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ifストーリー(クズーズの王位継承権が剥奪された場合)
第26話 エイナの誤算
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私達が会場に着いたのは昼過ぎで、まだ人が集まるには早い時間だった。
会場の準備などがうまくいっているのかどうか気になっていたので、早めに待ち合わせをしていた事が本当に功を奏した。
なぜなら、会場は昨日よりも酷い状態になっていたから。
「ああ、エリナ様!」
ここ最近、夜会の準備の事で話すようになり仲良くなった黒のスーツ姿の長い黒髪を1つにまとめた女性、フローラが泣きそうな顔で近付いてきた。
フローラはパーティープランナーで、エイナだけじゃ心もとないと思ったお母様が彼女に最低限の補助をお願いしていて、会場の準備などの統括もしてくれている。
「どうかしたの? 昨日より酷くなっている気がするんだけれど」
「そうなんです! エイナ様が急遽、レイアウトを変更したいと言われまして、昨日の晩から始めたのですが、備品など足りないものが多すぎて」
今回、大勢の貴族が来るという事でダンスホール1つでは入り切らないのではないかと、お母様から相談されていた。
城にはダンスホールが2つあり、大ホールは今回の夜会に、小ホールは特にエイナが何かに使う予定をしていなかった為、第二会場として私が用意していた。
小ホールの近くの部屋を休憩所にまわし、パウダールームはそのまま夜会用のパウダールームにして、エイナが気が付いていない部分の穴を出来るだけ埋めた。
本来ならば、エイナが用意していた会場に入ってもらい、お酒などがない事にがっかりした人達の前で第二会場に来てもらい、私が段取りしたと発表して称賛される予定だったのに、このままでは第二会場に一度入ってもらい、その間に第一会場のセッティングをしてもらうしかないってところかしら。
「エイナの言う通りにしていたら間に合いそうにないのだから、とりあえず元々のレイアウトで進めて。すでに設置してしまったものはそのままでかまわないから、見た目だけ整えてちょうだい。エイナが何か言う様なら私が相手をするわ」
「承知しました! あと、食事や飲み物に関してはエリナ様が手配をしてくださっていたので、そちらで対応できますが、スイーツの方は、有名なパティシエに頼まれておられ、届けられるのは夜遅くなると言われてしまいまして…。スイーツに関しましては、城の料理人達にどうにか出来ないか確認しております」
エルザの言葉を聞いて、アレク殿下は眉を寄せる。
「本当に無茶苦茶だな。ここまで酷いとは思っていなかった」
「お母様がため息ばかりついているから気にはなっていたんです。手を出しすぎてもエイナの為にはならないだろうからって。あ、フローラ、スイーツばかりじゃなく、お酒のつまみになるものを用意する様に料理長にいってくれない? ご令嬢は来られるでしょうけれど、そうたくさん食べる方ばかりではないと思うから」
「承知しました」
フローラは一礼してから慌てて走り去っていく。
楽団などの手配はお母様がこっそりやっている事を知っているから大丈夫だとして、それ以外が問題ね。
「父上ももしかして、こうなる事をわかっていたのかもしれない」
「……どういう事ですの?」
隣に立つアレク殿下に尋ねると苦笑する。
「エイナ嬢に夜会の主催をさせるなんて明らかに無理な話だろう」
「それはそうですわね」
「自滅させるつもりだったのかもしれない。あと、君の動きも見たかったんだろう」
「……私の動き?」
「ああ。エイナ嬢がまともに出来ていない事を知っていて、君が何もしなかったなら、国民の迷惑よりもエイナ嬢の失敗を優先したと判断されたかもしれない」
そう言われたらそうかもしれないわね。
たくさんの人が集まっているのに、夜会が開催できないとなると不満が出るでしょうし、周りは何をしていたんだと言われかねないわ。
私達ももう大人だけれど、エイナと私は双子の姉妹なんだし、面倒を見てもおかしくないと思われそう。
それに私が意地悪して何もしなかったと思う人もいるかもしれないものね。
特にエイナの親衛隊なんかはそうだわ。
きっとわかっていて何もしなかったと私を責めるでしょうね。
「今日はエイナの親衛隊は大人しくしてくれているでしょうか…」
「普通はそうだろう。彼女が主催の夜会なんだからな」
「私が準備した会場を荒らしたりしなければ良いのですが」
「第2会場は私服の騎士を多く配置させている。何かおかしな事をすればすぐに対処してくれるはずだ」
「ありがとうございます」
警備面ではアレク殿下が指示をしてくれているので、そちらは大丈夫そうね。
元々、ここは王城内だから賊が入ってきてはおかしいのだけれど、エイナが主催だと危険な気がしてしょうがないのよね。
それにしても、ここでジッとしている訳にはいかないわ。
点数稼ぎも兼ねて、私も動かなくては。
「アレク殿下、申し訳ございません。私は第2会場の最終チェックに行ってまいります」
「俺も行こう。ここで突っ立っていても意味がないからな。やれる事をやろう」
「ありがとうございます」
それから私達は第2会場の最終チェックをしてから、メイドや侍従達にお客様をまずは第2会場に案内する様に指示をした。
メイド達は会場の準備にかり出されていたから、現場の状況はよくわかっていて、何も言わずに頷いてくれた。
城のメイド達って、昔はもっとツンケンしていた人達が多かったのに、今はそうでもないのね。
エイナは周りが自分の正体に気付いてきている事を知っているのかしら?
