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28 シアリンの過去 ①
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王城に向かう馬車の中では、必死にジェリク様がお姉様との仲を否定してきたので「信じています」のお伝えしたところ、いつものジェリク様に戻ってくれました。
私を本当に大事にしてくれているのだという気持ちが伝わり、温かい気持ちになりました。
「彼らの家は近いうちに没落することになるだろうが、それまでに一波乱あるだろうな」
「ええ。類は友を呼ぶと言いますし、自分たちのことを棚に上げてお姉様を責めるでしょう」
きっと、くだらない争いをするんでしょうね。
約束の時間ギリギリに王城にたどり着くと、王妃陛下の部屋に案内されました。
謁見の間かと思っていましたが、考えてみましたら、夢では国王陛下が使っていましたものね。
「昨日の今日で申し訳なかったわね。でも
急ぎのほうが良いと思ったの」
窓際の安楽椅子に足を組んで座っている王妃陛下は冷ややかな笑みを浮かべています。
私たちに怒っているのでしょうか。それとも、国王陛下が勝手なことをしているとわかっているから不機嫌なのでしょうか。
「お願いを聞いていただき、誠にありがとうございます」
私とジェリク様が頭を下げると、近くのソファに座るように促しました。メイドがお茶を淹れて出ていくと、王妃陛下が口を開きます。
「サブルとラーナのことよね。そして、あの人が二人に馬鹿なことを言うのかしら?」
「お伝えした通り、予知夢を見たのです。国王陛下は夢では二人を国外追放するとおっしゃっていました」
「あの馬鹿は本当に勝手なことを! 昔の話を忘れたと言うの!?」
王妃陛下は右手に持っていた扇をピシャリと自分の左手に当てて眉根を寄せます。
「そんなことをしたら、他国にカステラン王国の王家は無能だと知らしめてしまうわ!」
王妃陛下が叫ぶと、ジェリク様が小さく息を吐いて口を開きます。
「王妃陛下、無礼なことを口にする許可をいただけますでしょうか」
「かまわないわ。遠慮なく言って」
「ありがとうございます」
ジェリク様は軽く一礼したあと、重い表情で話し始めます。
「両陛下や国の官僚たちは、まるで昔からサブル殿下が王太子ではなくなるとわかっていたかのように思えるのですが、それは私の勘違いでしょうか」
「いいえ。あの子はあの人に似て、幼い頃から物事を深く考えることができなかった。だから、ジェリク、あなたをサブルに付けたの。あなたなら言ってもいいことと駄目なことの判断ができると思ったから」
王妃陛下は躊躇うことなく答えると、私を見つめます。
「そうしておいて良かったと思ったのは、シアリンが予知夢を見れるとわかった時。シアリン、あなたは昔、遠い未来のことまで予知できていたのよ」
「……はい?」
突然の話題に私は動揺して、甲高い声で聞き返してしまいました。
「3歳の頃、目を覚ましたあなたは、メイドに向かってこう言ったらしいの」
そう言って、王妃陛下は、書き物机の上に置かれていた、走り書きのメモを見せてくれました。
『おーじさまが、こんやくしゃというなまえのひととじゃなくて、こんやくしゃさんのおねーさまとけっこんするっていうの。でね、おーじさまはおかーさまに、とってもおこられて、いえをおいだされちゃうの。おーじさまはおこって、いえのひみつをぜーんぶ、わるいひとにはなしちゃうんだよ』
私が言ったことをそのまま書いてくれているみたいです。当時の私は、婚約者の意味がわからなくて、名前だと勘違いしたようです。
「シアリンがこの予知夢を見た時は、私たちはあなたのことを大して知らなかった。あなたとサブルの婚約が決まってから、この紙を受け取って知ったのよ」
「……そうでしたね。婚約後に過去に残していたメモを王城に提出したのです」
