ……」
冷蔵庫から出したばかりの、キンキンに冷えたレモンティー。その結露に曝され続けたなみの指先もまた、それに並ぶほどに冷たくなっていた。
そんな指先で、なみはしずくの、内腿をなぞった。突然のひんやりとした感覚に、しずくはびくっとお腹を力ませてしまい、コップの縁に表面張力でやっと保っている水面のような感覚のおしっこを、ぎゅっと疲弊した括約筋に押しつけてしまう。
「んっ! んぅうぅっ! あぁっ!」
「じゅうきゅう……にじゅう……にじゅういち……」
お腹の中で、暴れる、おしっこ。強烈に跳ねあがった尿意に、がくっ、がくっと抱えた膝を痙攣させた。
もはや、しずくにとって彼女の膀胱に抱えた尿意は、下腹部に鎮座する液体という感触の域を既に脱していた。それは変形することを忘れ、膀胱の出口をひたすらにこじ開けようとする、ずっしりと重くトゲトゲとした形状の、他ならぬ暴威そのものであった。
そんな劇的な苦痛に悶え続けるしずくの陰部の鼓動を見つめながら、なみは淡々と、カウントを重ねる。
「にじゅうさん……にじゅうしぃ……にじゅうご……」
なみは、太腿に添わせた指先を、スルルとしずくの陰核の上に、滑らせた。
ぴくっ、ぴくっとしずくは腰を跳ねさせる。
じゅっ、ぴゅうっ……。
しずくの尿道口から、僅かなおちびりがあふれ出た。なみはその出口を、指先でぴっと、塞いでしまう。
「ふぅ……っく、ふぐぅぅ……」
「……しずく、自分の力で、おしっこ……とめて?」
出口を失い尿道さえも圧迫するおしっこの感覚に、しずくは悶絶の呻きをあげた。なみはそんなしずくの顔を見上げて、僅かににじみ出るおしっこの出口を封じた指を、そのままぐりぐりと押し込んだ。
しずくは全神経をなみの指先の触れる尿道に傾けて、目を閉じ奥歯を食いしばった。ぎゅううっと、膀胱の持ち上げられるような、鋭い痛みが下腹部を支配する。
ぴゅ、ぴゅうぅ、ぴゅ……。
なみの緩めた指先の隙間からは、尿道に取り残された分だけを解放するように、かすかな水流だけが放出された。
「……偉い、偉いよ、しずく。……あと、ちょっと……にじゅう、ろく……にじゅう、なな……」
ふう、ふううと、荒い呼吸。口の中に残る甘いレモンティーの後味を噛み締めるように、しずくはただ、自身の脚の間から聞こえる、なみの言葉に耳を傾けた。
「……にじゅう、はち……にじゅう、きゅう……んっふふ」
なみは、笑みをこぼした。
ぎりぎりのところで、なみのカウントは、途切れてしまった。
なみは、しずくのおしっこの穴を、じっと見る。しずくの出したありとあらゆる液体に塗れて、糸を引きながら、ひくひくと脈打っている。
なみはそっと、そのぐしょぐしょの陰核に、キスをした。そのまま、ぺろっと、尿道から陰核までを、舌の真ん中で舐め上げる。
「んっ! んあぁ! んうぅっ!」
しずくは、呻き声とも喘ぎ声とも取れる叫びを、喉の奥から溢れさせた。
「……さんじゅう。 ……いいよ、しずく。脚、閉じる、だけ……」
なみは唇をしずくの陰部から離して、吐息をしずくの陰部に吹きかけるように、囁くように、そう告げた。
なみの言葉の言い終えるが早いか、しずくは弾かれたように脚を閉じ、地面に横向きに丸くなって、転がった。
「お、おしっこぉ! おしっこ、したいぃ!」
「……んっふふ、ううん……おしっこは、まだ、だめ。まだ、我慢、して……?」
「んっぐぅぅ……うぅっ! んぐ、うぅぅぅ……」
しずくは苦しそうな呻き声をあげながら、くしゃくしゃになったタオルの上に横向きに倒れ、膝を重ね足をクロスさせる。左右に腰を振り回すようによじりながら、お尻の下のタオルを巻き込むように、足を小さく、バタバタとさせた。
「ね、ねえ……おねがい……!」
しずくは救いを求めるように、なみにぴっと両腕を伸ばし、キスをせがむ。
「……だめだよ、しずく。……チューしたらそのまま、出しちゃうつもり、でしょ?」
