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魔力を感じました。
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コンコン。
ノックして部屋に入って来たのは、姉様と見かけない女の子だった。
「セーラ、ちゃんとお勉強してたのね。偉いわ。」
「ねぇしゃま!」
ふいに後ろから抱きしめられて驚いている私と目が合った瞬間俯いて肩を震わせている女の子。
「だれでしゅか?」
「! 初めましてセーラお嬢様。私は今日からセーラお嬢様付きになりました、クレアと申します。どうぞ宜しくお願いします。」
私が首を傾げて見ていると慌てて顔を上げて、メイド服のスカートをちょっと摘んでカーテシしながら挨拶してくれた。
「はじめまして。へるちゅおーけじじょのせーりゃでしゅ!」
丁寧な自己紹介をしてくれたクレアに、私もちゃんと名乗ってカーテシすると、また目を逸らして肩を震わせている。
「?」
「ふふっ、セーラが可愛いから照れてるのよ。直ぐに仲良くなれるわ。」
私がクレアの態度に気分でも悪いのかと心配すると、姉様がそう言って頭を撫でていると、こほん、と私に向き合った。
「それでねセーラ。いいお知らせよ。」
「?」
姉様は私の手を包み込むと、少し顔を近づけた。
「父様から、基礎を教える許可を頂きましたよ。」
「!」
「早速、やってみましょうか?」
「はい!ねぇしゃま、おねがいしましゅ!!」
悪戯っ子の様な笑みを浮かべた姉様は、私が張り切って返事をすると目を細めて頷いた。
(やった!魔法だっ!!)
◇◇◇◇◇◇
姉様と向き合って座るとクレアは少し離れた場所に控えた。
「まずは力を抜きましょうね。」
「はい。」
「今日は、最初だから魔力を感じる事から始めます。」
「おお~!(ゲームっぽい!)」
「セーラ、私の手の上に手を乗せて。」
姉様にそう言われて、姉様の手にそっと両手を重ねた。
「じゃあセーラ、目を閉じて。今から私がセーラに魔力をゆっくり流してみるからね。」
「はい…。」
姉様に言われて目を閉じると、手が段々と暖かくなってきた。
それが、手を伝わって私の中を流れる様に胸の方へと集まってくる。
「…あったかい。」
「…うん。上手く感じる事が出来たみたいね。これが、魔力の流れよ。」
「…まりょくの…。」
「そうよ。始めから感じ取るのは難しいのだけれど、セーラは飲み込みが早いわね。」
「ほんと?」
「ええ、とても上手よ!」
よく出来ましたと優しく私を撫でる姉様を見て、笑みが零れる。
魔力が流れる感覚は嫌な感じはしなかった。不思議だけど心地よさも感じる。
「これを繰り返す内に、自分でも感じられる様になりますからね。」
「はい!」
「頑張りましょうね。セーラなら大丈夫。」
こうして、魔力を感じる練習が始まった
姉様曰く、私は魔力が体に馴染むのが早いのだとか。
後日、兄様と姉様がちょっとした喧嘩をしたとかしないとか…。
ノックして部屋に入って来たのは、姉様と見かけない女の子だった。
「セーラ、ちゃんとお勉強してたのね。偉いわ。」
「ねぇしゃま!」
ふいに後ろから抱きしめられて驚いている私と目が合った瞬間俯いて肩を震わせている女の子。
「だれでしゅか?」
「! 初めましてセーラお嬢様。私は今日からセーラお嬢様付きになりました、クレアと申します。どうぞ宜しくお願いします。」
私が首を傾げて見ていると慌てて顔を上げて、メイド服のスカートをちょっと摘んでカーテシしながら挨拶してくれた。
「はじめまして。へるちゅおーけじじょのせーりゃでしゅ!」
丁寧な自己紹介をしてくれたクレアに、私もちゃんと名乗ってカーテシすると、また目を逸らして肩を震わせている。
「?」
「ふふっ、セーラが可愛いから照れてるのよ。直ぐに仲良くなれるわ。」
私がクレアの態度に気分でも悪いのかと心配すると、姉様がそう言って頭を撫でていると、こほん、と私に向き合った。
「それでねセーラ。いいお知らせよ。」
「?」
姉様は私の手を包み込むと、少し顔を近づけた。
「父様から、基礎を教える許可を頂きましたよ。」
「!」
「早速、やってみましょうか?」
「はい!ねぇしゃま、おねがいしましゅ!!」
悪戯っ子の様な笑みを浮かべた姉様は、私が張り切って返事をすると目を細めて頷いた。
(やった!魔法だっ!!)
◇◇◇◇◇◇
姉様と向き合って座るとクレアは少し離れた場所に控えた。
「まずは力を抜きましょうね。」
「はい。」
「今日は、最初だから魔力を感じる事から始めます。」
「おお~!(ゲームっぽい!)」
「セーラ、私の手の上に手を乗せて。」
姉様にそう言われて、姉様の手にそっと両手を重ねた。
「じゃあセーラ、目を閉じて。今から私がセーラに魔力をゆっくり流してみるからね。」
「はい…。」
姉様に言われて目を閉じると、手が段々と暖かくなってきた。
それが、手を伝わって私の中を流れる様に胸の方へと集まってくる。
「…あったかい。」
「…うん。上手く感じる事が出来たみたいね。これが、魔力の流れよ。」
「…まりょくの…。」
「そうよ。始めから感じ取るのは難しいのだけれど、セーラは飲み込みが早いわね。」
「ほんと?」
「ええ、とても上手よ!」
よく出来ましたと優しく私を撫でる姉様を見て、笑みが零れる。
魔力が流れる感覚は嫌な感じはしなかった。不思議だけど心地よさも感じる。
「これを繰り返す内に、自分でも感じられる様になりますからね。」
「はい!」
「頑張りましょうね。セーラなら大丈夫。」
こうして、魔力を感じる練習が始まった
姉様曰く、私は魔力が体に馴染むのが早いのだとか。
後日、兄様と姉様がちょっとした喧嘩をしたとかしないとか…。
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