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ね、鷲見さん、声聞かせてよ
「なん、……なに」
へろへろのカラダでろくに抵抗もできず、やわらかいベッドに落とされる。足首の拘束は解かれたが、今度は太ももとふくらはぎを重ねるように縛られた。更に膝に通した紐をベッド上部のポールに結ばれて、開脚の姿勢に固定される。
「えっ、や、まじでなに、っ」
「あ、パンツ脱がしとくの忘れた」
足の間に腰を下ろした馬渕が言うと、烏丸がカッターナイフを渡した。鈍く光る切っ先に、おもわず身がすくむ。
「あ、こら。痛くしないんで、暴れないでくださいよ」
「っ……、」
下着の両サイドがカッターの刃に割かれ、そのまま取り上げられる。え、おれ、ノーパンで帰んの?ふと不安がよぎるが、いまはそれどころではないはずだった。
「上も切る?」
「や~シャツはほら、この方がエロくない?」
兎谷は鷲見の頭上にあぐらをかいて、鷲見の肩をずるりと引き寄せ自分の足の上に乗せた。アンダーシャツを鎖骨までめくりあげて、露出した乳首を摘みあげる。
「ひんっ……!」
「ね、乳首も触りやすい」
罰ゲームって、またそこをいじられるのか?先程あたえられた快感を思いだして身震いするも、兎谷は呆気なく手をはなした。横に腰をおろした烏丸が、鷲見の不安に答えるように口を開く。
「罰ゲームは手マンです。今度はおれたちが満足するまで続けるんで、無理、とか、だめ、とか言ってもぜんぶ無視しますからね」
「……は? てっ、や、おれ、手マンできる場所ねえよ」
「それはさすがにかまととぶってません?」
馬渕が鷲見の尻穴に触れる。「前立腺マッサージとか、聞いたことないっすか?」と問われるが、いやちが、ちがう、もっとそもそもはなから、
「まっ、まてまてまて、まじでまて! おまえらなんかっ、なんかおかしいぞっ、なに、なんでっおれに、こんなっ」
三人は一度顔を見合わせてから、また鷲見に視線を戻した。
「おれにこんな、なんですか?」
「こんなっ、……え、えろいことばっかすんの?」
「端的にいえば鷲見さんがエロいからっすね」
「は!!?」
「もういいですか? さっき触れなかったせいでムラムラしてんすよね」
「いやっなにもよくなっ、ッ!」
身構えるよりもはやく、ローションをまとった指先がぬるんと入りこんだ。
「……ぅぐッ、っ……」
「鷲見さん、力抜いて。リラックスしないときもちよくなんないすよ」
「な、んねーよっ、ばかっ、ッも、抜けっ……!」
「あー、否定しちゃうと後から恥ずかしいの自分っすよ?」
ぐにぐにと中を荒らされる。馬渕は一度指を抜き、ローションを足してもう一度挿しこんだ。圧迫感と不快感しかない。きもちよくなんてなるわけない。そう高をくくるも、後穴がほぐれ、二本目の指が入るころには鼻を鳴らす余裕もかき消えていた。
「鷲見さん? なんで唇噛んでんの?」
「っ、っ……!」
「声出そう? ほら、ここだろ」
「……ッ────!!」
「はは、わかりやす」
きつく眉間を寄せて、必死に抗い悶えるさまを笑われる。馬渕は指の腹で内壁のしこりをぐいぐいと押し上げていた。ちょうどペニスの裏にあたる部分。そこを押しこまれるたびに腰が砕けそうな感覚が走る。熱いものが奥から溢れだすような、なにか漏れだしそうな危うい快楽。未知ゆえに耐えようがなく、刺激される度に頭がパチパチと白く弾けるほどだったが、それを表に出さまいと鷲見は奥歯を噛み締めていた。
「っ、ッ……ふぐっ、う、ぅっ」
「耐えてんのもおもしろいんですけど、普通にちんこたっちゃってますからね。なんも隠せてないッスよ」
「……んん゛っ、ッ……!」
あくまで優しく、一定のリズムで性感帯を指の腹に叩かれる。それはまるでここがきもちいい場所なのだと教えこむような愛撫だった。先程までの暴力的な快感とは異なる、しかし確実に腰元に溜まっていく快楽の火種に対して陰茎はふるふると先走りを零していた。
「すごくきもちよさそうな顔してる。ね、鷲見さん、そろそろ声聞かせてよ」
「ッ、ッん゛………!!」
手持ち無沙汰の兎谷がさわさわと耳を撫でる。強張った体をほどくような愛撫を散らそうと頭を振ろうとしたところで、後孔の性感帯を揃えた二本の指先に押しこまれる。
「……っ、ふ、……んっ、んんん゛ッ……!!」
「なかヒクヒクしてきた。そろそろイきそう? いいっすよ、ほら、きもちいいのに集中してください」
「……っ、っ!!」
「ね、きもちいい、きもちい~」
「んぅッ、ッ…………っ~~~~~」
そんなところでイけるわけない。イけるわけなんてない、のに、
「っ、ア゛ッ…………!!!」
快感を生むしこりを押し込んだまま揺さぶられ、ついにその奥で熱い快感が弾けた。
「っ……っひ、ア゛、ッ────♡」
尻穴がぎゅうう、と馬渕の指をしめつける。不自由なからだをビクビクと震わせながら鷲見は強制的に叩き込まれた絶頂に戦慄いた。
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