なみはしずくの太ももに手を置いて、そこからするするとお尻、横腹から脇腹へと、撫で上げていく。しずくの脇汗をじんわりとにじませた両脇に手を入れて、涙にぬれたしずくの頬に、優しくキスをした。
顔中を溢れた涙でぐしゃぐしゃにしたしずくを、正面からぐっと持ち上げて、タオルの上に座らせる。またしても自身の胸から上の体重に膀胱を押しつぶされ、しずくは声にならない叫びを喉の奥で噛み潰した。
今にも開通しそうな、無数の小さな針に刺されるような尿道の痺れを、必死の思いで腰に触れたタオルにこすりつける。
「ふうぅっ、んうぅっ、ふうぅぅぅ……」
その呼吸は、途切れ途切れで浅く、熱い。もはや、叫びをあげる気力すらなく、しずくの残り少ない力はすべて、膀胱の中の怪物を尿道から逃さないことだけに注がれていた。
なみはそそくさとしずくの背中に回り込んで座り、耳元に唇を添えて、しずくの背中に胸を押し当てる。しずくの閉じた太ももにねじ込ませるように手首を入れて、しずくのトロトロに蕩けた陰核に指先を当てる。
なみはしずくの陰核を、そっと中指の指紋を憶えさせるように、愛撫した。しずくはびくっと背中を震わせながら、熱くて甘い呻きをこぼし、肩で浅い呼吸をする。
「……ねえ、しずく?」
しずくの耳に、ふっと息を吹きかけ、囁きかける。
「なみちゃ、んぅっ……! おし、っこぉ……」
なみは、しずくの股にそっと人差し指と中指を添えた。
「……ほんとはこのまま……じっくり、何回も寸止めしてあげるつもりだったけど……ねえ、しずく?」
くにっ、くにっと、その二本の指でしずくの陰部全体を撫でながら、なみはすこし寂しそうな声色で、囁く。
「……このまま指で、思いっきり……気持ちいいコト、シてあげる。でも、おしっこは絶対に出しちゃ、だめ。……我慢したまま、イって? イっても、おしっこ我慢……できるかな……」
なみは、そう言い切るより先に、しずくの陰核を挟むようにして、二本の指を激しく動かし始めた。ぴちゃぴちゃと、様々な液体をしずくの恥部から飛び散らせながら、撫でまわすように、擦りつけるように。
目から火花を散らしながら、全身全霊で股の奥底を締め付けるしずく。突き刺すような尿意と快楽が、しずくの下腹部の底の底でぐちゃぐちゃに溶け合い、しずくの背中をびくっびくっと痙攣させる。その力みの一つ一つとともに、締め上げられる膀胱の甘い激痛。クリトリスから背骨を伝って立ち昇る、青白くもったりと粘ついた絶頂感が、その暴れまわるおしっこの圧迫感と混ざり合って、しずくの全身をドクドクと満たしていく。
「んあっ! はあっ、あっ! だめ! で、でる! んっ! い、イっく……!」
「いいよ、ほら、イって? おしっこ、我慢したまま、このまま……出さないで、イって……?」
なみはさらに責めの手を激しくし、加えて、もう一方の手のひらで、しずくのまん丸に膨らみ切った膀胱をぐぐぐっと押し込んだ。形をわずかにも歪めない、ただ硬く、皮膚の下に埋め込まれた金属のような質感。その膀胱に、なみは上からおしっこを押し出すように、体重を乗せた。
「あっ! だめ! でる! だめ! イく! イくぅっ!」
がっくん、がくっ、がくっ。
しずくは全身を大きく反らせ、天井を仰ぎ見るように顎を跳ね上げた。なみに後ろから抱えられた両腕の中で、膝をぴったりと閉じたまま、両脚をピンと伸ばし、腰を前後に暴れさせる。
「あぁっん、んぅぅぅぅっ……! んぎゅぅぅ、ぐうぅぅっ……!」
しずくは体の奥底から際限なくあふれ出る甘い叫びを必死に嚙み殺し、びくんっ、びくんっと全身を震わせながら脳の痺れるような絶頂をし続ける。
ピシュゥ、ピシュ……。
全身を貫く真っ白い電撃のような快感によって、思いっきり力の込められた腹筋に押しつぶされた膀胱から、遂に鋭く、水流があふれ出る。
それは、量としてはほんのささやかな、おちびりとも形容すべき失禁。しかし、その小さな解放を皮切りに、徐々にしずくの太腿の間からは、温かいおしっこがあふれ出していた。
シュゥ、シュゥゥ、シュゥゥ……!
