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ifストーリー(クズーズの王位継承権が剥奪された場合)
第25話 いざ夜会へ
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エイナはやはり、自分では考えつかなかった、というか考える事を諦めたようで、見兼ねたお母様が彼女に夜会を開く際の準備は何をすれば良いか教える事になった。
けれど、エイナは覚えも悪く、指示しても抜け落ちている部分や勝手に手順を省いてしまったりする事が多い為、最終的には私までもが裏で手を回す事になった。
特に私が気になったのは抜け落ちている部分。
夜会で出す食べ物や飲み物など、エイナが夜会に何を出すか考えたその時に思い付いたものしか手配されておらず、多くの人を招く様なプランではなかったから。
立食形式の食べ物はスイーツしかないし、飲み物もジュースしかなく、お酒は一切用意されていない。
その理由はエイナがお酒を飲まないから。
「皆も禁酒したらいいじゃない」
その事について指摘した時、私に答えたエイナの回答がこうだった。
それ以外についても無茶苦茶で、エイナが食事の席で夜会はどんな内容にするか、私に向かって誇らしげにペラペラと話をしてくれた事は本当に助かった。
そして、それを聞いた私が考えたのは、招待客には大人がたくさん来るのだから、お酒が好きな人は絶対にいるはず。
王家主催の夜会という事で、高級なお酒が出るかもしれないと楽しみにして来る貴族だっているはずだと考えた。
その為、国王陛下に謁見を求めて自分の考えを話すと、その案を認めていただけた上に予算もいただけたので、エイナの準備の穴を私が埋める事にした。
私が動き出した事を知ったお母様は、わざとなのかどうかはわからないけれど、エイナの好きなようにやらせていて、タブーだと思われる事だけは止めるようにしていたみたいだった。
もちろん、私が裏で動いている事はエイナにもクズーズ殿下にも知らせておらず、関係者には2人には絶対に伝えないようにお願いしていた。
招待客は国内にいる男爵以上の貴族で、王都に来るまでに何日もかかる為、夜会に出席できない貴族には郵便での投票とする事を考えたのも、結局は私とアレク殿下だった。
男爵家といっても全てが裕福ではないし、旅費が出せない者もいる。
高位貴族だからこそ、長く家を空けられない人もいる。
辺境伯夫妻なんかは特にそうで、隣国との関係が怪しいところは夜会に出席している場合ではないのよね。
考えたらすぐわかる事なんだけれど、それがわからないのがエイナとクズーズ殿下だった。
そんなこんなで準備を進めている内に、あっという間に日が経って、約40日後に、夜会の初日を迎える事になった。
最初は5日と予定されていたけれど、エイナが予算を適当に使うせいで、5日も開ける様な予算がなかった為、日数を減らされた。
腹が立つ事に投票してもらうと自分で決めたくせに、クズーズ殿下はそれについての手配をエイナにも頼んでおらず、昨日に私が裏で準備をしている事を知っている人に相談されて、慌てて投票箱や紙やペンなどを用意する事になった。
クズーズ殿下は自分から言い出したくせに、特に何をする事もなく、普段、自分が与えられている仕事をしていただけで、本当に呆れてしまうわ。
絶対にこんな人と結婚したくないわ。
結婚したら、仕事はこちらに押し付けられそうだもの。
何より、大事な仕事を任せる気にもならないわ。
そんな事を考えながら、夜会に出席する準備をしていると、城で待ち合わせるという約束をしていたはずのアレク殿下が迎えに来てくれたと連絡があった。
迎えに行くというと私が遠慮するだろうからという配慮からで、お父様達には連絡をいれてくれていたみたいだったので、侍女達は事前に知っていたらしく、朝からソワソワしていた理由が今になってわかった。
「アレク殿下! 私を迎えに来てくれたんですか!?」
「違う。エリナを迎えに来た」
「そんなあ! 別に私でもいいんですよ?」
「断る」
慌ててお待たせしていたエントランスに向かうと、エイナとアレク殿下がそんな会話を交わしていた。
侍女達は別にエイナと敵対している訳ではないけれど、良いようには思っていないみたいで、アレク殿下に断られているエイナを見て、なぜか笑みをこらえる表情をしている。
プロなんだから、ここは笑ってはいけないところだものね。
ただ、ココなんかは感情を隠す事なく得意気で、エリナ嬢からエリナに呼び方が変わっている事が彼女を特に満足させたらしい。
名前の呼び方が変わったからって、それって何か意味があるのかしら?
親近感があると思ってくださったって事?
よくわからないけれど、ココ達が嬉しそうだし良いことにしておきしょう。
今日のアレク殿下は髪型はいつもと変わりないのに、着ている服が燕尾服のせいだからか、いつもよりも顔面が良い様に感じてしまう。
あの人の横に立つのが私で大丈夫かしら?