……知るわけないわよね…。
あの子は自分がやっている事は全て正しいと思っているんだから。
せっかく綺麗にしてもらったけれど、髪が乱れるくらいに動き回る事になり、夜会中の化粧直しが必要かもしれないという事で王城まで来てもらっていたココにお願いして髪や化粧を直す事になった。
そして、時間が近付いてきたので、アレク殿下と共に休憩所から出て、夜会会場の方の様子を見に行くと、エイナの姿が見えた。
普通の招待客が来る時間帯よりも少しだけ早くにやって来たみたいで、夜会会場の現状を見て怒っていた。
「どうして、私の思う様に出来ていないの!?」
「……」
会場の準備をしてくれていたメイド達や、フローラが連れてきていた業者の人間は各々の手を止めて、入り口で叫ぶエイナの方に目を向けた。
一生懸命頑張ってくれたのか、だいぶ準備は進んでいたけれど、まだ完璧ではない。
先に第二会場に入ってもらうプランはそのままにして、まずはエイナを止めようと考えた。
「酷いわ! 皆して私に意地悪をしてるのね!?」
私とアレク殿下の姿を認めたエイナは顔を両手でおおって泣き出し始める。
「みんな、エリナに騙されたのね!? ごめんなさい! 昨日、いきなりエリナからプランの変更をしろと言われて、そうせざるを得なくなったの!」
「ちょっと待て、エイナ嬢。この夜会のプランは君が立てたんじゃないのか?」
「わ、私が立てていました! けれど、エリナが突然、横入りしてきてプランの変更を言い出したんです! だから、皆さんがこんな辛い目に…」
アレク殿下の問いに答えたエイナに対し、周りの人間は明らかに困った様子だった。
昨日も私は第二会場になる場所をウロウロしていたし、こっちにも何度か顔を出していたのを皆が知っているものだから、エイナの言い分はおかしいと思っているけれど、相手は公爵令嬢だから言うに言えないといった感じみたいね。
だけど、アレク殿下はそうではないので、胸の前で腕を組み、不機嫌そうな顔でエイナに尋ねる。
「君の立てたプランなのに、どうしてエリナが関わってくるんだ? それから、皆は手を止めずに作業を続けてくれ」
アレク殿下の言葉を聞いたフローラ達はホッとした表情になると、止めていた動きを再開し始めた。
「エリナが勝手に関わってきたんです!」
「だから、その意味がわからないんだ。エリナが関わってくる必要がどうしてあるんだ?」
「そ、それは私のプランを邪魔しようと…」
エイナが手をおろし、アレク殿下の方に近寄りながら言うと、アレク殿下は私の肩を抱き寄せて一緒に後ろに下がりながら答える。
「彼女は自分で別のプランを考えて実行している。君のプランを邪魔する余裕なんてないはずだ」
「……どういう事ですか?」
エイナが聞き返した時だった。
「エイナ様!」
私達の背後から声が聞こえて振り返ると、そこに立っていたのはエイナの親衛隊の1人、トログ侯爵令息だった。
「トログ侯爵令息! 来てくださったんですね!」
エイナはきゃーんと声を上げて、背が高く小太りで底意地の悪そうな目つきをしているトログ侯爵令息に走り寄った。
「嬉しいです!」
「それにしても、エイナ様、どうしてこんな所に? しかも、まだ会場の準備が出来ていないようなのですが…」
「そうなんです! 全てエリナのせいなんです!」
エイナが私を指差して叫ぶと、会場内から声が上がる。
「違います! エリナ様のせいではありません!」
「エイナ様が急に無茶なプランを言ってこられたのです!」
「エリナ様は私達を気遣ってくださっておりました! エイナ様は一度も顔出しをされませんでしたが」
「エイナ様のワガママのせいで、寝ずに作業をしています!」
口々に叫ぶせいで、誰が言ったか1人1人特定していくのは難しい。
叫んでいる人達もそれを狙ったみたいで、エイナの表情が歪んだとわかった時点で声はピタリと止んだ。
「悪いけど、エイナ。今まではあなたの味方が多かったけれど、今回は違うわ。覚悟しておくのね」
「信じられない…」
私の言葉を聞いたエイナは唇を噛み、悔しそうな顔で私を睨みつけた。
会場の準備などがうまくいっているのかどうか気になっていたので、早めに待ち合わせをしていた事が本当に功を奏した。
なぜなら、会場は昨日よりも酷い状態になっていたから。
「ああ、エリナ様!」
ここ最近、夜会の準備の事で話すようになり仲良くなった黒のスーツ姿の長い黒髪を1つにまとめた女性、フローラが泣きそうな顔で近付いてきた。
フローラはパーティープランナーで、エイナだけじゃ心もとないと思ったお母様が彼女に最低限の補助をお願いしていて、会場の準備などの統括もしてくれている。
