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41 文化祭準備進行中
しおりを挟む着々と進む文化祭の準備。
運動部も秋の大会があったりする中、時間を見つけて少しつ作業を進めてくれる。
「この土台、もうちょっと補強しとかないと回した時に倒れるぞ」
現在作っているのはいわゆるルーレットだ。
カジノにあるようなモノではなく、テレビとかで見る回る的にダーツむ文化祭の準備。
運動部も秋の大会があったりする中、時間を見つけて少しつ作業を進めてくれる。
ちなみに、的の作成は女子チーム担当で的に書く色々は、何だかほとんど罰ゲーム的なモノばかりだったので、もう一度練り直しになった。
「渡利、今日はもう部活の方に行って良いぞ。今日は俺が最後まで見られるから」
作業工程表を見ながらあちこちに指示を出し、私の心配もしてくれる。
デキる男 宮田直人。
ここ最近グッと頼れる男度が増した彼は、以前にもましてモテモテである。
時々他クラスから用事もないのに女子が覗きに着たり……一昨日、ついには二年生の先輩まで来た。
文武両道・才色兼備、おまけに男前。
周りの男子曰く、天は彼に二物も三物も与えたらしく、モテない要素が見つからない。
なのになぜか彼女を作らない…誰か好きな人がいるんじゃないかとか、遠距離恋愛なんじゃないかと噂はあるらしいけど、里奈曰く『あれは多分、好きな子がいるんだと思うんだよね。昔からいい加減な事できない奴でさ、勢いで付き合ったりできないみたい』との事だった。
「ねぇ、渡利さんってさ彼氏いんの?」
いきなり聞いてきたのは、さっきまでルーレットの土台を支えていた男子…佐野君だった。
いやいや…なんでこんな人が多いところで……と思いつつ、とりあえず否定しておく。
まぁ、告られたことはあるけど彼氏は……いないかなぁ……。
そんな事を話していたら、少し離れた所にいた宮田君と目が合ってしまった。
え…?聞いていなかったよね?
すっごい恥ずかしいんですけど……。
思わず目を逸らしたら、隣にいた里奈がクスっと笑った。
おいおい里奈さん?なんで笑ってるの?
クスクス笑う里奈に背中を押され教室を出る。
「じゃぁ宮田君ごめん。ありがとう♪夜帰ったら連絡するから~」
ちなみに…私がそう言って出て行ったあと、宮田君はかなり揉みくちゃにされたらしい。
なんで?
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