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「それって……」
アレクサンドルは目を細め、エカチェリーナの下着に視線を向ける。低い声で、エカチェリーナにそれを伝えた。
「あなたの股の間に、これを咥える口があるのですよ」
エカチェリーナは自分の下腹部に視線を落とす。下着に覆われており、アレクサンドルは不満そうな声を出した。
「カーチャ、脱いで」
「でも……」
「不公平でしょう?」
自分が言った言葉を返され、エカチェリーナは反論できなかった。震える手でゆっくりと下着を脱ぐと、アレクサンドルから目をそらす。
「座って、膝を立てて、足を開いて」
「……っ」
低く、有無を言わせない声にエカチェリーナはなぜか逆らえなかった。顔をそらしながら、言われるがままにその場に座り込み、膝を立てて足を開く。
「……よくできましたね」
アレクサンドルのやさしい声が聞こえ、エカチェリーナは顔を上げた。そこで目に映ったものに驚き、息を呑む。
「それ……っ」
「ああ、つい興奮してしまいました」
エカチェリーナの眼前に、アレクサンドルの逸物がある。さきほどと様子が変わっており、陰茎は赤黒く反り上がり、太く、長くなっていた。
「どうして……」
「あなたの中に入るために、こうなるのですよ」
自分を見下ろすアレクサンドルの目に、エカチェリーナはぞくりとした。なにも言えず、ただ呆然と見上げていると、アレクサンドルが低くうなる。
「……もう、時間切れですね」
「え……」
「続きは、明日にしましょう」
エカチェリーナが答える前に、鏡は光を失い、アレクサンドルの姿が消える。放り出されたエカチェリーナはあっけに取られたが、鏡に映った自分の姿に気づいて顔を真っ赤にした。
(私、こんな姿を見られていたの……?)
裸で脚を広げたはしたない姿。これをアレクサンドルに見られていたと思うと恥ずかしい、そう思うのに、胸はどきどきと高鳴っていた。
(あれを咥える口が、ここにあるって……)
鏡に映った自分の股ぐらに目を向ける。いままで自分でも見たことのない場所だ。
(ここ……かしら)
エカチェリーナは指を伸ばし、そこにそっと触れた。指先にぬるりとした感触が伝わり、驚いて手を引っ込める。
「っ、は、早く休まないと!」
立ち上がったエカチェリーナは下着とネグリジェを拾い上げた。慌ててそれらを身にまとうと、ベッドに飛び込み頭まで潜り込んで無理やり目を閉じた。
◆
翌日、眠れない夜を過ごして朝を迎え、祈りも教徒との話も集中できずにその日を過ごしたエカチェリーナとは違い、そばに控えているアレクサンドルに変わった様子はなかった。
どこか釈然としない気持ちを抱えながら、エカチェリーナは務めを終える。アレクサンドルと別れ、夜を迎えて自室に戻ると、すぐにオルゴールを手に取った。
オルゴールは音を奏で、鏡にアレクサンドルの姿を映し出す。エカチェリーナが鏡に近づくと、アレクサンドルも一歩近づいた。
「サーシャ!」
「カーチャ」
名を呼び合う、どちらともなく鏡越しに口づけ合う。鏡に寄りかかり見つめるエカチェリーナに、アレクサンドルが目を細めて笑いかけた。
「早かったですね」
「だって……」
「そんなに、昨夜の続きがしたいのですか?」
エカチェリーナは顔を真っ赤にして黙り込む。なにも答えなかったが、肯定しているのも同じだ。そんなエカチェリーナに、アレクサンドルは鏡に顔を寄せてささやく。
「脱いで」
エカチェリーナはまぶたを伏せると、小さくうなずいた。ネグリジェを脱ぎ、下着に手をかける。鏡越しにじっと見られて恥ずかしさを覚えながらも、ゆっくりと下着を下ろした。
「……サーシャも、脱いで」
「もちろん」
アレクサンドルは躊躇なく、すべてを脱ぎ捨てる。お互いに一糸まとわぬ姿で、鏡越しに向かい合った。
「とてもきれいだ」
