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28. 魔獣の森合宿⑤ 〜ヘンリクスside
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「ユリ、そっち行ったよ」
「オッケー。………はい、捕獲完了ー」
ユリアンナとオズワルドが素晴らしい連携で小型魔獣を捕獲する様子を、ヘンリクスは呆気に取られた表情で見つめていた。
サバイバル演習の食料調達のために小型魔獣の狩りに出たのだが、あっという間に4日分の食料が確保できてしまった。
「はぁ……何度見てもお二人はすごいですね」
ヘンリクスが間の抜けた声を出すと、オズワルドが捕まえた魔獣をヘンリクスに差し出す。
「ただ捕まえただけだ。これを捌ける君の方がすごい」
真顔でそう答えるオズワルドからは嫌味な感じがせず、真剣にそう思っていることが伝わってくる。
ヘンリクスは褒められたことにじんわり感動しながら、差し出された魔獣を受け取る。
「……僕は元は平民ですから。ある程度のことはできますよ」
「あら。私はさすがに魔獣を捌くのは無理だけど、魚ぐらいなら捌けるわよ。ちなみに料理も得意なんだから」
ユリアンナが気を許した人にだけ使う崩した口調で、得意げに胸を張る。
それを聞いたヘンリクスは、意外そうな顔をする。
「えっ!ユリアンナ様は、料理ができるのですか?公爵家のご令嬢なのに?」
その言葉に、ユリアンナとオズワルドは顔を見合わせ、ユリアンナはヘンリクスに向き直りゆっくり口を開く。
「……あのね、ヘンリー。オズにしか話していない私の秘密を、貴方にも教えるわ。これは誰にも言っちゃダメよ」
(えっ………怖いから聞きたくないな)
咄嗟にヘンリクスはそう思ったが、「聞きたくありません」と言える雰囲気ではない。
顳顬に汗が伝い、ゴクリと喉が鳴る。
「………私……実は、前世の記憶があるの。前世は庶民だったのよ。だから料理ができるの」
思ってもみなかったユリアンナの告白に、ヘンリクスの口がポカンと開く。
だって、「前世の記憶がある」などという突飛な話を、一体どう信じれば良いというのか。
「それとね。私、未来視ができるの。私は将来この国を出て平民として生きるのよ」
そんなことまで言われたら、最早ヘンリクスは何と答えて良いのか皆目見当がつかない。
助けを求めるようにオズワルドを見るが、オズワルドは全く表情を変えていない。
「あはは。ヘンリー、困ってるわね?でもね、これは本当のことなの。オズも最初は疑ってたけど、今は信じてくれてるわ」
「……信じざるを得ない状況だったからな」
オズワルドの答えを聞いて、ヘンリクスの中で先ほどの突飛な話が俄かに真実味を帯びてくる。
「あの……どうしてそんな重要な話を、僕に聞かせてくださるのですか?」
ユリアンナが言うには、今の話を知っているのはオズワルドだけらしい。
そんな重要な話を、しがない子爵子息のヘンリクスにする理由が分からない。
「どうしてって……私が国外に出た時に色々助けて欲しいからよ。ああ、別にお金とかモノとかを集ろうとは思っていないわ。ただ、アイゼン商会の伝手で色んな国の情報が欲しいだけよ」
『アイゼン商会』はアイゼン家が叙爵するきっかけとなった国内最大規模の商会で、その商圏は国内に留まらず世界中に拡大している。
ただの小規模な商店であった『アイゼン商会』を一代で世界規模に育て上げたヘンリクスの父親は天才的な商才の持ち主と言える。
「外国の情報ですか……。確かにそれなら、僕は適任かもしれませんね」
ヘンリクスは自分がユリアンナに声をかけられた理由に納得する。
「ヘンリーは外国に行ったことは?」
「もちろんありますよ。小さな頃から父親に連れられて、色んな国を回って生活していましたから。イビアータ王国に住み始めたのは子爵位を頂いてからなので、実は結構最近なんです」
「素晴らしいわ!それなら、色んな国の言葉が喋れるわよね?よければ私に教えてくれない?」
ユリアンナに教えを乞われ、ヘンリクスは戸惑う。
なぜならばユリアンナの成績は全体の半分より下、いつも赤点ギリギリだからだ。
「第二王子の婚約者のくせに成績が悪く、その人柄は傲慢で癇癪をすぐ起こす」とのユリアンナ評を思い出す。
(大体、教えても覚えられるのか?覚えられないと癇癪を起こして当たられたりしないよな………)
不安そうなヘンリクスの表情で考えていることを察したのか、オズワルドが口を開く。
「……心配しなくても、ユリは賢いからすぐ覚えると思うよ」
考えたことがバレてしまったことにヘンリクスは顔を青くしたが、ユリアンナもオズワルドも気分を害した様子はない。
それにオズワルドも至って真顔で、嘘や嫌味を口にしているわけでもなさそうだ。
ユリアンナとオズワルドの関係性を見ていると、ずっと前から知り合いでお互いのことをよく理解しているように見える。
ユリアンナをよく見ているオズワルドが言うのだから、その言葉は嘘ではないのだろう。
「……分かりました。僕が扱えるのは5ヶ国語ですが、それで良いならお教えします」
「5ヶ国語!?すごいわね!ありがとう、ヘンリー」
そう言って微笑むユリアンナを見ながら、ヘンリクスの頭に疑問が湧く。
学園で出回っているユリアンナに対する評価は正当なものなのだろうか?
