人外さんはお友達 ~私だって仲良くなりたい!~

こひな

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2 先生、それは地雷です

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「お母様はどうお考えなのでしょうか?」


皆が帰った教室で、私と母が並んで座り担任と向き合っている。手元には少し前に受けた模試の結果。
担任の雰囲気だけ見るとすっごく深刻そうなんだけど……自慢じゃないけど悪い成績ではないはずなんだけど…。
やっぱり母に会いたかっただけ?
そんな風に思った時、挨拶の後黙って模試の結果を見ていた母がおもむろに一言…。


「先生、何か問題があるんですか?素行不良とか誰かを虐めたとか…」


母から何となくピリピリした空気を感じる。
ちなみに…この教室の中にも『人外さん』達はちらほらといる。
そして皆物陰に隠れて、こっちの様子を窺ったりしている……思わず笑いそうになって、慌てて気を引き締めた。


「陽香とは引き続き進路の話しはしています。これを見た限りでは…こう言ってはなんですがどこを受けても、大丈夫な気がします。大学を選ぶのはもう少し時間を頂きたいのですが」


一気に言い切って、終わったとばかりに帰り支度をして帰っていく母。
いやいや…マイペース極まれり…だね。
そう思って先生の顔をみたら唖然として固まっていた。
まぁ…先生が母の地雷を踏まずに済んだし……母が一気に私の言いたいことも言ってくれたし。


「じゃぁせんせ。そういうことでよろしくお願いしますね」


何も言えないで固まっている先生をおいて、そそくさと教室を出る。
さっき物陰に隠れてビクビクしていた人外さんも、あの雰囲気から解放されてなんだかふわふわ喜んでいるように見える。あれだったら先生も大丈夫だろうと思って、そのまま帰る事にした。


明日になればまた話はできるし。
いいよね~。
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