なみはしずくの太腿を両手でがばっと開いて、やり手水のような姿勢で、自身の足の間に座らせる。
しずくはびくびくと、絶頂を薄く引き伸ばしたような眩暈と痙攣を味わいながら、甘く息を殺すような嬌声をこぼす。
「うぅ、あ、あぁぁぁ……! う、んっ……! ふぅぅ……ふぁぁぁっ……」
なみは咄嗟にしずくの太ももの間で手を広げ、部屋中にしずくのおしっこが飛び散らないよう、手のひらの真ん中でしずくの熱い放物線の始まりを受け止める。手のひらに阻まれそのまま下に滴るおしっこは、地面に敷かれたタオルと、しずくを乗せたなみのネグリジェにゆっくりと吸い込まれていく。
じゅ、じゅいぃぃぃ、じゅいぃぃぃぃ……。
その放尿は、あまりの水圧にしずくのささやかな陰部の構造にさえ干渉して、荒ぶり水滴を交えた、乱れた軌道を描いている。
「だ、だめぇぇ……て、てぇ……よごし、ちゃうぅぅ……」
「……いいよ、しずく。大丈夫、そのまま……」
なみの腕に触れたしずくの手を、さらに上から、なみが手に取る。
大人しくおしっこを出しながら、ふるふるとかぶりを振るしずくの耳元で、なみは静かに囁いた。
「……全部、出して?」
シュウゥゥゥゥゥ……シュイィィ……。
だんだんと、勢いを落ち着けて、流れの整っていくしずくのおしっこ。
ふうぅ、ふうぅ……と荒い息を必死に隠そうとするしずくを胸に抱えて、なみはしずくの生み出し続ける滑らかで生温い水流をじっと手のひらに受け止め、愉悦に浸っている。
なみは余った手に、放出を続けながらも未だカチカチのしずくの下腹部をそっと、押し込む。
「あっ……! はぁぁっ……!」
ジュウッ、シュウゥッ……、シュイィィィッ……。
なみの手のひらにぶつかるしずくのおしっこの勢いが、お腹を押し込むなみの手の強さに従い、上下する。しずくは自身のおしっこの操られている感覚に、急に恥ずかしさを覚え、肩をきゅっと縮めた。
「んっ、んぅぅぅ……ふぅぅう……」
シュゥゥ……、シュゥ……。
やがて勢いを失い、ゆっくりと消える、放物線。
なみはほのかなふくらみを残したしずくのお腹を、上から下に、ぐぐっと押し込みながら撫で下ろした。
「んあっ! ふぅぅ……! う、ふぅぅぅ……」
ジュイィッ、シュイッ……。
本当に限界まで我慢したときのおしっこは、緩んだ腹筋の力ではすべて、出し切れないときもある。しずくがちょうど、そうだったように。
なみはしずくのお腹周りなど、常日頃撫でまわして熟知していた。そして自身では絞り出せないおしっこの違和感も、彼女には当然、よくよく馴染みのあるものだった。
しずくは女の子座りと呼ばれる脚を崩した座り方で、股間の前部を踵の上に乗せ、一糸纏わぬ新雪の如き上体を前後にゆらゆらとゆらしている。
なみは依然として、しずくの正面に座りこみ、両手にしずくのコップを握りしめている。その何食わぬ顔の瞳は、しずくの踵に押し出されて盛り上がった彼女の恥部をまっすぐに凝視しながら、その柔らかくもっちりとした輪郭をしっかりと網膜に焼き付けていた。
傍らには空っぽになって転がされた二リットルのレモンティーのペットボトルと、それと同じ大きさをした、およそ八割程が既に飲み干された麦茶のボトルが置かれている。
なみはその麦茶のボトルを手に取って、麦茶をちょぽちょぽとコップいっぱいに注ぎ入れ、しずくの唇にそれを触れさせた。しずくは抗うことなく完全に従順になった眼差しで、なみの傾けていくコップの中身を必死に溢さないようにして、啜り続ける。
「ん……んっ……ん……」
既に平常であれば、走り回ってでもトイレを探しているくらいの尿意が、しずくにはあった。なみもまた、そんなしずくの仕草を読み取って、なお彼女へと差し出すお茶のペースを速めている。
「んっ……ふぅ、ふぅぅ……」
コップを空にし、泣き出しそうな表情でなみを見つめる、しずく。そんなしずくの瞳に、なみは小首を傾げて、にっこりと笑顔を返すのだった。
「んふふ……ちゃんと飲めて、いい子だね。……ほら、しずく。あーん……」
「あ、あー、んぅ……」
なみは口の中で溶かし続けていた、どろどろになった塩キャラメルを、口移しでしずくの中に滑り込ませていく。それは、長くおしっこを我慢するアソビを続けてきた二人の、所謂水中毒と言ったものへの、気休め程度の予防アイテムであった。しずくはその甘ったるく、なみの体温と唾液をたっぷりと含んだそれを、舌の上で転がしながら飲み込んでいく。