一緒にグループを組んでからユリアンナとオズワルドの様子を見ていたが、オズワルドは言わずもがな、ユリアンナの魔法の腕も一流に見える。
まず最初にユリアンナがヘンリクスに声をかけた時、普通ならば周りが驚いて騒いでもおかしくない状況だった。
しかしヘンリクスは誰からもその状況について問われることはなかった。
誰もが「ユリアンナがヘンリクスに声をかけた」ことを認識していなかったからである。
後から尋ねてみると、ユリアンナは〝認識阻害〟の魔法を使っていたらしい。
〝認識阻害〟はその名の通り魔法をかけたものが他者から認識できなくなる魔法で、あの時ユリアンナは他の生徒からユリアンナと認識されていない状態だったのだという。
ヘンリクスが誰かとグループを組んだことは分かるが、その相手がユリアンナだとは思われていない。
オズワルドも同様に〝認識阻害〟をかけている。
演習の合間にヘンリクスもそのやり方を習ったが、どうにも習得できる気がしない。
しかしユリアンナはたった一度オズワルドから習っただけで、すぐに覚えたというから驚きだ。
「ユリアンナは超一流の魔術師になれるよ」
というのはオズワルド評。
学園ではユリアンナが魔法が得意などとは聞いたことがない。
それに、ユリアンナの人柄も噂とは全然違うように感じる。
ユリアンナはいつも穏やかで感情の起伏が激しくなく、傲慢や癇癪といった言葉とは全く結びつかない。
もしかして、ユリアンナはわざと誤解させるような噂を流しているのだろうか?
それは、何のために?
この時のヘンリクスにはユリアンナの考えが分かる訳もなかったが、合宿を終える頃にはすっかりユリアンナ信者になってしまっていたのは余談である。
「オッケー。………はい、捕獲完了ー」
ユリアンナとオズワルドが素晴らしい連携で小型魔獣を捕獲する様子を、ヘンリクスは呆気に取られた表情で見つめていた。
サバイバル演習の食料調達のために小型魔獣の狩りに出たのだが、あっという間に4日分の食料が確保できてしまった。
「はぁ……何度見てもお二人はすごいですね」
ヘンリクスが間の抜けた声を出すと、オズワルドが捕まえた魔獣をヘンリクスに差し出す。
「ただ捕まえただけだ。これを捌ける君の方がすごい」
真顔でそう答えるオズワルドからは嫌味な感じがせず、真剣にそう思っていることが伝わってくる。
ヘンリクスは褒められたことにじんわり感動しながら、差し出された魔獣を受け取る。
「……僕は元は平民ですから。ある程度のことはできますよ」
「あら。私はさすがに魔獣を捌くのは無理だけど、魚ぐらいなら捌けるわよ。ちなみに料理も得意なんだから」
ユリアンナが気を許した人にだけ使う崩した口調で、得意げに胸を張る。
それを聞いたヘンリクスは、意外そうな顔をする。
「えっ!ユリアンナ様は、料理ができるのですか?公爵家のご令嬢なのに?」
その言葉に、ユリアンナとオズワルドは顔を見合わせ、ユリアンナはヘンリクスに向き直りゆっくり口を開く。
「……あのね、ヘンリー。オズにしか話していない私の秘密を、貴方にも教えるわ。これは誰にも言っちゃダメよ」
(えっ………怖いから聞きたくないな)
咄嗟にヘンリクスはそう思ったが、「聞きたくありません」と言える雰囲気ではない。
顳顬に汗が伝い、ゴクリと喉が鳴る。
「………私……実は、前世の記憶があるの。前世は庶民だったのよ。だから料理ができるの」
思ってもみなかったユリアンナの告白に、ヘンリクスの口がポカンと開く。
だって、「前世の記憶がある」などという突飛な話を、一体どう信じれば良いというのか。
「それとね。私、未来視ができるの。私は将来この国を出て平民として生きるのよ」
そんなことまで言われたら、最早ヘンリクスは何と答えて良いのか皆目見当がつかない。
助けを求めるようにオズワルドを見るが、オズワルドは全く表情を変えていない。
「あはは。ヘンリー、困ってるわね?でもね、これは本当のことなの。オズも最初は疑ってたけど、今は信じてくれてるわ」
「……信じざるを得ない状況だったからな」
オズワルドの答えを聞いて、ヘンリクスの中で先ほどの突飛な話が俄かに真実味を帯びてくる。
「あの……どうしてそんな重要な話を、僕に聞かせてくださるのですか?」