「あなたは自分の夢を見れないと聞いていたから、この王子はサブルではないと思おうとした。だけど、私の胸から不安は拭えなかった。だから念の為に、サブルには国に関する秘密を知らせないようにしたのよ」
「私は近い未来の予知夢しか見れないはずです。どうして王妃陛下は遠い未来に不安を覚えたのですか?」
尋ねると、王妃陛下は悲しげな表情を見せました。
「シアリン、あなたは覚えていないでしょうけれど、昔のあなたは遠い未来の予知夢も見れていたそうよ」
「そうだったのですか!? で、ではなぜ、今は見れないのでしょうか」
「見れなくなった理由は、あなたの予知夢の力を悪いことや個人的な利益のために使おうとした者がいたからというのが、当時のメイドの考えよ。私はそれだけではないと思ってる」
「利益のため、ですか?」
聞き返すと、王妃陛下は辛そうな表情で話し始めます。
「あなたのお祖母様にバレないように、動物を競わせるレースの順位や、想いを寄せている相手の行動を夢に見させようとして、あなたを脅していたらしいの。夢が見れないと怒られていたらしいわ。シアリンから明るい笑みが消えて、大人を見ると怯えるようになってしまったって」
「そんな……」
まったく記憶にありません。
「あなたのお祖母様が、孫の様子がおかしいと医者に相談して、ストレスがかかっていたことがわかったらしいの。知らなかったこととはいえ、幼いあなたにそんな思いをさせていたと知って、一人の母親としてショックだったわ」
王妃陛下が目を伏せたかと思うと、一筋の涙が頬にこぼれ落ちました。
どうせ、動物のレースの順位は父でしょう。想い人については……、誰なのでしょうか。使用人? ま、まさかお母様? さすがに使用人ですよね。
なんにしても、どうして私やお祖母様がそのことを覚えていないのでしょう。それに、いきなり記憶がなくなった私をお父様たちは不思議に思わなかったのでしょうか。
……もしくは半信半疑に見えていたのは私の態度の変化に困惑していただけ?
「……神様はそのことで怒り、シアリンとお祖母様の記憶を操作して心を救い、予知夢が見れる範囲や場面を限定することで、その者たちへの罰にしたんですね」
「たぶんね」
ジェリク様の言葉に、王妃陛下は頷いたのでした。
私を本当に大事にしてくれているのだという気持ちが伝わり、温かい気持ちになりました。
「彼らの家は近いうちに没落することになるだろうが、それまでに一波乱あるだろうな」
「ええ。類は友を呼ぶと言いますし、自分たちのことを棚に上げてお姉様を責めるでしょう」
きっと、くだらない争いをするんでしょうね。
約束の時間ギリギリに王城にたどり着くと、王妃陛下の部屋に案内されました。
謁見の間かと思っていましたが、考えてみましたら、夢では国王陛下が使っていましたものね。
「昨日の今日で申し訳なかったわね。でも
急ぎのほうが良いと思ったの」
窓際の安楽椅子に足を組んで座っている王妃陛下は冷ややかな笑みを浮かべています。
私たちに怒っているのでしょうか。それとも、国王陛下が勝手なことをしているとわかっているから不機嫌なのでしょうか。
「お願いを聞いていただき、誠にありがとうございます」
私とジェリク様が頭を下げると、近くのソファに座るように促しました。メイドがお茶を淹れて出ていくと、王妃陛下が口を開きます。
「サブルとラーナのことよね。そして、あの人が二人に馬鹿なことを言うのかしら?」
「お伝えした通り、予知夢を見たのです。国王陛下は夢では二人を国外追放するとおっしゃっていました」
「あの馬鹿は本当に勝手なことを! 昔の話を忘れたと言うの!?」
王妃陛下は右手に持っていた扇をピシャリと自分の左手に当てて眉根を寄せます。
「そんなことをしたら、他国にカステラン王国の王家は無能だと知らしめてしまうわ!」
王妃陛下が叫ぶと、ジェリク様が小さく息を吐いて口を開きます。
「王妃陛下、無礼なことを口にする許可をいただけますでしょうか」
「かまわないわ。遠慮なく言って」
「ありがとうございます」
ジェリク様は軽く一礼したあと、重い表情で話し始めます。
