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9 友人との約束
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エルンベル伯爵家は普通の家とは違っていた。
私の本当の母は、国一番と言われるほどの美しい容姿を持つ踊り子だったらしい。
そんな母は、幼馴染の平民の男性と結婚して私を生んだ。
私が1歳になった頃、父が病にかかって亡くなってしまい、母は踊り子の仕事を再開した。
エルンベル伯爵は貴族のパーティーの余興で母を見初めて、私ごと買ったのだそうだ。
その頃にはすでにエルンベル伯爵は今の伯爵夫人と結婚していて、今まで兄だと信じていたホラットも生まれていた。
母は愛人扱いではあったけれど、エルンベル伯爵が当時、大事にしていたのは明らかに母だったらしい。
私の母は愛人になるかわりに、私をエルンベル伯爵の正式な娘として認めさせたため、私はエルンベル家の長女として今まで育てられてきんだと、ミオ様は教えてくれた。
「私の母はどうなったのでしょうか」
「愛人になって少ししてから、あなたのお父様と同じ病にかかって亡くなったと聞いたわ」
私と同じ年のミオ様がここまで詳しく知っているということは、フェリックス様と私が付き合い始めた頃に、エイト公爵閣下が私のことを詳しく調べたのでしょうね。
息子の幸せを願う親として、相手の女性がどんな人か気になるのは当たり前のことだから嫌な気分にはならない。
それに、調べてくれたおかげで、私は今ここで本当のことを知ることができた。
「ミシェルとお兄様は本当の兄妹なのでしょうか」
「そうみたいですわ」
「教えていただきありがとうございます。色々なことが腑に落ちた気がします」
お兄様が私に対して無関心なことや、育ててくれた両親がミシェルばかり優先していたことなど、疑問に思っていたことに答えが出た。
家族と思っていた人たちは私が一人だけ血が繋がっていないことを知っていた。
だから、他人扱いされていた。
ミオ様が訝しげな顔をして聞いてくる。
「どうしてエルンベル伯爵はシェリルにそのことを教えてくれなかったでしょうね。それは、あなたへの優しさなのかしら」
「そうとは思えません。エルンベル伯爵夫妻の場合は私が普通に憎かっただけでしょう。他人だとわかっていたら冷たくされても、まだ納得できていたでしょう。でも、家族だと思っている人から冷たくされることは本当に辛かったです。そして、エルンベル伯爵夫妻は、そんな私を見たかっただけかもしれません」
「いくら他人とはいえ、長い間、一緒に暮らしてきたのでしょう。そんな酷いことを考える人がいるだなんて信じられませんわ」
ミオ様は眉尻を下げて大きく息を吐いた。
彼女の心は昔からとても綺麗だから、私のような黒い心を持つような人間と長く一緒にいてはいけないわ。
どうにかして職や住む場所を見つけないと駄目ね。
「シェリル、お父様から連絡があるまでは、あなたにはここにいてほしいの。それから、連絡があったあとも、私はあなたを放り出したりしないわ」
ミオ様はテーブルに身を乗り出して訴えてくる。
「あなたは私のたった一人の大切な友達なんです。それなのに、私は5年間もあなたを放置してしまいました。結婚式に呼んでくれなかったことだって、おかしいと思わなければいけなかったんです!」
ミオ様には結婚式の招待状を送っていたはずだ。
それなのに、届いていないということは、それも妨害されたのね。
私とミオ様を絶対に会わせたくなかったのだということがよくわかった。
「ミオ様は大事なお友達なのに、自分で招待状をお持ちするべきでした。本当に申し訳ございません」
「謝らないでちょうだい! お願いです。私にシェリルとお友達でいられるチャンスをくれませんか?」
「私は今までもお友達のつもりでいました。ですから、私のほうがお友達失格です」
「そんなことはありません! 家族に裏切られているだなんて夢にも思っていなかったでしょう? シェリル、今から言うことは公爵令嬢としての命令です!」
お互いに意見を譲らないと感じ取ったのか、ミオ様が息を荒くして言う。
「隠さなくてもいい隠し事は私にはしないでください! どうしても言いたくない個人的なことなどは言わなくてもかまいません!」