アレクサンドルは手を伸ばし、鏡に触れる。鏡に隔たれ届かない大きな手に触れられたらと思うと、エカチェリーナは胸の高鳴りが止まらなかった。
「……あなたも、きれいだわ」
エカチェリーナも無意識に手を伸ばしていた。太い腕に、熱い胸板に、割れた腹筋に触れたい。その願いは叶わないが、少しでも近づけたらと鏡に体を寄せる。アレクサンドルも体を寄せ、再び二人は口づけあった。
「ねえ、サーシャ……あなたの、その……それを、私が咥えるのよね」
「ええ、そうです」
「でも……あなたの、とても大きいわ。咥えられるの……?」
その問いにアレクサンドルは笑い出した。首をかしげるエカチェリーナにアレクサンドルは笑いを堪えながら口を開く。
「聖女さまが咥えるだなんて、卑猥な言葉を……ふっ」
「あっ、あなたが言ったんじゃない……!」
エカチェリーナは顔を真っ赤にしてアレクサンドルをにらんだ。知識のないエカチェリーナにはそれが卑猥だなんて思わなかったのだから、仕方がない。
「そうですね。いまのままだと、咥えてもらうのは難しそうです」
「じゃあ……」
「だから、カーチャの口をゆるめないといけませんね」
エカチェリーナは思ってもみなかった答えに目を丸くする。アレクサンドルは笑みを浮かべながら言葉を続けた。
「ゆるめるって……どうやって?」
「カーチャの体に触れて、気持ちよくなってもらいます」
「気持ちよく、なる……?」
「そう。気持ちよくなれたら、カーチャの口はぬれて、ゆるんで、私を咥えられるようになります」
「……咥えたら、どうなるの?」
「これであなたの中をこすって、奥を突いて、もっと気持ちよくなるんですよ」
エカチェリーナはごくりと唾を飲む。エカチェリーナがまったく知らない、未知の世界だ。
「それは……サーシャも、気持ちよくなるの?」
「ええ。二人で、とても気持ちよくなるんです」
エカチェリーナは下腹部が熱くなるのを感じる。ふと見れば、アレクサンドルの逸物は雄々しく反り勃っていた。
「それ……」
「……また、先走ってしまいましたね。あなたに咥えてもらうために、こうなるのですよ」
アレクサンドルは少し照れくさそうに目をそらす。エカチェリーナはそれを咥える自分を想像し、体を熱くさせた。
「カーチャ」
「……っ」
アレクサンドルの声にエカチェリーナはびくりと体を震わせる。細められた目がエカチェリーナをとらえ、真っすぐ見つめていた。
「触れられたらいいのに……あなたに触れられない」
鏡の中のアレクサンドルの手はエカチェリーナに届かない。
「……だから」
アレクサンドルはほほ笑み、ゆっくりと、静かな声で告げた。
「あなたの手を私の手だと思って、私の言う通りに」
エカチェリーナは熱に浮かされたように、ぼんやりとした頭でうなずいた。
「目を閉じて」
視界にはなにも映らなくなり、脳内に室内を思い描く。鏡の中にしかいなかったアレクサンドルが、すぐそばに立っていた。
アレクサンドルの手がエカチェリーナの体を這う。大きな手がエカチェリーナの胸を包み、やわやわともんだ。
「ん……」
ぴんと立った桃色の頂きを、アレクサンドルが指でそっとつまむ。少し固くなったそれをこりこりとこねられ、エカチェリーナはくすぐったさを感じた。
「サーシャ、くすぐったいわ……」
「繰り返していれば、ここでも気持ちよくなれますよ」
アレクサンドルは手を離し、小さく笑った。エカチェリーナがゆっくりと目を開くと、鏡の中のアレクサンドルが目を細め、低い声で次の指示を出す。
「脚を開いて」
「あ……」
エカチェリーナはその言葉に従い、座り込んで膝を立て、脚を開いた。
「もっと開いて、よく見せて」
「……っ」
恥ずかしいと思うのに、エカチェリーナはアレクサンドルの言葉に従ってしまう。目を閉じると、エカチェリーナの対面に座ったアレクサンドルが手を伸ばし、彼女の秘裂に触れた。
