人外さんはお友達 ~私だって仲良くなりたい!~

こひな

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27 これからのこと

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「この問いをするにはまだ早いかとは思うんだが……」


考えながら言うのだから、まぁ…色々言い難い事なんだろう…と思う。
怜くんは相変わらず無表情だけれど、何となく緊張している……と思う。
はぁ……何だか色々と言えない事が多いって窮屈だなぁなんて思っちゃう。
まだ女子高生…それもまだ一年生なのに……なんて、思ったりもする。


高校に入って仲良くなった里奈に、万葉。
美術部に入って、セオリー通りの名前だけの部活かと思ったらわりと活動していて、先輩達とも仲良くなった。
高校生らしく恋バナに花を咲かせて…なんて思っていたら、何となくだけど怜くんを挟んで三角関係が出来つつあるのを感じてしまい、勝手に悩んでいる私。


身近な友達二人がそんなんで、おまけに双子の兄妹の怜くんが中心?にいたりする恋バナ。
身内な私としては傍観したいんだけど……なんて思ってたところに、今日のこれ。
どんな話が来るんだろう。




●○●○



「怜にはそこの彼女が…陽香には がついているんだったな。今日はについての確認だ。この先まだ色々経験したり出会いがあったりするとは思うんだが、二人はと思ってる?」


私だけなんだろうか、何となく質問が曖昧な気がするんだけど…
隣の怜くんを見ると、何だか考え込んでいるようだ。やっぱり私の理解力のなさが問題らしい。


「それは、今ここで決めなくてはいけないものではないんですよね?」


思えば、怜くんは崇ちゃんとはあまり話しをしない気がする…なんて思いながら、二人のやり取りを聞く。


「まぁ、そうだな。さっきも言った通り、経験も出会いもこれからだろうし、俺と美里が出会って先の事を決めたのも結婚する少し前だ。焦る必要もないし、決めなくてはいけない…ということも無い。ただ……」


テーブルの上に置いてあるキーホルダーに手を伸ばしながら言葉を区切る。


はまだ良いんだがあるから。けどはそうもいかない。例外はないとは言えないが、普通一般的に妖精は自分の住処を離れるのを嫌がる……というか、本来ならばあまり長期間離れていられない。離れられる方法もあるんだけれど、多分の移動は意図したものではなかったはずだから、恐らくその対処もしてきていないはずだ」


確認するように、怜くんの肩に座る視線を移した。


そういえば…ぼんちゃんも、怜くんの妖精さんは自分達とは違うみたいな事を言っていたのを思い出した。
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