桜の花弁が散る頃に

ユーリ(佐伯瑠璃)

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三章 -箱館編ー

終幕

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 子どものころ、父はどこに母はどこへと泣きながら尋ね、よく常世兄様を困らせた。周りの者たちには家族がある仕合せに、自分とは違うことに苛立ちを覚えたから。大きくなってお爺から聞いたのは、私と常世兄様は小舟に揺られてこの島に来たのだと。いくさのない暖かな南の島は私たち兄妹を育ててくれた。なにも不自由はなかったはずなのに、ときどきそう言って兄様やお爺を困らせた。

「困ったやつだ……こんな時にまで兄の寿命を縮めるつもりか。だから言ったんだよ。お前は詰めが甘いのだと」

 兄様はいつもそう言う。私より才能があって、何をしても上手くできるの。だからお爺はたくさんの術を兄様に授けた。

「こんな奴のために、お前は何をやっているんだ。莫迦だな。自分の命までも断とうなんて、もっと他に手段はあっただろ」

 ごめんなさい。でも、いいの。私は後悔していないから。土方さんと共にあることを望んで、それが叶ったんだから。兄様は命を無駄にしたと思っているかもしれないけれど、私は満たされているわ。

「本当にっ、莫迦な妹だよ!」
「イッ……っああっ。痛い!」
「常葉! 気がついたかっ、常葉!」
「……えっ」

 ずっと夢を見ていると思っていた。黄泉への道のりまで、自分の人生を振り返っているとばかり思っていた。暗闇の中、ギラリと光った瞳が私を見つめている。なぜ此処に、兄様がいるの。

「常世、兄様。なぜ……はっ、ここは! ううっ、ああっ」
「動くな。傷が広がる」
「私は死んでないのですか、どうして生きているの。土方さんは! 土方さんはっ。私はあの人を独りで逝かせてしまったのね……どう、して」

 自分が生きていることに絶望を覚えた。胸に響く痛みがそれを教えてくれた。土方を守るどころか、みすみすと死なせ、自らの命すら断つことができなかったことを。

「土方さん……ひじっ、かた……さん」

 悔しくて、苦しくて、息ができないくらい胸を締め付けた。生きていることが、こんなに辛いなんて思わなかった。

「常葉。おまえはもう十分にやったよ。もういいじゃないか。故郷くにへ帰ろう。ここは俺たちには寒すぎる」

 兄様の労いの言葉が心に沁みる。けれど、それに応える気持ちはない。

「私は帰りません。ここで、このまま敵の手に落ちます。常世兄様はあちらの人間でしょう。どうぞ突き出してください。私は新選組の人間として、市村鉄之助として降伏します」
「おまえ、本当に新選組の人間として捕まるつもりか。新選組は今や明治政府にとっては、罪人以外の何者でもないぞ。そのまま斬首刑だってありえるんだぞ」

 それを聞いて私はなぜかほっとした。ひと思いにこの人生を終えることができる。そう、新選組の人間として。それが罪人扱いでも構わない。土方と生きた証になるから。

「それで、いいです」

 私がそう言うと常世兄様の顔色が変わった。酷く怒っている。最後まで世話をかける莫迦な妹でごめんなさい。

「本当に! おまえはっ……。くそったれ! なにが新選組だ。なにが土方だ! あんな男、さっさとこの手で息の根を止めてしまえばよかったんだ!」
「兄様、何を言って……」

 常世兄様は唇を噛み締めたまま鋭い眼光で暗闇の奥を指さした。私はそれにつられゆっくりと振り向く。暗い穴蔵の更に奥に大きな塊が浮かび上がった。兄様はおもむろに手元の蝋燭をそちらに向けた。

「おまえの心を離そうとしないのは、あいつだろ。おまえが自害しようと土方の刀を胸に突きつけたとき。あいつ、避けたんだよ。お前の体をギリギリで刀から遠ざけやがったんだよ! おまえのその胸の傷は致命傷には至ってない。あいつの、あいつのお蔭だ」
「え、どういうことなの。……あそこにいる、あの人は」
「まだ分からないのか! おまえが助けたくて仕方のない男だよ。土方歳三だ!」
「ひっ……土方、さん」

 確かに兄様は土方歳三だと言った。俯く兄様の前を這ってそれに近づいた。一歩、一歩と近づくとその影ははっきりとして、また一歩近づくとその顔が見えた。

(土方さん!)

 叫びたいのに声が出なかった。私は横たわる土方の手を恐る恐る触れてみる。羽が触れるくらいそっと、指をその手に乗せた。

「あ、温かい……。まだ、温かい」

 土方の手に温度を感じた。もう固く冷たくなっているとばかり思っていたから。すると、兄様はこう言った。

「当たり前だ。生きて、いるんだからな」

 心臓が激しく鳴り始めた。土方が、生きている!