アレクサンドルは目を細め、エカチェリーナの下着に視線を向ける。低い声で、エカチェリーナにそれを伝えた。
「あなたの股の間に、これを咥える口があるのですよ」
エカチェリーナは自分の下腹部に視線を落とす。下着に覆われており、アレクサンドルは不満そうな声を出した。
「カーチャ、脱いで」
「でも……」
「不公平でしょう?」
自分が言った言葉を返され、エカチェリーナは反論できなかった。震える手でゆっくりと下着を脱ぐと、アレクサンドルから目をそらす。
「座って、膝を立てて、足を開いて」
「……っ」
低く、有無を言わせない声にエカチェリーナはなぜか逆らえなかった。顔をそらしながら、言われるがままにその場に座り込み、膝を立てて足を開く。
「……よくできましたね」
アレクサンドルのやさしい声が聞こえ、エカチェリーナは顔を上げた。そこで目に映ったものに驚き、息を呑む。
「それ……っ」
「ああ、つい興奮してしまいました」
エカチェリーナの眼前に、アレクサンドルの逸物がある。さきほどと様子が変わっており、陰茎は赤黒く反り上がり、太く、長くなっていた。
「どうして……」
「あなたの中に入るために、こうなるのですよ」
自分を見下ろすアレクサンドルの目に、エカチェリーナはぞくりとした。なにも言えず、ただ呆然と見上げていると、アレクサンドルが低くうなる。
「……もう、時間切れですね」
「え……」
「続きは、明日にしましょう」
エカチェリーナが答える前に、鏡は光を失い、アレクサンドルの姿が消える。放り出されたエカチェリーナはあっけに取られたが、鏡に映った自分の姿に気づいて顔を真っ赤にした。
(私、こんな姿を見られていたの……?)
裸で脚を広げたはしたない姿。これをアレクサンドルに見られていたと思うと恥ずかしい、そう思うのに、胸はどきどきと高鳴っていた。
(あれを咥える口が、ここにあるって……)
鏡に映った自分の股ぐらに目を向ける。いままで自分でも見たことのない場所だ。
(ここ……かしら)
エカチェリーナは指を伸ばし、そこにそっと触れた。指先にぬるりとした感触が伝わり、驚いて手を引っ込める。
「っ、は、早く休まないと!」
立ち上がったエカチェリーナは下着とネグリジェを拾い上げた。慌ててそれらを身にまとうと、ベッドに飛び込み頭まで潜り込んで無理やり目を閉じた。
◆
翌日、眠れない夜を過ごして朝を迎え、祈りも教徒との話も集中できずにその日を過ごしたエカチェリーナとは違い、そばに控えているアレクサンドルに変わった様子はなかった。
どこか釈然としない気持ちを抱えながら、エカチェリーナは務めを終える。アレクサンドルと別れ、夜を迎えて自室に戻ると、すぐにオルゴールを手に取った。
オルゴールは音を奏で、鏡にアレクサンドルの姿を映し出す。エカチェリーナが鏡に近づくと、アレクサンドルも一歩近づいた。
「サーシャ!」
「カーチャ」
名を呼び合う、どちらともなく鏡越しに口づけ合う。鏡に寄りかかり見つめるエカチェリーナに、アレクサンドルが目を細めて笑いかけた。
「早かったですね」
「だって……」
「そんなに、昨夜の続きがしたいのですか?」
エカチェリーナは顔を真っ赤にして黙り込む。なにも答えなかったが、肯定しているのも同じだ。そんなエカチェリーナに、アレクサンドルは鏡に顔を寄せてささやく。
「脱いで」
エカチェリーナはまぶたを伏せると、小さくうなずいた。ネグリジェを脱ぎ、下着に手をかける。鏡越しにじっと見られて恥ずかしさを覚えながらも、ゆっくりと下着を下ろした。
「……サーシャも、脱いで」
「もちろん」
アレクサンドルは躊躇なく、すべてを脱ぎ捨てる。お互いに一糸まとわぬ姿で、鏡越しに向かい合った。
「とてもきれいだ」
アレクサンドルは手を伸ばし、鏡に触れる。鏡に隔たれ届かない大きな手に触れられたらと思うと、エカチェリーナは胸の高鳴りが止まらなかった。