二人の肉体が触れ合うのは、ただその瞬間、その唇だけである。
「ん、うぅぅ……」
もじもじと、座り方に落ち着きがなくなっていく、しずく。なみはそんなしずくの様子を見て、堪えきれない罪悪感と愉悦とを、お腹の奥底で燃やすのだった。
しずくは今にもおしっこを押さえようとするのを誤魔化すかのように、太ももの上で忙しなく、いじいじと指先を重ねては動かし続けた。小首を傾げ、きゅっと身を縮めて、上目遣いになみを見る。
「……ね、ねえ、なみちゃん……やっぱり、ぎゅー、したい……よぉ……」
なみはしずくのその言葉に、条件反射的に腰を上げ、腕を伸ばしかける。自身のこういうときの意志の弱さと、しずくへの溺愛っぷりを改めて自覚しながら、かぶりを振って座り直した。
一つ息をつき、なんでもないような微笑みを浮かべて、なみはしずくに問いかける。
「……ふぅん? ……どうしてかな? しずくちゃん……?」
「それは、そのぉ……お、おしっこ、したくなってきちゃった……から……」
「……だから、なぁに……?」
「……なみちゃんに……おまた、おさえて、ほしいかも……です……」
しずくは握りしめた両手を膝の上に置いたまま、お尻にギュッと力を込めて、太ももを閉じて身をよじる。踵に食い込ませた腰を、まるで快楽がために擦りつけているかのように、ぐりぐりと前後左右に揺らすのだった。
なみは、しずくにそっと這い寄って、しかし軽い口づけだけを交わす。しずくに顔を突き合わせたまま、ふふっと笑い、コップいっぱいに入った麦茶を彼女の唇へと触れさせる。
しずくは肩をすくめ、自身の二の腕を抱き寄せる。なみの傾けていくのに従って、しずくは懸命に、コップの中身を喉の奥へと押し込んでいく。
かすかな身じろぎをするだけで、しずくの胃袋は、ちゃぷちゃぷと波打つ液体の音を奏でるのだった。それほどまでに、しずくの体は膀胱だけでなく、胃袋もまた注ぎ込まれたレモンティーと麦茶でパンパンになっていた。
「ん……んぅっ……」
流れ込んでくる麦茶の冷たさと、冷房の風が、しずくの膀胱をきゅんと締め上げる。
「んっふふ、偉いね、しずく……これで今ちょうど、四リットル目だよ」
「んっ、ぷ……ふっうぅ……なみちゃん、の……いじわる……」
やっとの思いでコップを空にしたしずくを見つめて、なみは心底楽しそうな笑みを浮かべるのだった。
「ふぅん……? いじわる、してほしいんじゃ、なかったの?」
そっと這い寄り、しずくの顔のすぐ隣で、耳元にささやきかけるなみ。
「んぅ、それは、その……えぇっと……」
「ほら……きちんと、言って……?」
耳に息を吹き入れるように、迫るなみ。しずくは、全身の感覚が鋭敏になった状態で吹きかけられたなみの吐息に、びくびくっと肩を震わせた。
「……あ、ありが、とう……ございま、す……?」
「んふふ……そう、だよね? 偉いね、しずく」
なみはニコっと笑い、しずくの元から一歩退く。
しずくは、胃袋から飲み物が膀胱の方へと流れていくのを感じ、下腹部の下の方をひくひくとさせた。
「ん、うぅぅ……」
なみは目を細めて微笑み、立ち上がる。
キッチンまで歩き、冷蔵庫からキンキンに冷えた次のレモンティーのボトルを取り出して、キャップをカリカリと開けながら、しずくの前に座り直した。
「しずく、今、どのくらい?」
「……じつは、けっこう……げんかい、です……うぅ……」
「……ふぅん、そう……」
なみはしずくの震える声を聞き流すかのように、何食わぬ顔でしずくのコップにレモンティーを注ぎ入れる。沈痛な面持ちでそれを見つめるしずくの唇に、有無を言わせず、コップにぱんぱんの水面を触れさせた。
しずくは浅い呼吸で、必死に口の中で小分けにしながら、飲み込んでいく。その水分と、冷たさが、しずくの膀胱に胃袋の中から殴りかかっているようだった。
コップの中身を溢さないことに必死で、一切の抵抗のできないしずくの下腹部を、なみは指先できゅっと押し込んだ。
「んぅ!」
しずくは喉に冷たい紅茶を注ぎ込まれながら、甘い呻きをこぼれさせる。
なみはしずくの沈まないお腹の感触に、確かに限界まで貯めこんだ、しずくのおしっこの存在を確認した。
コップの中身を飲み切るや否や、しずくはうるんだ瞳で、なみの顔をがばっと見つめる。
「……ねえ、ほんとに、やばいから……!」
「うんうん、そうだよね……はい、お口開けて?」
「ちょ、ちょっと……なみちゃ、はなし、きいて……んぅー!」