「それは、どういうことでしょう」
「私に迷惑がかけたくないだとか、そんな余計なことを考えるくらいでしたら話してほしいんです。迷惑かどうかは私が判断しますので」
そんなことを考えていたばかりだったので何も言い返せずにいると、ミオ様は椅子に座り直して呼吸を整え始めた。
「ミオ様、私のせいで体調を悪くしてほしくありません」
「大丈夫です。座れば落ち着きますわ。とにかく、離婚が少しでも早くに成立できるように、お手伝いさせてくださいませ」
「ありがとうございます、ミオ様。では、お言葉に甘えさせていただきますね」
すでに迷惑をかけているのも確かだし、公爵令嬢からの命令なら断ることもできない。
そう思って深々と頭を下げると、ミオ様は安堵の笑みを浮かべた。
次の日の朝、朝食の席で、エイト公爵閣下から返事がきたとミオ様が教えてくれた。
「手紙に書いてあったのですけれど、シェリルは3日後のシド公爵家のパーティーには参加予定でしたの?」
「……そうでした。さすがに行きたくないのですが、今からキャンセルは失礼ですよね」
「リグマ伯爵も子供じゃないのですから一人で行けますでしょう。行かなくても良いですわ。ただ、変な噂を流されないように手を打たないといけませんわね。それから、ここにいてはリグマ伯爵があなたを迎えに来るでしょう。良かったら、少しの間、エイト公爵家に行きませんか?」
そう聞いてきたミオ様の瞳はキラキラと輝いているように見えた。
詳しく話を聞いてみると、フェリックス様は公爵邸には今は住んでいないことと、閣下が事情を私の口から聞きたいとおっしゃっているということがわかった。
裁判をするには、エイト公爵家がある王都にはどうせ出ていかなければならない。
閣下や奥様にもご挨拶したかったので、お邪魔させてもらうことにした。
出発するまでにロン様から手紙が何通も届いたし、エルンベル伯爵夫妻からは「大人しくリグマ伯爵家に帰れ」との連絡も来た。
真実を知った以上、エルンベル伯爵夫妻からの命令を聞く気にはならない。
元々、荷物もそんなになかったため、私とミオ様はその日のうちにエイト公爵邸に向かうことにしたのだった。
※
次の話はロン視点になります。
私の本当の母は、国一番と言われるほどの美しい容姿を持つ踊り子だったらしい。
そんな母は、幼馴染の平民の男性と結婚して私を生んだ。
私が1歳になった頃、父が病にかかって亡くなってしまい、母は踊り子の仕事を再開した。
エルンベル伯爵は貴族のパーティーの余興で母を見初めて、私ごと買ったのだそうだ。
その頃にはすでにエルンベル伯爵は今の伯爵夫人と結婚していて、今まで兄だと信じていたホラットも生まれていた。
母は愛人扱いではあったけれど、エルンベル伯爵が当時、大事にしていたのは明らかに母だったらしい。
私の母は愛人になるかわりに、私をエルンベル伯爵の正式な娘として認めさせたため、私はエルンベル家の長女として今まで育てられてきんだと、ミオ様は教えてくれた。
「私の母はどうなったのでしょうか」
「愛人になって少ししてから、あなたのお父様と同じ病にかかって亡くなったと聞いたわ」
私と同じ年のミオ様がここまで詳しく知っているということは、フェリックス様と私が付き合い始めた頃に、エイト公爵閣下が私のことを詳しく調べたのでしょうね。
息子の幸せを願う親として、相手の女性がどんな人か気になるのは当たり前のことだから嫌な気分にはならない。
それに、調べてくれたおかげで、私は今ここで本当のことを知ることができた。
「ミシェルとお兄様は本当の兄妹なのでしょうか」
「そうみたいですわ」
「教えていただきありがとうございます。色々なことが腑に落ちた気がします」
お兄様が私に対して無関心なことや、育ててくれた両親がミシェルばかり優先していたことなど、疑問に思っていたことに答えが出た。
家族と思っていた人たちは私が一人だけ血が繋がっていないことを知っていた。
だから、他人扱いされていた。
ミオ様が訝しげな顔をして聞いてくる。
「どうしてエルンベル伯爵はシェリルにそのことを教えてくれなかったでしょうね。それは、あなたへの優しさなのかしら」