エイナの方が似合うと言われたら、それはそれで何だか嫌だわ。
今日の私はワインレッドの色のイブニングドレスで、髪はシニヨンにして赤い花のコサージュを髪につけている。
いつもよりも色っぽく仕立ててもらったけれど、アレク殿下の横を堂々と歩けるレベルではない。
そんな事をモヤモヤと考えて声を掛けれずにいると、アレク殿下の方から声を掛けてくれた。
「エリナ」
「ごきげんよう、アレク殿下。お迎えに来ていただけると思っていなかったので嬉しいです」
「パートナーを迎えに来るのは当然の事だろう?」
「アレク殿下ぁ。クズーズ殿下は迎えに来てくれないんです! 私もご一緒してもいいですか?」
彼女の大好きなピンク色の胸元の大きく開いたドレスに身を包んだエイナは、胸をアレク殿下にグイグイ押し付けて上目遣いでお願いする。
普通の男性なら、この上目遣いでころりと落ちてしまうのだけれど、アレク殿下は違った。
「心配ない。ピートが連れて行ってくれるはずだ。行こうか、エリナ」
アレク殿下が白手袋をはめた手を差し出してくれたので、ゆっくりと手をのせる。
「本日から、よろしくお願いいたしますね」
「こちらこそ」
今日からはある意味、戦場になる。
負けても私達はかまわないかもしれないけれど、国の為を思うと良しとはできない。
投票は最終日に行われる事になっている。
郵送での投票は本日で締め切られたから、どうしようもない。
私達のした事がどれだけ評価してもらえるかだわ。
「私も行きたいんですけどっ!?」
「じゃあね、エイナ、先に行ってるわ」
キーキーうるさいエイナに手を振って、私とアレク殿下は待たせている馬車の乗る為に屋敷を出た。
馬車に乗り込んでからは、これからの事を考えて黙り込んでいたからか、アレク殿下が優しい声で話しかけてくる。
「緊張しなくても大丈夫だ」
「ですが…」
「やれる事はやったろう? もちろん、エイナ嬢を心酔している男達がいるのは確かだ。けれど、それを見て呆れている女性が多いのも確かだろう?」
「そうですわね。最近は私とエイナが比較される事が少なくなったので、余計に粗が見える様になったのかもしれませんわ」
階段から落とされるという事件が起きてから、私とエイナは2人で行動を共にする事はなくなったけれど、昔はエイナにせがまれて2人で買い物に行ったりしていたし、その際に、どこかの貴族にあった時はエイナは可愛さアピールを発揮するのを忘れなかった。
それは私の様な地味な人間が隣にいたからこそ際立った事だった。
もちろん、エイナは顔は可愛いけれど、最近は性格の悪さがにじみ出てきている様な気がするし、女性人気が特に落ちている事がわかった。
だからか、私と会った女性の多くは、今までの非礼を詫びてくる人が多く、アレク殿下を応援すると言ってくれる人も多かった。
もちろん、アレク殿下の顔面の良さが世に知らしめられたせいでもあるんでしょうけれど。
ぼんやりと考えながらアレク殿下を無意識に見つめていると、彼が微笑む。
「今日のエリナはやけに俺を見てくるんだな」
「そ、それは! しょうがないと思いますわ! ご迷惑だったなら謝ります。申し訳ございませんでした」
「謝らなくてもいいから、どうして見てくるのか理由を聞かせてくれないか?」
小首をかしげて、口の端を上げたアレク殿下が憎らしいけれど、それはもうカッコ良いので、視線をそらしてから答える。
「アレク殿下が素敵だからですわ!」
「そうか。ありがとう。いつもの君は俺にとっては可愛いんだが、今日の君はすごく綺麗だと思う」
「な、何も出ませんわよ?」
「もっと褒めたら何か出してくれるのか?」
「からかわないで下さい!」
「からかってない。本当に綺麗だから言っている」
熱くなった頬をおさえながら軽く睨むと、アレク殿下が微笑む。
主導権を握られているようで悔しいわ。
でも、相手が王子様なんだもの。
しょうがないわよね。
そう自分に言い訳していると、窓の外にここ最近、何度も訪れているからか見慣れてきた大きな城が見えてきた。
「負けてどうこうなる訳でもないが、やはり兄上とエイナ嬢では心配だ。勝ちに行くぞ」
「もちろんです。ただ…」
「どうした?」
「昨日、夜会の会場を昼過ぎに見に行ったんですが、ほとんど準備が出来ていなかったのですよね」
「…どういう事だ?」
「実は…」
真相を話すと、アレク殿下は苦虫を噛み潰したような顔をした後、頭を抱えてしまった。