ユリアンナが言うには、今の話を知っているのはオズワルドだけらしい。
そんな重要な話を、しがない子爵子息のヘンリクスにする理由が分からない。
「どうしてって……私が国外に出た時に色々助けて欲しいからよ。ああ、別にお金とかモノとかを集ろうとは思っていないわ。ただ、アイゼン商会の伝手で色んな国の情報が欲しいだけよ」
『アイゼン商会』はアイゼン家が叙爵するきっかけとなった国内最大規模の商会で、その商圏は国内に留まらず世界中に拡大している。
ただの小規模な商店であった『アイゼン商会』を一代で世界規模に育て上げたヘンリクスの父親は天才的な商才の持ち主と言える。
「外国の情報ですか……。確かにそれなら、僕は適任かもしれませんね」
ヘンリクスは自分がユリアンナに声をかけられた理由に納得する。
「ヘンリーは外国に行ったことは?」
「もちろんありますよ。小さな頃から父親に連れられて、色んな国を回って生活していましたから。イビアータ王国に住み始めたのは子爵位を頂いてからなので、実は結構最近なんです」
「素晴らしいわ!それなら、色んな国の言葉が喋れるわよね?よければ私に教えてくれない?」
ユリアンナに教えを乞われ、ヘンリクスは戸惑う。
なぜならばユリアンナの成績は全体の半分より下、いつも赤点ギリギリだからだ。
「第二王子の婚約者のくせに成績が悪く、その人柄は傲慢で癇癪をすぐ起こす」とのユリアンナ評を思い出す。
(大体、教えても覚えられるのか?覚えられないと癇癪を起こして当たられたりしないよな………)
不安そうなヘンリクスの表情で考えていることを察したのか、オズワルドが口を開く。
「……心配しなくても、ユリは賢いからすぐ覚えると思うよ」
考えたことがバレてしまったことにヘンリクスは顔を青くしたが、ユリアンナもオズワルドも気分を害した様子はない。
それにオズワルドも至って真顔で、嘘や嫌味を口にしているわけでもなさそうだ。
ユリアンナとオズワルドの関係性を見ていると、ずっと前から知り合いでお互いのことをよく理解しているように見える。
ユリアンナをよく見ているオズワルドが言うのだから、その言葉は嘘ではないのだろう。
「……分かりました。僕が扱えるのは5ヶ国語ですが、それで良いならお教えします」
「5ヶ国語!?すごいわね!ありがとう、ヘンリー」
そう言って微笑むユリアンナを見ながら、ヘンリクスの頭に疑問が湧く。
学園で出回っているユリアンナに対する評価は正当なものなのだろうか?
一緒にグループを組んでからユリアンナとオズワルドの様子を見ていたが、オズワルドは言わずもがな、ユリアンナの魔法の腕も一流に見える。
まず最初にユリアンナがヘンリクスに声をかけた時、普通ならば周りが驚いて騒いでもおかしくない状況だった。
しかしヘンリクスは誰からもその状況について問われることはなかった。
誰もが「ユリアンナがヘンリクスに声をかけた」ことを認識していなかったからである。
後から尋ねてみると、ユリアンナは〝認識阻害〟の魔法を使っていたらしい。
〝認識阻害〟はその名の通り魔法をかけたものが他者から認識できなくなる魔法で、あの時ユリアンナは他の生徒からユリアンナと認識されていない状態だったのだという。
ヘンリクスが誰かとグループを組んだことは分かるが、その相手がユリアンナだとは思われていない。
オズワルドも同様に〝認識阻害〟をかけている。
演習の合間にヘンリクスもそのやり方を習ったが、どうにも習得できる気がしない。
しかしユリアンナはたった一度オズワルドから習っただけで、すぐに覚えたというから驚きだ。
「ユリアンナは超一流の魔術師になれるよ」
というのはオズワルド評。
学園ではユリアンナが魔法が得意などとは聞いたことがない。
それに、ユリアンナの人柄も噂とは全然違うように感じる。
ユリアンナはいつも穏やかで感情の起伏が激しくなく、傲慢や癇癪といった言葉とは全く結びつかない。
もしかして、ユリアンナはわざと誤解させるような噂を流しているのだろうか?
それは、何のために?
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