「うそぉ、土方さん」

 うまく言葉が出なくて、その代わりに私は土方の顔を覗き込んだ。瞳は固く閉じられている。私は手のひらを土方の頬にあててみた。柔らかくてそこから温もりが伝わってくる。自分の頬を土方の鼻に近づけると、緩く確かに息が触れた。

「い、生きている。土方さん、生きてっ……ああっ、うわぁぁ」

 私はその肩に顔を埋めて泣いた。

(ああ、土方さん……土方さん)


 どれくらいそうしていただろうか。常世兄様が私の側にやってきて肩を叩いた。ハッとして起き上がると、兄様は何かを決心したように私の顔をその両手で包み込んだ。

「常葉。おまえは土方がいる限り、俺にはついてこないだろう」
「常世兄様」
「いいか。俺が言うことをよく聞け。土方は何とか息をしている状態だ。取りあえずの止血しかしていない。ここに医者はいないし、動かすのも危険だ。外が落ち着くまでここにいろ。落ち着いたらこの先に誰も住んでいない民家がある。そこに行け」
「兄様はどうするのですか」

 兄様は懐から包み紙を取り出し、私にそれを押し付けた。土方に何とかして飲ませてやれと言って。

「これは!」
「お爺の秘薬だ。万が一、おまえに何かあったらとお爺が持たせてくれたものだ。まさかあいつに使うことになるとはな」
「待って! 常世兄様はどうして私の居場所が分かったのですか」

 すると兄様は会津から一緒だったと言った。一時、長州と薩摩を行き来していたけれど、私のことがあって鳥羽伏見での戦い以降は幕府側に身を置いていたと。

「そ、それはもしかして」

 私がそこまで言うと兄様は片手で顔を覆った。そしてすっと手を下ろした。

「ああっ、沢忠輔!」
「変わり身の術だ。いつか気づくと思っていたが、最後まで気づかないとはな。我ながら困った妹だよ」

 常世兄様は会津からずっと私と共にいたのだ。何ということだろう。

「困った妹は困ったことに日に日に新選組に染まっていった。すぐに追い出されると思っていたのに、読みが外れた。いいか、この薬は一つしかない。お爺がお前のためにこしらえたものだ。確かに俺はお前に渡したからな。あとはおまえの好きに使え」
「兄様っ、わたしっ」
「もう行く。俺は今から市村鉄之助に成り代わる。おまえは二度と市村を名乗るな。いいな」

 常世兄様はあっという間に市村鉄之助に変わってしまった。そして、土方の和泉守兼定を手にとり、土方の遺言通りにそれを日野に届けると言った。

「土方歳三は死んだ。そこにいるのは土方ではない。分かったな、常葉」
「兄様、ありがとうっ……ううっ、ありがとう」
「この刀とそれからこれもか」

 土方が届けてほしいと言ったものの全てを兄様は包に入れた。すると、ことんと音を立てて玉簪がこぼれ出た。

「あっ、兄様。それは、大阪の……椿さんに。新選組の軍医だった方にと」
「はぁ……莫迦だな。分かったが、これはいつになるか約束できない」
「はい」
「常葉」

 兄様が私の肩に手を置いた。ぐっとその手に力がこめられる。

「幸運を、祈る」
「常世兄様!」

 そう叫びながら顔を上げると、もうそこに兄様は居なかった。兄様はずっと私を見守ってくれていたのだと、莫迦な妹はたった今知りました。私の日本という国の行く末を見たいと言った、くだらない我儘にお爺も兄様も付き合ってくれていたのだ。

「にい、さま。ごめんなさい、ごめんなさい。私があんな事、言わなければっ……ずっと故郷くにで穏やかに暮らしたのに。巻き込んで、ごめんなさい」

 育ててくれたお爺を一人残して、私は何をやっているのだろう。私はお爺が作ってくれた秘薬を両手で握りしめた。

(いつも私のことばかり……。お爺、不幸者でごめんなさい)

 そして、私はその薬を手に土方の側に腰を下ろした。みんなの思いが胸に沁みる。その思いを無駄にしないよう、私は土方と生きようと思う。

「土方さん、生きましょう。近藤局長や沖田さんの分も生きて、この国の行く末を見ましょうよ。そしていつしか、彼らのもとに旅立つ日が来たら……たくさん話して聞かせましょう。その時こそは一人で逝かないでくださいね。私も、共に、参ります」