すかさず、もう一杯。胃袋も、膀胱も、限界。それでも、しずくはなみの差し出すコップにだけは、逆らうことができなかった。
胃が苦しいなら、どんどん吸収して、おしっこにしてしまうしかない。
膀胱が苦しいなら……我慢、するしかない。
「ふふふ……こんなに、パンパンにしちゃって……」
なみは指先でしずくの下腹部を上から下に優しくなぞり、しずくの意識を膀胱とその出口の場所へと、集中させていく。
しずくはその純粋無垢な健気さが故に、自身で前押さえすらもできないまま、腰を突き出すようにくねらせ続ける。
「っぷはぁ……はぁ、はぁ……んぅ……! っく、はぁぁ……」
しずくはやっとの思いで、コップを空にする。
太ももをピタッと合わせ、膝に手に手を握りしめて、荒い息を押し殺している。
「んっ、んぅ……もう、だしたい……だしたい、です……」
「……ふぅーん、そっかぁ……でも、しずく? おしっこが我慢できるようになりたいなら、お腹が限界までパンパンになった状態のまんまで、もっともぉっと我慢しないと……トレーニングに、ならないかも、ね……?」
「んっ……んぅぅぅっ……」
しずくは呻き声を溢れさせながら、スリスリと内腿をこすり合わせ、腰をくねらせる。
覆うものなく、肌寒そうな彼女の二の腕を抱きしめてあげたいという衝動を内心に隠しながら、なみはじっと、しずくの我慢のしぐさを観察した。
我慢の体勢。おしっこの出口を、踵でぎゅっと押しつぶしている。太腿をぴちっとくっつけて、その閉じた膝を更に、両手で押さえつけているらしい。
前傾姿勢。上体の体重を腕に逃がして、お股自体は足でカバーする。なるほど、前押さえを封じられた彼女の、苦肉の策と言える姿である。
「……あぁ、そうだ!」
なみは不意に、自身の胸の前で、ぺちっと手のひらを合わせた。その表情はまるで、思いついた! とでも言わんばかりに輝いている。
「……んっふふ、いい、いじめかた……じゃなくて練習、思いついちゃったかも……」
純な表情が、一息に不純な、悪戯っぽい笑みに置き換わる。なみはにやにやと目を細めたまま、しずくの傍まで這い寄って、しずくのぎゅっと閉じた太ももの間に指を滑り込ませる。
「んっ……ねえ、くすぐったい、よ……ほんとに、ちびっちゃう……」
「……ねえ、しずく?」
「ん、え、な、なに……?」
「……脚、開いてみて? 思いっきり、さ。エム字開脚って、やつ、して……? 私に、しずくの我慢してる、おしっこの穴……見せてよ」
「え……えぇ? でも……い、いま、あし……ひらい、たら……!」
なみはしずくの言葉を遮るように、口づけをする。
その唇をそっと離しながら、なみはしずくのぽっこりと飛び出たお腹を、指先できゅーっと押し込んでいく。しずくはその指先の力から逃れるように、ぎゅうっと体を縮めこませた。
「ううん、だめ。まだまだ、出さない、よ。しずくは、私がいいよって言うまで、何があっても出しちゃだめ。どんなにお腹押し込まれても、どんなにお股、広げられても。どんなに出そうでも、しずくは絶対、出しちゃ、だめ。……ほら、お股、開いてよ。……従わないと、もしかしたら、ずぅっといいよって、言わないかも……ね?」
しずくのお腹を押していた指をパッと放し、今度はその手を、しずくの体を支えている踵の足首に触れさせる。しずくの小さく白い足をそっと掴み、そのままゆっくりと、しずくの両足を体の前へと引っ張り出した。
しずくのお尻が、ぺたん、とタオルの敷かれた地面についた。
「んっ、ああぁっ! ……っく、うぅ、うぅぅぅ……」
骨盤に生じたその衝撃に、しずくの背筋にぶるるるっと、悪寒が走る。強烈な尿意の波が、しずくの膀胱をぎゅううっと押し付けるように、襲い掛かってきた。両足首をなみの手に掴まれたまま、半端に股の開いた状態で、ぎゅっと目を瞑り肩を震わせる。
「……ね、ねえ! もう、むり!」
「……ううん、無理じゃない。まだ、まだだよ。まだ、一滴も、出しちゃだめ。……ほら、お股、開いて? 限界のおしっこ我慢してる最中の、しずくの恥ずかしいところ、私に見せて?」
いつになく、悪戯な笑みを浮かべる、なみ。その表情のなみには、自分は絶対に敵わない。しずくはその事実だけを、本能と、いじめ倒されてきた自身のパンパンの膀胱が理解しているのだった。
逆らえば、もっともっと、責め上げられる。そうなれば、自分の膀胱が、どうなってしまうか分からない。しずくは反射的に、なみに赦しを請うように、なみの瞳を真っ直ぐに見つめる。