けれど、エイナは覚えも悪く、指示しても抜け落ちている部分や勝手に手順を省いてしまったりする事が多い為、最終的には私までもが裏で手を回す事になった。
特に私が気になったのは抜け落ちている部分。
夜会で出す食べ物や飲み物など、エイナが夜会に何を出すか考えたその時に思い付いたものしか手配されておらず、多くの人を招く様なプランではなかったから。
立食形式の食べ物はスイーツしかないし、飲み物もジュースしかなく、お酒は一切用意されていない。
その理由はエイナがお酒を飲まないから。
「皆も禁酒したらいいじゃない」
その事について指摘した時、私に答えたエイナの回答がこうだった。
それ以外についても無茶苦茶で、エイナが食事の席で夜会はどんな内容にするか、私に向かって誇らしげにペラペラと話をしてくれた事は本当に助かった。
そして、それを聞いた私が考えたのは、招待客には大人がたくさん来るのだから、お酒が好きな人は絶対にいるはず。
王家主催の夜会という事で、高級なお酒が出るかもしれないと楽しみにして来る貴族だっているはずだと考えた。
その為、国王陛下に謁見を求めて自分の考えを話すと、その案を認めていただけた上に予算もいただけたので、エイナの準備の穴を私が埋める事にした。
私が動き出した事を知ったお母様は、わざとなのかどうかはわからないけれど、エイナの好きなようにやらせていて、タブーだと思われる事だけは止めるようにしていたみたいだった。
もちろん、私が裏で動いている事はエイナにもクズーズ殿下にも知らせておらず、関係者には2人には絶対に伝えないようにお願いしていた。
招待客は国内にいる男爵以上の貴族で、王都に来るまでに何日もかかる為、夜会に出席できない貴族には郵便での投票とする事を考えたのも、結局は私とアレク殿下だった。
男爵家といっても全てが裕福ではないし、旅費が出せない者もいる。
高位貴族だからこそ、長く家を空けられない人もいる。
辺境伯夫妻なんかは特にそうで、隣国との関係が怪しいところは夜会に出席している場合ではないのよね。
考えたらすぐわかる事なんだけれど、それがわからないのがエイナとクズーズ殿下だった。
そんなこんなで準備を進めている内に、あっという間に日が経って、約40日後に、夜会の初日を迎える事になった。
最初は5日と予定されていたけれど、エイナが予算を適当に使うせいで、5日も開ける様な予算がなかった為、日数を減らされた。
腹が立つ事に投票してもらうと自分で決めたくせに、クズーズ殿下はそれについての手配をエイナにも頼んでおらず、昨日に私が裏で準備をしている事を知っている人に相談されて、慌てて投票箱や紙やペンなどを用意する事になった。
クズーズ殿下は自分から言い出したくせに、特に何をする事もなく、普段、自分が与えられている仕事をしていただけで、本当に呆れてしまうわ。
絶対にこんな人と結婚したくないわ。
結婚したら、仕事はこちらに押し付けられそうだもの。
何より、大事な仕事を任せる気にもならないわ。
そんな事を考えながら、夜会に出席する準備をしていると、城で待ち合わせるという約束をしていたはずのアレク殿下が迎えに来てくれたと連絡があった。
迎えに行くというと私が遠慮するだろうからという配慮からで、お父様達には連絡をいれてくれていたみたいだったので、侍女達は事前に知っていたらしく、朝からソワソワしていた理由が今になってわかった。
「アレク殿下! 私を迎えに来てくれたんですか!?」
「違う。エリナを迎えに来た」
「そんなあ! 別に私でもいいんですよ?」
「断る」
慌ててお待たせしていたエントランスに向かうと、エイナとアレク殿下がそんな会話を交わしていた。
侍女達は別にエイナと敵対している訳ではないけれど、良いようには思っていないみたいで、アレク殿下に断られているエイナを見て、なぜか笑みをこらえる表情をしている。
プロなんだから、ここは笑ってはいけないところだものね。
ただ、ココなんかは感情を隠す事なく得意気で、エリナ嬢からエリナに呼び方が変わっている事が彼女を特に満足させたらしい。
名前の呼び方が変わったからって、それって何か意味があるのかしら?
親近感があると思ってくださったって事?
よくわからないけれど、ココ達が嬉しそうだし良いことにしておきしょう。
今日のアレク殿下は髪型はいつもと変わりないのに、着ている服が燕尾服のせいだからか、いつもよりも顔面が良い様に感じてしまう。
あの人の横に立つのが私で大丈夫かしら?