「どうかしたの? 昨日より酷くなっている気がするんだけれど」
「そうなんです! エイナ様が急遽、レイアウトを変更したいと言われまして、昨日の晩から始めたのですが、備品など足りないものが多すぎて」
今回、大勢の貴族が来るという事でダンスホール1つでは入り切らないのではないかと、お母様から相談されていた。
城にはダンスホールが2つあり、大ホールは今回の夜会に、小ホールは特にエイナが何かに使う予定をしていなかった為、第二会場として私が用意していた。
小ホールの近くの部屋を休憩所にまわし、パウダールームはそのまま夜会用のパウダールームにして、エイナが気が付いていない部分の穴を出来るだけ埋めた。
本来ならば、エイナが用意していた会場に入ってもらい、お酒などがない事にがっかりした人達の前で第二会場に来てもらい、私が段取りしたと発表して称賛される予定だったのに、このままでは第二会場に一度入ってもらい、その間に第一会場のセッティングをしてもらうしかないってところかしら。
「エイナの言う通りにしていたら間に合いそうにないのだから、とりあえず元々のレイアウトで進めて。すでに設置してしまったものはそのままでかまわないから、見た目だけ整えてちょうだい。エイナが何か言う様なら私が相手をするわ」
「承知しました! あと、食事や飲み物に関してはエリナ様が手配をしてくださっていたので、そちらで対応できますが、スイーツの方は、有名なパティシエに頼まれておられ、届けられるのは夜遅くなると言われてしまいまして…。スイーツに関しましては、城の料理人達にどうにか出来ないか確認しております」
エルザの言葉を聞いて、アレク殿下は眉を寄せる。
「本当に無茶苦茶だな。ここまで酷いとは思っていなかった」
「お母様がため息ばかりついているから気にはなっていたんです。手を出しすぎてもエイナの為にはならないだろうからって。あ、フローラ、スイーツばかりじゃなく、お酒のつまみになるものを用意する様に料理長にいってくれない? ご令嬢は来られるでしょうけれど、そうたくさん食べる方ばかりではないと思うから」
「承知しました」
フローラは一礼してから慌てて走り去っていく。
楽団などの手配はお母様がこっそりやっている事を知っているから大丈夫だとして、それ以外が問題ね。
「父上ももしかして、こうなる事をわかっていたのかもしれない」
「……どういう事ですの?」
隣に立つアレク殿下に尋ねると苦笑する。
「エイナ嬢に夜会の主催をさせるなんて明らかに無理な話だろう」
「それはそうですわね」
「自滅させるつもりだったのかもしれない。あと、君の動きも見たかったんだろう」
「……私の動き?」
「ああ。エイナ嬢がまともに出来ていない事を知っていて、君が何もしなかったなら、国民の迷惑よりもエイナ嬢の失敗を優先したと判断されたかもしれない」
そう言われたらそうかもしれないわね。
たくさんの人が集まっているのに、夜会が開催できないとなると不満が出るでしょうし、周りは何をしていたんだと言われかねないわ。
私達ももう大人だけれど、エイナと私は双子の姉妹なんだし、面倒を見てもおかしくないと思われそう。
それに私が意地悪して何もしなかったと思う人もいるかもしれないものね。
特にエイナの親衛隊なんかはそうだわ。
きっとわかっていて何もしなかったと私を責めるでしょうね。
「今日はエイナの親衛隊は大人しくしてくれているでしょうか…」
「普通はそうだろう。彼女が主催の夜会なんだからな」
「私が準備した会場を荒らしたりしなければ良いのですが」
「第2会場は私服の騎士を多く配置させている。何かおかしな事をすればすぐに対処してくれるはずだ」
「ありがとうございます」
警備面ではアレク殿下が指示をしてくれているので、そちらは大丈夫そうね。
元々、ここは王城内だから賊が入ってきてはおかしいのだけれど、エイナが主催だと危険な気がしてしょうがないのよね。
それにしても、ここでジッとしている訳にはいかないわ。
点数稼ぎも兼ねて、私も動かなくては。
「アレク殿下、申し訳ございません。私は第2会場の最終チェックに行ってまいります」
「俺も行こう。ここで突っ立っていても意味がないからな。やれる事をやろう」
「ありがとうございます」
それから私達は第2会場の最終チェックをしてから、メイドや侍従達にお客様をまずは第2会場に案内する様に指示をした。
メイド達は会場の準備にかり出されていたから、現場の状況はよくわかっていて、何も言わずに頷いてくれた。
城のメイド達って、昔はもっとツンケンしていた人達が多かったのに、今はそうでもないのね。
エイナは周りが自分の正体に気付いてきている事を知っているのかしら?