「わ、わかった! わかったから! ふ、ふうぅ、ふうぅぅぅ……」
息を整え、ほんの少しだけ、膝を開く。
「ふぅぅ……ぅあぁっ! んぅ、むり! むりぃ!」
拳一つぶんも膝の隙間が開かないうちに、今にもあふれ出しそうになるおしっこの感覚に、思わず脚を閉じてしまう。
「むり! ぜったい、むり! もれる! ぜったい、もれちゃうからぁ!」
「ううん、我慢。しずく、絶対、我慢して……? ほら、しっかり脚、開いて……いいって言うまで、自分で勝手に、閉じちゃだめ」
なみは優しく掴んでいたしずくの足首をしっかりと握り直し、ゆっくりと、しかし無理やり左右に開いていく。
しずくは絶望的な眼差しで、目に涙をためながら、ぷるぷるとなみの手に引きずられ徐々に開脚していく。膀胱の水圧に押し出され、しずくの短い尿道は、今にもそのすべてを吐き出そうと震えた。
「……もっと、もっと、開いて。ほら、自分の力で、しっかり……見せて?」
目をぎゅっとつむり、首をぶんぶんと振り回しながら、太ももを一生懸命に開いていく。なみはいつしか、彼女の足首から手を離し、しずく自身の腹筋と股関節や腰の力だけで、開脚するよう促した。
しずくは腿の付け根のしわに冷や汗を浮かべながら、びくびくと今にも閉じようとする自分の膝を、内側から必死で両手に抑えつけている。
その真ん中で、紅色に染まったしずくのおしっこの出口が、絶え間なく鼓動するように、ひくひくと痙攣をしている。
「ん、ぐっうぅぅ……お、しっこぉ……! む、りぃ……!」
「……いい子、だね……そのまま、我慢。……今から、ゆっくり三十秒、数えるから……我慢、だよ? ちょびっとでも、ぴくっとでも閉じたら、最初からやり直し、だからね? いい?」
「んぅ……! んぅぅぅ! ふんぅぅぅ……!」
しずくはぶんぶんと首を縦に振りながら、言葉にならない呻きを漏らす。その顔は、瞳からあふれ出た涙で、べしょべしょである。
「んっふふ……良い子。じゃあ……いぃち、……にぃ……さん……」
なみは微笑み、残酷なほどに緩慢な速度で、数字を数え始める。
しずくは苦しいくらいに浅く、ふん、ふんと鼻を鳴らして息をする。息を吸い込む、その動作だけでも、膀胱が痛かった。ただ必死に、背中とお腹に冷や汗をかきながら、びりびりとした下腹部の圧迫感を堪え続ける。
なみはしずくの尿道口に顔を近づけて、彼女のもつふんわりとした甘いにおいと、むわっとした湿度と香ばしさの混ざる空気を、深く吸い込んだ。
「なな……はち……きゅう……」
ゆっくり、ゆっくりと、なみはカウントを、進めていく。その一つ一つの数字に乗せたなみの吐息が、しずくの尿道を微かに撫でつけて、ぴくっぴくっと跳ねさせた。
「じゅうにぃ……じゅうさん……じゅうしぃ……」
冷蔵庫から出したばかりの、キンキンに冷えたレモンティー。その結露に曝され続けたなみの指先もまた、それに並ぶほどに冷たくなっていた。
そんな指先で、なみはしずくの、内腿をなぞった。突然のひんやりとした感覚に、しずくはびくっとお腹を力ませてしまい、コップの縁に表面張力でやっと保っている水面のような感覚のおしっこを、ぎゅっと疲弊した括約筋に押しつけてしまう。
「んっ! んぅうぅっ! あぁっ!」
「じゅうきゅう……にじゅう……にじゅういち……」
お腹の中で、暴れる、おしっこ。強烈に跳ねあがった尿意に、がくっ、がくっと抱えた膝を痙攣させた。
もはや、しずくにとって彼女の膀胱に抱えた尿意は、下腹部に鎮座する液体という感触の域を既に脱していた。それは変形することを忘れ、膀胱の出口をひたすらにこじ開けようとする、ずっしりと重くトゲトゲとした形状の、他ならぬ暴威そのものであった。
そんな劇的な苦痛に悶え続けるしずくの陰部の鼓動を見つめながら、なみは淡々と、カウントを重ねる。
「にじゅうさん……にじゅうしぃ……にじゅうご……」
なみは、太腿に添わせた指先を、スルルとしずくの陰核の上に、滑らせた。
ぴくっ、ぴくっとしずくは腰を跳ねさせる。
じゅっ、ぴゅうっ……。
しずくの尿道口から、僅かなおちびりがあふれ出た。なみはその出口を、指先でぴっと、塞いでしまう。
「ふぅ……っく、ふぐぅぅ……」
「……しずく、自分の力で、おしっこ……とめて?」
出口を失い尿道さえも圧迫するおしっこの感覚に、しずくは悶絶の呻きをあげた。なみはそんなしずくの顔を見上げて、僅かににじみ出るおしっこの出口を封じた指を、そのままぐりぐりと押し込んだ。