エイナの方が似合うと言われたら、それはそれで何だか嫌だわ。
今日の私はワインレッドの色のイブニングドレスで、髪はシニヨンにして赤い花のコサージュを髪につけている。
いつもよりも色っぽく仕立ててもらったけれど、アレク殿下の横を堂々と歩けるレベルではない。
そんな事をモヤモヤと考えて声を掛けれずにいると、アレク殿下の方から声を掛けてくれた。
「エリナ」
「ごきげんよう、アレク殿下。お迎えに来ていただけると思っていなかったので嬉しいです」
「パートナーを迎えに来るのは当然の事だろう?」
「アレク殿下ぁ。クズーズ殿下は迎えに来てくれないんです! 私もご一緒してもいいですか?」
彼女の大好きなピンク色の胸元の大きく開いたドレスに身を包んだエイナは、胸をアレク殿下にグイグイ押し付けて上目遣いでお願いする。
普通の男性なら、この上目遣いでころりと落ちてしまうのだけれど、アレク殿下は違った。
「心配ない。ピートが連れて行ってくれるはずだ。行こうか、エリナ」
アレク殿下が白手袋をはめた手を差し出してくれたので、ゆっくりと手をのせる。
「本日から、よろしくお願いいたしますね」
「こちらこそ」
今日からはある意味、戦場になる。
負けても私達はかまわないかもしれないけれど、国の為を思うと良しとはできない。
投票は最終日に行われる事になっている。
郵送での投票は本日で締め切られたから、どうしようもない。
私達のした事がどれだけ評価してもらえるかだわ。
「私も行きたいんですけどっ!?」
「じゃあね、エイナ、先に行ってるわ」
キーキーうるさいエイナに手を振って、私とアレク殿下は待たせている馬車の乗る為に屋敷を出た。
馬車に乗り込んでからは、これからの事を考えて黙り込んでいたからか、アレク殿下が優しい声で話しかけてくる。
「緊張しなくても大丈夫だ」
「ですが…」
「やれる事はやったろう? もちろん、エイナ嬢を心酔している男達がいるのは確かだ。けれど、それを見て呆れている女性が多いのも確かだろう?」
「そうですわね。最近は私とエイナが比較される事が少なくなったので、余計に粗が見える様になったのかもしれませんわ」
階段から落とされるという事件が起きてから、私とエイナは2人で行動を共にする事はなくなったけれど、昔はエイナにせがまれて2人で買い物に行ったりしていたし、その際に、どこかの貴族にあった時はエイナは可愛さアピールを発揮するのを忘れなかった。
それは私の様な地味な人間が隣にいたからこそ際立った事だった。
もちろん、エイナは顔は可愛いけれど、最近は性格の悪さがにじみ出てきている様な気がするし、女性人気が特に落ちている事がわかった。
だからか、私と会った女性の多くは、今までの非礼を詫びてくる人が多く、アレク殿下を応援すると言ってくれる人も多かった。
もちろん、アレク殿下の顔面の良さが世に知らしめられたせいでもあるんでしょうけれど。
ぼんやりと考えながらアレク殿下を無意識に見つめていると、彼が微笑む。
「今日のエリナはやけに俺を見てくるんだな」
「そ、それは! しょうがないと思いますわ! ご迷惑だったなら謝ります。申し訳ございませんでした」
「謝らなくてもいいから、どうして見てくるのか理由を聞かせてくれないか?」
小首をかしげて、口の端を上げたアレク殿下が憎らしいけれど、それはもうカッコ良いので、視線をそらしてから答える。
「アレク殿下が素敵だからですわ!」
「そうか。ありがとう。いつもの君は俺にとっては可愛いんだが、今日の君はすごく綺麗だと思う」
「な、何も出ませんわよ?」
「もっと褒めたら何か出してくれるのか?」
「からかわないで下さい!」
「からかってない。本当に綺麗だから言っている」
熱くなった頬をおさえながら軽く睨むと、アレク殿下が微笑む。
主導権を握られているようで悔しいわ。
でも、相手が王子様なんだもの。
しょうがないわよね。
そう自分に言い訳していると、窓の外にここ最近、何度も訪れているからか見慣れてきた大きな城が見えてきた。
「負けてどうこうなる訳でもないが、やはり兄上とエイナ嬢では心配だ。勝ちに行くぞ」
「もちろんです。ただ…」
「どうした?」
「昨日、夜会の会場を昼過ぎに見に行ったんですが、ほとんど準備が出来ていなかったのですよね」
「…どういう事だ?」
「実は…」
真相を話すと、アレク殿下は苦虫を噛み潰したような顔をした後、頭を抱えてしまった。
応援ありがとうございます!
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