「両陛下や国の官僚たちは、まるで昔からサブル殿下が王太子ではなくなるとわかっていたかのように思えるのですが、それは私の勘違いでしょうか」
「いいえ。あの子はあの人に似て、幼い頃から物事を深く考えることができなかった。だから、ジェリク、あなたをサブルに付けたの。あなたなら言ってもいいことと駄目なことの判断ができると思ったから」
王妃陛下は躊躇うことなく答えると、私を見つめます。
「そうしておいて良かったと思ったのは、シアリンが予知夢を見れるとわかった時。シアリン、あなたは昔、遠い未来のことまで予知できていたのよ」
「……はい?」
突然の話題に私は動揺して、甲高い声で聞き返してしまいました。
「3歳の頃、目を覚ましたあなたは、メイドに向かってこう言ったらしいの」
そう言って、王妃陛下は、書き物机の上に置かれていた、走り書きのメモを見せてくれました。
『おーじさまが、こんやくしゃというなまえのひととじゃなくて、こんやくしゃさんのおねーさまとけっこんするっていうの。でね、おーじさまはおかーさまに、とってもおこられて、いえをおいだされちゃうの。おーじさまはおこって、いえのひみつをぜーんぶ、わるいひとにはなしちゃうんだよ』
私が言ったことをそのまま書いてくれているみたいです。当時の私は、婚約者の意味がわからなくて、名前だと勘違いしたようです。
「シアリンがこの予知夢を見た時は、私たちはあなたのことを大して知らなかった。あなたとサブルの婚約が決まってから、この紙を受け取って知ったのよ」
「……そうでしたね。婚約後に過去に残していたメモを王城に提出したのです」
「あなたは自分の夢を見れないと聞いていたから、この王子はサブルではないと思おうとした。だけど、私の胸から不安は拭えなかった。だから念の為に、サブルには国に関する秘密を知らせないようにしたのよ」
「私は近い未来の予知夢しか見れないはずです。どうして王妃陛下は遠い未来に不安を覚えたのですか?」
尋ねると、王妃陛下は悲しげな表情を見せました。
「シアリン、あなたは覚えていないでしょうけれど、昔のあなたは遠い未来の予知夢も見れていたそうよ」
「そうだったのですか!? で、ではなぜ、今は見れないのでしょうか」
「見れなくなった理由は、あなたの予知夢の力を悪いことや個人的な利益のために使おうとした者がいたからというのが、当時のメイドの考えよ。私はそれだけではないと思ってる」
「利益のため、ですか?」
聞き返すと、王妃陛下は辛そうな表情で話し始めます。
「あなたのお祖母様にバレないように、動物を競わせるレースの順位や、想いを寄せている相手の行動を夢に見させようとして、あなたを脅していたらしいの。夢が見れないと怒られていたらしいわ。シアリンから明るい笑みが消えて、大人を見ると怯えるようになってしまったって」
「そんな……」
まったく記憶にありません。
「あなたのお祖母様が、孫の様子がおかしいと医者に相談して、ストレスがかかっていたことがわかったらしいの。知らなかったこととはいえ、幼いあなたにそんな思いをさせていたと知って、一人の母親としてショックだったわ」
王妃陛下が目を伏せたかと思うと、一筋の涙が頬にこぼれ落ちました。
どうせ、動物のレースの順位は父でしょう。想い人については……、誰なのでしょうか。使用人? ま、まさかお母様? さすがに使用人ですよね。
なんにしても、どうして私やお祖母様がそのことを覚えていないのでしょう。それに、いきなり記憶がなくなった私をお父様たちは不思議に思わなかったのでしょうか。
……もしくは半信半疑に見えていたのは私の態度の変化に困惑していただけ?
「……神様はそのことで怒り、シアリンとお祖母様の記憶を操作して心を救い、予知夢が見れる範囲や場面を限定することで、その者たちへの罰にしたんですね」
「たぶんね」
ジェリク様の言葉に、王妃陛下は頷いたのでした。
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