しずくは全神経をなみの指先の触れる尿道に傾けて、目を閉じ奥歯を食いしばった。ぎゅううっと、膀胱の持ち上げられるような、鋭い痛みが下腹部を支配する。
ぴゅ、ぴゅうぅ、ぴゅ……。
なみの緩めた指先の隙間からは、尿道に取り残された分だけを解放するように、かすかな水流だけが放出された。
「……偉い、偉いよ、しずく。……あと、ちょっと……にじゅう、ろく……にじゅう、なな……」
ふう、ふううと、荒い呼吸。口の中に残る甘いレモンティーの後味を噛み締めるように、しずくはただ、自身の脚の間から聞こえる、なみの言葉に耳を傾けた。
「……にじゅう、はち……にじゅう、きゅう……んっふふ」
なみは、笑みをこぼした。
ぎりぎりのところで、なみのカウントは、途切れてしまった。
なみは、しずくのおしっこの穴を、じっと見る。しずくの出したありとあらゆる液体に塗れて、糸を引きながら、ひくひくと脈打っている。
なみはそっと、そのぐしょぐしょの陰核に、キスをした。そのまま、ぺろっと、尿道から陰核までを、舌の真ん中で舐め上げる。
「んっ! んあぁ! んうぅっ!」
しずくは、呻き声とも喘ぎ声とも取れる叫びを、喉の奥から溢れさせた。
「……さんじゅう。 ……いいよ、しずく。脚、閉じる、だけ……」
なみは唇をしずくの陰部から離して、吐息をしずくの陰部に吹きかけるように、囁くように、そう告げた。
なみの言葉の言い終えるが早いか、しずくは弾かれたように脚を閉じ、地面に横向きに丸くなって、転がった。
「お、おしっこぉ! おしっこ、したいぃ!」
「……んっふふ、ううん……おしっこは、まだ、だめ。まだ、我慢、して……?」
「んっぐぅぅ……うぅっ! んぐ、うぅぅぅ……」
しずくは苦しそうな呻き声をあげながら、くしゃくしゃになったタオルの上に横向きに倒れ、膝を重ね足をクロスさせる。左右に腰を振り回すようによじりながら、お尻の下のタオルを巻き込むように、足を小さく、バタバタとさせた。
「ね、ねえ……おねがい……!」
しずくは救いを求めるように、なみにぴっと両腕を伸ばし、キスをせがむ。
「……だめだよ、しずく。……チューしたらそのまま、出しちゃうつもり、でしょ?」
なみはしずくの太ももに手を置いて、そこからするするとお尻、横腹から脇腹へと、撫で上げていく。しずくの脇汗をじんわりとにじませた両脇に手を入れて、涙にぬれたしずくの頬に、優しくキスをした。
顔中を溢れた涙でぐしゃぐしゃにしたしずくを、正面からぐっと持ち上げて、タオルの上に座らせる。またしても自身の胸から上の体重に膀胱を押しつぶされ、しずくは声にならない叫びを喉の奥で噛み潰した。
今にも開通しそうな、無数の小さな針に刺されるような尿道の痺れを、必死の思いで腰に触れたタオルにこすりつける。
「ふうぅっ、んうぅっ、ふうぅぅぅ……」
その呼吸は、途切れ途切れで浅く、熱い。もはや、叫びをあげる気力すらなく、しずくの残り少ない力はすべて、膀胱の中の怪物を尿道から逃さないことだけに注がれていた。
なみはそそくさとしずくの背中に回り込んで座り、耳元に唇を添えて、しずくの背中に胸を押し当てる。しずくの閉じた太ももにねじ込ませるように手首を入れて、しずくのトロトロに蕩けた陰核に指先を当てる。
なみはしずくの陰核を、そっと中指の指紋を憶えさせるように、愛撫した。しずくはびくっと背中を震わせながら、熱くて甘い呻きをこぼし、肩で浅い呼吸をする。
「……ねえ、しずく?」
しずくの耳に、ふっと息を吹きかけ、囁きかける。
「なみちゃ、んぅっ……! おし、っこぉ……」
なみは、しずくの股にそっと人差し指と中指を添えた。
「……ほんとはこのまま……じっくり、何回も寸止めしてあげるつもりだったけど……ねえ、しずく?」
くにっ、くにっと、その二本の指でしずくの陰部全体を撫でながら、なみはすこし寂しそうな声色で、囁く。
「……このまま指で、思いっきり……気持ちいいコト、シてあげる。でも、おしっこは絶対に出しちゃ、だめ。……我慢したまま、イって? イっても、おしっこ我慢……できるかな……」
なみは、そう言い切るより先に、しずくの陰核を挟むようにして、二本の指を激しく動かし始めた。ぴちゃぴちゃと、様々な液体をしずくの恥部から飛び散らせながら、撫でまわすように、擦りつけるように。