「……あなたも、きれいだわ」
エカチェリーナも無意識に手を伸ばしていた。太い腕に、熱い胸板に、割れた腹筋に触れたい。その願いは叶わないが、少しでも近づけたらと鏡に体を寄せる。アレクサンドルも体を寄せ、再び二人は口づけあった。
「ねえ、サーシャ……あなたの、その……それを、私が咥えるのよね」
「ええ、そうです」
「でも……あなたの、とても大きいわ。咥えられるの……?」
その問いにアレクサンドルは笑い出した。首をかしげるエカチェリーナにアレクサンドルは笑いを堪えながら口を開く。
「聖女さまが咥えるだなんて、卑猥な言葉を……ふっ」
「あっ、あなたが言ったんじゃない……!」
エカチェリーナは顔を真っ赤にしてアレクサンドルをにらんだ。知識のないエカチェリーナにはそれが卑猥だなんて思わなかったのだから、仕方がない。
「そうですね。いまのままだと、咥えてもらうのは難しそうです」
「じゃあ……」
「だから、カーチャの口をゆるめないといけませんね」
エカチェリーナは思ってもみなかった答えに目を丸くする。アレクサンドルは笑みを浮かべながら言葉を続けた。
「ゆるめるって……どうやって?」
「カーチャの体に触れて、気持ちよくなってもらいます」
「気持ちよく、なる……?」
「そう。気持ちよくなれたら、カーチャの口はぬれて、ゆるんで、私を咥えられるようになります」
「……咥えたら、どうなるの?」
「これであなたの中をこすって、奥を突いて、もっと気持ちよくなるんですよ」
エカチェリーナはごくりと唾を飲む。エカチェリーナがまったく知らない、未知の世界だ。
「それは……サーシャも、気持ちよくなるの?」
「ええ。二人で、とても気持ちよくなるんです」
エカチェリーナは下腹部が熱くなるのを感じる。ふと見れば、アレクサンドルの逸物は雄々しく反り勃っていた。
「それ……」
「……また、先走ってしまいましたね。あなたに咥えてもらうために、こうなるのですよ」
アレクサンドルは少し照れくさそうに目をそらす。エカチェリーナはそれを咥える自分を想像し、体を熱くさせた。
「カーチャ」
「……っ」
アレクサンドルの声にエカチェリーナはびくりと体を震わせる。細められた目がエカチェリーナをとらえ、真っすぐ見つめていた。
「触れられたらいいのに……あなたに触れられない」
鏡の中のアレクサンドルの手はエカチェリーナに届かない。
「……だから」
アレクサンドルはほほ笑み、ゆっくりと、静かな声で告げた。
「あなたの手を私の手だと思って、私の言う通りに」
エカチェリーナは熱に浮かされたように、ぼんやりとした頭でうなずいた。
「目を閉じて」
視界にはなにも映らなくなり、脳内に室内を思い描く。鏡の中にしかいなかったアレクサンドルが、すぐそばに立っていた。
アレクサンドルの手がエカチェリーナの体を這う。大きな手がエカチェリーナの胸を包み、やわやわともんだ。
「ん……」
ぴんと立った桃色の頂きを、アレクサンドルが指でそっとつまむ。少し固くなったそれをこりこりとこねられ、エカチェリーナはくすぐったさを感じた。
「サーシャ、くすぐったいわ……」
「繰り返していれば、ここでも気持ちよくなれますよ」
アレクサンドルは手を離し、小さく笑った。エカチェリーナがゆっくりと目を開くと、鏡の中のアレクサンドルが目を細め、低い声で次の指示を出す。
「脚を開いて」
「あ……」
エカチェリーナはその言葉に従い、座り込んで膝を立て、脚を開いた。
「もっと開いて、よく見せて」
「……っ」
恥ずかしいと思うのに、エカチェリーナはアレクサンドルの言葉に従ってしまう。目を閉じると、エカチェリーナの対面に座ったアレクサンドルが手を伸ばし、彼女の秘裂に触れた。
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