あいあいがさ

千と1000ノア

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「どうして入らないの?」
すると なにか言いたげに顔をあげ その目に涙をにじませると ぼくの傘を振り払って 駆けていってしまう

胸がモヤモヤした
幼い頃 白線の上を かたくなに歩いていた自分を思い出して イヤになった
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