目から火花を散らしながら、全身全霊で股の奥底を締め付けるしずく。突き刺すような尿意と快楽が、しずくの下腹部の底の底でぐちゃぐちゃに溶け合い、しずくの背中をびくっびくっと痙攣させる。その力みの一つ一つとともに、締め上げられる膀胱の甘い激痛。クリトリスから背骨を伝って立ち昇る、青白くもったりと粘ついた絶頂感が、その暴れまわるおしっこの圧迫感と混ざり合って、しずくの全身をドクドクと満たしていく。
「んあっ! はあっ、あっ! だめ! で、でる! んっ! い、イっく……!」
「いいよ、ほら、イって? おしっこ、我慢したまま、このまま……出さないで、イって……?」
なみはさらに責めの手を激しくし、加えて、もう一方の手のひらで、しずくのまん丸に膨らみ切った膀胱をぐぐぐっと押し込んだ。形をわずかにも歪めない、ただ硬く、皮膚の下に埋め込まれた金属のような質感。その膀胱に、なみは上からおしっこを押し出すように、体重を乗せた。
「あっ! だめ! でる! だめ! イく! イくぅっ!」
がっくん、がくっ、がくっ。
しずくは全身を大きく反らせ、天井を仰ぎ見るように顎を跳ね上げた。なみに後ろから抱えられた両腕の中で、膝をぴったりと閉じたまま、両脚をピンと伸ばし、腰を前後に暴れさせる。
「あぁっん、んぅぅぅぅっ……! んぎゅぅぅ、ぐうぅぅっ……!」
しずくは体の奥底から際限なくあふれ出る甘い叫びを必死に嚙み殺し、びくんっ、びくんっと全身を震わせながら脳の痺れるような絶頂をし続ける。
ピシュゥ、ピシュ……。
全身を貫く真っ白い電撃のような快感によって、思いっきり力の込められた腹筋に押しつぶされた膀胱から、遂に鋭く、水流があふれ出る。
それは、量としてはほんのささやかな、おちびりとも形容すべき失禁。しかし、その小さな解放を皮切りに、徐々にしずくの太腿の間からは、温かいおしっこがあふれ出していた。
シュゥ、シュゥゥ、シュゥゥ……!
なみはしずくの太腿を両手でがばっと開いて、やり手水のような姿勢で、自身の足の間に座らせる。
しずくはびくびくと、絶頂を薄く引き伸ばしたような眩暈と痙攣を味わいながら、甘く息を殺すような嬌声をこぼす。
「うぅ、あ、あぁぁぁ……! う、んっ……! ふぅぅ……ふぁぁぁっ……」
なみは咄嗟にしずくの太ももの間で手を広げ、部屋中にしずくのおしっこが飛び散らないよう、手のひらの真ん中でしずくの熱い放物線の始まりを受け止める。手のひらに阻まれそのまま下に滴るおしっこは、地面に敷かれたタオルと、しずくを乗せたなみのネグリジェにゆっくりと吸い込まれていく。
じゅ、じゅいぃぃぃ、じゅいぃぃぃぃ……。
その放尿は、あまりの水圧にしずくのささやかな陰部の構造にさえ干渉して、荒ぶり水滴を交えた、乱れた軌道を描いている。
「だ、だめぇぇ……て、てぇ……よごし、ちゃうぅぅ……」
「……いいよ、しずく。大丈夫、そのまま……」
なみの腕に触れたしずくの手を、さらに上から、なみが手に取る。
大人しくおしっこを出しながら、ふるふるとかぶりを振るしずくの耳元で、なみは静かに囁いた。
「……全部、出して?」
シュウゥゥゥゥゥ……シュイィィ……。
だんだんと、勢いを落ち着けて、流れの整っていくしずくのおしっこ。
ふうぅ、ふうぅ……と荒い息を必死に隠そうとするしずくを胸に抱えて、なみはしずくの生み出し続ける滑らかで生温い水流をじっと手のひらに受け止め、愉悦に浸っている。
なみは余った手に、放出を続けながらも未だカチカチのしずくの下腹部をそっと、押し込む。
「あっ……! はぁぁっ……!」
ジュウッ、シュウゥッ……、シュイィィィッ……。
なみの手のひらにぶつかるしずくのおしっこの勢いが、お腹を押し込むなみの手の強さに従い、上下する。しずくは自身のおしっこの操られている感覚に、急に恥ずかしさを覚え、肩をきゅっと縮めた。
「んっ、んぅぅぅ……ふぅぅう……」
シュゥゥ……、シュゥ……。
やがて勢いを失い、ゆっくりと消える、放物線。
なみはほのかなふくらみを残したしずくのお腹を、上から下に、ぐぐっと押し込みながら撫で下ろした。
「んあっ! ふぅぅ……! う、ふぅぅぅ……」
ジュイィッ、シュイッ……。
本当に限界まで我慢したときのおしっこは、緩んだ腹筋の力ではすべて、出し切れないときもある。しずくがちょうど、そうだったように。
なみはしずくのお腹周りなど、常日頃撫でまわして熟知していた。そして自身では絞り出せないおしっこの違和感も、彼女には当然、よくよく馴染みのあるものだった。
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