「そうとは思えません。エルンベル伯爵夫妻の場合は私が普通に憎かっただけでしょう。他人だとわかっていたら冷たくされても、まだ納得できていたでしょう。でも、家族だと思っている人から冷たくされることは本当に辛かったです。そして、エルンベル伯爵夫妻は、そんな私を見たかっただけかもしれません」
「いくら他人とはいえ、長い間、一緒に暮らしてきたのでしょう。そんな酷いことを考える人がいるだなんて信じられませんわ」
ミオ様は眉尻を下げて大きく息を吐いた。
彼女の心は昔からとても綺麗だから、私のような黒い心を持つような人間と長く一緒にいてはいけないわ。
どうにかして職や住む場所を見つけないと駄目ね。
「シェリル、お父様から連絡があるまでは、あなたにはここにいてほしいの。それから、連絡があったあとも、私はあなたを放り出したりしないわ」
ミオ様はテーブルに身を乗り出して訴えてくる。
「あなたは私のたった一人の大切な友達なんです。それなのに、私は5年間もあなたを放置してしまいました。結婚式に呼んでくれなかったことだって、おかしいと思わなければいけなかったんです!」
ミオ様には結婚式の招待状を送っていたはずだ。
それなのに、届いていないということは、それも妨害されたのね。
私とミオ様を絶対に会わせたくなかったのだということがよくわかった。
「ミオ様は大事なお友達なのに、自分で招待状をお持ちするべきでした。本当に申し訳ございません」
「謝らないでちょうだい! お願いです。私にシェリルとお友達でいられるチャンスをくれませんか?」
「私は今までもお友達のつもりでいました。ですから、私のほうがお友達失格です」
「そんなことはありません! 家族に裏切られているだなんて夢にも思っていなかったでしょう? シェリル、今から言うことは公爵令嬢としての命令です!」
お互いに意見を譲らないと感じ取ったのか、ミオ様が息を荒くして言う。
「隠さなくてもいい隠し事は私にはしないでください! どうしても言いたくない個人的なことなどは言わなくてもかまいません!」
「それは、どういうことでしょう」
「私に迷惑がかけたくないだとか、そんな余計なことを考えるくらいでしたら話してほしいんです。迷惑かどうかは私が判断しますので」
そんなことを考えていたばかりだったので何も言い返せずにいると、ミオ様は椅子に座り直して呼吸を整え始めた。
「ミオ様、私のせいで体調を悪くしてほしくありません」
「大丈夫です。座れば落ち着きますわ。とにかく、離婚が少しでも早くに成立できるように、お手伝いさせてくださいませ」
「ありがとうございます、ミオ様。では、お言葉に甘えさせていただきますね」
すでに迷惑をかけているのも確かだし、公爵令嬢からの命令なら断ることもできない。
そう思って深々と頭を下げると、ミオ様は安堵の笑みを浮かべた。
次の日の朝、朝食の席で、エイト公爵閣下から返事がきたとミオ様が教えてくれた。
「手紙に書いてあったのですけれど、シェリルは3日後のシド公爵家のパーティーには参加予定でしたの?」
「……そうでした。さすがに行きたくないのですが、今からキャンセルは失礼ですよね」
「リグマ伯爵も子供じゃないのですから一人で行けますでしょう。行かなくても良いですわ。ただ、変な噂を流されないように手を打たないといけませんわね。それから、ここにいてはリグマ伯爵があなたを迎えに来るでしょう。良かったら、少しの間、エイト公爵家に行きませんか?」
そう聞いてきたミオ様の瞳はキラキラと輝いているように見えた。
詳しく話を聞いてみると、フェリックス様は公爵邸には今は住んでいないことと、閣下が事情を私の口から聞きたいとおっしゃっているということがわかった。
裁判をするには、エイト公爵家がある王都にはどうせ出ていかなければならない。
閣下や奥様にもご挨拶したかったので、お邪魔させてもらうことにした。
出発するまでにロン様から手紙が何通も届いたし、エルンベル伯爵夫妻からは「大人しくリグマ伯爵家に帰れ」との連絡も来た。
真実を知った以上、エルンベル伯爵夫妻からの命令を聞く気にはならない。
元々、荷物もそんなになかったため、私とミオ様はその日のうちにエイト公爵邸に向かうことにしたのだった。
※
次の話はロン視点になります。
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