 そして私は薬の包を開けた。親指の先ほどの灰色の塊を自分の口の中に入れた。奥歯でそれを噛み割れば、とろりと中から液体が溢れ出た。ゆっくりと土方の頭を抱え起こす。相変わらず整った顔は目を細めてしまうほど美しい。男の顔にそんな言葉を充てがうのもどうだろう。しかし、それより他に例えようがなかった。
 私は土方の顎を指で下に引き、唇を開かせた。そこに口内にある薬を全て口移しで流し込んだ。一滴も無駄にしないように舌をすぼめて、土方の喉の奥へ送り込んだ。

「んっ、土方さん。飲み込んで、お願い。いっ……たぁ」

 体に力を入れると、胸の傷が疼いた。でも、土方が薬を飲み込んでくれたのが嬉しくて痛みも喜びに変わってしまう。痛いのは生きているから、苦しいのも生きているから。何よりも今の私は生きていることに感謝したい。
 私は土方の頭を抱えたまま、目を閉じた。頭の中でこれまでの出来事が走馬灯のように駆け巡る。

「ふふっ。沖田さんは本当に子どものようでした……」

 私の人生で強烈な思い出を残した男だ。剣は強く、心は童子のように、そして駆け抜けるように散った人。結局、沖田の刀だけがここに残っている。胸が熱くなるのを感じた。泣きたいのか笑いたいのか分からない。ただ、救われた命に安堵しているのだ。たくさんの人たちの犠牲の上に私も立っている。

 頬に、何かが触れて、私は瞼を開けた。

「常葉」

 土方が私を見上げている。私はできるだけ穏やかに笑ってみせた。

「土方さん」

 その名をまた呼ぶことができる仕合せに、溢れるものは止められなかった。

「死んだのか、俺は」
「そうですね。土方歳三は死んだらしいです。だからもういいですよね。私と共に、生まれ変わって……くだっ」

 最後まで言えなかった。込み上げるものが言わせてくれなかったのだ。土方は驚いたように目を見開いたけれど、すぐに力を抜いて目尻を下げた。

「死んじまったか。なら、仕方がねえな。あとは常葉、おまえの好きにしろ」
「土方さんっ。よいのですか! わたしっ、……っああっ」
「おい、大丈夫か」
「すみませっ……うっ」

 いろいろな感情が込み上げて、胸への負担が強かったのか酷く痛んだ。そんな私を土方は心配をする。

「大丈夫です。土方さんに比べたら、かすり傷ですよ」
「ばか野郎。傷つけるなと言っただろうがっ……」

 そんな土方も辛そうに額から汗を流していた。薬を飲んだと言っても油断できないほど土方の傷は深い。なのに、土方は痛みを堪えて私の頭を引き寄せた。

「ひじっ……ふ、んっ」

 優しい、優しい口づけだった。決して深くはない、けれど慈しみに溢れた温かなものだった。

「痛え、な」
「はい。痛いです」

 それから私たちは互いに体を支え合って、常世兄様が言っていた民家に身を寄せた。捨てられた家だと聞いていたけれど、井戸も生きており、裏庭には食物が植わっていた。嵐のように鳴り続いた大砲の音も、兵士たちの叫び声もいつしかしなくなった。





 時は明治二年、五月も半ばを過ぎた頃。旧幕府軍の全てが投降した。そして土方歳三は銃弾に撃たれこの世を去ったと、江戸に知らせが届く。残された愛刀と箱館で撮った写真が、証拠付けとなったのだ。

「歳三さん。桜が舞っています! 雪みたいで綺麗ですよ」

「雪なんぞ、もうこりごりだ」

「だから雪ではないんです。桜の花弁が、ほらっ」

 蝦夷の春は遅く、列島では初夏を迎える頃に桜が満開を迎える。両手を広げれば風に舞った桜の花弁がはらはらと降り注ぐ。髪に、肩に、仰いだ鼻先にも舞い降りる。

「まだまだガキだな……」

 脇腹を押さえながら土方が立ち上がる。私はこの花弁を手に掬い土方の前で吹いてみせた。

「ほらぁ……綺麗ですよ土方さん。役者さんみたいです」
「まったく、おまえは」
「歳三さん」
「なんだ」
「早く元気になってください。そして、家族を作りましょう!」
「おまっ! っ……いっ。覚えておけよ」


 桜の花弁が散る頃に
 すべての罪を背負いて天を仰ぐ
 降り注ぐ木漏れ日の先に見ゆる友の顔
 まだ来てくれるなと苦言する

 桜の花弁が散る頃に
 私は貴方と共に天に誓う
 全ての花が散ろうとも
 また、芽を出して咲き乱れん

 何度でも 何年でも
 枯れゆくその時まで咲いてみせます


 ここまでが、私が小姓として副長に仕えたほんの三年の間の物語である。

 これからは小姓でなくあなたの女として、生きたい。
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