先輩は、僕のもの

ゆおや@BL文庫

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主導権は柊の手に:15

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そんな様子を見つめながら
柊はゆっくりと顔を近づけ
熱を帯びた声で囁いた。

「……俺も……
 気持ちよくなりたいです……ご主人様……」

「ご主人様の……
 えっちな身体を使って……
 気持ちよくなっても……いいですか……?」

震える瞼を持ち上げた颯は
まだ息を整えきれないまま
甘く掠れた声を返す。

「……いいよ……今日は……
 頑張ってくれたから……
 ご褒美です……」

その一言に
柊の目が熱を帯び深く頭を下げる。

柊はさっきまで舐め
唾液で濡らし切った
腋の窪みに視線を落とす。

そこには、まだねっとりと糸を
引くほどの唾液が光っている。

彼は自分の股間を
ボクサーの中から手繰り寄せ
腋へと擦り寄せた。

「ぬちゅ……っ
 くちゅぅ……っ、じゅる……っ」

湿った音が生々しく響き
颯の表情が一瞬驚きに変わる。

「……そんなやり方で……?」

半分呆れ、半分笑うように吐息をこぼすと
颯はさらに言葉を重ねる。

「……つくづく……
 ど変態ですね……エロ犬……淫乱犬……」

その卑猥な言葉は
柊の中でむしろ火をつける。

「……それでもいい……
 俺の好きな部位に……
 俺の匂いを……マーキングしたいんです……」

腋の窪みに硬く熱を
持った肉棒を押し付け、上下に擦りつける。

「ぬちゅっ……くちゅ……っ
 ぬちゅぅ……っ」

唾液と先端から滲む熱い液が混ざり
滑りはさらにいやらしくなる。

「はぁ……っ……ご主人様……っ……」

腰は止まらず
理性はとうに消えていた。

颯はそんな柊を見上げて
意地悪く口角を上げると
ゆっくりと腋を閉じた。

「……んっ……っ」

その瞬間、狭まった空間が肉棒を
ぎゅっと締め上げると
柊の喉から短い吐息が漏れる。

「……あ……っ……くっ……」

圧迫された先端が脈打ち
さらに濃い音が響く。
「ぬちゅ……ぬちゅっ……くちゅっ……」

颯はさらに力を込めて腋を閉じ
わざと強く押しつける。

「キツい方が……気持ちいいでしょ?」
「ほら……発情期の……淫乱犬……」

その声に煽られ
柊の腰の動きはますます激しくなる。

「……腋の中に……出していいよ?」

「ほら……犬の精子……
 腋の奥まで……いっぱい注ぎ込んで……」

その卑猥な言葉が耳に落ちた瞬間
柊の腰が大きく跳ねた。

「……っ……颯ぇ……イクっ……っ!」

腋の中で脈打ち
熱い精がどくどくと吐き出されていく。

「ピュッピュッくちゅ……っ」
射精のたびに腋の中で音が響き
白濁が唾液と汗に
混ざってとろりと流れ出す。

颯は小さく笑いながら
締めつけたまま
柊の腰の震えを感じ取っていた。

「……ふふ……本当に……
 変態なワンコくん……」

颯の腋の中で果てた柊は
それでも腰を小刻みに揺らし続けていた。

「ぬちゅ……っ、くちゅ……っ」

精液と汗が混ざり合い
ぬかるんだ腋の奥で微かな水音が鳴る。

その音に合わせるように
柊の喉から短く熱い吐息が漏れる。

「……ふふ、まだ擦ってる……
 名残惜しいんですか?」

颯は腕を下ろすと
腋をくぱっと開いて見せた。

白濁と唾液と汗でぬめった窪みを
指でなぞり、その指先を迷いなく
柊の尻の穴へと持っていく。

指が触れた瞬間
冷たくぬるりとした感触が肌を這い
柊は背を反らせて小さく震えた。

「ひゃっ………………ん」

それでも、彼の目は
颯の股間に向けられていた。

そこには、さっきよりも
さらに硬くいきり立ち
熱を帯びた塊が存在を主張している。

柊は颯の手首を掴み
自分の指と絡め合わせると
二人分の指をその蕾へ押し当て
一気に捩じ込んだ。

「……っ、あ……っ」

指が沈むたび、柊の身体は
ピクピクと痙攣するように震え
吐息が乱れる。

颯はその様子をじっと見つめ
目を見開いたまま小さく笑う。

「……もう、変態すぎて……
 僕の犬じゃないみたい」

「そんなの……僕は教えてないですよ?」

声は甘く、しかし蔑むように。
罵倒と挑発がないまぜになった淫らな響き。

柊は、照れくさそうに
微笑みながらも目を逸らさず答える。

「……ご主人様に感じてほしいから……
 悦んでるご主人様を見たいから……」

その言葉と同時に
柊は颯の腰へと跨がった。

熱を帯び、脈打つ颯のそれを
自分の蕾にゆっくりとあてがい……
微かに腰を沈めた瞬間
二人の間の空気がさらに濃密に熱を帯びた。
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