……知るわけないわよね…。
あの子は自分がやっている事は全て正しいと思っているんだから。
せっかく綺麗にしてもらったけれど、髪が乱れるくらいに動き回る事になり、夜会中の化粧直しが必要かもしれないという事で王城まで来てもらっていたココにお願いして髪や化粧を直す事になった。
そして、時間が近付いてきたので、アレク殿下と共に休憩所から出て、夜会会場の方の様子を見に行くと、エイナの姿が見えた。
普通の招待客が来る時間帯よりも少しだけ早くにやって来たみたいで、夜会会場の現状を見て怒っていた。
「どうして、私の思う様に出来ていないの!?」
「……」
会場の準備をしてくれていたメイド達や、フローラが連れてきていた業者の人間は各々の手を止めて、入り口で叫ぶエイナの方に目を向けた。
一生懸命頑張ってくれたのか、だいぶ準備は進んでいたけれど、まだ完璧ではない。
先に第二会場に入ってもらうプランはそのままにして、まずはエイナを止めようと考えた。
「酷いわ! 皆して私に意地悪をしてるのね!?」
私とアレク殿下の姿を認めたエイナは顔を両手でおおって泣き出し始める。
「みんな、エリナに騙されたのね!? ごめんなさい! 昨日、いきなりエリナからプランの変更をしろと言われて、そうせざるを得なくなったの!」
「ちょっと待て、エイナ嬢。この夜会のプランは君が立てたんじゃないのか?」
「わ、私が立てていました! けれど、エリナが突然、横入りしてきてプランの変更を言い出したんです! だから、皆さんがこんな辛い目に…」
アレク殿下の問いに答えたエイナに対し、周りの人間は明らかに困った様子だった。
昨日も私は第二会場になる場所をウロウロしていたし、こっちにも何度か顔を出していたのを皆が知っているものだから、エイナの言い分はおかしいと思っているけれど、相手は公爵令嬢だから言うに言えないといった感じみたいね。
だけど、アレク殿下はそうではないので、胸の前で腕を組み、不機嫌そうな顔でエイナに尋ねる。
「君の立てたプランなのに、どうしてエリナが関わってくるんだ? それから、皆は手を止めずに作業を続けてくれ」
アレク殿下の言葉を聞いたフローラ達はホッとした表情になると、止めていた動きを再開し始めた。
「エリナが勝手に関わってきたんです!」
「だから、その意味がわからないんだ。エリナが関わってくる必要がどうしてあるんだ?」
「そ、それは私のプランを邪魔しようと…」
エイナが手をおろし、アレク殿下の方に近寄りながら言うと、アレク殿下は私の肩を抱き寄せて一緒に後ろに下がりながら答える。
「彼女は自分で別のプランを考えて実行している。君のプランを邪魔する余裕なんてないはずだ」
「……どういう事ですか?」
エイナが聞き返した時だった。
「エイナ様!」
私達の背後から声が聞こえて振り返ると、そこに立っていたのはエイナの親衛隊の1人、トログ侯爵令息だった。
「トログ侯爵令息! 来てくださったんですね!」
エイナはきゃーんと声を上げて、背が高く小太りで底意地の悪そうな目つきをしているトログ侯爵令息に走り寄った。
「嬉しいです!」
「それにしても、エイナ様、どうしてこんな所に? しかも、まだ会場の準備が出来ていないようなのですが…」
「そうなんです! 全てエリナのせいなんです!」
エイナが私を指差して叫ぶと、会場内から声が上がる。
「違います! エリナ様のせいではありません!」
「エイナ様が急に無茶なプランを言ってこられたのです!」
「エリナ様は私達を気遣ってくださっておりました! エイナ様は一度も顔出しをされませんでしたが」
「エイナ様のワガママのせいで、寝ずに作業をしています!」
口々に叫ぶせいで、誰が言ったか1人1人特定していくのは難しい。
叫んでいる人達もそれを狙ったみたいで、エイナの表情が歪んだとわかった時点で声はピタリと止んだ。
「悪いけど、エイナ。今まではあなたの味方が多かったけれど、今回は違うわ。覚悟しておくのね」
「信じられない…」
私の言葉を聞いたエイナは唇を噛み、悔しそうな顔で私を睨みつけた。
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